１０月１６日（木） 午前５時。早く目が覚めたので、「中国・四国地方が日本一クイズ」の 下調べを開始する。 早くも来年６月予定『桃太郎電鉄CHU-SHIKOKU』の準備だ。 午前９時。『とくダネ！』を見ながら、あと１時間ぐらいで出かけな きゃ！と思った瞬間、寝てしまった。ＺＺＺ…。 午前１０時３０分。土居ちゃん（土居孝幸）からの電話で目が覚めた！ でかける準備は出来ていたので、あわてて上着を着て、土居ちゃんを 迎えに行く。 午前１１時。土居ちゃんと、京都駅へ。 井沢どんすけと、待ち合わせ。 午前１１時９分。京都駅から、東海道新幹線のぞみ２１１号新大阪行 きに乗車。 土居ちゃんと、井沢どんすけが「昨日のイル・ギオットーネ、おいし かったねー」と、まだ話している。 よっぽど、気に入ったようだ。 「イル・ギオットーネ」は、ひさびさに、グルメの師匠・すぎやまこう いち先生ご夫妻に紹介してもいいかもと思えるほど、おいしかった。 午前１１時２１分。終点、新大阪駅に到着。 「さくまサン、きょうもいい天気ですねー！」 「きょうはこのあと、仕事の打ち合わせがあるから、快晴だよ！」 気温２５度を越えているらしい。 本当は、新大阪駅で、岩崎誠と待ち合わせしていた。 でも新幹線が満席で、着いたとしても、１１時５０分過ぎだというので 岩崎誠は打ち合わせ場所に直行することに。 岩崎誠のために、時間を変更したおいしいお店に行くので、岩崎誠は悔 しいだろうなあ…。 午後０時。私、土居ちゃん、井沢どんすけは大阪市中央卸売市場の 「ゑんどう寿司」へ 。
おなじみ、ふっくら握りの「つかみ寿司」だ。 ほろっと、崩れそうで崩れないこのお寿司の握り方は、芸術的だよ。 一皿、５〜６個出て来て、黙っていると、わんこそばのように、どん どん出て来る。 もう何回も来ているので「きょうは２皿しか食べないぞ！」と固い意 志で臨んだのだが、一皿、二皿目をぺろりと食べたために、どうしても 三皿目が食べたくなる。
「井沢どんすけ、何枚目？」 「３枚目です！」 「やっぱり、井沢どんすけは、２枚目（ハンサム）じゃなくて、３枚目 か！ ハハハ！」
私も３皿目を注文するが、一部、土居ちゃん、井沢どんすけに食べ もらう。ご飯は、てきめんに太るからね。 午後１時。茶屋町の「阪急インターナショナルホテル」２Ｆの喫茶ル ームへ。 あれ？ プロデューサーの東郷泰樹さんに会うだけと聞いてたけど、 すごい人数で来たぞ！ 毎日放送制作局次長の浜田尊弘さん、制作局制作二部プロデューサー の東郷泰樹さん、ブリッジの牛丸善弘さん、スタッフの女性…。 放送作家の小林仁くん、成田周平くんも。
「あれ？ 成田周平くん、帰っちゃうの？」 「すみません。ボクは挨拶だけで、失礼しないと次が…」 「成田周平くん、売れっ子になったんだってねー！」 「そ、そんなことないです…」 「成田周平くんが参加した番組は、ワンクールで終わるジンクスは返上 だね！ ハハハ！」 「さくまサン、いまや成田周平が参加した番組は視聴率が取れると評判 なんですよ！」 「えー！ 視聴率男だ！」 「いえいえ、そ、そんな…」 「でも、行っちゃうんでしょ？」 「巨匠の小林仁くんを置いていくなんで、すごいぞ、成田周平くん！」 「さくまサンの福の神パワーのせいですよ。成田周平くんまで売れっ子 になっちゃうんだから！」 「そうなのかなあ…」 「さくまサン！ 東郷さんもきょうはぜひ、さくまサンの身体、触らせ てほしいんですって！」 「ハハハ！ いいですよ。私は全然信じてないんですけどね！」 「さくまサン！ 東郷さんは実は、『キング・オブ・コント』の番組作 った人なんですよ！」 「ええっ！ じゃあ、バッファロー吾郎の奇跡を目の前で見ていたんだ。 