２０１０年５月２５日（火） 午前７時。『桃太郎電鉄ワールド』の仕様書作り。 以前、この日記でデビル系カードを、目的地に着けば消してくれると いう新システムが入ると書いた。 しかし、湯河原のテスト・プレイで、井沢どんすけに否定されてしま った。 「今回、目的地に着くと悪いカードが消えるようになりましたが、これ は結構興ざめ感がありました。 というのは、目的地に入りやすい人というのは、やはり勝ってる人が 入りやすいわけで、その勝ってる人についている悪いカードを消してし まうというのは逆転の要素を消してしまうことになります。 また、「キングデビルどうしよー！ ９９９カードどうしよー！ う わわー！」…というようなゲームの緊張感と楽しみを消してしまってる と感じました」 これがスーパー・テスト・プレイヤー・井沢どんすけの底力なのだ。 石川キンテツ？ 石川キンテツはただテスト・プレイしているだけ。 あ、かりんとまん食べてた。ハハハ！ そんなわけで、この新システムを削除。 その代わり、各地にホスピタル駅を設置した。 デビル系カードを消してくれる駅だ。 マップも変更。 そろそろ荷物をまとめて、でかけないといけないのに、何をやってい るんだろう。 稲垣早希ちゃんにお願いされたならわかるが、キンどん（井沢どんす け＆石川キンテツ）のリクエストのせいだというのが、ちょっと釈然と しない。 午前１０時。京都駅へ。 いい天気だ。 さんざん迷って、半袖のポロシャツ。 毎日何を着て、家をでたらいいのかがわからない。 旅行中の人なんて、どの洋服を持って行ったらいいか悩むよね。 新幹線の発車時間と合わなくて、２０分ほど時間が空いたので、いつ ものように「宝泉」で、京しぐれ。 なおも、ＶＡＩＯを取り出して、仕様書の直し。
午前１０時４２分。京都駅から東海道新幹線のぞみ154号東京行きに乗車。 車中、『桃太郎電鉄ワールド』の物件駅の収益率を変更。 かなり微妙なチューニングができる態勢になって来た。 『桃太郎電鉄・国内編』なら、長年の蓄積で、この物件の収益率は、この 数字であらねばが、定着してる。 でも、「『桃太郎電鉄ワールド』はほちょんど初めて収益率を振るに等 しいから、ひたすらテスト・プレイをくりかえして、適正な数値にまとめ 上げて行くしかない。 午前１１時１８分。名古屋駅で、乗り換え。 名古屋駅のホームに立ったら、後ろから山のような男が！ 何と石川キンテツだった！ 井沢どんすけも。 「いっしょの新幹線だったんすね！」 「しかも隣の車両で！」 「しまった！ はっはっは！」
しまったも何もない。 今朝、キンどん（井沢どんすけ＆石川キンテツ）に連絡して、豊橋駅 で降りろと命じたのは、私だ。 午前１１時２８分。東海道新幹線こだま648号東京行きに乗車。 新大阪と京都で、バラバラに新幹線のキップを買っているので、再び 席はバラバラ。 午前１１時５６分。豊橋駅で、下車。
きょうは、放送作家の小林仁くんが通報してくれたＢ級グルメを食べ に行く。 値段の高い食べ物のときに、キンどんを誘うのはもったいないけど、 Ｂ級グルメなら、まあいいかな？と思ったのだが、誘ったら、あっさり ついてくるというではないか。 本当にあいつら今回もまたノープランで大阪に来ていたんだな。 少し早く来て、美術館に行くとか、変わったお店に行ってみるとかし ないものか。 貧乏なやつほど、お金の使い方が贅沢だ。
「稲垣早希ちゃんに会えただけでも、幸せです」と、井沢どんすけ。 「そういうことを言って、彼女に振られるんだぞ、井沢どんすけ！」 「ダメなんだー。ヤバいなあ！」 午後１２時１５分。駅から、商店街を抜ける。
地方に来ると、歓楽街によく漫画のパロディの居酒屋さんがある。 豊橋にあったのは、『ONE PIECE』。 微妙に似てるのではなく、微妙に似ていない。ハハハ！
