2月28日(月) 熱海の温泉家は、プラモデルのような魅力がある。 昭和初期の家だから、あちこち直さないと、不便が多い。 自慢の温泉も、2日間、お湯を張りっぱなしにしていると、湿気でお風呂場の木戸 が膨らんで閉まらなくなってしまう。 これも今回、私たちがいない間に直してもらったので、今回4泊5日で、熱海にい ても、ちゃんと閉まるようになった。 ほかにも、玄関の上のほうが、5ミリくらい開いているとか、洗面台が、斜めに傾 いているので、お風呂用テレビが充電しづらいとか、「うわっ! 屋根に泥棒か!?」 とおもうと、猫が屋根を歩いているだけだったりとか、すきま風が多いので、暖房が 効かないとか、アニメ『おもひでぽろぽろ』みたいな家だ。 午前7時。きょうも、温泉に入ることから、1日が始まる。 午前8時。『めざましテレビ』を見ながら、二度寝。 お風呂上りの転寝(うたたね)が、いちばん気持ちいい。三島市・農林14号 ――――――――― 農林14号です。 私がいつぞやに送った「あんぱんを食べ過ぎて太ってしまった」というメール、覚 えて下さっていたんですね。 ありがとうございます。 何気ないメールでもさくまさんが必ず目を通されているということを実感し、とて もうれしく思いました。
●さくま「私は、14年間、『ジャンプ放送局』に届いた何1000万通ものハガキ すべてに目を通した男だから、メールは必ず目を通しているよ」
ガラっと話は変わりますが、さくまさんは、熱海で雪見風呂を楽しまれたそうです ね。 熱海で雪見風呂とは!! 本当に羨ましい限りです。
●さくま「熱海で、雪が降るとおもわなかったよ。熱海の海岸あたりは、雪が降らな かったそうだ。駅から、徒歩7分のわが家になぜ雪が! やっぱり高台なのか…」
でも急激な温度変化は体に負担になるそうですから、是非入り始めは「ぬるめのお 湯」をお奨め致します。
●さくま「ぬるま湯状態という言葉の意味を満喫してるよ!」 午前11時30分。荷物を持って、熱海銀座の「ナチュラル」へ。 お店の人と話をして初めて、きょうが月末だということに、気づいた。 このお店のモーニング・セットは、パンが3種類2個ずつついてくる豪華版。 でも、おいしいから、ついぜんぶ食べてしまう。 私は、クロワッサンがあまり好きではないのだが、出来立てでおいしいので、ぺろ り〜。 午後1時5分。熱海駅から、新幹線こだま456号東京行きに乗車。 車中、『桃鉄研究所』のテーマ募集を書き上げる。 これで、更新できるぞ。 午後1時56分。東京駅に到着。 午後2時30分。帰宅後、部屋のエアコンをつけて、喫茶店「らぴす」サンへ。 私も、嫁もホット・カフェオレ。 午後3時。帰宅。 『桃鉄研究所』のコメント書きの仕上げ。 また今回も、1時間やそこらでは、読みきれないような文章量になってしまった。 ボツも毎回加速度的に増えているので、常連さんたちの不満がたまっているみたい。 すまん。新人さんたちのメール量が半端じゃないんだ。 午後5時30分。嫁と、神宮前の「小樽食堂花火」へ。 たまたま散歩していて、最近オープンしたので、来てみたいとおもっていたお店。 1月20日に開店したばかりだという。 私は、ジンギスカン丼定食。950円。 嫁は、豚丼定食。890円。
ふたつとも、ランチ・メニューだっていうんだけど、もうすぐ6時だよ。 なんと、このお店は、朝の11時30分に始業して、翌朝の7時まで営業している から、まだメニューの時間なんだって。 ランチの時間は、午後6時まで。ふぎゃあ! 「もちろん、私は小樽出身ですよ!」 「明日北海道から仕事で来る子は、銭函(ぜにばこ)なんですよ!」 「銭函!? 小樽に近いじゃないですか!」 小樽は知っていても、銭函を知っている人は少ないから、銭函は密接になれるキー ワードだ。込山勉くん、ありがとう! 豚丼は、帯広のとはちょっと違って、タマネギともやしが、たっぷりの豚丼。 ジンギスカン丼は、甘味のあるたれで、これまたおいしい! 三平汁も、本場の味。 メニューには、チャンチャン焼きもある。 じゃがバターなんかもあって、見事に北海道色のお店だ。 このお店、アリtoキリギリスのふたりが、絶対好きになる雰囲気のお店だなあ。 場所は、Ojiyan Cafe(オジアン・カフェ)の隣り、中国雑貨の真ん前。 石井正則くん、ばっちりわかるよね。 伝言代わり。
<私がもう一度行くためのメモ> 「小樽食堂花火」 住所:渋谷区神宮前3-29-7 電話:03-5770-2044 営業時間:11:30〜翌朝7:00 定休日:無休。 備考:ジンギスカン丼。
午後6時30分。帰宅。 映画『アイデン&ティティ』を鑑賞。 TBS『イカすバンド天国』時代のバンドが、主役の音楽映画。 みうらじゅんサン原作で、『プロジェクトX』のナレーターでおなじみの俳優・田 口トモロヲさんが、監督。 私は昔、こういうバンド物の漫画原作を描きたくて、何度も書いては失敗しただけ に、この映画が成立する難しさがよくわかる。 素晴らしい! 感動した! 青春の青臭さと、絆の深さを、見事に描いた傑作だとおもう。 商業主義に染まらないロックを歌いたいという主演の峯田和伸くんの演技の朴訥さ とひたむきさは、いまどき貴重だ。天然記念物だ。 映画を観る前は、中村獅童くんが主役だとおもっていた。 中村獅童くんを脇役にしたのは、配役の妙だなあ。 映画の幅が広がった。 今夜は、『桃太郎電鉄16(仮)』の手直し原稿。
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