それは信じちゃうかもしれないね！」 東郷泰樹さんは、３５歳。 思い切り『ジャンプ放送局』世代のど真ん中！ またしても東郷泰樹さんのくちから、真っ先に「錯乱坊主！」の名前 が出た。 すごいよなあ。錯乱坊主！ 毎日放送のプロデューサーさんまで、名前覚えてる。 「さくまサン！ 東郷泰樹さんはダウンタウンの浜田雅功さんの番組や ってるのに、浜ちゃんに会うより、さくまサンに会うほうが緊張しちゃ うんだって！」 「浜ちゃんと、私じゃ比べ物にならないだろう」 「いえいえ！」 「さくまサンだけでも緊張するのに、土居さんまで来たから大変みたい ですよ」 「確かに、私も子どもの頃、手塚治虫さんよりも、『丸出だめ夫』の作 者・森田拳次さんに会ったときのほうが、興奮したからなあ…」
さて、きょうの打ち合わせの本題だ。 『桃陣（ももじん）！』シリーズを長年支え続けてくれた毎日放送の中 井保さんが人事異動で、制作現場から離れてしまったので、この番組の 存続が危ぶまれていたのだが、なんとか続くそうだ。 でも、収録日をどうしたらいいのかが、大問題中の大問題！ いつも冗談半分で、『★桃の陣』シリーズに登場した芸人さん、タレ ントさんは、みんな人気者になっていくと言っていたことが、本当にネ ックになってしまっているのだ。 『★桃の陣』といえば、陣内智則くん、若槻千夏ちゃん、ケンドーコバ ヤシくんの３人が中心であることは疑いがない。 この３人に続くのは、シャンプー・ハットに、野性爆弾、バッファロ ー吾郎だ。 バッファロー吾郎のふたりは、ご承知の通り、『キング・オブ・コン ト』で優勝して、仕事が殺到中！ 野性爆弾は、東京の番組でもよく見るようになったほど、最近の売れ っ子ぶりは、勢いがある。 シャンプー・ハットは大丈夫だろうと思うのは、関東の人。 関西の番組では、シャンプー・ハットは超売れっ子で、東京に来る時 間がないほどなのだ。 これに、前回、前々回から、桃鉄ファミリー入りしたバナナマン、は るな愛ちゃん、桜塚やっくんも、東京のテレビ局でもスケジュールを奪 い合いなくらい売れっ子だ。 とくにいま、はるな愛ちゃんは、全芸能界でいちばんスケジュールが 取れないタレントさんなんだって。 「本当に、『★桃の陣』に出た人、みんな売れちゃいましたよね」とい うブリッジの牛丸善弘さんの述懐の言葉は重い。 牛丸善弘さんはこの６年間、ずっと『★桃の陣』を見て来たからね。 陣内智則くんがいなければ、『★桃の陣』にならないけど、あとのメ ンバーはどうなるか、まったくわからない状態。 若槻千夏ちゃんも、今回こそ復帰させてあげたいしね。 さっき名前をあげたタレントさんがいちばんたくさん出られる日を、 収録日にするということで、話が落ち着いた。 あと内容は、今回『桃鉄』に登場する物件をフィーチュアして、地理 を重視した『平成教育委員会』っぽい番組になるようだ。 実際に収録してみると、『★桃の陣』のことだから、こてこての関西 番組になってしまうだろうけど。 午後４時。私、土居ちゃん、井沢どんすけの３人は、岩崎誠に無理や り阪神百貨店の８Ｆに連れて行かれる！ はっはっは！ 阪神タイガース・グッズ売り場である。
「岩崎誠！ セ・リーグ優勝を逃したショックから立ち直ったの？」 「立ち直ってないけど、せっかく大阪まで来たから、新製品が出てたら 買って帰ろうかとおもって…」 「あれ？ さくまサン！ 何買っているんですか？」 「藤川投手のシャープペンシルだよ！」 「何で横浜ベイスターズ・ファンのさくまサンが藤川のグッズを…」 「本当に横浜ベイスターズ打線は、藤川投手を打てないから、私が藤川 投手（シャーペン）をこきつかって、へろへろにしてやろうと思って！」 「屈折している〜！」 「もうひとり、鳥谷選手のシャーペンも買った！」 「何で、鳥谷選手なんですかー！ 彼は『桃鉄』ファンなのにー！」 「鳥谷選手って、本当によく横浜ベイスターズとの試合で、さよならヒ ット打ったり、３安打すること多いから、これもまた私が鳥谷選手（シ ャーペン）をこきつかって、へろへろに…」
