9月29日(月)午前10時30分。青森ワシントンホテルの1F「シャンゼリゼ」に、 集合。 メンバーは、私、嫁、土居ちゃん(土居孝幸)、青森県観光推進課の 斉藤直樹さん、岩崎誠。 「さくまサン! ほら、こんなにいい天気!」 「ハハハ! きょうはお仕事だからね!」 「八戸のにしおかすみこサンのサイン会も、直前まで大雨だったけど、 さくまサンから、もうすぐ八戸の携帯メールが届いたんで、晴れるな! と思いましたよ!」 「本当に、八戸に着いたら、晴れた!」 「きょうも陽射し、強いですよね!」 確かに、昨日よりも、一昨日よりもいい天気だ。 きょうはこの5人で、あちこち回る。 午前11時30分。みんなでアスパム方面に向かって歩いて、「まる かいラーメン」へ。
メニューは、醤油の中と、大のみ。
斉藤直樹さんが<大>で、あとは全員<中>。 「そういえば、斉藤直樹さん、一時期毎日のように、まるかいラーメン 食べてましたけど、最近食べてないですよね?」 「食べ過ぎて、太っちゃったんですよ! はっはっは!」 「斉藤直樹さん、おつゆまで飲み干すからだ!」 「そうなんですよ! はっはっは!」
お先に いただきま〜〜す! 飛び魚の煮干をつかった、まるかいラーメンは、独特の臭いがするの で、大好き!という人と、受け付けないという二派に必ず分かれる。 私も、斉藤直樹さんも、大好き派。 予想通り、土居ちゃんも岩崎誠も本日、大好き派に仲間入り。 「すごいね! お客さんでいっぱいだ!」 「この時間から混んでるってすごいな!」 「このラーメンは、好き嫌いが強烈に分かれるから、熱狂的に大好きな 人も多い。好きな人だけ集まれば、これだけの集団になる」 午後0時。「JALシティホテル」の喫茶室で、コーヒー。
11月22日(土)のテツandトモ青森アスパム・ライブについて、 斉藤直樹さんと打ち合わせ。 アスパムのほかにも、大型スーパーでもライブが出来ないか?という 話題も出る。 午後1時。「東奥日報」新聞社へ。 いつも私が青森にイベントで来ると取材してくれる安達一将くんは、 実は事件担当のいわゆる事件記者なのだが、この日記を毎日読んでくれ るほどのサクマニアだ。
今回も、『桃太郎電鉄20周年』とテツandトモのCD『旅〜僕たちの 風景』のキャンペーンに来たら、真っ先に取材してくれることになった。 取材が、1本。 もうひとつは夕刊の人物紹介特集で、カラーで大きく私を取り上げて くれるそうだ。ありがとうございます! こっちのカラー特集のほうは、青森の魅力を語ればいいので、べらべ らしゃべりだして、止まらなくなってしまう。 青森に関しては、東京でも会う人みんなに、青森の魅力を語っている ので、特別何を話せばいいかと考えずに、ふだんしゃべっている話をす るだけでいい。 インタビューは、社会部の松林拓司さん。
『桃太郎電鉄20周年』のインタビューでは、今回青森県の物件駅が、 9つもあることを伝える。 だいたい1県あたり、3駅が平均だ。 土地の広い北海道を除けば、青森の物件駅の9つは、あきらかにひい きのしすぎ。 岩崎誠が、自慢たらたら、頭テカテカで、『桃太郎電鉄20周年』の 最新ロムを、安達一将くんに見せびらかす。 「えっ? 揚げ鯛焼き屋の収益率が、500%ですかー!?」 「今回、増資が無いので、揚げ鯛焼き屋は、500%になってしまった」 「ほかに500%の物件あるんですか?」 「無い! 揚げ鯛焼き屋だけ!」 「何でそんなに多いんですか?」 「うちのお客さんが、誰かしらひとりは、毎月五所川原の揚げ鯛のお店 に行っているんだから、収益率を上げるしかないでしょう」 テツandトモのCDも、まずジャケットに驚かれる。 表のジャケットは顔だけなので、なかに入っているふたりの全身写真 も見せる。 ここで「おお!」と驚かない人は、まずいない。 『青森にて』を作詞したエピソードなども語る。 私のVAIOで、『青森にて』も聴いてもらう。 あまり音がよくないなあ…。 午後3時。