「勢川本店」へ。
かなり古い店舗だ。 創業９０年を越える、うどんそば処。
大人気で、かなり広い店内で、２階もあるのに、待たされるくらいの 混雑ぶり。 豊橋市はいま町おこしで、豊橋カレーうどんなるものを構想している。 これが非常に変わっていて、見た目は、ふつうのカレーうどん。 うずらの玉子が３つ乗っているし、刻みじゃないお揚げが乗っている。 そういえば、愛知県はうずら卵の生産で全国シェアの60％を越えて、 第１位だった。 しかも、主産地は、豊橋だ。 これだけでもちょっと変わっているけど、本当に変わっているのは、 ここから。 カレーうどんを食べ進んで行くと、丼の底から、とろろご飯が出てく る！ カレーうどんに、とろろご飯。 これは、おもしろいでしょ？ 一応、豊橋カレーうどんには、ルールがある。 ・うどん麺は自家製麺とする。 ・器の底から、ご飯、とろろ、うどん麺、カレーソースの順に盛る。 ・日本一位の生産量を誇る「豊橋産のうずら卵」を具に使用する。 ・福神漬または壺漬けを添える。 ・愛情を持って作る。
この「勢川本店」は、日本蕎麦屋さんだから、カレーのルーがお蕎 麦屋さん風。 もうちょっと下品なカレールーのほうが、おいしいかも。 Ｂ級グルメだからね。 老舗だから、どうしても上品な味にしたくなっちゃうんだろうね。 でも、カレーにとろろご飯は合う。 Ｂ級グルメになる要素、十分だ。 食べ終えてしまった。 個人的には、路面電車好きなので、豊橋の路面電車に乗りたいのだ けれど、キンどんが嫌がるだろう。 先に帰すのも、おとなげないしなあ。 行きの商店街とは違う商店街から、駅方面に向かう。 そうそう変わったものに出くわすわけがない。 「おまえたちもさー、いつもノープランじゃなくて、行き先を調べて から来いよ！」 「だって急に豊橋って、決まったじゃないっすか！」 「昨日決まったんだから、ホテルで検索できただろ！」 「す、すみません！」 「でも、さくまサン、どうせ豊橋のこと調べあげてるんでしょ？」 「まあね。古い宿場町のわりには、歴史的建造物が少ないんだよ」 「帰りますか？」 「どうせ豊橋は、そのうちもう一度来る予定だから、帰ろう」 午後１時１５分。豊橋駅に戻る。 お土産売り場で「名古屋バウムあったがや〜６個ひゃあとる」と いう変なお菓子があった。 「さくまサン、『ひゃあとる』って、どういう意味ですか？」 「『入ってる』だよ！」 「へ〜！ さくまサン、全国の方言、みんな知ってるんすか？」 「いや、鳥山明くんの名古屋弁はよく聞いていたので、文字面だけ でも、どんな発音になるのかよくわかる」
午後１時３２分。豊橋駅から、東海道新幹線こだま653号東京行きに 乗車。 車中、井沢どんすけと、『桃太郎電鉄ワールド』の打ち合わせ。 「絶好調になる確率が多いと思うんですよ。『桃太郎電鉄2010』と確率 を変えてるんですか？」 「変えてないよ」 「なぜ何でしょうね」 「絶好調にしてくれるカードが増えたせいかもしれない」 「あー、あのカードですか！」 「絶好調カードが多く出るようなもので、合計絶好調回数が多ければ、 やたら出ているような感じがしてもおかしくない」
「石川キンテツ、仲間外れにして、ごめんなっ！」 「やっやっやっや…！」 「やっやっじゃなくて、会話に参加しろよ。『桃太郎電鉄ワールド』の テスト・プレイするだけで何も言わないなら、ＣＯＭキャラのほうが、 役に立つぞ！ おまえがテスト・プレイすることで、ＣＯＭキャラの出 番が１回減るんだから」 「やっやっやっや…！ すみません」 「あ、いかん。またこういうことをいうと、池毅さんに石川キンテツが 私の弟子だと思われてしまう」 「やっやっやっや…！」 「井沢どんすけ、石川キンテツをおまえの弟子にしろよ」 「嫌ですよ。押しつけないでくださいよ！」 「井沢どんすけサン！ うれしそうに言わないでくださいよ！」 「えへえへっ。石川キンテツ、変なやつ！」 新幹線のトイレから戻ったら、通路から微妙にはみ出ている石川キン テツを見て、笑い転げた。