「岩崎誠、もう買い物終了でいいの？」 「いいです。売り場をもう１周すると、さらにグッズ買っちゃいそうだ から…」 「わかるなあ…。しかし、来年の春頃、私は阪神に移籍した三浦大輔投 手のグッズを買いに来るのかなあ…」 「さくまサン！ 本当に三浦大輔投手がＦＡで阪神に来るとおもってい るんですか？」 「本当にそうなったとき、ショックが大きくならないようにいまから、 免疫と抗体を作っているんだよ…」 午後４時３０分。岩崎誠が「イカ焼き食べて行きません？」と言い出す。 「これからすぐ、はりはり鍋のお店に行くというのに、食べるのか？」 でも土居ちゃん、井沢どんすけが食べたことがないとういうので、食 べに行くことに。 「あれ〜〜〜？ どこだったかなあ…」 「岩崎誠、迷った？」 「わからなくなっちゃいました」 「以前は、階段の裏にあったから、そこの裏に行ったところだとおもう」 「さくまサン、イカ焼きのお店の場所まで暗記してるんだー！」 「阪神百貨店のイカ焼きといえば、有名だから食べに来てるよ！」 「どこでも行ってるんだ」 「私はひとくちだけ食べればいいから、井沢どんすけが３人分のイカ焼 きをおごれ！」 「はい！」
「ケチな井沢どんすけクンのおごりですか？」 「そろそろ井沢どんすけにも、お金をつかわすことを覚えさせないとね」 「じゃあ、今夜のはりはり鍋も、井沢どんすけクンにおごってもらおう」 「ひ〜〜〜！ 東京に帰れなくなっちゃいますよー！」 「こいつ現金をほんと、持ち歩かないからなあ！ 貯金ばっかしてる！」
午後５時。土佐堀通りの「むらさき」へ。 メンバーは、私、土居ちゃん、岩崎誠、井沢どんすけ。 「何か、このメンバーだと、東京にいるみたいだなー。放送作家の小林 仁くんが時間あったら、呼べばよかった！」 …と言ったら、岩崎誠の携帯に毎日放送の中井保さんから電話が入っ た。 「みんなで、食事してて、ずるいじゃないのー！ ハハハ！」 「岩崎誠が、製作現場を離れた中井保さんは、もう用済みだって言って ましたよ！ ハハハ！」 「岩崎誠ーーー！」 「言ってませんよー！ ハハハ！」 本当は、中井保さんも誘ったんだけど、会議が長引いていて無理だっ たようだ。 井沢どんすけは、このクジラ肉のお店「むらさき」に来るのは初めて。
ここから、井沢どんすけがいままで見たこともないリアクションを起 こし始める。
「おいしいですよー！」 「これ、うまいっす！」 「はりはり鍋、うめーーー！」 「いくらでも食べられそうですよー！」 「出汁が、うまい！」 「幸せだなあ…」 「すっかり、はまっちゃいましたよー！」 「ほんと、おいしーですねー！」 井沢どんすけは、最近おいしい食べ物に左右されるようになって来た けど、このクジラ鍋に対する井沢どんすけの反応はちょっと異常。 ずっと、にやにや、うなずきながら、うれしそうに食べている。 井沢どんすけの恍惚の表情を、写メで石川キンテツに送る。
