８月２６日（火） 午前９時３０分。喫茶店「らぴす」サンで、カフェオレ。 小雨の湿気のせいで、身体が非常にだるい。 午前１０時３０分。帰宅。 『桃太郎電鉄KYUSHU』の物件一覧表作り。 いろんな都市をインターネットで調べると、平成の大合併におけるト ラブルがいっぱい書いてあっておもしろい。 鹿児島県なんか、鹿児島市に次ぐ、第２の人口を擁する都市を作ろう と合併を呼びかけては、市と市が、トップ争いをして、けっきょくどち らかが離脱して、まとまらないことが多い。 その争いの原因が、新しい市に自分のところの旧市名が入らないだの、 市役所が遠くなるだの実にくだらない。 午後０時。嫁と、白金台の東京都庭園美術館へ。
ここは1933年（昭和8年）に建てられた朝香宮（あさかのみや）邸を、 1983年に都立美術館として公開するようになったところ。 第二次世界大戦後は、首相公邸や、国の迎賓館としてつかわれていた そうだ。 その前に、食事。 東京都庭園美術館の入り口の手前にある「cafe 茶洒 kanetanaka」へ。 「茶酒」ではない。 「茶洒（さーしゃ）」と読む。
「kanetanaka」とあるが、あの銀座の政治家が足繁く通う料亭「金田中」 の系列店だ。 私も嫁も、葱塩そぼろ飯と、翡翠麺のセット。
これがおいしかった。 鶏そぼろには、軟骨が入っていて、生卵の黄身だけが、ぽとんと置い てあって、生卵を溶いて食べる。 まさに一流料亭の味を、こんな場所で食べられると思わなかったとい うような味。 ご飯も、翡翠麺も小さいので、私のように小食を心がけない人には、 非常にうれしい。 ふと、気づけば、お店は満員で、お金持ちというより、白金の高貴な 家庭のみなさんでいっぱい。 だから、ご飯の量が少ないんだね。 この方々は、シロガネーゼの上のクラスの方々なんだろうな。たぶん。 私は、センダガーヤ。 午後０時３０分。いよいよ、東京都庭園美術館へ。
きょうの展示は、「舟越桂／夏の邸宅 アール・デコ空間の彫刻、ドロ ーイング、版画」。
舟越桂（ふなこし かつら ）さんは岩手県盛岡市出身の日本を代表する 著名な彫刻家だそうだ。 実は、私はこの人のことを知らなかった。 嫁に言わせると、大変有名な人のようだ。 でも、１９５１年生まれとあるから、私よりひとつ上。 何か同世代に通じるメッセージでも作品のなかから読み取れれば、そ れでいいと思ってきた。 う〜〜〜ん…。何というか…。 妙な胸がざわつく立体像ばかりだ。 ほんのり、嫌悪感すら感じる。 「戦争を見るスフィンクス」といった作品名だから、心地よさを感じる わけがないのだろうが、妙な冷たさとか虚無感を感じる。 『２０世紀少年』、『プルート』の浦沢直樹くんの、しーんとした冷た さだ。いくつかの立体像などは、『プルート』のなかに、ロボットとし て登場しそうだ。 最大の嫌いは「無反応」だから、私のほんのり嫌悪感は、それなりに 私が何かをビリビリ感じているんだろう…。 １０年後ぐらいに、猛烈にこの人の作品を好きになるのかもしれない。 しかし、すごいね。 平日で小雨降る中、たくさんの人が、舟越桂さんの作品を見に来てい る。それだけ多くの人が評価しているのだろう。 ただ困ったことに、私はギャグ畑の出身なので、耳の長い立体像を見 る度に、『スターウォーズ』のジャージャービンクスを思い出してしま う。この性分は、本当にやっかいだ。 どちらかというと、私は旧・朝香宮（あさかのみや）邸というアール・ デコ様式の建築物として、このお邸に感じ入ってしまった。 キムタクの『華麗なる一族』のロケにつかえそうな豪華さと貴賓が立 ち込めている。 庭園を歩く。 この庭から見える旧・朝香宮（あさかのみや）邸がまた見事。
午後１時３０分。再び、「ｃafe 茶洒 kanetanaka」へ。
コーヒーを飲んで、一休み。 午後２時３０分。白金通りを散歩してから、帰宅。
『桃太郎電鉄KYUSHU』の資料を読み漁る。 午後６時。嫁と、代々木の「代々木今半」へ。 しばらくして、岩崎誠が到着。
このお店は、ずいぶんひさしぶり。 いつも当日、急に行きたくなって、満員なのできょうは昨日のうちに 予約しておいた。 牛たんしゃぶしゃぶ、黒豚、牛ロースなど…。
牛たんのしゃぶしゃぶって、珍しいでしょ？ 牛たんをスライスして、しゃぶしゃぶしたあと、にんにくとか、レモ ンとか、黒胡麻といったものを顆粒にしたものにつけて食べる。 これが抜群にうまい！
