１０月１４日（日）＜最新ニュース＞ ●『それいけ！桃太郎電鉄』（原作・濱崎達也、漫画・高内優向）が、 10月26日創刊の角川書店「ケロケロエース」にて、連載開始！ 桃鉄情報のページもスタート！ 詳しくはこちら→http://momotetsu.com/news_n01.html ●「桃鉄セレクトｉｎあおもり」11月17日（土）〜11月25日（日）。 青森観光物産館「アスパム」で、『桃太郎電鉄』推薦の青森お土産を 展示、販売！ ★五所川原の揚げ鯛を、出張販売！ 11月17日（土）〜18日（日） 両日とも、10：00〜16：00。アスパムにて。 あの五所川原の「揚げ鯛」が、初の出張販売、決定！ ★桃太郎チーム、サイン会！ 11月17日（土）15：00〜17：00。アスパムにて。 さくまあきら、土居孝幸 池毅さん、井沢どんすけ、石川キンテツの参加も、決定！ ケータイ『桃太郎電鉄』のサイト画像を見せれば、サイン、ＯＫ！ ●『桃太郎電鉄１６ＧＯＬＤ』（Xbox360）12月６日発売！
午前７時。『桃太郎電鉄２０周年（仮）』の仕様書作り。 先日の「内藤大助×亀田大毅」戦。 ＴＢＳは、亀田ファミリーを応援していたから、どういう風にワイド ショーが取り上げると思ったら、『サンデージャポン』が、あっさり掌 返しで、内藤大助選手をゲストに迎えて、持ち上げていたのには、爆笑 した。 『サンデージャポン』らしいよね。 あそこまで、あっけらかんとやられると、小気味いい。 でもその前の『サンデーモーニング』のコメンテーターたちまで、亀 田大毅選手を酷評するとはちょと驚いた。 ニュースとして取り上げずに逃げると思っていた。 それにしても、亀田兄弟は、マスコミに踊らされ、マスコミに突き落 とされ、不憫といえば、不憫だ。 「マスコミに踊らされるほうが悪い！」という人もたくさんいるだろう けど、踊っちゃうもんだよ。 午後０時。嫁と、文京区根津の讃岐饂飩「根の津」へ。
あの銀座の「さか田」で修行した人が２００３年、ここにお店を構え たというので、来てみた。 私は、ごまだれぶっかけうどん。 嫁は、ぶっかけうどん。
おお！ 「さか田」譲りの弾力のある麺だ。 「さか田」より、麺の量が多い。 うまい！ これはうまい！ ごまだれも、いい感じ。 「さか田」よりも、味が若々しい。 次は、生醤油うどんを食べてみたい。 お客さんは、正直だ。 私たちが食べ終わったころには、長蛇の列が出来ていた。
＜おすすめのお店＞ 讃岐饂飩「根の津」 住所：東京都文京区根津1-23-16 電話：03-3822-9015 営業時間：11:30〜14:30 17:30〜20:20 土日祝／11:30〜15:00 日曜日は昼のみ営業。 定休日：月曜。祝日翌日休。 アクセス：千代田線根津駅徒歩５分。 不忍通り根津神社入り口交差点を左折右側根津神社手前。
午後１時。東京大学裏の「弥生美術館」まで歩く。
地図で見たとき、「根の津」から近いと思ったのだが、坂があるとは 思わなかった。ひー、しんどい…。
ここで「ふろくのミリョク☆展」というのをやっている。 昔の漫画雑誌『少年倶楽部』とか『りぼん』などに付いていた付録を 特集した展示だ。
このイベントの存在を知ったのは、実は今回の秋田県取材での増田町 の「まんが美術館」で。 ポスターが貼ってあったので、どこでやってるのかなあ…と、思った ら、東京だったので、メモっておいた。 私の子ども時代、漫画雑誌には、付録がいっぱいついていて、『鉄腕 アトム』なんかは、本誌で８ページぐらい漫画があって、いい場面にな ると、「この続きは付録につづく」とあって、ハラハラドキドキしたも のだ。 ほかにも紙で作る付録があって、最初のうちは、ちょっとした紙飛行 機や、すごろくだったものが、次第にエスカレートして行って、映写機 や、蓄音機になって行った。 この美術館で、かつて私が組み立てた映写機に、５０年ぶりぐらいで 対面した。 映写機なんか、完成しても燃えたりしたし、蓄音機なんか、ちっとも 音が出ず、針が紙をがりがりと掘るだけだったりした。 しまいには、全長５０センチくらいの戦艦になったり、この美術館に 展示されている、１ｍ以上のエンパイヤステート・ビルになった。 これはわざわざ見に来る価値あるよ。 この付録に対する漫画雑誌の宣伝文句がおもしろかったので、写し取 ってきた。 時代を感じる文体だ。 ★世界一高いエンパイヤビルデングの大模型 つづけざまの特大號。 つづけざまの大付録。 二月号は堂々たる大雑誌です。 この壮観をごらん下さい。 八十六階三百十一米の大建築の大模型です。 