人形町『橋爪』の佐々木さんに誘われて、雪晒しを見学に行きました。
朝9:28発のとき401号に乗り、一路越後湯沢へ。
東京は4月のような上天気でしたが、 越後湯沢の駅前は、きっちり雪景色。 まずは、中島清志さんにご挨拶を。 よろしくお願いいたしまーす! 『塩沢織物研修センター』 いざり機の構造などを伺いながら、 織り出される美しい布を見せていただきます。 女性の多いなか、若い男性の姿も。 100日間の講習を受けて織りを教わります。 それを5年続けて、はじめて一人前なのですって。 とても細い糸で繊細な絣模様を織っていく。 100日かけて、ようやく着尺になるのです。 お昼は、『牧之庵』でお蕎麦をいただきました。 東京者にはワクワクの囲炉裏。 素敵な古民具がたくさんあって…垂涎でした。 中島清志さんとお嬢さん 中島清志さんと『橋爪』の佐々木君枝さん 美味しい天ぷら蕎麦 赤ちゃんの顔ほどもあるおにぎり! 人の背丈よりもある雪が積もっていますが、 これでも例年の半分もないのだそうです。 こちらのお宅で苧績みを見学させていただきました。 苧績み=苧麻(ちょま)という麻の一種から取り出した 繊維を繋ぎ合わせて糸にすることを言います。 こうして出来上がった細い細い糸で、 越後上布が織られるのです。 |
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