12月3日(日)

『桃太郎電鉄16〜北海道大移動の巻!』の発売まで、あと5日!

 午前8時45分。新宿駅新南口へ。
 日曜日で、車が空いているせいか、家から10分もかからず着いてしまった。
 それにしても、朝の東京はずいぶん寒くなってきた。
 遠足の日の朝のように、寒い!

 ありゃ? 京浜東北線人身事故のせいで、湘南ー新宿ラインはダイヤが乱れている?  そりゃ困った!  何かいい手を考えないと!  …と思うよりも先に、私がうっかりミスをしていたことが判明。  きょう、これから湘南ー新宿ラインの高崎行きに乗ろうとしている。  高崎駅行きは、1時間に1本、毎時12分に発車する。  しかもこの高崎駅行きは、特別快速なので非常に速い。  だから、きょうも午前9時12分の高崎行きに乗って、午前中の時間をたっぷり取 材時間に費やそうと思ったのだ。  ところが、湘南ー新宿ラインの高崎行きは、午前9時12分からではなく、午前1 0時12分から、1時間に1本になるであった!  だから電車が遅れていようがいまいが、午前9時12分には、高崎駅行きの電車は なかったのであった。機動戦士ガッデム〜!  午前8時55分。仕方なく、JR宇都宮線大宮行きに乗車。  たまには鈍行列車の旅もよかろうと、負け惜しみ。

 車中、横に長いロングシートの座席だけに、VAIOを広げることもできず、ノー トを取り出して、『桃太郎電鉄KANTO』のアイデア出し。  これが、けっこう浮かんで、怪我の功名。  午前9時42分。大宮駅で、JR高崎線に乗り換え。  またまた鈍行、高崎行き。でも前3両が、籠原行き。  途中で、列車切り離しだ。  このところ、新幹線中心の旅ばかり続いていているので、在来線のみの旅も心地よ い。  午前10時18分。熊谷駅で、下車。  鈍行で、新宿駅から1時間23分。  そんなに遅くないね。  熊谷駅で、秩父鉄道に乗り換え。  午前10時33分。熊谷駅から、秩父鉄道羽生行きに乗車。    午前10時40分。ふたつめの行田市駅で、下車。  駅前は、見事に淋しい。  タクシー乗り場もない。

 行田自体には、はるか昔34年ほど前に来ている。  大学時代の同級生が住んでいたからだ。  ムサシノ広告の伊東正義、集英社の牧野弘とも、同級生ということになる。  30年ぶりに電話する。  しかしきょうは朝からでかけていて、帰りは遅いそうだ。  まだ34年前の家に住んでいるんだな。  まあ、家を出るときには、2〜3種類の取材先が頭に浮かんでいて、どれにするか 決めていなかったので、再会の約束をしていたわけではない。  きょうの取材先は、住宅地のなかにあって非常にわかりづらい予感がするので、駅 前の行田タクシーに声をかけて乗せてもらう。  地元の人なら、知っているだろう。 「古沢商店までお願いします!」 「フライ、食べに行くの?」 「そうです!」 「あそこのおばあちゃんが、フライを初めて作ってね。105歳まで長生きしたんだ!」  これから、<フライ>という食べ物を食べに行く。  どういうわけか、この<フライ>という食べ物と、<ゼリーフライ>なる食べ物が、 忽然と行田市界隈のみで、当たり前の食べ物として伝わっている。  非常に近いはずの熊谷市にも、鴻巣市にも伝わらなかった。  午前10時55分。古沢商店へ。

 こんな入り組んだ住宅地、地図を見ながらでも、絶対間違えるよー!  おまけに、店舗は完全に駄菓子屋さんだし。  タクシーに乗ってきてよかったあ…。  駅から徒歩18分の区間を迷ったら、1軒取材して即、帰京だ。  お店に入る。  おばあちゃんが愛想よく相手をしてくれる。  これが行田フライを思いついた105歳のおばあちゃんか。  いや。105歳のおばあちゃんは亡くなって、娘さんが継いだのだ。  105歳の娘さんもたしかに、おばあちゃんだよね。

 フライというのは、お好み焼きのようなもので、小麦粉を水で溶いて、ネギや肉、 卵など細かく切った具を入れて、鉄板の上で薄く焼いたもの。  韓国のちぢみのほうが近いイメージ。 「醤油と、ソース味のふたつがあるけど、どちらにしますか?」といわれる。  若い頃なら両方と答えたけど、最近食が細くなっているので「ソースで…」と答え る。  年配の人は、みんな醤油味を好むそうだ。  私もまだ若いぞ!

