10月30日(火) 午前7時。昨夜、『桃鉄研究所』の集計も終了。 これでほぼ、今回の京都合宿の目標を達成。 岸和田へも行けたし、10数年ぶりに神戸異人館を歩けた。 達成できなかったのは、唯一『坂の上の雲』(司馬遼太郎・文芸春秋社) を読み直すことぐらいだ。 でも、全8巻を、たった1巻だけ読了はふがいなかった。 嫁は、明日沖縄から帰ってくる。 私も明日、東京に帰ればいいのだが、きょうあたり帰ろうかなと思い 出す。 午前10時30分。丸太町堀川の「くりや」へ。この時期限定の「栗おはぎ」があるのだ。 毎年、これを買うのが私の楽しみ。
この栗おはぎ、11月26日まで、予約を取っているので、あと1回 くらい買いに来れそうな気がする。 実は来週末ぐらいには、また京都に来るはず。 その後、青森で、月末はまた京都だ。 11月は、ほとんど日本じゅうをあっちこっちの予定。 しかし、ちょっと歩くと汗ばむようないい天気だ。 京都は相当寒くなるとことを覚悟してきたのに、ずっと気温は高かった。
<おすすめのお店> 「くりや」 住所:京都市中京区丸太町堀川東入 電話:075-231-4564 営業時間 8:00〜20:00/日曜祝日10:00〜15:00 定休日:なし(元旦のみ休業) 備考:栗おはぎ(秋季限定)
午前11時。錦市場へ。 「おやじ泣かせ」を買うためだ。東京で急に誰かに会うことになったときに、お土産として持って行く のに非常に便利。日持ちするしね。 400円と値段も安いので、相手ももらっても負担にならない。 ここできょう東京に帰るかどうかを決定することに。 娘に電話する。 「あっ、さくちゃん! いーたんがジッジーに電話したいって!」 「えっ。ほんとっ。うれしーな! もしもし…」 「……………」 「あれ? もしもし…」 「いーたんは、ジッジー大しゅきだよ!」 「おお! ジッジーもいーたん、大好きだよ。いまからおいしいおはぎ を買って帰るからね!」 「ん? な〜に?」 「まだ、おはぎという単語がインプットされていないようだ」 「甘くておいしいものを買って帰るからね?」 「甘いの?」 「伝わらないか。ジッジーはいーたんのために、中古物件だけど、金閣 寺を買って帰るからね!」 「はーーーい!」 何だかわからないけど、東京に帰ることが決まった。ハハハ! それも、きょう夜遅く帰るかな?と漠然と思っていたのだが、います ぐ帰ることにした。 どこまで孫に弱いんだ、この孫バカじじいは! 韓国ドラマよりも、純愛だよ。 午前11時15分。錦市場に近い、「イノダコーヒ本店」に駆け込み、 イタリアン・スパゲティに、コーヒー。
さっさと食べて、東京に帰るのだ。はっはっは!
<おすすめのお店> 「イノダコーヒ」本店 住所:京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140 電話:075-221-0507 営業時間 :07:00〜18:00 定休日:なし おすすめ:ビーフかつサンド、イタリアン・スパゲティ。
午前11時30分。京都のマンションに戻って、帰り支度。 その手際のよさ! 早きこと風の如く。 午後0時15分。早くも京都駅へ。ハハハ! 錦市場で孫と電話してから、わずか1時間15分の速さ! チケットを買ってから、娘に頼まれた聖護院の秋季限定のおたべと、 「はつだ」の特選和牛弁当を買いに走る。 頼まれてもいないのに、新幹線構内の「宝泉」で、孫が好きそうな、 干菓子まで買う! 「おまえ、本当にまだ手足が不自由なのか?」という声が聞こえて来そ うだ。はっはっは! 午後0時43分。京都駅から、東海道新幹線のぞみ232号東京行き に乗車。汗をいっぱいかいてしまった。 ここ2回、N700系の新幹線に乗っているので、いまの主力列車で ある700系がずいぶん揺れるように感じる。 新幹線が登場したときは、とにかくスピード重視だったのが、いまは 乗り心地重視。 時代によって、重要な部分は微妙に変わるもんなんだね。 