6月8日(日) 午前7時。熱海は、雨。 温泉に入る。 雨音を聴きながら、濡れた新緑を眺めるのは気持ちいい。 午前8時。『桃太郎電鉄20周年』のテスト・プレイ。 20年目に到達。 前回、えんま社長をかなり強くしたら、ちょっと強くなりすぎてしま った。勝つには勝っているけど、えんまが買い占めている都市も多くて 忍者のっとりクンと、乗っ取りカードを駆使するはめになっている。 午前10時。井沢どんすけが来ない。名古屋市・寺尾昌城 ……………………… 井沢どんすけサン、『10時には寝過ごして間に合わず&しかし昼食に は間に合わう』に1票。
●さくま「名古屋市・寺尾昌城くん、正解!」 トゥルルル…。 「もしもし…」 「井沢どんすけ、いまどこだ?」 「熱海です」 「熱海にはついたんだ。10時過ぎたぞ!」 「すみません。寝過ごしました…」 井沢どんすけ。まるで台本があるような行動を取る男だ…。![]()
午前11時30分。雨の中、井沢どんすけの宿泊先に、私と嫁で迎え に行って、網代の「笑(しょう)ぎょ」へ。
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「井沢どんすけ! 寝過ごしたあげくに、私たちに迎えに行かせて、仕 事もせずに、いきなり『笑ぎょ』とは、さすが大先生だな!」 「えへえへえへっ!」 「しかも、ビール飲んでるし…」
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「えへえへえへっ!」 「伊勢エビ食わせろというし…」 「いや。年に一度、このお店で贅沢に、伊勢エビを食べるのが恒例だっ たんですよ」 「男同士でだろ?」 「ええ、まあ!」 伊勢エビの鬼ごろ焼き、活イカ、〆さば、アジフライ定食など…。
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井沢どんすけが注文した伊勢エビは、なんと5000円であった。 「井沢どんすけ! ケチなわりに、ふだんいいもの食べてるじゃないか」 「年に一度ですから…」 「男同士でだろ?」 「ええ、まあ!」
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「さくまサン! 外が晴れてきましたよ!」 「井沢どんすけが朝10時に来て、テスト・プレイ始めてれば、私の晴 れ男パワーが出て、傘を持ってこなくてすんだのに!」 「えへえへえへっ! すみません…」
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午後0時。食後、網代駅まで歩いて、「間瀬菓子舗」へ。
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私は、クリームあんみつ。 嫁は、コーヒーぜんざい。 井沢どんすけは、栗クリームぜんざい。
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午後1時。熱海の温泉家に戻る。 『桃太郎電鉄20周年』のテスト・プレイ、開始。 いきなり、えんま社長に2連続で、目的地に入られ、早くも敗色ムー ド満点の井沢どんすけ。 「井沢どんすけ! 井沢帝国はどうなったんだ?」 「いや~。まあ、これからです」 「いま後ろについているのは?」 「貧乏神です」 「お達者で…」
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「ああ、よかった!」 「何がよかったんだ?」 「キングボンビーに変身したその月に、悪行を働かなかったから…」 「来月なら、誰かになすりつけられるんだ?」 「いや。これといった方策はないのですが…」 「全然よくないじゃん」 井沢どんすけのぼやきが増える。 「まいったなあ…」 「何だよ、あしゅら~! (目的地に)入るなよ~」 「うそ~~~、貧乏神に絶好調カードを割られたあ…」 「さよなら、みそパン屋…」
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声もどんどん小さくなっていく。 「えんまが、ぴったり貧乏神をなすりつけてきた」 「せっかくのテレポートカード、ここでつかいたくないなあ…」 「3年目でまだビリだよ…。ひとりだけ1桁違うし…」 「2ターン前には、絶好調カードとか、スペシャルカードあったのに…」 午後4時。私、嫁、井沢どんすけは、湯河原の「オオクスライフアシ スト」へ。 湯河原立ちねぷたの館の建設工事の打ち合わせ。
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井沢どんすけは、ソファーを借りて、引き続き、『桃太郎電鉄20周 年』のテスト・プレイ。 まるで親戚のゲーム好きの少年が遊びに来て、DSで遊んでいるよう な絵柄である。 そんな井沢どんすけは、40歳~~~!