 うん! これは粉物好きには、文句無しでおいしい食べ物だ。  不動のB級グルメって感じ。 「唐辛子をかけて食べるとおいしいですよ」といわれたけど、ソースと唐辛子の相性 が非常にいい。    食べてしまえば、お好み焼きの具と粉が少ないような食べ物だから、斬新でもなく、 驚きも少ないけど、実においしい。  大正14年にこのお店の105歳まで長生きしたおばあちゃんが、足袋工場で働く 女工さんの休憩時間のおやつとしてこのフライを販売したのが始まりだそう。  要するに、このお店はフライの発祥地。  ここで困るのが、『桃太郎電鉄』。  物件に加えたいが、フライ屋では何のことか想像がつかない。  エビフライとか、具が変わっていれはいればいいのだが、ネギが多いほどではな い。仕方ない。行田フライ屋にでもして、臨時収入で解説するか。  ちぢみフライ屋のほうが、イメージ湧く?

<<おすすめのお店> 「フライ やきそば 古沢商店」 住所:埼玉県行田市天満5-14 電話:048-556-4317 営業時間:10:30〜17:30 定休日:不定休。 おすすめ:フライ玉子入り、300円。

 取材は続く。  住宅街を歩く。 「何とかニュータウン分譲中!」の貼り紙があってもおかしくないような閑静な住宅 街を、ぺとぺと歩く。  お店の人に言われたとおりに歩くと、パッと景色が広がって、水城公園に出た。

 この水城公園の手前に、行田名物ゼリーフライのお店があると聞いていたのだ。  さっきのは、フライ。  今度のは、ゼリーフライ。  しかも、ゼリーフライと、珍奇なネーミング。 「駒形屋」というお店だ。  ゼリーフライは、別にゼリービーンズを揚げたものではなく、豆腐のおからにつぶ したジャガイモと刻んだ長ネギやニンジンを入れて練り上げ、油で揚げて、ソースに くぐらせた食べ物。  日露戦争の時、中国から伝わった野菜まんじゅうがそのルーツともいわれているけ ど、問題のゼリーフライは、形が銭形だったので、ゼニーがなまって、ゼリーフライ になったそうだ。  ゼニーフライのほうが、もっとおもしろいネーミングじゃないか!

 それにしても、このゼリーフライ、地元の人がこの水城公園のがいちばんおいしい って言ってたけど、掘っ立て小屋みたいなのに、次から次へとお客さんがよく買いに 来る。  1個60円は、安いけど、私の前のお客さんは、2400円も買って行ったよ。  40個ってことだよね。  私は、1個だけ。  割り箸に刺してくれた。  私のあとの小学校低学年風の子どもは「2個は、ここで食べてあと10個持ち帰り 用に!」と言っていた。  すごい人気だ。  味のほうは.さつま揚げが、ふかふかやわらかくなったような食べ物。  病み付きになる味かといわれるとなあ…。  おいしいけど、わざわざみんなが車で買いに来るほどかなあ…。  よっぽど、行田の人たちとの相性がいいのだろう。  あとで地元の人に聞いたら、昔はもっと3倍ぐらいの大きさで、やわらかくて、串 に刺して食べるとやわらかすぎて、落としてしまうほどだったそうだ。  最近は、おからが入っていないゼリーフライがほとんどとか。  でも、やっぱりごくふつうに、おやつとして食べるそうだ。  ごはんのおかずとして食べるわけではないらしい。  ちょっと不可解な食べ物。  おいしいことは、おいしい。  ただ常習性があるのが、不思議。  フライのほうが、もう一度食べたくなる味だ。  水城公園から、忍(おし)城址まで歩く。

