3月17日(水) 午前6時からLDで『ザ・ライトスタッフ』の続きを見ようとしたのに、またLDが 止まる。 このLD、いつも止まってしまうんだ〜。今LDの値段は相当安いようだから買い換 えようかな〜。まだ見ていないLD、たくさんあるからな〜。時代は今、DVDだって のにな〜。 午前10時。外苑診療所へ行く。血圧138b96と、血圧好調! ちょっと下が高い。ストレス貯まってるかな? 午前11時30分。嫁と青山界隈を散歩。 いつも行く「穂積」の先に、前から一度入ってみたかったお店に入る。「びすとろ水 瓶屋」っていうのが、そのお店の名前。 この名前から、どんなお料理屋さんを想像する? イタリア料理だよなあ、ふつー。 これがなかに入って、注文した料理が、スタミナ納豆重! スタミナ納豆重というからには、和風割烹料理屋を想像するだろうけど、これがどう もお寿司屋さんらしい。 しかもスタミナ納豆重が出て来て、二度びっくり! ちらし寿司の丸いお重のまんなかに、で〜〜〜ん!と、白いご飯。その下に、なんと! ホタテ、マグロ、イカ、タコ、タクワン、イクラ、白身魚を切り刻んだものが、納豆 とあえて敷かれているではないか! 不っ思議な食べ物〜〜〜〜〜! 味の方はいえば、ちょっと下世話。チープな味。でも働くサラリーマンには、まさに スタミナがつく美味しさ。話の種に食べてみるなら十分な味だ。 食後、外苑一丁目から表参道に向かって、歩く。 表参道に新しく出来た、アニバーサリーとかいうビルを覗く。 すごいねえ! さすが表参道だね〜。 広い店内の、ゆったりした空間に置かれた、ショーケースの中身が、宝石だと思い込 んでのぞき込んだら、これがなんと、チョコレート! ほんまかいな? そうかいな! やるもんだね〜。 ギブミー・チョコレートから、50数年! チョコレートは偉くなったもんだ。 午後12時30分。アニバーサリー・ビルの喫茶でお茶を飲む。 キャラメル・カフェ・オレが美味しかったんだけど、量が多すぎて、残してしまった。 さらに表参道から、原宿へ。あっちへふらふら、こっちへふらふら、いろんなお店を 覗いてまわる。外人さんの陶芸展なんか、おもしろそうだったのに、あまりにも日本的 でおもしろくない。 午後1時。へろへろになりながら、帰宅。 悔しいことに、嫁がLDの電源を押したとたん、LDが直る。 一体なぜなんだ? 何だか人を選ばれているみたいで腹が立つ。絶対買い換えてやる ぞ! 午後2時。レイアウターの野澤ちゃんが来る。 『桃太郎伝説4コマ劇場』の編集作業。 ほとんど全ページの打ち合わせが終了。あとは「野澤ちゃん、がんばってねー!」ま で、こぎつける。 午後7時。天現寺のフランス料理のお店「プティ・ポアン」で、グルメの師匠・すぎ やまこういち先生ご夫妻と食事。 「プティ・ポアン」の北岡さんは、おなじみフランス料理の巨匠。 もう何度もこの日記に登場しているので、覚えてしまった人も多いと思う。明日から 息子さんの結婚式で、フランスへ10日間行くそうなので、食事。よく考えると、ちっ とも理由になっていないのだが、美味しい物を食べるときのスイッチは何でもいい! 例によって、すぎやまこういち先生も、うちの嫁も、「プティ・ポアン」の美味しい フランス料理をデジカメしようとするのだが、つい先に食べてしまって、写真を撮るの を忘れてしまう。 フランス料理は写真映えして、いいんだけどねえ。 それより食い意地のほうが勝ってるグループなもんでねえ。 きょうは、とくに世界三大珍味である、フォアグラ、トリュフ、キャビアをつかった 料理が出て、舌鼓が鳴る、鳴る! いつものように、デザートが出る頃には、前屈みになれないくらい満腹王になってし まう。 さて、食後。オーナーの北岡さんが、虎視坦々と、すぎやまこういち先生におねだり をしようとして、テーブルに近寄ってくる。 先日、私がすぎやまこういち先生に、携帯着メロを直接録音していただいたことは、 もう知っていると思う。 あの日記を読んで、北岡さんは、図々しいことに、もう1曲、先生に録音させようと、 てぐすねひいて待っていたのだ! ちなみに、先日北岡さんが録音してもらった曲は『花の首飾り』ではなく『亜麻色の 髪の乙女』でした。 『花の首飾り』については、あとはでまたとんでもない話に発展する。お楽しみに。 「きょうは帰しませんぞ!」という北岡さんの迫力に、先生も「何の曲を入れればいい?」。 ところが北岡さん、どの曲を録音してもらおうかと悩む。 つい、私が横から「『銀河のロマンス』なんかどうですか?」と口を滑らせて「しま った!」。 北岡さんが、うれしそうに「にやっ」と笑った。 いかん。敵(ライバル)に塩を送ってしまった。 本当は私が入れてほしかった曲だったんだよ〜。 というわけで、『銀河のロマンス』を入れてもらう北岡さん。 あいかわらず伴奏パートまで入った、着メロの本なんかには載っていない豪華な演奏。 さらにここからが圧巻。 北岡さんは、きょうは『花の首飾り』を入れてもらうつもりだったのだが、この曲を 入れるに関して、とんでもないことを、すぎやまこういち先生がしてくださったのだ。 なんと! 私の携帯に、『花の首飾り』の伴奏パートのみを入れて、北岡さんの携帯 に、『花の首飾り』のメロディー・パートを入れて、同時に携帯を鳴らすのだ。 これがきれい! 午後11時すぎとなって、お客さんがほとんどいないところで、携帯電話で時ならぬ、 演奏会。 最後まで残っていた、カップルが思わず、拍手! そりゃ、拍手するよ! 本当に豪華なんだから〜。 すぎやまこういち先生が、2時間以上もかけて、設定してくださったんだよ。この日 記を読んでる人、全員に聴かせてあげたい。 いかん! どうもこの携帯着メロ・シリーズのことになると、横浜ベイスターズ話の ように、とめどなく長くなる。 大人になったら、大人にしか味わえない、最高の贅沢という物があるなあということ を、先日に続いて、再確認して、家路につく。 午後11時30分。帰宅。 ありゃ? iMacの調子が悪いぞ。 なになに? 「次のサーバの場所を見つけられません:plaza2.mbn.or.jp このサーバに対応する DNS項目がありません。 場所(URL)のサーバ名を確認して、もう一度やりなおしてください。」 何言うだ!? 主語はどれだ? 何言ってるのか、さっぱりわからんぞ! 誰か教えてくれ〜! これだからコンピュータはイヤになる。
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