10月29日(月) 午前7時。調子の悪いVAIOは、いよいよインターネット・エクス プローラーの立ち上がりまで、遅くなってきた。 本当に、沈み行く船に残って、必死にバケツで水をかい出してみるみ たいだ。 いや、水をかき出すような能力は私にはないので、浸水しながら、面 舵いっぱい、全力疾走しているだけだ。 おまけに、3日前から右手の人差し指に、ささくれが出来て、意外と これがひりひり痛くて、気になる。 カバンのなかからあわててノートを取り出そうとすると、傷口をズリ ッとやって痛い。 仕方なく、指のささくれに絆創膏を貼って、痛みは減ったものの、V AIOをつかうと、パッドの部分に絆創膏をこすりつけても、反応しな いことを初めて知った。 中指中心にキーボードを叩こうとしたら、ミスタッチだらけ。 微妙なんだねー、コンピュータの操作って。 絆創膏を外して、お仕事開始! 『桃太郎電鉄20周年(仮)Aタイプ』の☆印カード売り場に手を加え て、札幌開発スタッフに送る。 VAIOのOut1ookExpressが、受信できても送信できないので、挙 動不審のVAIOのエクセル・データをメモリー・ステックに入れて、 古いVAIOから送る。 『桃鉄研究所』のコメント書きをしながら、読者の指摘でなるほどと思 うことがあれば、その場で仕様書のほうを書き直す。 行橋市・錯乱坊主といえば、『ジャンプ放送局』以前の読者ページか らの投稿者なので、もはや30年ぐらいの付き合いになる。 いわば譜代大名である。 彼ぐらいになると、文章の書き方も実に上手いし、核心を実によく見 抜いている。 たとえば…。 ★デビル系カードについて 今のままでバランスは良いと思います。 リトルデビルも弱いからこその役目を果たしていると思いますし。 何気ない文章だが、これが日の浅い投稿者だと「リトルデビルカード は、喰らってもたいしてお金を奪われないから、無くてもいい!」とい う過激な書き方になる。 そういう過激な発言をする投稿者も、初心者の頃には、リトルデビル カード1枚手に入れただけでも、うろたえたはずである。 シリーズの長い作品には、プレイヤーの自慢による「もっと強くして くれ!」メールが増えて、羅針盤が狂うことが多い。 この辺を見極めるのに、非常に神経をつかう。 何度もいうが、シューティング・ゲームは、どんなに難易度を高くし ても、プレイヤーから「簡単すぎる!」というアンケート・ハガキが殺 到して、ゲーム製作者側がその誘いに乗ってしまって、ジャンル自体が ほぼ絶滅になってしまった。 『桃太郎電鉄』も、20年になると、いわゆるマニアの意見と、ライト ユーザーの意見の温度差が非常に拡大している。 極力、マニアの声は削除してきたのだが、毎年遊んでくれる人たちが マニアになっていくのは当然のことでもあるので、どこでどう折り合い をつけて行くのか見極めが大変。 アンケート募集の前半と、後半で、人気の分布が変わるのも、この辺 の影響だとおもう。 午前11時30分。『桃鉄研究所』のコメント書きが進まない。 嫁が沖縄から帰ってきたら、『桃鉄研究所』をすぐ更新出来るように しておかないと、私と嫁は、来週からまた地方に行かないといけない。 早く完成させないといけない。 食事にでかけるのも惜しくて、朝食は、昨日神戸のパン屋さんで買っ てきた菓子パンと、充実野菜のジュース。 ワールド・シリーズ「レッドソックス×ロッキーズ」を見ながら…。 午後0時。国会中継が始まる。 守屋武昌・防衛省前事務次官の証人喚問だ。 接待ゴルフや、賭け麻雀なども認めたようだ。 こういうことって、絶対無くならないんだねー。 守屋武昌って人は、防衛省のドンと呼ばれた人だけに、答弁が上手い ね。しゃべるところは、しゃべり、肝心な部分は、曖昧に答える。 追求を交わすしゃべり方のお手本みたいだ。 百戦錬磨の顔してるよね。 別にホメているわけではない。 ああいう人間が、日本をダメにしているのは間違いない。 なおも、『桃鉄研究所』のコメント書き。 投稿者たちのいい意見はたくさんほしいが、いい意見が出ると、仕様 書のほうを直しに行ったまま帰って来れなくなるので、ちっともコメン ト書きが進まない。 気がつくと、まったく動かずVAIOの画面を見つめて仕事をしてい たので、目の焦点がVAIOのディスプレイに合ってしまって、顔をあ げてカレンダーを見ようとすると、文字がにじんでしまう。 これはやばい!と、散歩にでかける。 午後3時。三条通りから河原町に出て、河原町通りを南下。 四条河原町の高島屋で「葛飾北斎展」で、きょうが最終日とあって、 つい誘われるように見に行ってしまった。![]()
葛飾北斎は、江戸時代の手塚治虫さんだと思っている。 あれだけのデッサン力を持ちながら、信じられないようなケレン味た っぷりのオーバーな表現をする大胆さは、何度見ても驚かされる。 最終日とあって、入場者が多い。 こういうものを見に来る人がこれだけいるんだから、歴史上の人物っ てすごいんだねー。 新進気鋭の漫画家さんの展覧会でも、これだけの人が集まらないとお もう。 版画も、実際に擦られたものが、展示されていた。 小さいスペースでの展示だと思ったけど、バスケットボール用の体育 館よりも広いスペースで、100点以上の作品が展示されていて、圧巻。 ただし、場内は薄暗い。
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「水生絵の具で擦られており、もともと長期保存を前提にして制作され ておりません。そのため大変痛みやすいので、展示にあたっては光線の 害を防ぐため、照度を落とすように義務づけられています」 なるほどね。 午後4時。「イノダコーヒ」四条店まで、歩く。
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きょうはよく歩いたので、コーヒーを飲むだけのつもりで寄ったのに、 座ったとたんアイデアが、吹き出てきたので、恒例のアイデア出し。 「イノダコーヒ」だと、アイデアが出る法則、いまだ健在なり。
<おすすめのお店> 「イノダコーヒ」四条店 住所:京都市下京区四条通東洞院東入る立売西町66 京都証券ビル地下B2 電話:075-211-7738(FAX共通) 営業時間 10:00〜20:00 定休日:無休。
午後6時。大丸デパートの「柿安ダイニング」で、お惣菜弁当を買っ て、京都のマンションまで歩く。![]()
とりあえず、今回京都でいっぱい歩く目標だけは、達成できたような 気がする。 いかん。ついゴミが出ないように、お弁当を全部食べてしまった。 片手が不自由だと、ゴミ袋を結ぶことも出来ないのだ。 極力、外食すればいきのだが、「柿安ダイニング」のお弁当はカロリ ーが低くて、満腹感もあるので、ついつい食べたくなる。 お弁当をそそくさと食べて、『桃鉄研究所』のコメント書き。 午後10時。ふい〜〜〜、なんとかコメント書きは、終了した。 これから点数の集計に、テーマ募集の原稿書きだ。 ゴールが見えてきたぞ!
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