車中、『桃太郎電鉄20周年(仮)Bタイプ』の仕様書作り。 Bタイプのほうは、いよいよ超大作の雰囲気が出てきた。 超大作というより、盛りだくさんって言ったほうがいいか。 もう列島が割れたり、北海道が移動したりすることはない。 出来れば、10年くりかえして遊べる作品をめざしている。 午後3時。終点、東京駅に到着。 重い雲が立ち込めていて、いまにも雨が降りそう。 午後3時30分。喫茶店「らぴす」サンへ。 ここで娘&孫と待ち合わせ。 孫姉が「ジッジー、大しゅきー!」と抱きついてくる。 孫妹も「バウバウ!」と抱きついてくる。 昨日の夜、孫姉は本当に「ジッジーに電話したい!」と言っていたそ うだ。 午後4時30分。娘&孫といっしょに、自宅に戻る。 みんなで「はつだ」の特選和牛弁当を食べる。 デザートは、「くりや」のおはぎ。 孫姉が「これ、おいしいね! 何ていうの?」 「おはぎっていうんだよ!」 「おはげ?」 「おまえギャグわかっていて、言ってないだろうな!」 「おはげ?」 「岩崎誠は?」 「ん? な〜に?」 惜しい。さすがに、タイミングよく「おハゲ」とは、まだ言えないか。 孫姉は、娘に頼まれた聖護院の期間限定の「くり」のおたべが、相当 気に入ったようだ。 目をキラキラさせて「うーーーん。おいしい!」と喜ぶ。 「ジッジー! これどこで買ってきたの?」 「京都!」 「キョウトー? じゃあ、また明日買ってきて!」 「きょう帰ってきたばかりだから無理だよー!」 ここから、私はちょっと休みたくて、部屋に戻ったら、2階で孫姉が びーびー泣く声がする。 「ジッジー! ジッジー! ジッジーといちょにいたいよー!」 「ジッジー! こっち来て〜〜〜!」 うーーーん。せつないじゃないのー。 ついつい再び、2階に上がってしまう。 1週間会ってなかったからなあ…。 毎日会ってばかりでもダメ、全然会わないのも、ダメ。 「ほどよい」は、難しい。 「いーたん、ジッジー、眠いから寝させてよー!」 「ダメ! 元気出して!」 「元気という問題じゃないんだけど…。お仕事させて!」 「お仕事しちゃ、ダメ!」 「お仕事しないと、いーたんにおはぎをいっぱい買ってきてあげられな くなっちゃうんだよ」 「そうならなくても、すみようにしなきゃダメ!」 「うーーん。それは当たってるなあ。はっはっは!」 しばらく、ボールをつかって野球をやらされて、へとへと。 午後6時。何とか孫姉の気がソレたところで、部屋に戻る。 VAIOのデータを、外付けハード・ディスクに保存する。 挙動不審のVAIOがいつ壊れるかわからないので、とにかくデータ を保存しなきゃ! あれ? ためしにメッセージを自分の携帯に送ったら、送れちゃった。 まさか治った? 京都で毎日、Out1ookExpressから送信しようとして失敗した。 おなじ部屋の古いVAIOから送れた。 なのに、何でいま挙動不審のVAIOから、メッセージが送れるんだ。 ひょっとして、京都のタコ足配線が原因だったのか? まだわからない。 いずれにしても、嫁が帰ってくる明日まで待とう。 日本シリーズを見ながら、うとうと…。 午後9時。孫姉といっしょにお風呂に入る。 昨日、京都に作曲家&プロデューサーの宮路一昭くんから電話がかか って来た。 「昔のさくまサンを知ってる僕としては、お孫さんが大好きな姿が想像 できないよ!」 「それは私が、いちばん信じられないよ!」 宮路一昭くんは、最近精力的にCDアルバムを製作して、ライブもた くさんやっている。 今度、新しいアルバムに『桃鉄』で、宮路一昭くんが作曲した曲を入 れてくれるそうだ。 もちろん、私の段階ではOK! 著作権は、あちこち許可を取らないといけないから大変だ。 今夜は、京都の「イノダコーヒ」で出たアイデアをまとめる作業。 気がつけば、明後日にはもう『桃太郎電鉄TOUHOKU』の配信が始まる。 感想送ってね!
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