12月23日(日) 午前8時。『桃太郎電鉄20周年CD(仮)』の作詞の直し。 あれー? またしても文字数が合わない。 昨日は合ったと思ったのになあ。 つくづく人生は、中途半端に趣味を持ってはいかんと思うね。 私の音楽の趣味は、ピアノがちょっと、ギターがそこそこ、フルート は、ほぼ買っただけ。 譜面は音源を聴いた後なら、何とかわかる。 実際の音を聴いたら、全然違う印象だったこともある。 初見で、譜面は弾けない。 こんなレベルでも、そこそこ作詞の仕事は出来た。 でも本当に作詞家をめざすなら、もっと譜面が読めるようになってい たほうがよかった。 後悔は先に立たずだ。 でも世の中には、天才という人がいるもので、とくに音楽の世界には 天才が多い。 私が作詞を担当していたスペクトラムというスタジオ・ミュージシャ ン出身のグループのリーダー・新田一郎くんもこの部類だ。 あるとき、アルバムでビートルズの『レディ・マドンナ』を新田一郎 くんに歌わせたいとディレクターが言い出した。 「げっ! そ、そんな! 新田一郎くんに、英語の歌は無理ですよ!」 と、私は言った。 すると、件の新田一郎くんが「さくまクン! さくまクン! 『レデ ィ・マドンナ』の歌詞をなるべく、英語に近いカタカナで書いてくれな い?」と言い出すではないか! 「ええ〜〜〜! まさか、レディ・マドンナ、チルドレン・アッチュー・ フィートみたいな感じで?」 「そう! そうそう!」 プロの歌手が、そんないいかげんな心構えで、レコーディングなんか していいのだろうかと、当時の私はそのとき思った。 しかし、新田一郎くんは、私のカタカナ英語を何回か練習して、ビー トルズの『レディ・マドンナ』を1回聴き、ディレクターさんが録音テ ープを回り始めると、まるで英語が得意なシンガーのように、歌ってし まうのである。 耳が桁外れにいいのだ。 歌が上手いと言われている実力派歌手よりも、正確な英語で歌ってし まうのだよ。 信じられないでしょ? そういう天才がいっぱいいるのが、音楽業界だ。 私が少しずつ音楽業界から遠のいて行ったのは、当然だ。 この話、「さくま式スゴログ」のほうに書けばよかった。はっはっは! 午前11時30分。娘&孫がやって来た。 「ジッジー! ケーキ食べよ!」 孫姉は、昨日私が孫姉がなかなか泣き止まないので「いーたん、明日 ジッジーとケーキ食べようか?」と気休めのために言ったことを覚えて いたのだ。 最近どんどん記憶力が良くなって来ているので、うっかりしたことが 言えなくなってきた。 「いーたん、ごはん食べたら、ケーキ買ってきて食べようね」 「いーたんは、ケーキだけ食べたいよー!」 「ごはん食べてからじゃないと、ダメだよ!」 「ごはん、いらないよー!」 「ごはんいっぱい食べないと、いーたんが将来なりたい人になれないよ。 いーたんは、誰になりたいんだっけ?」 「おまわりさんっ!」 婦人警官ではないところが、3歳児。 午後0時。家族揃って、銀座の「佐藤養助」へ。 いなにわうどんのお店だ。私は、肉味噌うどんとせいろ醤油つゆ。
嫁は、梅おぼろとせいろ醤油つゆ。 娘は、せいろ醤油つゆ。
孫姉は「めんめん、大好き!」と言いながら、おとなしくパクパク食 べている。 おいしいお店のときは、おとなしく食べるのでいいのだが、味がいま いちのお店だと「いーたんは、もうお腹いっぱいなの」と言い出して、 ふらふら遊びだすので、困る。
<おすすめのお店> 「稲庭干温飩 銀座佐藤養助」 住所:東京都中央区銀座6-4-17 1F 電話:03-6215-6211 営業時間:ランチ/月〜金11:30〜14:45 ディナー/月〜金17:00〜01:30 土・日・祝/11:30〜21:00 定休日:無休。 おすすめ:肉味噌うどんとせいろ醤油つゆ。
食後、数寄屋橋の「GAP」で、娘&孫の洋服の買い物。 孫姉は、自分で洋服をハンガーごと持ってきて、大きな鏡の前でポー ズを取る。女の子だねー。 午後1時。銀座の「不二家」で、ホールケーキを買う。 みんながホールケーキのサイズを「S」か「M」でいいという。 えっ? 家族全員で、「S」サイズ!? 私の独身時代は、ひとりで「L」を食べていたぞ。「だから、病気になったんでしょ!」 脳内出血を例に出されると、絶対服従だ。 それでも「M」サイズにしてもらう。 午後1時30分。帰宅。 家族全員で、「不二家」のホールケーキを食べる。