岩崎誠と、しばらく仕事の打ち合わせした後は、いつものように野球 談義。 「きょうから、横浜ベイスターズは巨人戦ですよね？ 三浦番長が先発 ですかね？」 「きょうは、吉見投手だと思う」 「この間、吉見投手は阪神戦で完投勝利したから、期待できるんじゃな いですか？」 「いーや！ どーせ、７点ぐらい取られて負けだよ！」 「そんなー。ちょっと調べてみますね！」 「ベイは、年に１回だけ好投した投手に固執して、１勝１０敗のペース になることが多いんだよ！」 「げっ！」 「どうした、岩崎誠！」 「吉見投手が、１回裏に６点取られて、降板ですよー！」 「ほーーーら！」 「ううっ。鳥肌立ってきた！ さくまサンの言う通りじゃないですか！」 「ベイとは、付き合い長いからさあ！」
午後８時。帰宅。 『桃太郎電鉄KYUSHU』の物件一覧表作り。 いったん完成したものを読み直して、全体バランスを考える。 俯瞰で物件一覧表を観ると、那覇の脇に、首里を入れたほうがいいな といったことが浮かび上がってくる。 午後９時。テレビ朝日『ロンドンハーツ』を観る。 番組を見た人ならわかるだろうけど、きょうは芸人９人が、プロのカ メラマンの技で、格好良く、セクシーに変身する企画。 この９人のうち半分ぐらいの変身写真を撮ったのが、私がテツandトモ のＣＤのジャケット写真を頼んだ、齊藤清貴くんなのだ。 狩野英孝くんとか、世界のナベアツ、バナナマンの日村勇紀くん、ザ ブングルの加藤歩くんあたりがそう。 この間のテツandトモの撮影のときに、この芸人さんたちの写真を見せ てもらって、みんなでびっくりしたのだ。
鹿児島県・どっぺる ……………………… こんにちわ。 自分も１度しか与論、沖永良部、徳之島には行ったことありませんが、 与論はリゾートホテル（＋物件にはできませんが与論献奉）、沖永良部は フリージアと鍾乳洞、徳之島はサトウキビと闘牛というイメージがありま す。
●さくま「鍾乳洞と闘牛以外は、入っているよ。鍾乳洞は収益出そうも無 いからね！ 徳之島は黒糖のイメージを強くした」あと、そこまで正確にする必要はないと思いますが、種子・屋久航路と 奄美・沖縄航路は完全に別物で種子島から奄美に行く時は鹿児島を経由 しないと行けません。 しかし・・・離島を入れるとマップの大半が海になりそうですし、物件 駅や目的地の取捨選択がかなり難しそうですね。。。
●さくま「それで悩んでいるんだよ。まあ、『桃鉄』という架空の世界の 地図だから、一部にループを入れて変化を持たせた。離島はゲーム的にも 非常に手ごわい！」もう一つ、延岡−高千穂を結ぶ高千穂鉄道は台風の被害から復活できず に廃線になってます。 寄付金も思うように集まらなかったみたいです。。 鉄道路線図を見ると高千穂・椎葉あたりがぽっかりと空白で寂しいです。。
●さくま「日之影ー高千穂間だけ、復旧の話もあったみたいだけど、その まま廃線になってるみたいだね。 鉄道＋バス両用のデュアル・モード・ビークルを走らせて、熊本県の 高森駅にも通じるようにしたら、観光としても話題になっていいと思う んだけど、その資金もないんだろうね！」千葉市・色々評論家 ……………………… さくまさんこんばんは。 ２２日の日記内、五輪の野球の話がありましたので、その感想です。 ＞怪我人はもっといたんじゃないのか？ もっといたのではないかと思います。例えばダルビッシュなど・・・。
●さくま「ダルビッシュは、８月いっぱい国内での登板を回避って、北 京オリンピック中に言っていたのが、怪しいよね」特に３位決定戦で先発しなかったところが変だと思いました。 後は平凡なフライを落球したＧ・Ｇ・佐藤などでしょうか。 それから采配にも問題はあったと思います。 せっかく先発が好調だったのに代えたり、本職でもないのに守備をさせ たり・・・（例としては本職が遊撃なのに三塁をやった中島や宮本）。 ・・・言い出したらきりがなくなるのでここで切り上げておきます。
●さくま「宮本選手は、今シーズンずっと三塁を守っているし、残念な がら村田修一選手より、サードの守備は上手い。ハハハ！ ただＧ・Ｇ・佐藤選手は、ＤＨにしてあげるべきだったね。 今回初参加だったから新加入のプレッシャーが大きかったとおもう。 まあ、私たちは結果だけ見て、文句をいうだけだから何とでも言える よ。出場している人たちは、大変だとおもう」島田市・SOLO-P34 …………………… 前略 最近は、不定期的に、「まとめ読み」させていただいております。 さて、先ほど、キリンビールのメールニュースと asahi.comの静岡県 の記事でほぼ同時に「イカメンチ」というものの存在を知りました。 なぜか興味をひかれました。 もし、「食」されたことがあるようでしたら、感想などお聞かせくだ さい。
●さくま「網代の名物みたいだね。網代というと『笑（しょう）ぎょ』 一辺倒だから知らないなあ。そのうち取材に行ってみよう。熱海のイカ はおいしいから、あると思います（天津・木村）！」大分市・アラキ …………………… こんばんは、さくまさん 桃鉄の新作楽しみにしています。 そして、ジャンプ放送局見てました。 さて、桃鉄新作の件ですが、 「桃太郎電鉄 ２０周年」って普通仮題ですよね？ まさかとは思いますが正式タイトルなんかじゃないですよね・・・？
