4月19日(火) 午前10時30分。嫁と、銀座の「渡辺内科クリニック」へ。 本日の血圧、138−94。 GOOD! 良好なり! 「…ですが、先月の血液検査の数値が非常に悪いです」と渡辺先生。 「えっ!?」 な。な、なんと、10年前、脳内出血で入院したときに瞬間、糖尿病と診断されて 以来、二度目の糖尿と言われてしまった。 コレステロール値も、ぐーーーんとアップ! あとひとつ何だっけ。とにかくアップ。 いままでぜんぶ数値がよかったのにィ! 「来月、もう一度血液検査をします。それで悪いと薬が必要になります」 「ぎょえええっ。どういう生活を送ればいいんですか?」 「甘いものを食べたり…」 「食べてるなあ…」 「脂っこいものを食べたり…」 「食べてるなあ…」 「…しないようにして、体重を増やさないようにしてください」 「最近、体重増えてるからなあ…」 やばい。ほんとに、やばい。 午前11時30分。嫁と、銀座三越の2F「Hills(ヒルズ)」で、B.L.Tサ ンドにコーヒー。さっそく野菜中心の食事だよっ! 糖尿病になったら…、糖尿病になったら、愛する孫といっしょに不二家に行けなく なってしまうううううっ! それはダメ〜〜〜! 食後、嫁は銀行へ。 私は、山野楽器へ。 午後12時15分。銀座4丁目の交差点で嫁と待ち合わせ。 交差点の向こうから、嫁が来るのが見えたので、手を振ったら、嫁の左2〜3人目 に頭のハゲた人が歩いていた。 おお! そのハゲはまさしく、読売広告の岩崎誠! 私、恒例のばったり病であった。 こっちももうでかけないといけない時間だったので、二言三言会話して、さよなら。 午後1時。三軒茶屋の「キャロットタワー」へ。 13Fのインデックスさんへ。 受付で、ムサシノ広告の伊東正義と待ち合わせ。 伊東正義の脇には、健康食品関係の強化のために移籍してきた森永一行さんが。 「伊東正義! もう健康食品のこと、すっかり忘れちゃったよー!とか言うとおもっ たのに、規模拡大か!」 「おおっ、そうだよ! やりまっせー!」 「一過性のブームじゃなかったんだ」 インデックスさんとひさびさに打ち合わせ。 担当の芹澤孝悦(せりざわ たかよし)くんや、初対面の阿部雅史くん、三矢展也 くん。
樋口由美子さん、ひさびさに登場で、インデックスさんが関西ではおなじみの「タ ケモト楽器」のグッズ販売、携帯着メロの配信を開始したことを教えてくれる。さす が、インデックスさん。目の付け所が違う。 「タケモト楽器」は、関西に行って、テレビを見ていれば、何度でも見るテレビCM で、「♪電話してちょーだい、もっと、もっと、タケもっと!」と、財津一郎さんと、 宇宙人のようなボディスーツの女性たちが歌って踊るCMだ。 言ってみれば、武富士のマネーザンサーズのような魅力。 私が京都に行って、このCMを見ると「ああ! 関西に来たなあ!」とおもえるC Mだ。 ところがこのCMを、赤ちゃんに聞かせると、赤ちゃんが泣き止むことで最近話題 になっている。これは昨年、私もニュースで見て知っている。 あのニュースをお仕事にする感性が、立派だ。 しかも、案の定、勘のいい樋口由美子さんは「さくまサンのお孫さんで、試してみ てくれません?」と言ってきた。 「いや。実は今度京都に行って、DIGAで録画した番組のなかに、タケモト楽器の CMがあったら、DVD−Rに焼いて、うちの孫で試してみようとおもっていたんだ よ!」 「そうおもって、CDもお持ちしました。それからこのぬいぐるみは、ここを押せば…」 「あっ! ♪電話してちょーだい、もっと、もっと、タケもっと!だあ」 「この音声は、ほぼテレビCMとおなじ音質なので、ぜひお孫さんで試してくださ い。あまり泣かないみたいなので」 「うん。めったに泣かないけど、試してみる」
タケモトピアノグッズ タケモト楽器は今後、東京にも進出するので、いよいよ東京の人でも、このCMを 見ることができるそうだ。 インデックスさん、機動力あるなあ。 それから、きょう今後の新しいメディアについて、とてつもなくおもしろい話題を 聞いた。 私がiモードゲームの話を初めて聞いたときや、ファミコンゲームの話を初めて聞 いたときのような興奮だ。 これは絶対、一世を風靡するメディアになること、間違いない! ヒットする条件を、すべて備えている。 おっとっと。私もぜひこのメディアに参加したいので、これ以上はナイショ。 新しいもの好きの私の脳を大いに刺激した。 やっぱり、インデックスさんは元気だ。 アイデアが浮かんでから、それを実現するまでに、ハードルの数が少ない。 既成のメディアだと、せっかくのいいアイデアを潰す人たちが、『マトリックス』 のスミスのようにたくさん行列していて、どうにもならないことが多い。 