2010年5月19日(水)


 午前5時30分。温泉に入る。
 テスト・プレイで痛めた背中も、温泉のおかげで、すっきり。

 午前6時。温泉に入った後は、至福の二度寝。ZZZ…。

 午前8時。試験的に、『桃太郎電鉄SHIZUOKA』のマップを作り始めて
みる。
 熱海から南に向かって、伊豆急行の沿線マップ作り。
 なまじ伊豆半島に詳しくなってしまったので、あそこもここも物件駅
にしたくなる。
 西伊豆は、電車が通っていないけど、かつて西伊豆の路線計画を参考
に作ってみよう。
 いざマップを作り始めると、まだ取材していない場所が浮き彫りにな
って、取材したい場所が増えて行く。

 午前11時。雨が降ったりやんだり。

 嫁と、熱海銀座の「ナチュラル」へ。  土居ちゃん(土居孝幸)と、待ち合わせ。

 全員、スープランチ・セット。

 実は、土居ちゃんがいま『土居孝幸イラストレーション・ワークス(仮)』 というイラスト集を作っている。 『週刊少年ジャンプ』とおなじサイズの本で、160ページ。3000円 を予定している。 『桃太郎電鉄』用に描いたイラストや、『ジャンプ放送局』時代の絵も 収録される。  8月に発売を予定しているので、また近くなったら、続報を告知する。  で、イラスト集のなかで、対談が2本入る。  ひとつは私とで、もうひとつは「土居孝幸×堀井雄二」。  きょうはこの「土居孝幸×さくまあきら」の対談の取材が入る。  午後12時30分。湯河原の家へ。  ほどなく、取材陣が到着。 『土居孝幸イラストレーション・ワークス(仮)』の版元になる樹思社 のメンバー。  樹思社の社長というより、『月刊OUT』の編集長・大徳哲雄と言っ たほうが、喜ぶ人も多いだろう。  今回、大徳哲雄くんが、この本のプロデューサー。

 カメラマンが、これまたなつかしい人を連れて来てくれた。 『ジャンプ放送局』時代の、カメラマン・新美宏昭くんだ。 『週刊少年ジャンプ』の漫画家さんの写真などを撮っている何人かのカ メラマンのひとり。  ほかには、樹思社の望月誠(36歳)くんと、山下貴弘(35歳)くん。  ふたりとも、まさに『週刊少年ジャンプ』の黄金時代が青春時代。 『週刊少年ジャンプ』にあこがれて、この業界に来た人たちだ。  まずは、桃太郎電鉄資料室で、土居ちゃんと、桃太郎グッズを背景に 写真撮影。

 よく考えたら、雑誌でも、テレビでも、土居ちゃんとふたりきりで、 対談というのは、初めのような気がする。  ゲームを作り始めた頃は、私×土居孝幸×関口和之くんの3人で、座 談会というのがよくあったけど、あの頃も土居ちゃんとふたりきりはな かったとおもう。  それ以前は、絶対、私、榎本55歳、土居ちゃん、横山智佐の『ジャ ンプ放送局』メンバーの座談会だ。

 場所を、リビングに移して、土居ちゃんとの出会いのきっかけから始 めたんだけど、何しろ30年前のことを思い出すので、記憶が非常に曖 昧。 。 「さくまサンに会ったのは、堀井(雄二)さんの紹介ですよね?」 「土居ちゃん、私もずっとそう思っていたんだけど、ひょっとすると、 『週刊セブンティーン』で、それぞれ仕事していたのが、きっかけのよ うな気がする」 「うっ! そ…、そうかもしれない」  あの頃、『週刊セブンティーン』を中心に学生時代の友人たちが、み んないっしょに仕事していたので、記憶がごちゃごちゃなのだ。  堀井雄二、えびなみつる、やまもと一平、大川清介…。  小室みつ子さんも、この時期の『週刊セブンティーン』に出入りして いた。  またこのメンバーが、『月刊OUT』でも仕事をしていたから、やや こしい。 『月刊OUT』で、仕事をしていたメンバーは、堀井雄二、えびなみつる、 柳沢健二(ヤナケン)、イトヒロ、榎本55歳…。  漫画家のいしかわじゅんサンとも、『月刊OUT』で知り合った。