石川キンテツから返信が来た。 「井沢さん、すごいご満悦じゃないですか！ 井沢さんのこんな満面の 笑顔、青森の夜でしか見たことありません」 それにしても、本当にこんなにクジラ鍋を井沢どんすけがうれしそう に食べるとは、驚きだ。 午後７時３０分。全員、満面の笑みで、タクシーに乗り「新大阪まで！」 と言ったとたん、個人タクシーの宮本さんから、メールが入る。 「そろそろ京都にお帰りですか？」 「うひゃあ！ 宮本さん、どっかで見てるのかなあ！」 「すごい、タイミングだ！」 午後７時４５分。新大阪駅へ。 岩崎誠と、井沢どんすけは、東京までのキップを買いに「みどりの窓 口」へ。 午後８時。私と土居ちゃんは、東海道新幹線Ｎ７００系のぞみ４８号 東京行きに乗車。 午後８時１５分。京都駅で下車。 午後８時３０分。個人タクシーの宮本さんの車で、京都のマンション へ。土居ちゃんは恒例のホテルに帰る前に、必ずコンビニに寄っていく。 明日、私と土居ちゃんは、取材旅行をしながら、東京に戻る予定。
★アマゾン、ＨＭＶ、タワーレコード、新星堂などで予約できます！！！ ※告知サイト『旅〜僕たちの風景』テツandトモ（試聴もできます！）
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
◆さくまNEWS◆
◆『桃太郎電鉄20周年--DS--』のHPです！ NEW! NEW!
◆『桃鉄物産館』のPC版HPオープンです！ NEW! NEW!
◆『桃太郎電鉄20周年』のHPです！ NEW! NEW!
＊モバイル版桃太郎電鉄（i-mode EZweb Y!ケータイ）の入り方、20周年記念グッズなどの情報もこちら！
◆『歌合戦〜桃太郎電鉄２０周年記念ＣＤ』 NEW! NEW!
１：それいけ！桃鉄〜紅白バージョン 作詞・さくまあきら 作曲・池 毅 歌・陣内智則
２：怪傑ペペペマンの歌 作詞作曲・関口和之 歌・安田大サーカス
３：ボンビー・モンキーだモーン！ 作詞・小室みつ子 作曲・池 毅 歌・若槻千夏
４：キングボンビー賛歌 作詞・さくまあきら 作曲・関口和之 歌・ケンドーコバヤシ
５：菜の花鉄道 作詞・小室みつ子 作曲・関口和之 歌・テツandトモ
＊amazon ＊セブン アンド ワイ ＊ツタヤ オンライン ＊セゾン ミュージック 他でも予約できます！◆『桃鉄物産館』が、Au、SoftBankでも利用できるようになった！ NEW!
『桃鉄物産館』への入り方は、こちら↓
・DoCoMo
iメニュー⇒メニュー/検索⇒ゲーム⇒テーブルゲーム
⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館
・Au
EZトップメニュー⇒カテゴリで探す⇒ゲーム
⇒パズル・テーブル⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館
・SoftBank
メニューリスト⇒ケータイゲーム⇒パズル・テーブル
⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館
●携帯コラム、はじめました！（QRコードができました）
インデックスさんの携帯向け着信メロディ配信サイト「速報 Musicサーチ」で
さくまあきらが人生を変えるほどの影響を受けた人たちを紹介するコラム
「さくま式スゴログ」を配信しています。
「速報Musicサーチの」への入り方はこちら↓
【検索】
携帯サイト検索から、「速報Musicサーチ」または「スゴログ」で検索
【imode】
iMenu→メニューリスト⇒着信メロディ/カラオケ⇒J-POP→速報Musicサーチ
【EZ】
au one→カテゴリ（メニューリスト）⇒着信メロディ⇒J-POP⇒速報Musicサーチ
【SoftBank】
Yahoo！ケータイ→メニューリスト⇒着うた・ビデオ・メロディ⇒着信メロディ ⇒J-POP・インディーズ→速報Musicサーチ
□情報料：月額52円・94円・315円・525円(税込)のコースから選択
どのコースでも「さくま式スゴログ」は読むことができます。
-(c)2008/SAKUMA-