それから、これは私信! 樋口由美子さん! 抹茶大福屋が登場するのは、年末発売の『桃太郎電鉄16(仮)』 のほうでした。 インターネット通販で大人気の抹茶大福が、四国のほうで作られているのよ。 それを以前、樋口由美子さんが教えてくれてね。 おいしいんだよ、これが。 午後3時30分。インデックスさんの新情報で、エネルギー満タンになって、帰宅。 ゲーム以外のおもしろいアイデアが、次々に浮かぶけど、ここはこらえて、『桃太 郎電鉄16(仮)』の仕様書の直し。 私が直した場所と、札幌開発スタッフが先にほしがっていた場所が違っていたよう だ。 ガッデム! 今朝、大量に仕様書を送ったから、ひといきつけるとおもったのに。 時間のかかるゲスト・ボンビー系の仕様書を粛々と…。 空腹になっても、チョコなどを食べない! これから1ヶ月間、糖分カット生活を送らないと。
球場へむかう道にあった、とてもいい香りのする桜。 午後5時30分。嫁と、神宮球場へ。 今年初の横浜ベイスターズ・影のオーナーである私の天覧試合である。 春先の神宮球場は、風が冷たいので、しっかりブルゾンを着込んで、佐々木様のマ フラータオルをネクタイ風に首に巻いて、完全防備。 売店で、例年通り、横浜ベイスターズの公式食品(ウソ)、崎陽軒のシウマイ弁当 を購入。 三塁側、内野席へ。
きょうは何といっても、2000本安打まであと3本と迫った古田選手の打席も魅 力だ。 なにしろ昨年、古田捕手がいなければ、日本プロ野球が消滅していたのかもそれな いのだ。スポーツ・ファンなら、古田選手の2000本安打を祝福しないといけない。 それなのに、一塁側のヤクルト応援席のガラガラは何なんだ!
ホームゲームだぞ。 あの古田選手の2000本安打まで、あと3本だぞ。 きょうは無理かもしれないけれど、カウントダウンを見届ける気持ちはないのか? 横浜ベイスターズ・ファンの私でも、古田選手が3本ヒット打って、ヤクルトが負 けてくれれば言うことなしとおもっているのだぞ。 一塁側にヤクルト・ファンがあふれて、三塁側の半分が、ヤクルト・ファンになっ ても我慢してあげようとおもっていたのに。 ヤクルト・ファンよ、球場に来い。 それにしても、重装備したにもかかわらず、神宮球場の風は寒過ぎる。 ぴゅうぴゅう、ぴゅうぴゅう。バックスクリーンの旗は、左になびいているのに、 外野席から内野席に向かって吹いてくる。 寒いのは、あいかわらず横浜ベイスターズの打線。 1回表、多村仁選手のポテンヒットで1点取って、一死満塁のチャンスで、ウィッ ト選手。 前回の広島戦で、敗戦がほぼ決まってから3ランホームランを打ってしまったので、 またスタメンに起用されてしまったが、打率は1割台。 もう14試合目なんだから、右打者との併用ぐらいあってもいいとおもうのだ が…。案の定、見逃しの三振。 見逃しでは、相手のエラーも誘えない。 横浜ベイスターズがつねに弱いのは、いい選手が少ないのではなく、毎年こういう 流れを断ち切る、消火器のような選手を起用してしまうことだ。 今年は、このウィット選手になりそうな気がする。 4回裏。古田選手の1998本目となるヒットで、同点に追いつかれると、なおも 吉川投手は、連打を浴び、2ラン・ホームランを浴び、4−1とリードされる。ダメ だ。古田選手のヒットで、一気にムードは。ヤクルトに移ってしまった。 横 浜 1 0 0 0 ヤクルト 0 0 0 4 しかもどうにも寒い。 とてもガマンできる寒さではない。 年よりは、風邪を引くと、命取りになることがあるから、この寒風の下での応援は 危険だ。 「もうダメ。次の回、横浜ベイスターズが0点だったら家に帰ろう」 「えっ? ほんとにいいの?」 「4−1じゃあなあ。しかもお昼に、神宮球場に観戦に行くと必ず負けるジンクスを 持つ、阪神ハゲのオーナーにばったり会ってしまったから、勝てる気がしない!」 「そんな! 岩崎誠くんからさっき、お昼にばったり病が出たから、きっと勝ちます よ〜!というメールが来てたわよ!」 「岩崎誠! 思い上がりだ!」 「まったく…」
ところが、5回表、種田仁選手、多村仁選手のタイムリーヒットで、2点を返し た。4−3だよ! 今年の横浜ベイスターズは、よく粘る。 投手力のいいヤクルトに3点リードされたら、間違いなくそのままズルズルと連 打、連打を浴びるのが、お約束だったのに。 寒い。でも帰れない。 4−3とはまた決心のつかない中途半端な展開だ。 7回表。やっぱり頼れるのはホームベースのような顔をした4番打者・佐伯貴弘選 手だ。しぶといセンター前ヒットで、4−4の同点に追いついた!
