7月18日(火) 東京で2日続けて雨とは珍しい。 午前8時。『桃太郎電鉄モバイル4(仮)』のクイズ問題が事のほか充実して来たの で、貧乏神のクイズにする予定だったのを、正規のイベント・クイズに昇格させるこ とにした。 私にとっては、非常にうれしい誤算。 モバイル・ゲームのほうでは、クイズがメインのようなものだから、クイズは充実 させたかった。 一応、方言クイズを予定していたんだけど、方言クイズが受けるかどうかちょっと 予想が立たなくて迷っていたのだ。 これはたぶん最良の選択だとおもう。![]()
午後12時。嫁と、日本橋で銀行に寄ってから、三井タワー「千疋屋(せんびきや) 総本店」の2Fの「千疋屋フルーツパーラー」 へ。
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私は、マンゴーカレー。 嫁は、ココナッツカレー。
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フルーツ・サンドイッチにしようか悩んだけど、千疋屋はカレーがおいしい。 カレーって、一度「カレーにしようかな?」とおもった瞬間から、ものすごい勢い で存在感を増すよね。 そんなわけで、私も嫁も、カレー。 千疋屋なので、デザートにフルーツがついてくる。
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<おすすめのお店> 「千疋屋フルーツパーラー」 住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1三井タワー2F 電話:03-3241-1414 営業時間:月〜土 11:00〜22:00 日・祝 11:00〜21:00 定休日:無休。
午後1時。日本橋三越地下1階の「弁松総本店」で、お弁当を買う。 私はこのお店のお弁当が大好き。![]()
さらに地下の食料品売り場を歩いていたら、トウモロコシの味来(みらい)を茹で 立てで売っているではないか! まだ熱い! これは買うっきゃない! 午後2時。娘の家に行って、私、嫁、娘、孫姉&孫妹は帰宅。 孫姉も、トウモロコシが大好きなので、サランラップのかかった味来(みらい)の 上から、何か話しかけている。 何を話しているんだろう? 「いまから食べてあげるからねっ!」とか言っているのだろうか? 娘がトウモロコシのサランラップを外してあげたとたん、孫姉はトウモロコシにか ぶり!と噛み付いた。 ちょうど娘が抱いていた孫妹が泣き出したので、トウモロコシをテーブルに置いて、 孫妹をあやしたら、そのすきに孫姉はテーブルの上に置いたトウモロコシを上から、 がぶり! 本当に孫姉は、トウモロコシが大好きだ! 午後3時30分。喫茶店「らぴす」サンで、ムサシノ広告の伊東正義、プロスペッ クの江口貴博くんと「桃鉄物産館」の打ち合わせ。
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予想以上に「桃鉄物産館」の売り上げがいいので、北海道セット、東京セット、青 森県セットに続き、岩手県セットの内容を選定する。 『桃太郎電鉄』でいうと、盛岡駅の物件だ。 じゃじゃ麺、冷麺、わんこそばはもちろん入る。 この間の花巻のほろほろ鳥も入る。 「桃鉄物産館」も、北海道→青森→岩手と南下してきたので、その次は、ぽ〜〜〜ん! と南のほうに飛ぶ予定。 『桃太郎電鉄』の物件でいうと、どの物産をお取り寄せしたいか教えてほしいそうで す! 午後5時30分。自宅にて、弁松総本店のお弁当を食べる。 私はこのお店のお弁当が大好きでねー。 甘辛くて、濃い味が、お気に入り。 このお店が、日本最初のお弁当といわれている。 何たって、創業嘉永3(1850)年! ペリー来航が嘉永6(1853)年だからねー。 どれだけすごい老舗かわかるでしょ?
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孫姉は、私も大好きな豆きんとんを食べたら、バンザイをして大喜び! ほんとに私と孫姉が大好きなものがいっしょ。
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単に私が子どもの味覚なだけなのは言うまでもない! きっぱり。 午後7時。嫁と、雨降るなか高円寺のライブハウス「円盤」へ。 昨日ライブがあるとおもってでかけて実は日にちがきょうだったやつだ。はっはっ は! やっぱり来ちゃったよ!