この後、私と嫁は、熱海にでかけてしまうので、一足早いクリスマス だ。けっきょく、私が「M」サイズのホールケーキの半分ぐらいを食べ てしまう。 みんな意外と食べないなあ…。 しばらく荷造り。 午後3時。新宿高島屋であつらえたズボンを取りに行くのを忘れてい たので、新宿高島屋の9Fスポーツ・フロアへ。 新宿高島屋へ行くまでの道路が、大渋滞。 タクシーの運転手さんがしきりに「すみません! すみません!」と 謝っていたけど、運転手さんのせいではない。 年末の連休だ。 片道2車線のうち、1車線は新宿高島屋の駐車場に向かう車がずっと 動かないまま駐車しているのだから、進むわけがない。 午後4時。帰宅。 猛スピードで、荷物をまとめて、嫁とそーっと家を出る。 玄関の鍵を開けただけで、2階から「ジッジー?」という声がした。 ちゃんとお別れを言ったら、孫姉がビービー泣き出すに決まっている。 2歳になったあたりから、私たちがいなくなると泣くようになったが、 最近のほうが激しく泣く。 もうそろそろ馴れると思ったのに…。 午後4時30分。東京駅の「大丸」地下へ。
年末の連休の地下食品売り場に来るんじゃなかった。 人が多すぎて、どこでどんな売り場があるのか見渡せない。 リニューアル後初の大丸を楽しむことが出来なかった。 けっきょく、安定感のある「なだ万厨房」のお弁当を買う。 午後4時16分。東京駅から、東海道新幹線こだま551号新大阪行き に乗車。 午後5時46分。熱海駅で、下車。
午後6時。熱海の温泉家へ。 「なだ万厨房」のお弁当を食べる。
本来なら、熱海のどこかおいしいお店に行く予定だったけど、きょうは 「M−1グランプリ」の生放送があるから、熱海に来る時間もぎりぎりさ っきの新幹線で来たし、お弁当にした。 私のような職業の人間にとっては「M−1グランプリ」は、しっかり正 座して見ないとね。 星野JAPANの試合を見るのと同等の価値だ。 午後6時30分。「M−1グランプリ」が始まる。 一番手は、笑い飯。 笑い飯っていうのは、本当にくじ運が悪いねー。 コンテストっていうのは、絶対一番手は不利。 相当いいネタをやったとしても、審査員は最初からものすごくいい点 をつけてはいけないという天然ブレーキがかかるから、点数は無意識の うちに1割引になる。 ザブングルが、よかったなあ。 まだまだ荒削りだけど、非常に可能性を秘めている。 場数を踏んだら、上手くなるだろうなあ…。 M−1っていうのは、早口で機関銃のようにしゃべらないといけない 風潮がある。 ハリセンボンなんか、けっこういいテンポなのに、早口じゃないネタ なので点数が悪かったような気がする。 いや、その前に、ハリセンボンが出演者のなかで、いちばんあがって いて、間を取る余裕が感じられなかった。 トータルテンボス、ザブングル、キングコングが、私のなかでは、ベ スト3だった。 でも、決勝進出は、サンドウィッチマン、キングコング、トータルテ ンボスの3組。 決勝のネタでは、私はキングコングのネタがいちばんよかったけど、 優勝は、サンドウィッチマンだった。 サンドウィッチマンは、史上初の敗者復活戦勝者組からの出場で優勝 を果たしたことになるけど、私の趣味とはちょっと違うコンビだった。 でもこの優勝をきっかけに、急速に上手くなるんだろうね。 賞を取ることで、慢心して消える人たちと、賞を取ることで、ぐーん と音がするように成長する人たちがいる。 まだまだ自信なさげなだけに、サンドウィッチマンはこれから大きく 成長して行くことだろう。 午後9時。さあ、やっとこれで、温泉に入れる。 このところ、腰と足の膝が痛いから、頼みは温泉だ。
さて、年末のスケジュールはここ数日、熱海にいて、その後、京都に 行って例年通り、京都で新年を迎える予定。 何日に京都に向かうかは、未定。
春日部市・くつ子 …………………… さくまさん、昨日は「プロ野球ナイト」、参加できずスミマセンでし た。
