12月29日(土) 午前7時。ああ! よく寝た。 おかげで身体すっきり! 昨日の胃のもたれは、単なる寝不足だった。 私はお医者さんが舌を巻くほど強靭な胃の持ち主なだけに、昨日の体調 には、自分でもちょっと心配しちゃったよ。 脳内出血で倒れる前は、毎年12月25日〜1月2日まで、版で押した ように風邪を引いていた。 12月25日は昔、印刷所が一斉に休みに入るので、出版業界の締め切 りが絶対に無くなる日だったのだ。 1月2日は、お正月明けの最初の締め切りの日が迫る日だから、風邪を 引いていても、仕事を始めないといけない日だ。 だから1月2日には、どんなに鼻水が垂れていようと、机に向かった。 でも机に向かうとピタッと、風邪は治った。 そういう無茶をくりかえしていたので、脳内出血で危篤状態になった。 昨日の胃のもたれは、「注意しろ!」という黄色信号だったんだろう。 気をつけないと。 『桃太郎電鉄20周年(仮)』の物件駅、物件の直し。 午前9時。仕事が一息ついたら、いつのまにか熟睡…。 すごいな。昨日から何10時間寝ているんだろう? 午前11時30分。嫁と、錦市場へ向かう。 雨がぽつぽつ…。![]()
ふつうの人なら傘を差すくらいだけど、私と嫁は極力傘を差さないので、 そのまま。 麩屋町通りに、かわいいパン屋さんが出来ていた。 新しいマンションや、新しいお店が出来ていて、散歩が楽しい。 午後0時。錦市場は、年末の殺人的混雑ほどではないけど、通路をび っしり人が埋まっているほどの混雑だ。 三木鶏卵の前にいちばん行列ができていた。
![]()
黒豆の「北尾」へ。 私も嫁も、黒豆御膳。
![]()
この御膳の黒豆の海苔巻き天ぷらが好きで、たま〜にこのお店に来る。 お正月が近いので、黒豆と、栗と、お醤油を買う。 食後、錦市場を柳馬場まで。 「中央米穀」の場所を確認しに来た。
![]()
![]()
明日か、明後日、ここにお餅を買いに来る。 そのころは錦市場はまったく歩けないので、柳馬場を降りてきて、お 餅だけ買って逃げないといけない。 娘&孫が来なくなったので、お餅を買う量も減らさないといけない。 午後1時。雨はあがったようだ。 「イノダコーヒ三条店」へ。 お客さんの顔ぶれに統一感がなくなって、年末に入ったことを思い知 らされる。 午後2時。回り道して帰ったら、「京都屋」というおもしろい雑貨屋 さんを見つけた。
![]()
鳥獣戯画のパスケースや、Tシャツを売っている。 庭にも、鳥獣戯画を模したオブジェが置かれている。 このオブジェを作った人の彫像が、RPGの敵キャラのようにおもし ろいので、買ってみた。
![]()
午後2時30分。京都のマンションに戻る。 『桃太郎電鉄20周年(仮)』の仕様書の直し。 いまごろ、ようやく12月19日の札幌開発スタッフとの打ち合わせ で出た問題点に対応することが出来るようになった。 仕事が遅れているなあ…。 午後4時。嫁と、近所のすぎやまこういち先生ご夫妻邸へ。 先生方は、一昨日京都にいらして、昨日お伺いするはずが、私が体調 不良になってしまったので、きょうご挨拶に。
![]()
すぎやまこういち先生は、今朝6時までDSの『ドラゴンクエストIV』 をやっていたそうだ。 私も例年、年末年始は『ドラクエ』なのに、今年遊ぶ時間がないという ことは、やっぱり仕事のし過ぎだということがよくわかった。 すぎやまこういち先生にも、仕事のし過ぎを指摘される。 どうも私は忙しい人ばかり見てきているので、どうも「忙しい」という 言葉に鈍感だ。 最初の『金八先生』が放送された頃、武田鉄矢にインタビューすること があった。 でも殺人的な忙しさで、取材時間がまったくなかった。 やっともらえた時間は、武田鉄矢さんが東京から名古屋に移動する新幹 線のなかだけ。 私と編集の人は、東京駅で武田鉄矢さんといっしょに新幹線に乗り込み、 名古屋で降りて、そのまま東京に戻って、週刊誌の記事を書いた。 私も忙しかったけど、武田鉄矢さんにとっては、新幹線の移動中は、唯 一のやすらぎの場だったとおもう。 私の師匠の小池一夫さんからして、ちょうど全盛期の姿を私は見ていて 漫画の原作の連載が、1週間10本だった。 1週間10本だから、1ヶ月で40本だ。 1日1本では間に合わない。 そういう人たちを見てきたから、私は自分がちっとも忙しいと思わなか ったのだが、いいかげん、みんなが「忙しすぎる」というので、意見に従 おうとおもう。 午後6時。個人タクシーの宮本さんが、すぎやまこういち先生ご夫妻邸 に到着。 午後7時。宮本さんの車で、すぎやまこういち先生ご夫妻と四条大橋の 近くの洋食の「開陽亭」へ。
