2月4日(金)

埼玉県・小林弥史 ――――――――  さくまさん、こんにちは。 『桃太郎電鉄TOKYO』に備えて、FOMAを買いました!  今から楽しみです。  とりあえず、ハドソンの着メロサイトから桃鉄の着メロをダウンロードして、気分 を高めてみました。  桃鉄の着メロがダウンロードできなかった、元ボーダフォンユーザーとしては嬉し い限りです!

●さくま「おお! 小林弥史くん、えらいっ! 気がつけば、もう2月7日の配信開 始まで、あと3日ではないか! 早いものだ! 明日にでも、楽チンなアクセス方法 を日記に載せる予定!」  今朝も、当然のように寒いが、ここ数日よりも暖かく感じる。寒さになれてきただ けかも。  午前11時30分。嫁と、渋谷の「VIRON(ヴィロン)」へ。  最近、大評判のパン屋さんだ。  私としては、フランスパンとか、硬いパンが多くて、買いに行っても、二の足を踏 んでしまうことが多かったのだが、2Fに、イートインがあるという情報を仕入れた ので、来てみた。  私がパンを買うのは、夜食用なので、ずっしり重いパンはふだん買わない。

 1Fで買ったパンを2階に持って行って食べることができるので、1階のレジで買 ったパンをチェックしてもらって、2階へ。  あれ? 2階は2階で、ステーキや豚足とか、ふつうのものも食べられるレストラ ンだったの?  正しくは、ブラッスリーというらしい。  うーーん。ふつうに食べたほうがよかったか?  せっかくなので、1階で買ってきたパンに、本日のスープと、コーヒーをつけても らう。  ホットドッグ・タイプのエッグ・パンとツナを半分に切ってもらって、嫁と食べる。 2種類たのしめるからね。

 でもボリュームがすごくて、ふたりとも、1本分食べると、もう満腹。  味は非常によい。  ショコラ・パンは、包んでもらって、持って帰る。  おいしいお店だったので、今度はふつうに、レストランとして食べてみよう。  渋谷の繁華街で、午前9時から営業しているというのは、食い道楽な出張サラリー マン族には、貴重なお店だとおもう。

<私がもう一度行くためのメモ> 「VIRON(ヴィロン)」 住所:東京都渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル1F2F 電話:03-5458-1770(1F販売)     03-5458-1776(2Fブラッスリー) 営業時間:9:00〜22:00(ブラッスリーは〜24時) 定休日:無休。

 食後、「ブックファースト」へ。  本屋さんに行って、「きょうは本をたくさん買うぞ〜」と意気込んでも、1冊もほ しい本が無いときもあるし、まだ読んでいない本がたくさん自宅にあるのに、次から 次へとほしい本ばかり、本屋さんに並んでいる場合がある。  きょうは、ひさびさに読んでいない本がたくさんあるのに、買いたい本だらけの日。  気がつけば、嫁とふたりで、50冊近くの本を買っていた。  売り場の人が、紙袋を2重にしてくれたのに、本屋を出て、5メートルほどで、紙 袋の持ち手が切れた! そんな重さ。  午後12時30分。喫茶店「らぴす」サンで、コーヒーブレイク。  午後1時。自宅に戻ってすぐ、石川キンテツ、井沢どんすけが相次いで到着。  石川キンテツといえば、いま一部で注目の「時の人」だ。 『週刊ヤングサンデー』の『小田原どらごんくえすと』(小田原ドラゴン・小学館) で先週、見開き2ページのどアップで、キャバクラ嬢に、愛を告白した男として、い ま業界中の話題を独占している。  その後、そのキャバクラ嬢とどうなったかを、きょう石川キンテツ本人から聞いた んだけど、その結果は、ぜひ2月10日発売の『週刊ヤングサンデー』誌上でご覧あ れ。  そのキャバクラ嬢との話は、来週の楽しみとして、石川キンテツの過去の恋愛話を 聞いた。  いやあ! 石川キンテツは、いいやつだよ。やさしいやつだよ。  女の子が、昔好きだったというファミコンゲームを探して、東京都内、東京近郊ま で探し回る努力は、なかなかできないものだ。  映画のワンシーンを真似た告白など、真昼間なのに、ほろりとくるものがある。  石川キンテツは、見た目と違って、ピュアで、朴訥で、かわいい男だ。  おしゃれな街がまったく似合わない体型だが、上智大学卒だ。  苦労人のように見える風貌だが、実はおぼっちゃまだ。  それゆえに若い女の子で、石川キンテツの本当の魅力を理解できる人は、少ないだ ろうなあ。  井沢どんすけまで「石川キンテツ! おまえいいやつだよ!」と感動する。

