１０月１日（日）

　午前１０時。目は覚めているものの、ずっと起きられない。
　仕事のペースを落としただけで、何度目が覚めても何回でも寝られるようになって
しまう。
　もっと気を抜くと、風邪を引いてしまうので、ぎりぎりに気合を入れている。

　午前１１時３０分。嫁と、目黒区の「ムッシュ・ヨースケ」へ。
　ぽつぽつ雨が降り始めた。
　まさか私が今朝、仕事をしなかったせいじゃないだろうな。

　私も、嫁も、ランチコースのビーフ・カレー。

 



　ここのカレーが、やっぱりいちばん好きだなあ…。
　最近どのお店に行っても「ひさしぶりですね！」と言われてしまう。
　きょうもこのお店で言われた。
　昨日も、言われた。
　去年から、今年にかけて、青森と熱海に滞在が、生活の半分ぐらいを占めているか
らなあ…。
　カレーは、くっきり体重が増えるので、少し控えめにしていたせいもある。


＜おすすめのお店＞
「ムッシュ　ヨースケ」
住所：東京都目黒区青葉台3-21-13　共立ビル１Ｆ
電話：０３（３７１６）５９９９
営業時間：LUNCH 11:30〜15:00　 DINNER 18:00〜22:00
定休日：火曜日


　そんなわけで、３年ぶりに、我が家のカレー・ランキングを更新。

＜我が家のカレー・ランキング＞
06年10月1日現在
１位・青葉台「ムッシュ　ヨースケ」のカレー。
２位・白金台「福わうち」の肉じゃがカレー。
３位・原宿「元・月光茶房」のナスとひく肉のカレー。
４位・銀座「煙事」の仙台牛ビーフカレー。
５位・四谷「オーベルジーヌ」の甘口カレー。
６位・京都「自遊人」の黒胡麻とくるみのカレー。
７位・七里ガ浜「珊瑚礁」のビーフカレー。
８位・新宿「王ろじ」のとんどんカレー。
９位・新宿「中村屋」のコールマンカリー。
10位・神保町「ボンディ」のじゃがいもバター・カレー。

　例によって、隠れ１位は、京都「ます多」のシーフード・カレー。
　これは規格外れなので、ランキングに入れず。

　午後０時３０分。目黒川沿いの和菓子カフェ「HIGASHIYA（ひがしや）」へ。
　先日の、とんねるずの『食わず嫌い選手権』で、泉谷しげるサンが持ってきた和菓
子のパッケージが、巻物を入れるようなおしゃれな箱に入っていてきれいだったので、
来てみたかった。

　テレビでは、泉谷しげるサンが、お店のほうから場所を教えないでほしいと言われ
たと言っていた。テレビは影響力が大きいもんね。
　目黒川沿いと言っていたので、歩いていれば見つかるだろう。





　すると、嫁が「それって、『HIGASHIYA（ひがしや』じゃないの？」と言い出す。
　前からチェックしていたらしい。
　嫁の携帯には、いままで入ったお店の電話番号がいっぱい入っている以上に、まだ
行っていないお店の住所と電話番号がいっぱい入っている。
　その通りだった。

　ここでついに先日、自力で契約した携帯電話用の「マピオン」をつかうときがやっ
て来た！
　携帯電話で地図が見れたら、便利だろうなあ！とおもっていたけど、すでにいっぱ
い種類あるんだね。
　本当は雑誌に載っていた「まっぷる」の入力方法で、ｉモードから地図を探しに
行ったんだけど、「まっぷる」にたどり着く手前に、見慣れた「マピオン」の文字が
あったので、あっさりこっちで契約してしまった。
「まっぷる」サン、ごめんなさい。
　いちばんつかっている地図は「まっぷる」なのに…。

「マピオン」の契約までたどり着けただけでも、うれしい！
　正直言って、私はＦＯＭＡの『桃太郎電鉄』の契約方法間違えたくらいローテクだ
からね。

　そんなわけで、やっぱり「マピオン」への住所の入力方法を間違え、はっはっは！
　しばらく道に迷ったのち、「HIGASHIYA（ひがしや」にたどり着く。
　確かにテレビで話題になって混んだら、雰囲気が壊れてしまいそうなお店だ。

　店内は、和風テイストで、実にシックでおしゃれ。
　今風にいうと、スタイリッシュってやつ？　違うか。
　どうも新しい言葉がどんどん生まれて、覚えるのも使い方も面倒だ。

 



　２階のカフェで、抹茶と和菓子のセット。
　私は、豆大福。
　嫁は、わらび餅。

 