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クニ河内さんのライブ。 クニ河内さんといっても、いまの若い人は全然知らないとおもうけど、私より ちょっと下の年代の人なら、布施明さんの『そっとおやすみ』というムーディな曲の 作曲者として覚えている人もいるとおもう。 いまの40代後半の人なら『透明人間』という曲で知っているかも。 その後は『みんなのうた』で、子ども向けの歌のおじさんみたいになっていったか ら、顔は知らなくても、曲は知っているとおもう。 クニ河内さんが作曲した曲のなかで、絶対誰もが知っている曲は、これ! ♪ピッカピカの一年生〜! これなら知ってるでしょ? あと、これも知ってるかも? ♪小さな出来事〜、小さな思い出〜、オールレーズン! オールレーズン! 思い 出の朝〜、 東鳩オ〜〜〜ルレーズン! でもクニ河内さんがグループ・サウンズ時代に率いていたザ・ハブニングスフォー というバンドは、ザ・ゴールデンカップス、ザ・モップスと並んで、今で言う業界受 けするバンドだった。 なにしろ、グループサウンズといえば、フリルの上着に白いタイツの王子様ルック が全盛だったからね。 そんなときに、強面の顔揃いで、クラシック・ピアノ+ベース+ドラムス。ギター がいないという奇抜な編成で登場したザ・ハプニンスグフォーは私の目にとにかく新 鮮だった。 いっぺんで好きになった。 デビュー曲の『あなたが欲しい』という曲は、プロコルハルムの『青い影』っぽい 曲で、1967年の発売。 私は当時、高校1年生。 当時、ザ・ハプニングスフォーは、銀座のジャズ喫茶「メイツ」でライブ活動して いて、私は高校1年生ながら、ライブを見に行っていた。 その頃ジャズ喫茶は、18歳未満入場禁止だったのだ。 なのに年を誤魔化してまでして、ひとりで見に行ったほど、大好きなバンドだっ た。 そのバンドのメンバー全員ではないが、ザ・ハプニングス・ツーのライブを、きょ う実に39年ぶりに見る。 はっきりいって、ザ・ハプニングス・フォーの話になると『桃鉄研究所』よりも長 く話せるけど、若い人には何の話か全然わからないとおもうので、きょうはなるべく ダイジェストで。 ライブハウスは、10〜12畳ぐらいしかない小さなスペースで、 お客さんの数 は、20人ぐらい。 まさに目の前で演奏してくれるというか、ほぼ隣りで演奏してくれそうな感じ。
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午後7時30分から始まった第一部は、クニ河内さんの弾き語り。 ピアノを弾くクニ河内さんの背中を、観客である私たちが見るという不思議な光景。 まるで教室の隅っこで、音楽の先生の歌をみんなが囲んで聴くみたいだ。 こんなアットホームなライブって、私の長い歴史のなかでも初めて。 1曲弾いたあとに、クニ河内さんのしゃべりが入ったけど、お客さんに背を向けた ままピアノに向かってしゃべるので、クニ河内さんも苦笑していた。 おまけに、あの亡くなった高田渡さんと並ぶ行き当たりばったりなライブをするこ とで有名な人なのできょうも見事に、マイペース。 「え〜! きょうの曲の7割は、未完成な曲です! だから何回歌っても、メロディ もリズムも違っちゃっていま〜す」と、飄々としている。 だから、ところどころで間違えても、ニコッと笑う笑顔に誰も文句をいわない。 『みんなのうた』っぽい曲が続く。 現在、クニ河内さんは北海道帯広に住んでいるそうで、未完成の曲のなかには『十 勝にいらっしゃい』みたいな町おこしの曲があった。 あの曲はよかったなあ。 何か私が協力できないものだろうか。
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いったん休憩が入って、第二部は、ゲストとしてトメ北川さんが登場。 1曲目は『カムイ・コタン』。 この曲は、昨年リリースされたザ・ハプニングス・フォー復活記念アルバムのメイ ン曲だ。 やっぱり、最新曲中心の曲ばかり歌のかなあ…とおもっていると、1曲歌い終わっ たトメ北川さんは、「次の曲は何を歌いましょうか? リクエストありますか?」と いうではないか。 常連そうな女性の方が「『おしえ』を歌ってください!」というではないか! 『おしえ』っといったら、ラストアルバムのB面の3曲目に入っていたような目立た ない曲で、シングルカットもされていない曲ではないか! そんな曲のリクエストが通っちゃうの????と、心のなかで叫んでいた。