同点はいいけど、今年の横浜ベイスターズは延長戦が多いんだよ。 14試合ですでに、4試合延長戦になっている。 打率に直したら、2割8分5厘だぞ。 ああ! やっぱりきょうも延長戦に入ってしまった。 こんな寒さで、延長戦はやめてくれー。 さすがの私も、もうさよなら負けでもいいから、決着が着いてほしいよー。 もう、すでに「報道ステーション」のプロ野球速報が始まっちゃう時間だぞ。 試合開始から、4時間だよ。 TBSの「オールスター感謝祭」よりも長いぞ。 ああ! 両軍とも決め手なく、延長戦最終回の12回の攻防に入ってしまった。 12回の表に、横浜ベイスターズが0点なら、横浜ベイスターズの勝ちはない。 この寒さで、12回裏のヤクルトのさよなら勝ちがあるかどうかを待つのはつら い。ほんと。歯の根が合わないくらい寒いんだよ。 こんな時間だから、ほとんどのお客さん帰っちゃってるし。 ところが、ところが、ところが! 相川捕手が、ヒットで出塁すると、ミスター・デッド・ボール万永選手が、見事に デッドボール! 開幕3連戦、中日に2試合連続で9回裏、逆転さよなら負けというというどうしよ うもないスタートを切ったとき、3試合目。万永選手のデッドボールから、かつての マシンガン打線のような連打が続き、快勝したのだ。 万永選手には、悪いが、ラッキー・デッドボールだ。 やっぱりそうだ。 本日不調の石井琢朗選手が、ライト前にヒットで、1点。 さらに代打・古木克明選手のセカンドゴロの間に、1点。 土壇場で、2点リード。
となると、12回裏のリリーフは、佐々木様。 三塁側横浜ベイスターズのファンの人たちからも「2点差なら、佐々木様でも大丈 夫かな?」「3点差はほしかったなあ」という不安な声が上がる。 いきなり、ヤクルトのユウイチ選手だったかに、2塁打を打たれて、ノーアウト。 ホームランが出てば、またたく間に同点のピンチ。 ここからもう、1球、1球に、私は念を送る。 おお! 念が通じたか、きょうの佐々木様のストレートは、140キロを越えた。 最速たしか143キロ。
野手も必死に守る。 例によって、あっぷあっぷ状態ながら、0点で抑えると、三塁側のスタンドは優勝 したような歓声が上がる。 私も、見知らぬ人と、握手、握手。 この寒いなか、最後まで応援した横浜ベイスターズ・ファンには固い絆が生まれて いた。
横 浜 1 0 0 0 2 0 1 0 0 0 0 2│6 ヤクルト 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0│4 試合終了時間、午後11時10分ですぞ〜〜〜! もう身体、半分くらい凍っているよ。 午後11時30分。ガタガタ震えながら、帰宅。 すぐお風呂のスイッチを入れて、まだ半分ぐらいしか溜まってないお風呂にザブン。 とにかく身体を温めないと、風邪を引く。 TBS。日本テレビ、テレビ東京、フジの「スポルト」まではしごして、たっぷり お風呂に浸かる。 この日ばかりは、自宅のお風呂が熱海の温泉よりも、素晴らしくおもえたぞ。 ぐへっ。日記まで書いてたら、もう午前1時半。 寝ないとやばい。 岩崎誠、非常時につき、携帯メールに返事できず。 阪神の巨人に快勝で、首位キープ、おめでとう! 横浜ベイスターズは、今年最初で最後になるかもしれない夢の3位! 眠れないかも…。
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