![]()
![]()
私がここでいつも食べるのは、洋食弁当。
![]()
洋食弁当は少量多品種で、いろんな味が楽しめるのが好き。 でも、腹七分目で食べなさいと言われているので、どれを残したらいい か迷う。おいしいお店の料理を残すぐらいつらいことはない。 午後8時30分。すぎやまこういち先生ご夫妻と宮本さんに送っていた だいて、京都のマンションに戻る。 午後9時。「人志松本のすべらない話ザ・ゴールデン」を見る。 この番組、観客席に豪華なゲストを招いて、番組に高級感を出す手法が 見事だ。 たいしておもしろくないものをいくら飾っても、豪華に見えないのだが おもしろいものは、いくらでも格上げできる典型のような番組だ。 しかも、何がすごいって、出場者(プレイヤー)たちは、他人の話を聞 いて、大爆笑しながら、自分の順番を待たないといけないことだ。 おもしろい話をしなきゃいけないと思ったら、他人の話なんて真剣に聞 いていられないよね。 これは「M−1グランプリ」で出番を待つよりしんどいとおもう。
船橋市・masa …………………… さくまさん、こん**は。 今年ももう終わりますが、年末までお仕事するなんて……。 もちろんやらなければ間に合わないというのもあると思うので、体調 のことだけはいつも忘れずにお仕事がんばってください。
●さくま「よく考えたら、年末年始も仕事をしなきゃいけないペースで 仕事しちゃいけないってことだよね。来年の20周年が終わったら、年 末年始は休めるような仕事のペースにするよ」
藤枝市・twinkle …………………… さくまさん、こんばんは。 今年も京都で年越しですね。 年越しとは言ってもいつもお仕事をされていらっしゃるので頭が下が るばかりです。
●さくま「年末年始は休むべきだ。うん!」
我が家の例年の年末年始は一日中桃鉄新作三昧なのですが、今年は、 『桃鉄』の新作がないので過去の桃鉄をおさらいです。
●さくま「過去、年末に新作を発売した年は、横浜ベイスターズが優勝 したのに、今年は優勝しなかったなあ…。ハハハ!」
新作がないことや、桃鉄20周年Bタイプが製作中止になったっこと は残念ではありますが、毎年のように新作を発表し16作目まで来てい るのは他に類がないほどの偉業かと思います。 さくまさんにとっては知らず知らずのうちにゲーム作りは使命感のよ うになっていたかもしれない。 また我々ユーザーは当然のように新作を毎年期待していたかもしれな い。 そんなことを思うにつけ、今年の新作やBタイプを断念した決断から さくまさんの今までのご苦労が察しられて、若輩ものながら、さくまさ んご苦労様です、とお伝えしたくなりました。
●さくま「引退選手へのメッセージみたいだ。ハハハ! 一応、『桃太 郎電鉄KANTO』、『桃太郎電鉄TOHOKU』と2本新作を作ってるんだけどね え…」
来年の「桃鉄20周年」をゆっくりまってます。 お体に差しさわりのないように頑張ってくださいね。 PS:今年の我が家は桃鉄関連商品を求めてゲームセンターにもいくことに もなりそうです。
●さくま「20周年はゲーム製作以外で忙しいことになりそうなので、 よけい健康に気をつけないとね。心配してくれて、ありがとう!」
『桃鉄物産館』への入り方は、こちら↓ ・DoCoMo iメニュー⇒メニュー/検索⇒ゲーム⇒テーブルゲーム ⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館 ・Au EZトップメニュー⇒カテゴリで探す⇒ゲーム ⇒パズル・テーブル⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館 ・SoftBank メニューリスト⇒ケータイゲーム⇒パズル・テーブル ⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館
|
-(c)2007/SAKUMA-