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この『おしえ』という曲を歌い終わって、トメ北川さんが「リクエストありますか?」 と言った瞬間、私はカラッカラの喉をふりしぼって、最近の小泉首相のようなか すれた声で、「『君の瞳を見つめて』を!」と叫んだ。 「ええっ!!!??? 『君の瞳』???」 あきらかにトメ北川さんが困っている。 私は、場違いな曲をリクエストしてまったのか? さっきの常連さんはアルバムの1曲だけど、この曲は2枚目のシングルだぞ!と心 のなかで叫んでいたが、とても声に出して言えない。 「この曲は、キーが高いんですよ〜!」 やばい。やっぱりまずい曲だったのか…。 トメ北川さんが私のほうを向いて、珍しい曲をリクエストしたみたいなことをいう ので、私は「北川さんが歌っているノートに、手書きの文字で『君の瞳を見つめて』 の歌詞が書いてあるのを見てしまったから…」と、必死に抗弁! すると「ほんと、ひさしぶりだなあ!」と言いながら、歌い始めてくれた。 ま…、まさか、私もこの曲を39年ぶりにまた生歌で聴けるとはおもわなかった…。 じーーーーん…。 感激…。 私のリクエストで、歌ってくれちゃったんだよ。 宮廷音楽の王様の気分だよ、いまの私は。 その前に、トメ北川さんのしもべになってもいいとおもっていたけどね。 この曲が私は本当に好きでねえ…。 この曲がきっかけで、バッハのレコードを集め始めたくらい大好きな曲。 いまでいうと、平原綾香がクラシックの『ジュピター』を歌ったような感じかな。 もう歌い終わったトメ北川さんに、深々と頭を下げて、「ありがとうございました!」 と、お辞儀しちゃったよ。 クニ河内さんも、コーラスの部分を歌うのは、初めてだと言っていた。 この曲のコーラスは、昔ベースの人が担当していた。 その後も「リクエストありませんか?」というのだけれど、39年前にライブを見 ていたとはいえ、いまの私の立場はほとんど新参者。 何曲もリクエストしてはいけないと、グッとこらえる。
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そんな何曲目かのあとにまた「リクエストありませんか?」といって「『さくら』 がいいかな? 『青春』がいいかな?」とぽつん!と言ったとたん、私は思わず 「『さくら』って、『さくらとかわら屋根が見える街』?」と叫んでいた。 ぎゃああああっ! この曲は、私が旅行して、古い町並みの瓦屋根が続く町を見る と、いまでも必ず口ずさむ曲なんだよー! 実はこの曲を『桃太郎電鉄』のエンディング曲としてつかわせてもらうことを誰か に交渉しに行ってもらおうかとおもっていたほどなのだ。 これ以上の幸せはあるだろうか。 横浜ベイスターズが38年ぶりに優勝したのを甲子園球場で目の当たりにしたのと おなじぐらいの感動だ。 しかもあの常連さんがリクエストした、ラスト・アルバムのB面の5曲目に入って いたような地味な曲なんだよー。 ああ! トメ北川さんが歌い始めた。 こんなサービス満点のライブは、ないよ! この20人のお客さんのなかで、私が最高に幸せ! 当時発売された4枚のアルバムのなかの曲なら、どの曲を歌ってくれても私はうれ しいんだけど、一番好きな曲と二番目に好きな曲を歌ってもらえるとおもわなかった。 けっきょくライブは、午後10時まで続いた。 私としてはこのまま朝まで歌っていただいてもいいんだけど、みなさん60歳を越 えた方々なので、あまり無理もいえない。 でも演奏終了後「いっしょに写真を撮ってください!」と無理をいう私であった。 クニ河内さんとは、帯広の豚丼のお店「ぱんちょう」の話をしたら、非常に喜んでく れた。 当面ザ・ハプニングス・フォーでのライブはないというので「それは残念!」とい うと「呼んでください」と言われてしまった、本気で考えちゃったよ。
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トメ北川さんにも「銀座のメイツでやっていた頃、年を誤魔化して高校生ながら見 に行ってました!」と伝える。 「ええっ!? 銀座のメイツ。ザ。ハプニングス・フォーがデビューしたばかりだよ! ボクが19歳の頃だ」 当時、4歳しか上じゃなかったんだなあ…。 でもものすごい年上のように感じたのは、あの素晴らしい歌唱力のせいだろうなあ…。
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午後10時30分。ふわふわ気分のまま、帰宅。 家では、娘&孫が待っていて、孫姉が私に抱きついてくる! ザ・ハブニングス・フォーの歌を聴いて、孫姉を抱いて、この瞬間からどこからか ゴルゴ13が、私の眉間を打ち抜いてほしいよ!とおもえるくらい幸せ。 ゴルゴ13は、悪役の人生の絶頂のときに、殺してくれるからね。 娘&孫姉と、今年最後のサクランボを食べる。 孫姉は、やっぱり黄色い月山錦のほうが好きみたいだ。 ああ! 幸せすぎて、寝るのがもったいない。
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