青森ワシントンホテルに戻る。 再び、私、嫁、土居ちゃん、斉藤直樹さん、岩崎誠の5人で、検案中 の企画についてあれこれ話し合う。 同時にいくつも斉藤直樹さんと企画しているので、進んでいるものも あれば、暗礁に乗り上げそうなものもある。 企画なんてものは、100個にひとつ実現したら、確率の高いほうだ。 斉藤直樹さんと企画したものは、かなり実現確率が高い。 午後4時。ここで岩崎誠が、飛行機で東京に戻る。 「岩崎誠の代わりに、すずめで大間のマグロを食べてあげるからねー!」 「やめてくださいよー!」 「明日は、土居ちゃんと仙台に寄って、岩崎誠の代わりに大胡椒の仙台 牛を食べてあげるからねー!」 「仙台に寄る? 途中下車じゃないでしょ、それじゃ!」 「明日の朝は、鈴木焼きそばに行ってあげるからね!」 「ほんと、もう! やめてください。今朝、鈴木焼きそば、後藤焼きそ ばの両方が月曜定休と知って、がっくりしたんですから!」 午後4時30分。私、嫁、土居ちゃん、斉藤直樹さんの4人で、歩い て「FM青森」へ。
午後5時からの、あれ? やばいっ。 番組名を忘れた。すみません。 生放送に、私と土居ちゃんが生出演。 パーソナリティは、鈴木耕治さんと里村好美さん。 放送部主任の方の名前は、佐藤孝司さん。 こういう風にここに名前を書いておくと、次に青森に来るときに便利。
FM青森「It's My Radio」 またまた青森の魅力、『桃太郎電鉄20周年』、テツandトモのCD 『旅〜僕たちの風景』の3点セットの話題を、15分ぐらい語る。 最後に、『青森にて』を放送してくれた。 スタジオのいい音で聴くと、うれしいやら、照れくさいやら。 私はいままで50曲ぐらい作詞しているので、自分が作詞した曲をそ の場で聴いても全然恥ずかしくないはずなのに。 嫁に「真面目に作詞したからじゃない?」と言われる。 「あっ! そっか! 私の場合、ギャグは仕事で計算して書くから、全 然恥ずかしくないんだ! 今回の『青森にて』は、真面目に書いたから ラブレターのような気恥ずかしさがあるんだあ!」 午後5時30分。岩崎誠のとって、私たちにいちばん行ってほしくな いお店「鮨処すずめ」へ。
青森に来る度に、しょっちゅう寄っていたお店だけど、ずいぶんひさ しぶりな気がする。 そうか。今年も青森に来ていると思ったら、弘前とサクランボの名川 町で、青森市内ではなかったのだ。 青森市内に来たのは、昨年11月の大間のマグロ祭り以来だったのだ。
いやあ! ひさしぶりに食べる「鮨処すずめ」は、う、う、うまい! このところご飯を減らす食べ方が功を奏して、体重が急激に減ってい たけど、このお寿司はダメだ。 押さえが効かない。 大間のマグロ、食べちゃったよ〜〜〜! くちのなかで、ひょい!という音がして、つ、つ、つ、つ、つ、と溶 けて行っちゃったよー!
「水産国ニッポンに生まれて来てよかったーーー!」 織田裕二さんのモノマネの山本高広さんのマネ。 岩崎誠が大好きなサバの握りも出た。 大間のマグロ、サバ、イクラの写メを岩崎誠に送ってあげることに。
「しかし旨そうに撮りますねぇ。大間良いなぁ〜。明日は写メ禁止です から(笑)」 は〜〜〜? 聞こえんなあ(『北斗の拳』より)! 明日の写メは、鈴木焼きそばからだ。はっはっは! 午後7時30分。青森ワシントンホテルに戻る。 ここ数日間の日記を書き始める。 日記を書きながら、釜石の海宝漬は、次回作があったら入れたいなあ! とか赤字せんべいは、宮古に入れればいいのか? 釜石に入れればいい のか? 大船渡がいいのかで悩む。 私の場合、取材日記はすでに『桃太郎電鉄』の仕事の一部だから、考 えることが多い。 それにしても、ここ数年ずっと青森ワシントンホテルを定宿にしてい るのですっかり居心地がいい。 こっちの身体がホテルに適応してしまっている。
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