2月8日(月) 午前中、雑用をちょこちょこと。 嫁は、税務署さんの3年に一度の調査で奮闘中。 何か税務署が来るってだけで、嫌なものだねえ。夜なんかに、おまわりさんに会うと、悪い ことしてないのに、ぞわぞわするのとおんなじで、税務署も悪いことしてないのに、痛くもな い腹をさぐられるような気がする。 午後12時。中入りで、嫁と税理士の赤根豊くんが戻って来て、近所のてんぷら屋さん「松 林」で食事。イカ定食。揚げ立てを食べさせてくれる美味しいお店だけど、とにかく天ぷらは、 高血圧&糖尿病には天敵なので、しょっちゅう出入りできないのが、残念。 午後3時。『レガイア伝説』を再開。1日休みを入れたら、わからなくて右往左往してたと ころがすっきり! やっぱりゲームは、ゆっくり楽しまないといけないやね。 知ってたはずの宝箱の位置を、無い無いと大騒ぎして、2日間もロスしてしまった。おかげ で、経験値稼ぎができたけど、何で疲れてくると単純なことに気がつかなくなるんだろうねえ、 人間って。 ゲームは1日2時間以内にしよう。でないと解けるものも解けなくなってしまう。 午後4時。2日間を予定していた税務署の調査が、なんともうおしまい。さすが有能税理士 の赤根豊くんだ。立派、立派! 午後6時。税務署終了記念と、先日グルメの師匠であるすぎやまこういち先生ご夫妻に、弟 子である我が家族が推奨した青山の「穂積」をホメていただいたので、そのことを「穂積」の 若いお兄ちゃんに伝えてあげたくて…というのを口実に「穂積」に行く。 すぎやま先生が前回、料理をデジカメで撮ってらしたので、若いお兄ちゃんは料理を作る時 すごく緊張したそうだ。 お店というのはやっぱり常連になるといいものだ。 うちのグルメ・バカ娘が、貝類が嫌いだということを覚えていてくれて、お椀物を、わざわ ざ代えてくれる。 それがタケノコのお吸物だったものだから、横から親が2人、奪おうとする。左手でお椀を 隠して、応戦するグルメ・バカ娘。まったく情けない親子喧嘩だ。 けっきょく娘はちゃんと、タケノコのお吸物をくれた。 お吸物の美味しいこと! ますます私のなかで、このお店のランキングが上昇する。 この水曜日に京都で、土居ちゃん(土居孝幸)、宮路一昭くんと食べた、海老芋の平野屋さ んとおなじ料理が出たんだけど、おつゆからして、数倍上品で、これはそのうち2人をここに 連れて来ないといけないなと思った。 どうして美味しいお店というのは、限りなく日本じゅうにあるんだろう。全部知ってみたい。 この「穂積」は、まったく雑誌に載っていないようだけどと聞くと、案の定、店の方針でほ とんど載らいないとのこと。これだけの味なら、常連客だけでやっていけるだろうなあ。 グルメ・バカ娘も、不動の1位である京都の「M」に、かなりこのお店が肉薄して来ている ようだ。 大人はやっぱり値段が気になるから、「M」の半額で、この美味しさというのは、かなりポ イントが高い。 というわけで、わが家の和風料理ランキングは、京都の「M」と、新宿伊勢丹の正月屋吉兆、 そしてこの「穂積」が、御三家として、同率首位、ゲーム差なしといったランキングになって きた。 以下、 4位・内儀屋(かみや)・西麻布 5位・茂里(もり)・京都 6位・忘吾(ぼあ)・京都 7位・なだ万賓館・新宿 8位・分とく山(わけとくやま)・西麻布 9位・青柳・虎ノ門 10位・菊乃井・京都 さすがに和食は、好きだから、お店の数が多い。 しかも和食は値段が高いから、このランキングを見て、軽々しく行かないほうが幸せだと思 う。最古のさくまにあ・戸田圭祐(花の係長)が、1年に1度6位の忘吾(ぼあ)に行ける程 度だから。 忘吾(ぼあ)は、このランキングの中では、3番目に安いお店だ。わが家の順位は値段じゃ ないから、8位以下でも高いよ〜。 例によって、きょうの料理も美味しかったようで、グルメ・バカ娘のスキップが始まる。 まだグルメ・バカ娘は、風邪が治らなくて、咳ばかりしている。 なんだかまた伝染りそうで怖い。 そろそろしっかり仕事しないと。
(c)1999/SAKUMA