９月１０日（月）＜最新ニュース＞ ●9月29日（土）桃鉄20周年記念イベント 「桃鉄関連映像上映会＆芸能人3年決戦」を開催します。 出演：さくまあきら、土居孝幸、愛川ゆず季、石坂ちなみ、三田あいり。 ※岩崎誠の生ハゲが見れるのは、このイベントだけ！ ご応募はこちら！ http://momotetsu.com/index.html
午前７時。『桃太郎電鉄TOHOKU』のテスト・プレイを再開。 キングボンビーのサイコロ１０個振りの金額をもうちょい値上げしよう かで悩む。 『桃太郎電鉄』は来年で２０周年というぐらい長いゲームなので、初心 者と上級者では、お金の貯まり方が全然違う。 キングボンビーの攻撃を厳しくすると、初心者のみなさんが黙って去っ て行ってしまうし、キングボンビーの攻撃を甘くすると、上級者がそれは もう鬼の首でも取ったかのように、自慢たらたら罵詈雑言を浴びせかけて くる。 もちろん、ヘソ曲がりな私は、こういう自慢たらたらのメールが来ると キングボンビーの攻撃をもっと甘くしちゃうけどね。はっはっは！ 午前９時３０分。嫁と、喫茶店「らぴす」サンで、モーニング・セット。 雨が降ったり、やんだり。 やむと、蒸し暑い。 午前１１時。雨が降ってないので、傘を持たずにでかけたら、すぐ雨が 降ってきた。 佐藤志靖さんの美容室『ティティス』へ。 髪を切ってもらいながら、『桃太郎電鉄TOHOKU』のテスト・プレイ。 やっぱりちょっとだけ、キングボンビーの被害額を増やそう。 午後１時３０分。帰宅。 家に着いたとたん、激しく雨が降ってきた。 横浜ベイスターズの歴史について書いてある本を読む。 明日の取材に備える。 もちろん、本なんか読まなくても大洋ホエールズ時代の昔から大半の 歴史は覚えているけど、顔は覚えていても、選手の名前とか、忘れてい ることがあるので、念のため。 「喝〜〜〜ッ！」で、おなじみの大沢親分も一時期、横浜ベイスターズ の前身である大洋ホエールズの選手だったのだ。 午後３時。嫁と、喫茶店「らぴす」サンで、コーヒー。 午後３時３０分。家に戻ったら、娘＆孫が来ていた。 娘が買った梨がおいしいから食べない？というのだが、実はそろそろ でかけないといけない。 ちょっとだけ食べて、でかけようとしたら、孫姉がフォークに梨を刺 して「どうじょ！」と、私のくちに梨を運んでくる。 すると、後ろに孫妹が順番待ちをしていて、孫妹もフォークに梨を刺 して、「うーうー！」としゃべれないながら、私に梨をくれる。 その後ろには、もう孫姉がフォークに梨を刺して待っている。 その後ろには、もう孫妹が！ うれしいけど、待ってくれい！ 完全に私は孫たちのおもちゃにされている。 いざ、でかけるとなると案の定、孫姉がビービー泣いて「いっちょに いたかったのにー！ カッカー！ ジッジー！」と、大粒の涙。 切なくもあり、うれしくもあり。 午後４時。赤坂のホテルオークラ東京へ。 漫画原作者のいしぜきひでゆきと待ち合わせて、１階のカフェレスト ランで、ちょいと打ち合わせ。 午後５時。ホテルオークラ本館１階コンチネンタルルームにて「小池 一夫劇画村塾株式会社設立パーティー」に出席。
近年、ハリウッド映画でも、明らかに日本の漫画を下敷きにした映画 が多いので、知的財産の著作権を守るために、小池一夫師匠が劇画村塾 を法人化することにしたパーティだ。 劇画村塾というのは、小池一夫師匠が開設した私塾だ。 私はそこの一期生。 本来、こういう権利を守る仕事は、日本漫画家協会とか、国がやるべ きなんだけど、小池一夫師匠の漫画原作は、映画っぽいから、狙われる のだ。 パーティの出席者、なんと４００人。 政治家さんもいれば、あの長嶋茂雄さんまで来ていた。
途中で、小池一夫師匠に呼ばれて、劇画村塾出身者が呼ばれる。