 午前11時45分。忍城の跡に立つ、行田市郷土博物館へ。  この忍城は、歴史好きの私としては、前から一度絶対来たかったお城。

 たまには、歴史話。  天正18(1590)年。  天下統一目前の豊臣秀吉が、関東平定に乗り出したとき、2万3000人の軍の大 賞に任じられたのが、後に関が原の戦いで徳川家康と戦うことになる石田三成、当時 31歳の若者。  この石田三成が、忍城を攻めたときの戦法が「水攻め」!  豊臣秀吉が、毛利を攻めたときに「水攻め」を成功させ、ちょうど本能寺の変で織 田信長が暗殺され、中国地方からまたたく間に帰って、天下を取った縁起のいい戦法 である。  豊臣秀吉の信奉者である石田三成は、秀吉を真似てこの忍城を水攻めにして、大失 敗したのである。  石田三成というのは、荷駄隊の輸送といった経済には明るかったけど、軍功はまっ たくないという頭でっかちである。 「関が原の戦い」にしても、豊臣恩顧の加藤清正、福島正則が石田三成憎しで、家康 につかなければ、しならくは豊臣家の時代が続いていたかもしれない。  豊臣家滅亡の主犯は、石田三成で、共犯は淀君と思っているので、忍城がどんなお 城か知りたかったのだ。  たしかに天下の利根川が近いだけに、利根川の水を引けば、忍城を水攻めにするこ とも可能だったと思う。  でも豊臣秀吉が「水攻め」を成功させたときは、梅雨時で大雨が降ったせいだとい う。  私は豊臣秀吉が「水攻め」をした岡山県の備中高松城まで見に行ったことがある。 あの成功したお城ですら、四方を山に囲まれているといえども、山までは遠く、とて もじゃないけど大洪水が起こらないかぎり、水攻めは成功しないと思った。  水攻めは、豊臣秀吉のような強運の持ち主だからこそ、成功したのであって、貧相 な石田三成では、成功するはずがなかったのだと思っている。  もっとこの忍城を攻めたときの石田三成の戦さ下手が広まっていれば、関が原で石 田三成が西軍の大将にならなくてすんだと思う。  人間、自分の身の程を知るのが、最大の勉強方法だと思っている。  話が長くなった。  石田三成というのは、どの会社、仕事のプロジェクトにもひとりは必ずいる頑迷な 男のタイプなので、つい語気が荒くなってしまう。  行田市郷土博物館では、この石田三成の忍城攻めや、足袋(たび)の製造で栄えに 栄えたころの展示物や古い写真がいっぱいで見ごたえがあった。

 そういえば、行田は昔、万葉集に「さきたまの津」という記述があるように、 「埼玉」の地名、発祥の地である。  駅前にも、碑が建っていた。  足袋の産業で栄えて、熊谷よりも栄えていたそうだ。  いまは、足袋を作っている工場の数も少ないという。

 午後0時。まだお昼ちょうどだ。  体力的に、もうちょい取材しても大丈夫そうな気がする。  嫁がいないので、私を客観的に見られるわけではないので自信がないのだが。 水 城公園から、忍城まで、博物館のなかはよく歩いた。  こういうときは、得意のズル・モードのコマンドをクリックしよう。  行田タクシーを呼ぶ。 「足利まで、お願いします!」  へっへっへ。これから、栃木県足利市まで行く。  この年齢になると、時間をお金で買いたい。  乗り換え案内で、行田市駅から足利駅までを調べると、1時間8分かかる。  秩父鉄道の行田市駅まで戻って、羽生駅まで行き、東武伊勢崎線に乗り換えて、足 利市駅まで行かないといけない。  しかも足利市駅から、JR足利駅まで徒歩で、20分だ。  ここで前回、熊谷駅から、太田駅までタクシーで行って、大きく時間短縮したこと を思い出し、行田市郷土博物館から、タクシーで足利までめざすことにする。  行田タクシーに来てもらって、足利へ。  利根川を渡る。  さすがに、利根川は大きいなあ。

