2月28日(日) 午前10時、最古のさくまにあ・戸田圭祐が来る。 さすがに昨日の彦根城登城でへばり切ったのか、戸田圭祐が来るまで私はほとんど起きる ことができなかった。 昨日「M」でいただいた、ふぐカレーを食べる。 戸田圭祐が「なんとも豪華なカレーでんなあ」と感激する。これをお店のメニューにしたら、 儲かりまへんか?という。 おそらく一品8000円の値段がつくんじゃないの?と、私。 グルメ・バカ娘は、さすがに辛くて、苦しんでいる。まだ小学生だ。だったら食うのをやめ ればいいのに、「M」特製ふぐカレーだから、ご飯を増やして、ルーの辛さを押さえる作戦に 出る。 それはいい作戦だが、また太るぞ! 午前11時。戸田圭祐が、グルメ・バカ娘を約束通り、枚方パークに連れて行ってくれる。 戸田圭祐に頼むのは、何だかヤクザの親分が、鉄砲玉の若い衆に自分の子どもの面倒を見さ せるみたいで、嫌なのだが、何しろこの親分は高所恐怖症で、飛行機もダメなら、ジェットコ ースターもダメなのだ。だから子どもが大好きな遊園地に連れて行ってあげられない。という わけで、戸田圭祐の出番なのだ。 午前11時30分。嫁は京都のiMacの調子が悪くて、日記を上げることができないといって、 部品を買いに、寺町へ。 私は、ハドソンの浦さんからチェックが入った新作『桃太郎電鉄』のイベントを見直すため に、『桃太郎電鉄7』をプレイする。 原宿のレコード会社の「新人歌手養成」イベントだ。 このイベントを無理やり発生させるために、えらく時間がかかる。 午後4時。京都市内を散歩。 戸田圭祐とグルメ・バカ娘に、三条京阪で落ち合う。 グルメ・バカ娘は遊園地に行って、ひさしぶりに小学生らしい笑顔である。うれしかったそ うだ。 午後5時。戸田圭祐にごほうびは?というと、必ず「忘吾(ぼあ)」というので、お望み通 り「忘吾(ぼあ)」に食べに行く。 菜の花、タケノコといったものが、料理のなかに入って来て、ますます春が近いことを教え てくれる。 諸子(もろこ)を、七輪で焼くのが、けっこう大がかりで、美味しかった。 忘吾(ぼあ)自慢の炊きたてご飯は、きょうも美味しい。 戸田圭祐は説明がヘタなことで有名な男なのだが、「ふうむ、ふうむ、ふうむ」を連発。よ ほど美味しかったのだろう。この男の「ふうむ」は、美味しいので、言葉に出して他人にその 美味しさを伝えたいのだが、言葉が浮かばなくての「ふうむ」なのである。 午後6時30分。早くお店に入ったので、マンションに戻り、新作ゲームをやる。新作とい っても『マリオ・パーティ』のように、ちょっと前の新作も多い。 私は昨日の疲労が取れなくて、戸田圭祐は、お酒が入ったせいで、気がつくとふたりとも、 ぐーぐー、いびきをかいて寝てしまった。どうもゲームをやると、すぐ眠くなる。 午後8時30分。戸田圭祐が大阪に帰る。 私は明日どこに行こうか、旅の本を開く。どこにも行かないかもしれないが。まだ身体が だるい。寝てしまいそうだ…。
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