私も呼ばれたけど、壇上に上がった人だけでも、漫画ファンならすご い名前ばかりだよ。 順不同、覚えている人だけ書く…。 ・『犬夜叉』の高橋留美子さん。 ・『ドラゴンクエスト』の堀井雄二。 ・『北斗の拳』の原哲夫くん。 ・『スプリガン』のたかしげ宙くん。 ・『青春くん』のとがしやすたか。 ・『あさってDANCE』の山本直樹。 ・『コンシェルジュ』のいしぜきひでゆき。 ・『覚悟のススメ』の山口貴由くん。 ・『築地魚河岸三代目』の鍋島雅治くん。 ほかにも、たくさん第一線で活躍しているのに、壇上に上がらなかっ た人も多い。 元・うちの社員で、文春漫画賞まで受賞した菊池晃弘も、上がってこ なかったなあ…。 菊池晃弘は、現在井沢どんすけの『ジャンプ魂』のイラストを描いて いる。 井沢どんすけを「３９歳にしてお母さんに洋服を見立ててもらってい る…」という噂を思いついたのは、この菊池晃弘である。ハハハ！
でも、この劇画村塾のメンバーでも、後から壇上に登った人たちはも っとすごかったよ。 私たち劇画村塾生たちが、思わず一歩後ろに下がったよ。 ・ちばてつやサン。 ・永井豪さん。 ・里中満智子さん。 ・萩尾望都さん。 ・弘兼憲史さん。 ・井上紀良さん。 ・花村えい子さん。 ・村野守美さん。 ・日野日出志さん。 ほかにも巨匠がいっぱいいたんだと思うけど、さすがによく覚えてな い。
劇画村塾自体についても、ウィキぺディアを読んでもらったほうが早 い。 http://ja.wikipedia.org/wiki/劇画村塾 1988年に劇画村塾は一旦中断したけど、2006年に再開されて、９期生、 １０期生までいるそうだ。 この９期生、１０期生が偉くて、次々に私たちに話しかけてくるのよ。 これには驚いたね。 「ボクは、１０期生の○○○○と言います。ご挨拶させてください」って 言ってくるのよ。 しかも、みんな名刺持ってるしね。 午後７時。山王パークタワーの「ブラッスリー銀座ライオン」で、二 次会。 劇画村塾出身は、とがしやすたか、山本直樹、鍋島雅治くん、たかし げ宙くん、あかねこかサン、 アサツーＤＫの杉沢義文さんあたりしか 残らなかったけど、９期生、１０期生が多数加わったので、ちょっと刺 激的で楽しかった。 おもしろかったのは、『鉄板少女アカネ!!』というＴＶドラマにもな った漫画の作者・有賀ヒトシくんが、連載終了後、１０期生と来ていた ことだ。 実は、小池一夫劇画村塾は、一度プロで揉まれたことのある人が通う と、目からうろこが落ちまくる場所なのだ。 あの『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦くんもデビューした後で デザイン学校に通ったエピソードを持つ。 学校というのは、業界に入る前に行くのではなく、業界にちょっと足 を突っ込んだぐらいの人のほうがいい場合が多い。 私も堀井雄二も、フリーライターでそこそこ飯を食い始めた時点で、 この「小池一夫劇画村塾」に入塾している。 先ほどの有賀ヒトシくんが子どもの頃、『ジャンプ放送局』に投稿し て全部ボツだったという話は笑った。 けっこうプロの漫画家になったり、お笑い芸人になった人たちから、 「投稿してました」と聞くことは多い。 ほかにも、１０期生だったかな？ 平林智之くんという人がいて、ゲ ーム会社でネットワークゲームを作っているそうだ。 こっちのほうが、ネットワークゲームについて聞いちゃったよ。 とがしやすたかと、山本直樹のなかよし口論とか聞けて、楽しかった なあ…。 午後１０時。この調子で残っていると、朝までになってしまうので、 私と嫁はこの辺で、退席。 「劇画村塾」自体の同窓会は、来年１月にやると言って、帰ってきたの で、この日記にメモ代わりに書いておく。 堀井雄二、高橋留美子さん、原哲夫、板垣恵介、劇画村塾会長候補は いくらでもいるけど、どうもなし崩し的に私が、会長らしいのだ。 私は引き受けた覚えはないのに…。 午後１０時３０分。帰宅。 今夜は、日記を書くのが精一杯。 名前書き忘れた劇画村塾のみなさん、ゴメン！
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