　こりゃ、うまい！
　とくに嫁のわらび餅は、絶品。

　お昼のランチは、京都の「やよい」のように、お漬物とご飯で食べるメニューが
あったので、次に来るときは、ランチにしてみよう。


＜おすすめのお店＞
和菓子カフェ「HIGASHIYA（ひがしや）」
住所：東京都目黒区青葉台1-13-12
住所：03-5428-0240
営業時間：11:00〜20:00
定休日：火曜


　それにしても、目黒川沿いは、来る度におしゃれなお店が増えている。
　セレクト・ショップのセンスの良さは、私には敷居が高いけど、見るだけでも教養
が１ポイント・アップするような感じ。

　なるほど、この辺に芸能人が住みたがるわけだ。
　東京駅が近い分、いまの原宿のほうが私には便利だけど、住みたくなるような町並
みだ。
　目黒川は、桜の季節になると必ず来るけど、桜の季節でなくても、来たくなる町に
なって来た。

　午後１時３０分。帰宅。
　スカイ・パーフェクＴＶで「横浜×ヤクルト」戦を見ながら、『桃鉄研究所』のコ
メント書き。

　きょうのヤクルトの先発投手は、川島投手。
　ヤクルトって、毎年、毎年、いい投手を獲得するなあ。
　スカウト陣がいいんだろうなあ…。

・２０００年…藤井秀悟、花田真人。
・２００１年…鎌田佑哉、松谷秀幸、坂元弥太郎。
・２００２年…石川雅規。
・２００３年…高井雄平、館山昌平、吉川昌宏。
・２００４年…川島亮。

　投手だけで、これだからねー。
　いいなー。うらやましいなー。
　横浜ベイスターズは、数々の問題が山積しているけど、まずドラフトでの選手の取
り方からして問題がある。
　ここ５年間のドラフト１位で、活躍しているのは、村田修一選手と、内川聖一選手
ぐらいのものだ。さっさと引退している選手も多い。
　見る目がないってことだよね。

　横浜ベイスターズの先発投手は、那須野巧投手。
　素質十分な投手だと思うんだけど、あっという間に６点取られて降板。
　素人の私の目にも、「１、２のォ〜、３！」の投げ方ではなく、「１、３！」の投
げ方。
　こういう欠点に気づくのは、本人が打たれて自覚するしかないんだろうなあ。

『桃鉄研究所』のコメント書きは、ひさびさに５０００行を突破！
　今回、書いても書いても、完了しないわけだ。
　５０００行と言ったら、４００字原稿用紙で、４５０枚だ。
　単行本の１冊分の枚数より多い！
　京極夏彦さんの単行本ぐらいの量かな。

　午後５時。『桃鉄研究所』のコメント書きは疲れるので、少し休んで『桃太郎電鉄
CHUBU』のテスト・プレイ。
『桃太郎電鉄CHUBU』は、こまかい直しを入れるだけでよさそうだなあ。
　本当に最高傑作だよ。
　グラフィック、規模まで含めると、最高傑作は『桃太郎電鉄１６〜北海道大移動の
巻！』になるけど、興奮度では、こっちのほうが上かも。
『桃太郎電鉄１６〜北海道大移動の巻！』よりも、早く公開になるのが、変な感じ。

　午後６時。雨が降り止まない。
　こんな日は体重調整も兼ねて、自宅にて、太平燕（タイピーエン）。
　青森のホタテ百万石を、おかずに。

　食後、「HIGASHIYA（ひがしや）」で買ってきた和菓子を、嫁と半分に割って６種
類食べる。
　どれもうまい！
　世の中、すごいものを作る人がいっぱいいる。
　青葉台に行くことが増えそうだ。

　午後７時。『桃太郎電鉄CHUBU』のテスト・プレイ。

　えっ？　コミケ代表の米澤嘉博くんが亡くなったの？
　うそ。肺がん？

　最近は、年賀状だけのお付き合いになってしまったけど、月刊ＯＵＴ時代は、執筆
仲間だったし、私の漫画評論家時代の同業者だ。
　私の日記の１９９９年６月８日。六本木のライブ会場でばったり会って、なつかし
の来日アーティストをいっしょに楽しく見たあの日が、最後に会った日になってしま
うのか。
　彼は、私よりひとつ下だよ。
　早いにもほどがある。

　米澤嘉博くんは、コミケ代表のイメージが定着しているけど、漫画評論家として、
漫画の歴史を体系づけることのできる唯一の人だと思っていた。
　確か１５年ほど前に、その漫画歴史体系の本を作り始めていたはずだ。
　私も寄稿した覚えがある。
　私の原稿はどうでもいいけど、あの本が未完のままになってしまうのは惜しい。
　あまりにも唐突すぎる。

　なおも、『桃太郎電鉄CHUBU』のテスト・プレイ。

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