 この大きな川が、東京都の水道のほとんどになっているわけだ。  感謝しなきゃ!  やけに、天気がいい。  青空が広い。  取材モード、満点である。  タクシーの運転手さんに、この近辺の話をいっぱい聞く。  運転手さんさんから見ても、JRと東武線がごちゃごちゃ入り組んでいてわかりづ らいそうだ。  お互い、相互乗り入れしていれば、共存できたのに、JR足利駅に、東武足利市駅。 JR桐生駅に、東武線の新桐生駅。  いずれも中途半端に歩ける距離にある。  JR新宿駅と、西武新宿駅みたいな距離感だ。  おまけに太田駅と館林駅は、東武線だけでJR駅がない。  このJR、東武線の入り乱れが、北関東(群馬、栃木、茨城)を複雑にしていると いうか、イメージを作りづらくさせている。  午後0時30分。案の定、30分で足利市内に入ってしまった。  タクシーの運転手さんに聞いても、熊谷→太田。行田→足利。鴻巣→加須までタク シーに乗る人は、かなり多いそうだ。  そうだろうなあ…。  JRと東武のからまった糸のような路線図は、旅人泣かせである。  午後0時45分。「焼きそばハウス おおぜき」へ。  このところ、すっかりマイブームの焼きそばであるが、足利もまた「焼きそばの町」 なのである。

 先日行った栃木市は、「いも入り焼きそば」、「じゃがいも入り焼きそば」という 言い方をしていたけど、足利では「ポテト入り焼きそば」という言い方をする。  お店の人に「どういう風に違うんですか?」と聞くと…。 「おんなじですよ。ハハハ!!」 「ジャガイモも、茹でるんですか?」 「茹でますよ!」 「じゃあ、栃木とまったくおなじだ!」 「おんなじですね!」

 味も、栃木の焼きそばとおなじだった。  だから、おいしい!  オーソドックスにおいしい。  実に、焼きそばらしい焼きそばだ。  イスが3席分しかなくて、ひっきりなしにテイクアウトのお客さんが入ってくる。 常連のお客さんが「繁盛してるねー!」というと「日曜日ぐらい混まないとねー!  ハハハ!」。  何でも目の前のイトーヨーカドーが撤退してしまったので、お店のついでに来るお 客さんが減ったそうだ。  味がよくても、焼きそばってたしかに、何かのついでに食べに来るもんだもんなあ…。

<おすすめのお店> 「焼きそばハウス おおぜき」 住所:栃木県足利市田中町791番地(7&iホールディング西) 電話:0284-72-7364 営業時間:11:00〜18:00(売切時は早期閉店) 定休日:原則毎週水曜日。

 ここから、タクシーを呼んでいくつか変わった食べ物を取材しに行くが、日曜日定 休が多く、無念の撤退が続く。  もう一度リベンジできるかなあ…。  午後1時30分。日本最古の学校・足利学校へ。  以前来たときは、午後4時に閉館(早すぎるよ〜!)という強烈な攻撃にあって、 見ることができなかったので、リベンジ。  足利に来て、足利学校見て帰らないと『桃太郎電鉄』の作者としては、ちょっと恥 ずかしい。  入館料500円を払って入る。  受付のとなりのところで、15分間の『足利学校の歴史』というビデオを流してい て、これが実にわかりやすい。  別にわざわざ、学校のほうまで見に行かなくてもいいくらい。

 いつごろから足利学校が設立されたかは、諸説入り乱れているけど、主に占いの研 究をしていて、後に合戦の軍師を育てるための学問になって行ってというエピソード がおもしろいねー!  足利市は、もう一度こういう社会に役立つ学校を作るべきじゃないのかな。  日曜日のせいかも知れないけれど、ほとんどのお店がシャッター降りたままだった よ。  午後2時40分。JR足利駅まで歩く。  両毛線は、この時間1時間に1本。  もう電車の時代は終わったんだろなあ…。  1両編成にして、15分おきに走らせたら便利という発想も通用しないくらい売り 上げ悪いんだろうなあ。  でも、けっきょく学生さんがいないから、電車に乗る人が少ないわけだから、足利 市は、新・足利学校を作るべきだ。  こんな歴史のある町が、没個性になって行くのが忍びない。  撤退する企業も多いと聞く。