●さくま「やっぱり来れなかったんだよね。顔を見かけなかったら、ど うしたかな?と思っていたよ」実は、始まりが遅れるとメールしたあの後、携帯を落として壊してし まい、電源すら入らない状態になってしまいました。
●さくま「いまの時代、携帯がないと何も出来なくなるからね。私なん か携帯Suicaにしているから、そのうち携帯を無くしたら電車にも乗れ なくなるかも」なので、遅くなり、阿佐ヶ谷に行くと今度は終電がなくなりそうな時 間になってしまった事をご連絡する事が出来ずにそのまま帰宅してしま いました。 ホントにすみません!!! 携帯が壊れるなんて何だか嘘みたいな出来事なんですが、もうホント に...スミマセンでした。
●さくま「イベントは自由参加なんだから、そんなに恐縮する必要全然 ないよ。もともと阿佐ヶ谷だと、どうやって春日部に帰るのかと思って いたからね。 岩崎誠が、月島に帰るのだって、ギリギリの時間だったんだから」ホントに申し訳ないことをしたので、どうしようどうしようと一日悩 んだんですが、やっぱりさくまさんにはちゃんと言おうと思ってメール させて頂きました。
●さくま「顛末を報告してくれただけで、十分だよ。みんなも来なかっ たのかな?と心配してたから。すっかりうちの日記では有名人だよ」金沢市・しば犬 …………………… さくまさん、こんにちは。しば犬です。 グリルオーツカに行ってハントンライス食べてきました。
●さくま「おお! 行ってくれたか! 井沢どんすけは私の金沢の取材 日記を読んで、『あのアントンライス、おいしそうですね』と言ってい たけど『井沢どんすけ! アントンじゃ、アントニオ猪木だろ! いい かげん猪木から外に出ろ!』と言ってやったよ」周りの道はたまに通るから大丈夫だろう、と地図を確かめずに行くと、 思っていたよりも一本奥の道で、見つけ出すまでに周りをぐるぐる回る 羽目になってしまいました。
●さくま「実は私もせせらぎ通り沿いと思い込んでいて、迷った」で、もう一つの目的だった茶菓工房「たろう」に先に到着。 カカオようかんを試食して、何種類かのようかんを買っていきました。 今度見つからなかったらもう一回調べてこようかな、と思っていた所 で、グリルオーツカの看板を発見。無事たどり着くことが出来ました。 ハントンは見た目でボリュームがあり、食べてみてまたボリュームが あり…、大盛りにしなくて良かったとしみじみ思いました。 上の卵とフライ、タルタルソースと、下のケチャップライスが合って、 ケチャップがやや苦手な自分もおいしくいただけました。
●さくま「だからケチャップ好きの人なら、最高においしいはず」帰ってきてカカオようかんを本格的に(?)試食。 一つ一つのパッケージが小さくて、手が出しやすい印象を受けました。 店頭では生チョコみたい、という風に書いてありましたが、食べてみ ると生チョコより全然後味が軽くて、あっという間に食べ終わってしま いました。
●さくま「ようかんというと、ぼってりした味のイメージが強いから、 新鮮でしょ?」さくまさんが日記に、福井の水ようかんに近い味だ、と書かれていま したが、確かにあの軽さにつながる印象がありました(そういえば福井 の水ようかんもスーパーなどで見かけるようになりました) 長町にはサークルで時々行くので、両店ともまた足を運ぶことになり そうです。
●さくま「この日記で、日々の生活の幅が広がってくれるのは非常にう れしい。ありがとう! もう一度金沢に行きたい!」2007年さいごの花火!
◆『桃鉄物産館』が、Au、SoftBankでも利用できるようになった! 『桃鉄物産館』への入り方は、こちら↓ ・DoCoMo iメニュー⇒メニュー/検索⇒ゲーム⇒テーブルゲーム ⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館 ・Au EZトップメニュー⇒カテゴリで探す⇒ゲーム ⇒パズル・テーブル⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館 ・SoftBank メニューリスト⇒ケータイゲーム⇒パズル・テーブル ⇒桃太郎電鉄⇒桃鉄物産館
|
-(c)2007/SAKUMA-