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建設工事の話のほうは、私にはちんぷんかんなことばかり。 難しい単語が並ぶ。 「ガリバリウム剛板にするか、木板にするかで、値段は10倍ぐらい変 わってしまいます」 かろうじてわかったのは、この単語ぐらいなもの。 防火サィディング、アクリルシン吹き付け、ムク材板張り、チーク自 然ワックス、根太150本、ラーチ38枚、鉄平石張り、ジョリパット、 イペ材…。 さっぱりわからない…。
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けっきょく、嫁に判断を任せる。 嫁は、材質のことまでわかるのだから、すごい。 それよりおもしろいのは、工務店さんが「このぐらい費用がかかりま す」というのを、いちいちオオクスライフアシストの橋本武博くんが、 「それはちょっと高すぎるんじゃないの?」とチャチャを入れることだ。 「いやあ…。玄関ぐらいは、ある程度豪華にしないと…」 まるで、漫談を聞いているようなおかしさだ。 ただわからないなりにも、非常に建築というものが、ゲーム作りにそ っくりなのがよくわかる。 容量(予算)が決まっていて、材質(イベント)をどれだけ豪華にす るのかのせめぎ合いなのだ。 DSだと、北海道大移動!みたいな豪華なイベントは難しい。ボンビ ラス星も難しいというようなものだ。 Wiiで出来ることが、DSですべて出来たら、Wiiを必要なくなってし まうからね。 なんだか、もう1本、新作のゲームを作るようで、話を聞いているだ けで、頭が痛くなる。
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「さくまサンのほうから、何か要望は?」 「トイレのティッシュホルダーのバネが強くて、ティッシュを取り出し づらい…」 「ええ~~~!? ホルダーですかー!」 こんなぐらいしか言えないよ。 午後7時。私、嫁、井沢どんすけの3人は、オオクスライフアシスト の橋本武博くんに、熱海の割烹「葵(あおい)」まで送ってもらう。
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ここで、また仰天のメールが…。 また、テツandトモのトモくんからだ!
先生の力はまだ持続してました~!!! ちょっと気持ち悪いのですが、また14万馬券をゲットです。 これまた100円しか買ってませんが。 しかし、負け続けていた私が2週続けて獲れるなんてっ。 また、必ず体を触らせて下さい!! お願いします!!! 有難うございました。
また万馬券だよー! しかも2週連続! 信じられないよ。 「す、すごいですねー」 「井沢どんすけ! おまえが私にいちばん会っているんだから、ひと思 いに100万円ぐらい、競馬に賭けてみたらどうだ?」 「競馬やらないからなあ…」 「ケチだからなあ…、井沢どんすけは」 しかし、私の福の神パワー、いつまでも話題が途切れないことのほう が恐ろしくなってきた…。 話は戻る。 「葵(あおい)」で、食事だ。![]()
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ハマチの刺身、アジのたたき、ささカレイの塩焼き、とこぶし、キン ピラゴボウ、焼きトウモロコシ、カニ雑炊、もずく雑炊など…。
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よく考えたら、お昼に「笑(しょう)ぎょ」で、夜に「葵(あおい)」 だと、どっちも魚だった。 でも、おいしさの質が違うから、これはこれでいいや。
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午後8時。熱海の梅園へ。 いま梅園では「ほたる観賞の夕べ」を開催中。 午後8時。熱海の梅園へ。
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暗い道を登って行くと、ホタルが音もなく、飛んでいた。 あのホタルの飛び方って、独特だよねー。 川のちょっと上を飛ぶものだと思っていたのだが、かなり高い木の上 のほうまで飛んでいる。 とてもロマンチックと言いたいところだが、井沢どんすけがいっしょ だから、ちっとも気分が出ない。 井沢どんすけは何て言っていたと思う? 「蛍(ほた)~~~、いつでも、富良野に帰ってくるんだぞ~~~!」 「井沢どんすけ! 君は、今度ここにひとりでホタルを見に来ていると ころを、サクマニアのみなさんに見つかって、日記に通報されなさい」 「そ、そんなー!」 「悔しかったら、カップルでここに来てみろ!」 「本当に、カップルしかいないですよね!」 午後8時30分。井沢どんすけを連れて、熱海の温泉家に戻る。 『桃太郎電鉄20周年』のテスト・プレイの続き。 いつのまにか、18年目になっていた。 さすがに18年目ともなると、井沢どんすけは首位に立っていた。 「井沢どんすけ! 独占都市は何ヶ所ぐらいあるんだ?」 「30ヶ所を切るぐらいですねー」 「ええ~~~!? 私は18年目で独占都市64ヶ所だったぞ!」 「えへえへえへっ! すごいですね!」 「歴史キャラは?」 「西郷隆盛だけで…」 「今回の歴史キャラのなかで、いちばん役に立たないやつじゃないか!」 「これしか手に入らなかったもんで…」