 午後2時30分。足利駅から、両毛線高崎行きに乗車。  車中、『桃太郎電鉄KANTO』のアイデア出し。

 よく考えたら、足利駅からJR小山駅までは39分だから、小山駅から新幹線に乗 ればあっという間にに東京である。  なのにわざわざ高崎駅まで、1時間もかけて行くことなかった…わけではない。  ちゃんと理由がある。  午後3時32分。終点、高崎駅に着く。  本当に足利駅から、1時間2分もかかってしまった。  でも高崎駅から帰りたかったのは、改札口を出てすぐ左の「高崎駅物産館」で、フ リアンのみそパンを買って帰りたかったからである。  今年、沼田で買ってから、すっかり病みつきになってしまった、みそパン。

 群馬名物の焼きまんじゅうのたれを、やわらかいフランスパンを切って塗りこんだ ものは、高崎か、沼田まで行かないと買えないから、どうしても高崎まで来たかった のだ。 『桃太郎電鉄KANTO』で、いったいどのくらいの収益率と、臨時収入確率にしようか なあ…。わくわく…。  それと前回、高崎駅で3種類もの飲むヨーグルトを売っているのを、妙に覚えてい た。群馬県は、酪農王国だから、飲むヨーグルトもおいしそうな気がしたのだ。 ・牛乳の甘さが生きる飲むヨーグルト・醍醐。 ・のむヨーグルト、KAWABA。 ・神津牧場ジャージーのむヨーグルト。  3種類とも買う。

 売り場のお姉さんに「どれがいちばん売れていますか?」と聞くと「神津牧場ジャ ージーのむヨーグルトがいちばんですね!」と、即答したので、神津牧場ジャージー のむヨーグルトを3本追加する。  あとで家に戻って、飲み比べしたけど、神津牧場ジャージーのむヨーグルトが段違 いにおいしかった!  だんだん荷物が重くなって来た。  改札近くの駅弁屋さんで、だるま弁当の復刻版を売っていた。  漫画原作者のいしぜきひでゆきが、だるま弁当が大好きだといっていたので、これ は悔しがらせるに足る逸品に違いない!  1日30個限定の文字も、私を誘っている。  迷わず買う。  しかし、1300円も出して、34年ぶりの陶器のお弁当を買ったのは、原作者い しぜきひでゆきを悔しがらせるために買ったにしては、重労働になってしまった。  午後4時14分。高崎駅から、湘南ー新宿ライン国府津(こうづ)行きに乗車。    少しずつ、車窓からの景色が夕陽になり、夕暮れになって、大宮に着く頃には、も う夕闇になっていた。  この短時間の変化は、旅情を誘う。  でもものすごい音量のいびきで寝ている乗客がひとりいて、私も眠いのに全然寝ら れなかった。  午後6時2分。新宿駅で、下車。  午後6時30分。帰宅。  なかなか疲れたけど、行田、足利と2ヶ所も取材できたのは大きい。 『桃太郎電鉄KANTO』の取材もあと、2〜3ヶ所取材できれば、納得して仕様書作る に入れる。  午後7時。高崎駅で買ってきた復刻版の「だるま弁当」を食べる。  うまい! こ、これは抜群にうまい!  甘辛く煮た上州牛や榛名地鶏、下仁田のコンニャク、花豆のふっくら煮がおいしい ったら、ありゃしない。  悪いけど、これを食べたら二度と、いまの赤いプラスティックのほうのだるま弁当 を食べたくなくなっちゃうよ!