●さくま「そのまさかだ。ハハハ！」さくまさんにとって、桃鉄は自分の子供のような存在のはずです。 その大切な存在の大切な記念すべき節目に、そのような適当なタイト ルでいいのでしょうか？（売れ行きに影響しますよ！） ２０周年を強調したいのであれば、タイトル以外でもいくらでも出来 るはずです（パッケージやタイトル表示時など、どこかに２０周年と分 かるものを表記すればいいのです）。 もしさくまさんが本当に桃鉄を大切に思ってるのならば、愛着をこめ て、タイトルを再考し、最高の作品にしてください。 期待してますので！
●さくま「もうパッケージも完成しちゃったしなあ。わざわざ『桃太郎 電鉄２０周年』を題名にする馬鹿馬鹿しさが、『桃鉄』でしょう。 グルメ評論家の山本益博さんが推薦するお店をおいしくないと感じる 人がいるように、『桃太郎電鉄２０周年』という題名が内容を損なうと と思うなら、買わないほうがいいとおもうよ」長野県木曽郡・たなかひろし ………………………………… たなかひろしです。 ２３日の日記で紹介していただいた『池波正太郎が通った味』（夏目 書房）ですが、早速２冊とも本屋に注文しました！ とくに１冊目には（東京・横浜・松本編）と、松本が入っているのが とても驚き、嬉しく思いました。 松本はなじみの町なので、本を読み次第に登場するお店に行ってみた いと思います！
●さくま「全部行きたくなっちゃうよー！」あと、前から自分が読んでいる池波さんのエッセイの１つで、京都の お店について触れられていたのですが、そこで「イノダコーヒ」などに も触れられているのに驚きました。 あと、「あぶり餅」なども出てきてます。 さくまさんの日記でおなじみの場所が出てくると、なんというかつな がっている感じがして感動します。 なかなか京都のお店まで行く事はできませんが、いつか行ってみたい なあ……などと思ったりもします。
●さくま「イノダコーヒは、フォーク歌手の高田渡さんの曲からの影響 だけど、あとで池波正太郎さんの本で、ビフカツサンドを男のサンドイ ッチと呼んでいたことを知った。 長野県木曽郡なら、日帰りで京都イノダコーヒだけ行って来るなんて いう贅沢も楽しいよ」東京都・のりみエース ………………………… さくまさん、こんにちは。 母が「誕生日のお祝いに何かおいしいものでも食べに行かない？」と いうので、先日日記にて紹介されていた「よろにく」へ早速行ってきま した。
●さくま「誕生日のおねだりは、有効だね！」三嶋亭とか第一神宮とか、さくまさんオススメのところに結構行って いるので、お肉に関しては「うん。おいしい！」と普通に納得したので すが（←舌がおごってきた？！）
●さくま「ハハハ！ 十分口奢り族だ！」やはり「よろにく」のウリはそうめんと、かき氷ですね！！ 鹿児島「むじゃき」と同じ、あのふわふわ氷を東京でも食べられるなん て！！ 白くまももちろんですが、ほうじ茶の旨さといったら！！ このほうじ茶のかき氷のためだけに、また行きたいと思ってしまいまし た。
●さくま「何！？ ほうじ茶のほうがおいしいとな！ これを口実にま た行かねばならぬな！」目白の杏のかき氷も、行こう行こうと思っているうちに寒くなってしま い悲しいですが、これからもサクマニア食べ歩きは続けます！ それでは、また……。
●さくま「さっき抜群においしい牛たんのしゃぶしゃぶを食べたばかり なのに、もう『よろにく』に行きたくなっちゃってるよ。ハハハ！」■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
◆さくまNEWS◆
◆『桃太郎電鉄20周年』のHPです！ NEW! NEW!
＊モバイル版桃太郎電鉄（i-mode EZweb Y!ケータイ）の入り方、20周年記念グッズなどの情報もこちら！
◆『歌合戦〜桃太郎電鉄２０周年記念ＣＤ』 NEW! NEW!
１：それいけ！桃鉄〜紅白バージョン 作詞・さくまあきら 作曲・池 毅 歌・陣内智則
２：怪傑ペペペマンの歌 作詞作曲・関口和之 歌・安田大サーカス
３：ボンビー・モンキーだモーン！ 作詞・小室みつ子 作曲・池 毅 歌・若槻千夏
４：キングボンビー賛歌 作詞・さくまあきら 作曲・関口和之 歌・ケンドーコバヤシ
５：菜の花鉄道 作詞・小室みつ子 作曲・関口和之 歌・テツandトモ
＊amazon ＊セブン アンド ワイ ＊ツタヤ オンライン ＊セゾン ミュージック 他でも予約できます！◆『桃鉄物産館』が、Au、SoftBankでも利用できるようになった！ NEW!
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