組み立ては非常に簡単。 尋常三年以上なら誰でもやすやすと出来ます。 こんな大付録のつく二月号ですから、すぐ売り切れてしまひます。 今から本屋に約束しておいて買い外（はず）さぬやうにして下さい。 「特大號」と「号」が旧字体なのが、すごい。 「尋常三年」っていうのは、尋常小学校３年ってことだ。 私は、尋常小学校の頃の人じゃないよ。 戦後７年目の昭和２７年生まれのものだから、よく「さくまサンは、 第二次世界大戦の経験者ですか？」と若い人に聞かれる。 それほど老人ではない。 ほかにも、付録の展示として、「すごろく」がけっこう展示されてい て、ああ！ 子どもの頃、よくこれで遊んだのが、のちに『桃太郎電鉄』 になったんだなあ！と、しみじみする。 館内撮影禁止なので、伝えられないけど、ここに来ると私のルーツが よくわかるよ。 高畠華宵（たかはたかしょう）という漫画雑誌の挿絵を多く描いてい た画家さんの作品も多く展示されていた。 というより、弥生美術館は、この人の作品を展示するために設立され たようなもののようだ。 当時、漫画雑誌は、漫画だけでなく、小説も多く連載されていた。 その挿絵を多くの画家さんたちが描いていた。 でも、この高畠華宵さんの絵は、顔が三白眼で、不気味で、私は子ど も心に、嫌いな絵として記憶に残っている。 不思議なもので、いまここでこうして見ると、抜群のデッサン力に舌 を巻し、しみじみ「上手いなあ…」と、感じた。 子どもの頃の「上手い、下手」なんていう基準は、いかにいいかげん だったか、よくわかる。 ＜高畠華宵 大正ロマン館＞
この「弥生美術館」には「竹久夢二美術館」も併設されていたので、 見て行く。 今度は高畠華宵さんとは、逆の感想を持った。 若い頃、竹久夢二の絵をなんと素晴らしい絵だと思ったのが、いまこ こで見ると、デッサンは狂っているし、色の塗り方は雑だ。 デッサンが上手いからいい絵というわけではない。 高畠華宵さんは、往年の王監督のように正確無比なバッティングで、 竹久夢二さんは、長嶋さんのように、身体の体勢を崩してでも打つよう な位置の人だったんだろうなあ…。 何かまたひとつ、奥義を学んだような気がする。 ちなみに、この「ふろくのミリョク☆展」は、今年の１２月２４日ま で開催しているようだ。 興味のある人と、私と同世代の人は、ぜひ。 この東京大学裏には「弥生美術館」「竹久夢二美術館」と並んで、詩 人の「立原道造記念館」もすぐのところにある。 どうせだから見て行ったのだが、もうこの頃には、足がじんじん痛く て、足元がふらつきっぱなし。 ３階まで登ったら、もう作品も生原稿も味わえないくらい疲れ果てて しまった。よって、「立原道造記念館」は放棄。 健脚な嫁も、記念館の入り口をデジカメし忘れたほど。 このあと、さらに当ても無く歩いたら、不忍池に出た。 今度は「横山大観記念館」があった。 もうダメ。 歩けない…。足が毛玉のようにもつれてる。 とても入る気力無し。 またの機会にしよう。 こういう美術館、記念館巡りはよく歩くから、いい運動になることだ けは気づいた。 しかし、見事なくらい体力は衰えている。 午後２時。神楽坂の「神楽坂 茶寮」で少し休んで行こうと思ったら、 １５〜６人店の外で立って待っているので、断念。
この後も喫茶店を探したら、どこも満員。 神楽坂は、喫茶店が少ないからだ。 「上島珈琲店」で、喫煙席ならと言われて、入る。 もうダメ。疲れた…。 喫茶店で休むどころか、早く飲み干して、家に帰って、ベッドにひっ くり返りたくなる。 それでも、コーヒーにモンブランケーキを食べることだけは忘れない。 ここでケーキを食べなきゃ、痩せるのに。 わかっちゃいるけど、やめられない。
このお店の従業員は、一生懸命働くので、好感が持てた。
＜おすすめのお店＞ 「上島珈琲店」神楽坂店 住所：東京都新宿区神楽坂3-2-14 木村屋ビル1F 電話：03-5225-3058 営業時間：平日／7:30〜21:00 土日祝／8:00〜21:00 定休日：無休。
午後３時。帰宅。 ひ〜〜〜！ もう眠くてたまらん。 スカパーで「日ハム×ロッテ」戦を見るも、すぐ熟睡。 午後４時。仕事を始めるも、歩き疲れているだけに、頭がボーッとし て、仕事が進まず。 こういうときは、ＤＩＧＡに録画しておいたテレビ番組を見るにかぎ る。ＮＨＫ『そのとき歴史が動いた』で、賤ヶ岳の戦いを、豊臣秀吉側 からではなく、柴田勝家側からの視点で描いたのが、おもしろかった。 柴田勝家って、もっと取り上げられてもいい武将だと思う。 午後６時。嫁と、近所の「クルックキッチン」へ。