 これ、ずっと作り続けてくれないかなあ…。  それでは、おまちどうさま! 『桃太郎電鉄16〜北海道大移動の巻!』関係のCMやら、『サバイバル桃の陣』や ら、スカイ・パーフェクTV「サイコロまかせ〜桃鉄の旅」への通報&感想メールを 紹介!

茂原市・うっしー ――――――――  さくまさん、こんにちは。 『桃鉄16』のCM見ました。  日テレで17:32頃、「おネエ★MANS」の頭でした。  今回は何パターンあるんでしょうね。

●さくま「発売前と、発売後の2種類だと思うんだけど…」

藤枝市・twinkle ――――――――  さくまさん、こんばんは。まさに秒読みですね。  今日(2火)の日記で、『ぐるナイ』のCMで『桃鉄16』がやっていたとのこ と、偶然にも『ぐるナイ』をはじめから最後まで録画していましたのですみからすみ までみましたが・・・CMやっていませんでした。  かわりにローカルな会社のCMをやっていました。  おそらく静岡第一テレビなのでCMが変更になったのだと思います。残念。

●さくま「予算がないので、東京、名古屋、大阪中心にCMを流すことになってしま うのだ、ごめんねー!」

 まだ1週間あるのでぜひ見てみたいです。 『USA』のCMはは2回見た記憶がありますが、『桃鉄15』のCMはみれません でした。今回は頑張ります。  新聞チラシでも桃鉄16の予約がでてきたり実感わきまくってますね。  気分は『ドラクエ』の発売を指折り待った思春期のようです。  今回100万本突破できるでしょうか。  とにかく楽しみです。

●さくま「100万本は無理でいいけど、今回の『桃鉄16』は本当に出来がいいの で、買ってくれた人はひとりでも多くの人と遊んでクチコミしてほしい!」

名古屋市・OK ――――――――  名古屋地区からの報告です。  昨日、『桃鉄』のCMを見ました。  朝の9時半頃、番組と番組の間でした。

●さくま「ありがとう!」

大阪市・高野文孝 ――――――――  さくま所長、こんにちは、高野文孝です!  今! 『桃太郎電鉄16』のCMやってましたよっ!  カウントダウンTVの始まる1分前(午前1:30位)!  15秒Ver.でした。  一瞬の出来事であまり覚えてないので詳細に書けないのですが…、、、昨日のてぃ ださんと同じ状況だったもので、あの、すみません。とりあえずご報告をと…。

●さくま「いいよ、何でも報告してくれれば! 戦国時代の伝令が走ってきて、『お 味方、大勝利!』と叫んで、また去って行くみたいでうれしい!」

和歌山市・岩橋しげと ――――――――――  さくまさん、はじめまして! 『サバイバル桃の陣』見ました!  今回初めて見るので、思いっきり番組内容を勘違いしてしまいました。  24時25分、放送開始。  バッファロー吾郎さんの独裁の下、陣内智則さんや若槻千夏さんたちが、はじめに “「北海道が凍ってしまう」というテーマにならって、神戸にある食品配送センター の冷凍室を使った冷凍ゲーム”が始まるわけですが、私は「さくまさんとのパーティ がメインでこのゲームはその前哨戦なんだろう」という勝手な思い込みを抱きつつ、 野生爆弾さんの貧乏神を真似た腰振り罰ゲームに笑っていました。  ここまでで20分ほど経過、残り放送時間が40分。 「そろそろかな」と思っていたら一向はコーナン西宮今津店に向かうではありません か。んん?  今度は“「桃鉄」攻略の秘訣は、いかにいい物件を見極めるかということ”という ことでお買い物ゲームが始まります。商品を使ってメンバーたちがベタなギャグを連 発。  ついつい笑ってしまいました。  そのあとにデジタルカメラでアイドル3人の撮影大会なるものもあり、残り放送時 間が20分ほどに。  ようやくメンバーがさくまさんのところに集まるわけですが、豪華な食事を賭けた クイズ大会が始まります。  と、ここでようやくこの番組の趣旨を理解する私。 「ああ、そうやったんか。」  てっきりメンバーがさくまさんと『桃鉄16』対決をやるんだと思ってました。 『桃鉄16』の映像やさくまさんの腕前をとくと拝見できると思ってたのに残念。