 この『月刊OUT』の編集長の大徳哲雄くんが、立教大学出身なので、 私の後輩になるから、もっとややこしくなる。  大徳哲雄くんの同級生が、『桃太郎伝説』を作ったときの同級生で、 もうひとりの同級生が、『夜のヒットスタジオ』の構成作家で、もうひ とりが、『報道ステーション』の古舘伊知郎で、ひとつ上の先輩が、広 井王子くんになる。  はっはっは! もう全然、わからないでしょ? 「はっはっは! さくまサン! これは相関図を作らないとわからない よ!」と、大徳哲雄くん。 「うん。絶対、無理だとおもう」  とにかく、当時、都内30校の大学の漫画研究会が集まって、なかよ くなっていたので、やたらと、いろんな名前が飛び出す。  午後5時30分。全員で、湯河原の焼き鳥屋さん「鳥助」へ。

 土居ちゃんとの対談を終えたので、大徳哲雄くんwith『月刊OUT』 の話題。

「さくまサン、ONEくんって、覚えてる」 「うん。覚えてる!」 「ONEくんと、広井王子さんが共同経営で作った会社が、レッドカン パニーなんだよ」 「へ〜〜〜、そうなんだ! そういえば、私と広井王子くんは、この 20年間大学の先輩・後輩だと思っていたんだけど、実は同学年だっ たんだよ」 「知ってますよ。広井王子さんは、ボクのひとつ上だから!」 「横山智佐の結婚式以降、会ってないから、このことを広井王子くん に教えてないんだけどさあ!」 「たぶん、広井王子さんは、まだ気づいてないと思いますよ」

 午後7時。全員で、湯河原の家に戻って、「桃太郎電鉄立ちねぷた」 の撮影。

 午後8時。全作業が終了して、みんなが帰る。 「土居ちゃん、また明日ね!」  明日から、桃鉄会議。  あー、キンどん(井沢どんすけ&石川キンテツ)が来てしまう…。 三島市・まるるん ……………………  うわぁ〜、さくまさん今日沼津に来ていらっしゃったんですね!  私も今日はお昼前後に沼津の街中、仲見世商店街辺りに居ました。  お見かけできず残念! ●さくま「ばったりできなかったねー」  桃屋のコッペパンのサンド、上等な味ではないですが、地元民にとっ ては学生の頃から親しんだ味で、 大人になった今でも、時々無性に食べ たくなります! ●さくま「あれは絶対また買いに行くとおもうなあ…」  桃屋のコッペパンは、沼津市内にある富士家製パンという、昭和初期 創業(たしか1925年?)の老舗パン屋さんのコッペパンを使っているそ うですよ。  創業当時から使い続けている、日本で唯一と思われる煉瓦の釜でパン を焼いているんだそうです。この辺の学校給食のパンも扱ってい て、ここのパンで多くの子供たちが育っています! ●さくま「沼津のソウルフードだね!」 伊豆市・ひい ……………………  さくまさん、こんにちは。伊豆市のひいです。  沼津の仲見世に取材に行かれたのですね。  ちょっとビックリです。  最近テレビで沼津特集をやっていて、柿田川公園とか御用邸記念公園 とか沼津港とかを特集していたので、仲見世は盲点でした。  以前ご紹介しました静岡人のソウルフード”のっぽパン”仲見世に専 門店があり、売ってました!  お伝えし損ねた自分も悪いですが、是非食べてほしかったです。 ●さくま「のっぽパンについては調べていたのに、買い忘れた!」  でもご紹介のメンチカツもおいしそうですね! ●さくま「甘いたれというのは、意表を突かれたよ!」  清水はおっしゃる通りですね。  あとは企業として鈴与。  鈴与なくして静岡県は語れません。 ●さくま「清水エスパルスの運営会社でしょ」  エスパルスにも当然関係。(エスパルスの"S"はサッカー、清水、静 岡ですが、実は鈴与の"S"だったというブラックジョークもあるほど)。 ●さくま「それは、おもしろい。私もSだ。混ぜてくれ!」

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*『桃太郎電鉄11』から『桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻』までの名曲だけでなく、 『CR桃太郎電鉄』の挿入歌2曲、若槻千夏の歌うオリジナル新曲1曲を含む、全101曲収録。 101曲の明細はこちらです→http://columbia.jp/prod-info/COCX-36030-1/

桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合! の巻

『桃太郎電鉄公式サイト』桃鉄TVもよろしくね!

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