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はたして、井沢どんすけは今夜、何時ごろに宿泊先に戻ってくれるの だろうか? まったく休むことなくテスト・プレイを続ける井沢どんすけ…。 今夜じゅうには帰さないと、こっちは老体だ、身体がきつくなる。
熱海市・豆パン子 …………………… さくま先生、奥様!! 「柿右衛門」ご来店、有難うございました!! お気にかけていただいて…恐悦至極でございます~な豆パン子です。
●さくま「いつも行きたいと思っていて、行っただけだから」実は私はお酒が全然飲めないので…。 「柿右衛門」のバイトは昼の部の「仕込み」でございます。 先生が注文してくださった巻物をくるくる作る担当なのです~。 わが店は「仕込み8時間、営業5時間」がモットーです(笑)。
●さくま「ゲームも料理も、仕込が大事だからね。私もお酒は一滴も飲 めない」予約の取れない店ですみません? でも本当にご来店、有難うございました!! とりあえずお礼まで…
●さくま「柿右衛門のひとつひとつの料理のおいしさと値段の安さに、 いつもびっくりだよ!」熱海市・東海岸町 …………………… さくまさん、こんばんは。 随分と経ってしまいましたが、先日はナチュラルで失礼しました。
●さくま「おお! あおのときの東海岸町くんか!」あまり通り慣れない道を通った際に「あれ?」と思うポルシェを 見掛け、さくまさんの日記を読み返してみたらビンゴでした。
●さくま「そのうちポルシェを、スバル360に代えて、寒くてポルシ ェが縮んじゃいましたというギャグにしようかと思っている」さくまさんの日記を参考に外食を重ねているのですが、自分なりの 感想を書かせていただきます。 ・うなぎ「桜家」 甘過ぎず辛過ぎず、さっぱりとしたタレが特徴かなと感じました。 また、あまり山椒を必要としないようにも感じました。 如何せん貧乏舌なのが悩ましく。 「創業安政三年」というのを見て「安政、安政・・・」と引っ掛かって いたのですが、大河ドラマ「篤姫」の舞台になっている頃の創業なんで すね。
●さくま「そうなんだよ。篤姫と井伊直弼の時代なんだよ!」・とんかつ「喜撰」 再訪なのですが、前回ソースの甘みと思っていたのが、コロッケ自体 にも甘みがあることが判ったことが収穫でした。
●さくま「キャベツにも甘みが!」・「わんたんや」 餃子が大きく肉汁たっぷり、冷やし中華わんたんめんは、あっさりさ っぱりとしたタレと沢山のわんたんにパスタのような盛付の細麺が印象 的でした。 ・「笑ぎょ」 アジフライとカキフライを注文したのですが、サクサクフワフワのア ジフライと大振りなカキフライ、共に凄く美味しくいただきました。 ・「壽SUMI」 かなりリーズナブルに美味しい焼肉を食べられると感じました。 次回は壷づめカルビを試したいと思います。
●さくま「最近ここに行ってないなー! お肉ばっか食べてるとお医者 さんに怒られちゃうからなあ…」15日の日曜日まで熱海梅園で「ほたる観賞の夕べ」を開催しています。 今夜行ってきたのですが、本格的に暗くなるにつれちらほらと光りだし、 それなりに見応えを感じました。入口から多少歩きますが、もしよろし ければ。 http://www.ataminews.gr.jp/hotaru/index.html
●さくま「というわけで行って来たんだけど、井沢どんすけがムードを ぶちこわし。やっぱりホタルの美しさは肉眼に限るね!」■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ※下の投稿フォーム以外からメールを送ってくれた場合、文字化けしてしまうことや迷惑メールに紛れてしまうことがあります。 なるべくHTML形式ではなくテキスト形式にして、タイトルには投稿ネームを入れて送ってくださると見つけやすくて助かります。
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![]() ◆『桃太郎電鉄20周年』のHPです! NEW! NEW! *モバイル版桃太郎電鉄(i-mode EZweb Y!ケータイ)の入り方、20周年記念グッズなどの情報もこちら!
◆『歌合戦~桃太郎電鉄20周年記念CD』 NEW! NEW!
◆『桃鉄物産館』が、Au、SoftBankでも利用できるようになった! NEW! ![]()
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