●さくま「バラエティ番組で、私の腕を披露するのはあまりにも番組を私物化してし まうのでできないよ。  それと私の必勝法は、人前では公表しないことになっている。  井沢どんすけたちが私のやり方を覚えると、いつもの下手なテスト・プレイヤーで なくなってしまう。  彼らには永遠に下手なプレイヤーでいてほしい!」

 でも、一連のクイズやゲームで笑えたし、ボツになった名産品キャラやカードの話 も聞けたので、なかなか面白い番組だったと思います。  以前から一度メールを出してみようかと思い機会を伺っていたのですが“初投稿、 大歓迎!”とあったので、よし、今だ!…ということで、今回出してみるに至りまし た。  これからも、どうぞよろしくお願いします。  それではさくまさん、お体に気をつけて。

●さくま「これからもメール送ってね! 次は『桃鉄16』の感想だ! みんなの文 章とかぶってもいいから送ってね!」

大阪市・高野文孝 ――――――――  さくま所長、こんにちは、高野文孝です!  今年もやってきました!「サバイバル桃の陣!」  番組の内容も間違いなく前回を上回る面白さ!ですが、その前に「ALWAYS三丁目の 夕日」を見てちょっと涙してしまった後だったので、戸惑ってしまいました。

●さくま「『三丁目の夕日』のあとに、あの番組は落差がありすぎだ!」

 さて、リアルタコヤキングの登場と共に、あまりにもブス過ぎるバスガイドの若竹 さんが痛かったです。 『桃鉄』と言えばうんち、『桃陣』と言えば伝説のロングロングそば対決!  今回はいい感じで箸でつかんでいたのに、ロッシーの蕎麦は切れてしまった!アン ビリーバボー!  だじゃれ作文で良かったのはオチの「ガラコ!」が面白かった!  そんなcm最近やってないよ!…知らないと面白くないかも。  ケンコバさんのおしめ姿は本当に公然猥褻です!  愛川ゆず季ちゃんの新妻姿も可愛かったし! 癒される〜!

●さくま「ケンドーコバヤシくんが毎年、実力アップしているのも、この番組の見ど ころのひとつだとおもう!」

 しかし、今回1番笑ったのは小出水さんが貧乏神の口調で、奥様に電話するのが最 高に面白かった!  夜中なのに大声で爆笑してしまいました!!

●さくま「この部分、まだ私は観てないんだよー! みんなあれがおもしろかったと 言っていただけに、早く見たい!」

 若槻千夏ちゃんはいまだに四国4県を覚えてないのも、筋金入りだなぁと思いまし た。  が、その前の問題で首相の名前を漢字フルネームで回答できたのは驚きましたけど。  いや〜今回のも非常に良かったです!  スタッフも出演者も3年やったら仕上がりは申し分なかったです!  今回もビデオ録ったので昨年の分に繋げて何度も楽しみますよ!

●さくま「あの撮影スタッフは、本当に編集が上手いから、安心してみていられるの だ!」

 でも「サイコロまかせ!桃鉄の旅」は見ることが出来ないです。  うち、スカパー加入していませんので…。  そんなあなたに上映会のお知らせ!なのに、週末だから東京までは行けないと思う んですよね。  サービス業はつらいです。

●さくま「土曜日にしてみたけど、無理? 大阪で上映会やろうか?」

 今は休業中の千夏ちゃん、早く良くなることを願っております。

●さくま「そうなんだよ。若槻千夏ちゃんの体調がほんと心配! 昨年も一昨年も年 末に倒れているだけにね。この時期、私でもへばっている!」

 それでは、さくまさん、無理をなさらずに御自愛ください。

●さくま「無理をしないよういんしてるけど、孫姉の鼻水たらしがうつったかも!  ちゅるちゅる…」

貝塚市・高木明光 ――――――――  さくまさんこんばんは、大阪の高木明光です。  今年も楽しみに待っていました『サバイバル桃の陣』を観ました!  内容がこれまで以上にパワーアップしていましたので、非常に楽しかったです!  特に序盤からケンドーコバヤシさんやシャンプーハットの小出水さんの暴走振りが 最高でした。  かなりゲームが過酷でしたので、出演された皆様はかなり辛かったと思います。  撮影当日、シャンプーハットのてつじさんを危険な状況に追い込んだあの恐ろしい 部屋に石川キンテツさんが入られたようですが、お体を壊されなかったのでしょうか?