たまに行く、「クルックカフェ」に予約を入れたつもりが、「クルッ クカフェ」の脇の道を行った奥の「クルックキッチン」に予約を入れて しまっていた。 そういえば、最近ここにフランス料理のお店が出来たという話は聞い ていた。一度来てみたかったから、ちょうどいいや。 このお店は自然食のお店。 自然食のお店っていうと、どうも内装がおざなりで、身体にいいもの を作っているんだから、味は二の次でいいよね！という店が多いので、 あまり好きではない。
でも、このお店は、内装はオシャレだし、味もよかった。 最初に、前菜で出た落花生にびっくり！ 大きいんだ、これが！
しかも、落花生を食べているというより、そら豆やだだちゃ豆を食べ ているような風味。 こんなおいしい落花生というものを食べたことがないよ。 驚いたなあ…。
ん？ メールだ。 日曜日にメール？ 誰だ？ 「番長の解説見る前に、暗いＭaxシリーズ、終了〜！ 来年からは、ア ンチ・ドラゴンズだぁ！」 はっはっは！ 阪神ハゲのオーナー・岩崎誠だ。 まだ試合が始まってから、３０分も経っていないというのに、何があ ったんだ。 番長というのは、横浜ベイスターズの三浦大輔投手のこと。 きょう三浦大輔投手が「阪神×中日」のクライマックス・シリーズの テレビ解説を７時からする。 私もこの時間に戻れるように、食事をしに来たのだが…。 ヤフー・スポーツの途中経過を見る。 な〜〜〜んだ、まだ２点取られただけじゃないか！ ２点程度で、弱音を吐く男じゃないのに。 「まだ２点じゃないか。５点ぐらい入れられたのかと思った」と送る。 岩崎誠から、メールが来た。 「５点取られたんです！」 ええっ！？ 携帯の途中経過だと情報が少し遅れる。 その間に、５点になっちゃったのかー！ よりによって、ズバリ賞の５点とは！ すまぬ、岩崎誠！ 傷口に塩を塗るようなメールを送ってしまった。 因幡のハゲうさぎに、塩を塗るような…こういうことをいまの岩崎誠 に書いてはいけない。ハハハ！
「クルックキッチン」のメイン・ディッシュは、岩手短角牛の塊。 「塊」とあるので、ちょっと大きいのかな？とは思ったのだが、出てき た牛の塊は、ほぼ５センチ四方。それがふたつ。 うーーーん。これはまいった！といいつつ、食べるとうまい。 この調子じゃ、ふたつの塊を食べられちゃいそうだ。 でも、やめないとなあ…。
やめるなら、デザートをやめなさいよ！と思いつつ、クリームブリュ レのおいしいこと！ いっしょに添えられたアイスクリームの牛乳の濃さに脱帽。
こりゃ、うまい！ 子どもを連れて来てもいいというので、絶対娘＆孫を連れて来よう。
＜おすすめのお店＞ 「クルックキッチン」 住所：東京都渋谷区神宮前2-18-21 koti Ｂldg １Ｆ 電話：03-5414-0944 営業時間：17:30〜23:00 定休日：月曜。
午後８時。帰宅。 岩崎誠のがっくりメールで、こりゃ阪神はもうダメだと悟り、ゆっく り食事してきた。春日部市・くつ子 ―――――――― さくまさんこんにちは、くつ子です。 １０日の日記読ませて頂きました。 横手、面白そうなものがいっぱいあるところなんですねぇ〜。 かまくらも入ってみたいし、お団子もおいしそうだし、何より焼きそば ＆長芋の天ぷらが美味しそう！！
●さくま「長芋の天ぷらには、驚いた！」温泉も部屋ごとの露天なんて素敵だし、そこだけ聞くとすご〜〜く行っ てみたくなります。
●さくま「あのホテルは比較的料金も安くて、抜群にいいよ」でも、多分、さくまさんの日記だけ見ていくと余り、観光、観光してい ないから、期待はずれって思っちゃうんでしょうね。 素材が良くてもその出し方が判らないと駄目っていうこと、成る程な 〜と思いました。
●さくま「仰々しい観光を期待せずに行けば、非常に雰囲気があって、 いい町だとおもう」土居さんが焼きそばを食べてらっしゃる姿が余りにも美味しそうだっ たので、今日のお昼は焼きそばにしました。 美味しかったです。
●さくま「土居ちゃんは、焼きそばが大好きだからねー！ しかし東北 を旅したときは、地元の人からの反応が無いなあ…。県民性なのか、読 んでいる人が少ないのか…」追伸:星野さんの北京五輪予選オーダーでは村田が４番に入っていました ね。嬉しかったです。
●さくま「えっ？ テレビの星野さんと栗山さんの対談ではでは、７番 だったぞ！ 何でもいいや。村田修一選手が勉強してきてくれれば。 吉村裕基選手も選んでほしかったなあ…」
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