午後３時４０分。終点、東京駅に到着。 「井沢どんすけは、これから神保町の『週刊少年ジャンプ』だろ！」 「はい！」 「石川キンテツは…」 「はい。また明日…」 「あ、ＣＭか…」 「はい。ＣＭの撮影です」 「また石川キンテツに会っちゃうのか。ハハハ！」 午後４時３０分。帰宅。 自宅に戻るの１０日ぶり。 嫁がちょうどでかけるところ。 午後６時。玄関で、声がする。 「さくまちゃーーーん！」 「さくまちゃーーーん！」 「何が、さくまちゃんだよ！」 「さくまちゃーーーん！」 「さくまちゃーーーん！」 まったく私をおもちゃとしか思っていない孫たちの到着だ。 「ジジ、大しゅきー！」 「ジジ、大しゅきー！」 「ジジ、大しゅきー！」と言えば、何でも許してくれると思っている。 そのとおりなんだが。ハハハ！ 午後６時３０分。娘＆孫と、近所の「TO THE HURBS」へ。
照り焼きと海苔のピザに、はちみつ添えのピザ。 キッズ・フライなど…。
「あのね、きょうね。保育園でね。いいことがあったの！」 こののんきな声に、思い切り気が抜けて行く。 午後８時。帰宅。 『桃太郎電鉄ワールド』の仕様書の直し。 この１週間、ＶＡＩＯをずっと叩いて、お風呂に入って、またＶＡＩＯ を叩いての生活が続いている…。 貝塚市・高木明光 …………………… さくまさんこんばんは、大阪の高木明光です。 本日よしもと∞ホール大阪で開催されました『桃鉄やりま〜す！inなん ば』の観覧並びに優勝者へのプレゼンターお疲れ様でした。 日中の大雨で交通機関等が心配でしたが、大きな影響がなくて良かっ たです。 ●さくま「またみんなに私が晴れさせたと言われたよ。でもさすがにあ れだけ洪水注意報見ると、大阪行けないかと思ったよ」 今回のイベントでは、普段より陣内智則さん、シャンプーハット・小 出水さんとよくプレイをされている小籔千豊さんが優勝されると思って おりました。 ●さくま「私もそう思ってたよ」 が、大阪毎日放送の番組『ロケみつ』内の『ブログ旅』で、いつもサ イコロ運の悪さに散々な目に遭っている桜・稲垣さんが、４連続一番乗 りと臨時収入の嵐、最後にはキングボンビーの影響は多少あったものの ぶっちぎりで優勝され、番組での不運が嘘かと思えるくらいのサイコロ 運の良さが凄かったです。 ●さくま「売れっ子芸能人特有のオーラが出ていたね。時限爆弾カード が爆発したけど、もっと後で爆発するんだと思っていたんだって！」 優勝賞品としてサイン色紙・桃鉄グッズを受け取られた際、ＣＭ出演 権を要求してきたのには笑いました。 ●さくま「楽屋で『無料（ただ）でもいいから、ＣＭに出してください』 と言われた。でも吉本の竹下さんが『出演料全部、吉本で、早希ちゃん は無料ならいいですよ！』に、大爆笑！ さすが、吉本！」 また、稲垣さんの活躍に押されてしまい、自ら設定した１分間ルール を超過してしまい、ー２億円ペナルティを受けてしまった小籔さんの恐 怖のぼやきの数々、西田さんの物件駅で全ての物件が所持金以上の時の 「あ、高い…」、貧乏神が憑いたプレイヤーに狙われた時の「え〜」の つぶやき等、普段のプレイ時に出ると思われるリアクションが面白かっ たのです。 ●さくま「小籔千豊くんは、みんなに聞こえないよなつぶやきもけっこう 言っていた」 ただ、小籔さんのさくまさんを始めとする桃太郎チームの皆様が客席 にいらっしゃるのに「おもろない」「もうやめたい」を連発しますので 怖いです。 ●さくま「バッファロー吾郎の木村明浩くんとおなじこと言ってるので 大笑いだった！」 また、司会・解説をされたギャロップ・林さんのキングボンビーの悪 行を受け、「いい大人が１０時間かけて積み上げたものを５分で潰す」 等のコメントも面白かったです。 ●さくま「稲垣早希ちゃんが、『もー、最悪やー』と、『ロケみつ』と おなじセリフをいうのが、おもしろかった！」 今回は早々にチケットが完売し、残念ながら来場することができなか った『さくまにあ』の皆様もおられるかと思いますので、 また定期的 に開催して頂きたいです。 ●さくま「いつも競合の桃鉄芸人の対戦ばかり見ているので、昨日のは 新鮮だった。あのくらいのレベルの対戦のほうが、ほのぼのとしていて いいね！」 次回は是非バッファロー吾郎・木村さんのプレイを生で拝見したいで す。 ●さくま「木村明浩くん×キンどんは、ぜひ見たいよ！」 終演後、桃太郎チームの皆様のお姿がありませんでしたので、もう出 られたかなと思いながらなんばグランド花月の裏を歩きますと、宮本さ んのタクシーが停車しておりましたので、楽屋を出られた際にご挨拶す ることができよかったです。 ●さくま「名探偵だ！ 高木明光くんの初めてもスーツ姿を見ることが 出来て、私も得した気分だ」 桃太郎チームの皆様、宮本さん、大阪までの遠路お疲れ様でした。 ●さくま「いろいろまた勉強になった。またやってほしいなあ！」 大阪市・高野文孝 …………………… さくまさん、こんにちは、高野文孝です。 「桃鉄やりま〜す！inなんば」お疲れ様でした。 昨日は久し振りに桃鉄イベントに参加させていただき、楽しい時間を 過ごさせてもらいました。 ●さくま「高野文孝くん、来てたんだ。気づかなかった。ごめん！」 小籔さんが最初に、１分経過で罰金２億円な ってルール決めたもの の、度々時間オーバーする稲垣さんに対しては「可愛いからええねん」 ってことでうやむやになってましたが、圧勝の稲垣さんの勝負強さはお 見事でした！ ●さくま「小籔千豊くん、根がやさしいからね」 西田さんのサイコロの出目も悪くいつまでたっても琵琶湖周辺をう ろうろ…、あまり見せ場がありませんでしたが、１回は目的地に入れた のでよかった。 ●さくま「もっと笑い飯の西田幸治くんが、場を荒らしてくれると思っ た」 稲垣早希さんは、ＣＭゲットなるか、若しくは桃陣出演なるか、とい うレベルになってるのではないでしょうか？ 女性枠も狭き門になってきて今後が楽しみです。 ●さくま「『桃陣（ももじん）！』は、予算がかかるからなあ。また復 活させたいけどなあ…」 河内長野市・ももたぽ ………………………… さくまさん、こんにちは！ 昨日は「桃鉄やりま〜す！inなんば」お疲れ様でした☆ 実は、奇跡的にチケットが２枚取れたので妹と観に行ってました。 ●さくま「えー、来てたんだー！」 私達は客席後方の雛段の一番上にいたので、開演直前に入ってこられ たさくまさんを始め、桃鉄チームの皆様を見て感激していました。 大きなキンテツさんが椅子を１人で２つ使われていたように見えまし たが、それにも感激しました（笑）。 ●さくま「お相撲さんは、飛行機の座席ひとりでふたつつかうからね」 プレイ中は、早希ちゃんの「１」がよく出るところや、西田さんの エアプレンボンビーがなんばに着いた奇跡、やさぐれていく小藪さんも 面白かったですね〜☆ 最後はさくまさんも舞台上に上がられ、初めてさくまさんの優しいお 声も聞けて感激でした。 ●さくま「ありがとう！」 またこのようなイベントがあれば観に行きます♪ ●さくま「東京のよしもと∞ホールでも、やってくれないかなあ」
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