●さくま「石川キンテツの皮下脂肪は、アザラシ級なので寒いところは平気。石川キ ンテツは暑さに弱い!」

 まさか今年もまた『ロングロング対決』が観れるとは思いませんでした。 「また出た〜!」と大爆笑しましたが、さすがに人数が増えると今迄以上緊に緊張感 がありました。  今後、『ロングロング対決』とコバヤシさんの気絶ネタは『桃の陣』の『お約束』 になるのではないでしょうか。  温泉宿内でのクイズ対決では『クイズ』のはずがしっかり大喜利と化していたので 楽しかったです。  特に若槻千夏さん、あのクイズの結果ですと、また週刊誌に掲載されるのではない でしょうか…。

●さくま「でも若槻千夏ちゃんの記憶力のよさがずば抜けているのが、今回わかった。 やっぱり只者じゃないよ!、」

 エピソードクイズの中に、NGとなった『名産怪獣』がありましたが、もしかして 『謝る』というキャラクターではないでしょうか?

●さくま「その通りだけど、番組ではどういう扱いになっていたんだろう…」

 本当にあっという間の1時間でしたが、番組終了後「来年はどんなことするのだろう」 と思いました。  来年も更にパワーアップした『桃の陣』が観れることを楽しみにしております。

●さくま「来年も絶対やりたい! あの番組をやるために、『桃鉄』作っているよう なもんだからね!」

 東京で行われる上映会でご覧になられる皆様、関東にはないド肝を抜かれるような すごい映像が連発しますので、楽しみにして下さい。  明日(3日)は『サイコロまかせ!桃鉄の旅』の第1回放送日ですね。  こちらも楽しみにしております。

●さくま「『桃鉄』関係の番組が、2本立て!って、すごいよね!」

知多市・マスオさん ―――――――――  そういえば今日12/3はスカパー!大解放の日なので、スカパーに入っていれば「旅 チャンネル」は誰でも見られるんですね。  お! テツトモでてきた!

●さくま「感想書いてねー!」

横浜市・ゆっきー ――――――――  さくまさんこんにちは! 『サイコロまかせ!桃鉄の旅』を今見おわりました。  仙台は大好きな町なのですが、見ていて行きたくなってしまいました。  源吾茶屋のずんだもち、また食べたいです。  おとうふかまぼこも美味ですよね。

●さくま「女川のお豆腐かまぼこは絶品だよ。撮影の合間なんてほとんどなかったの に、豆腐かまぼこだけは、しっかり買った!」

 次回からの貧乏神の悪業も楽しみです。  今度の上映会に参加するのですが、待ちきれずにこちらだけは見てしまいました。  キングボンビーのマウスパッドも、テレビで見るとインパクトがありますね。

●さくま「上映会もすでに、定員を越えたようだ! 『サバイバル桃の陣』が見れる からいいよね!」

『桃鉄16』の映像も見れてうれしかったです。  取り急ぎ携帯から感想でした!

●さくま「スカイ・パーフェクTV『サイコロまかせ〜桃鉄の旅』を見てくれた人が いて、うれしい! 『桃鉄12』のときに、スカパーの番組は民放並みにいまや視聴 率が高いと嘘を言って、ハドソンの宣伝の人間が私物化したような番組を作って以 来、スカパーの番組を蔑視していたんだけど、『さくまあきら伝説』といい、『サイ コロまかせ〜桃鉄の旅』といい、反応があるのは、何よりうれしい!」  明日は、京都に行く。 『桃太郎電鉄16〜北海道大移動の巻!』の発売まで、あと5日!

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