 石川キンテツの数々の青春恋愛話は、絶対小説になるし、映画で見たくなるような ものばかりであった。  おかげで、『桃太郎電鉄G』のテスト・プレイは、1時間遅れてスタート。  ひさしぶりに、私も参加しての『桃太郎電鉄G』だったのに、午後2時になって、 読売広告の岩崎誠が到着して、私はお役御免になってしまった。  私もひさびさに、井沢どんすけ、石川キンテツを相手に、おとなげない攻撃を加え てふたりを、こてんぱんにのしてあげたかったのだが、石川キンテツの甘くせつない 恋愛話を聞いて、メルヘン映画を1本観たような満足感。  というわけで、岩崎誠、井沢どんすけ、石川キンテツの3人で、『桃鉄3年決戦! (旧・桃鉄公式戦)』のテスト・プレイ開始!  このメンバーなら、岩崎誠の圧勝のはずだったのだが、岩崎誠は、石川キンテツの 根拠のない秘策に、いつもの調子を崩す。 「実は、目的地にすぐ入れる秘策があるんすよ!」と、石川キンテツ。 「え〜〜〜! そんなカード持ってたっけ?」 「それが、あるんすよー!」 「え〜〜〜! だったら、近づくのやめよう! えっ? 何? 何? 千載一遇カー ド? しかも目的地から、8マスじゃない! 全然目的地遠いよーー!」 「やっやっやっや…!」 「実は、ボクには、秘策があるんすよ」と、再び、石川キンテツ。 「え〜〜〜! どうせ秘策じゃないんだろ?」 「これなんすよ!」  ひゅ〜〜〜〜〜〜、ぽとん! 「それって、うんちカードじゃない!」 「そっす!」 「そんなのそこに落としたって、こっちから回れば、うんちに関係なく通れるじゃな いかー!」 「やっやっやっや…! そっすよね。何やってんだろ、ボク!」  岩崎誠、すっかり石川キンテツの意味不明な秘策に翻弄されて、キングボンビーを 2回も喰らい、2回ともカードをすべて捨てられ、なす術無し。万事休す。  漁夫の利を得た井沢どんすけが、独走、また独走! 「えへえへえへっ。石川キンテツいると、運が向いてくるなー!」 「石川キンテツ、何とかしろよ! 井沢どんすけが首位独走の場合は、発売延期なん だからさー!」と、私。 「やっやっやっや…! ボクには、秘策が…」 「秘策ったって、もうカードもないじゃないか!」 「そっすよね!」  先日、種子島にまで降った雪のように、井沢どんすけの独走が続く。  しかし、お約束の失笑プレイは、健在。 『桃太郎電鉄G』で、話題になりそうなカードに、素晴らしいカードという新作があ る。  このカードをつかうと、スロットが出て、銀河鉄道カードとか、のぞみカードとい った文字が回転するのだが、ほとんど半分ぐらいの確率で、キングデビルカードにな ってしまう。  前回のテスト・プレイでも、井沢どんすけは、このカードをつかって、キングデビ ルカードを手に入れた。 「井沢どんすけ! おはらいカードを買ってきてから、素晴らしいカードをつかえば いいんだよ!」と、私は教えた。  しかし、きょうも井沢どんすけは、おはらいカードを持たずに、素晴らしいカード をつかってしまうのであった。 「がくっ。がくっ。いま、気を失いかけた!」 「井沢どんすけ、自分でがくっ、がくっと擬音を発する男も珍しいぞ」 「えへえへえへっ!」  午後3時。柴尾英令くん、到着。  岩崎誠、井沢どんすけ、石川キンテツの「桃鉄3年決戦!」は、けっきょく、井沢 どんすけの圧勝で終了してしまった。 「やばい! やばい! 井沢どんすけの圧勝では、ゲームを発売できない!」 「いや、さくまサン、いまのは石川キンテツの意味不明な秘策で、ボクのペースが狂 っただけですから!」と、岩崎誠。 「だったら、次の試合、岩崎誠、柴尾英令くん、井沢どんすけでやって、結果を見て みるから!」  というわけで、「桃鉄3年決戦!」2試合目がスタート。  この試合結果は、わざわざ文章にする必要もない。 「赤子の手をひねる」とは、このことだ。 「ひ〜〜〜〜〜〜ッ!」  おなじみ井沢どんすけの悲鳴が響き渡る。 「上手いよなあ。井沢どんすけって、目的地に入っても、次の月にはもう貧乏神がつ いているし、すぐキングボンビーに変身する」  あ〜〜〜、あ〜〜〜! ハリケーンボンビーまで食らっちゃってるよ。  ピヨピーも、しっかり満喫していた。  いつもの井沢どんすけだ。

 午後5時。岩崎誠が仕事で戻らないといけないので、退席。  柴尾英令くん、井沢どんすけ、石川キンテツの3人で、99年モードをテスト・プ レイ。もちろん99年は無理なので、できるところまで。  どうも井沢どんすけは、石川キンテツがいると、パワーアップするようだ。  おもしろいように、目的地に入り、カード運もよくなる。  午後7時。いろいろ、手直ししないといけない課題が出たところで、タイムアップ。  嫁が、銀座の展示会に外出中なので、私、柴尾英令くん、井沢どんすけ、石川キン テツの4人で、近所のスペア・デブ…いや、間違えた。スペアリブのお店「ハイ!ダ ディー」へ。  再び、石川キンテツの青春話を聞く。  柴尾英令くんまで「石川キンテツ、おまえ、いいやつだよ!」と感動。  私も、柴尾英令くんも、井沢どんすけも、石川キンテツに対する好感度が『欽ちゃ んの仮装大賞』のランプのように急上昇する。  午後9時30分。柴尾英令くんに残ってもらって、私のVAIOで、シマンテック ストアの何だっけ、ウィルスを除去するソフトの更新をしてもらう。  ほとんど期限切れ寸前だったようだ。  でもこういうのって、コンピュータ音痴の人にも、わかりやすい文章にしてくれな いと、更新したくても、できないよねー。  いかげん携帯電話並みのわかりやすいコンピュータって、発売されないもんかねー。  午後10時。嫁が帰宅して、柴尾英令くんは東武練馬の自宅へ。  先日のサンマーメンについて、けっこう情報が入った。

横須賀市・鎌倉進 ――――――――  さくまさん、こんばんは。  いつも日記を楽しく読ませていただいてます。  2月2日の日記でサンマーメンの情報があったらという事でしたのでメールを書き ました。  私が初めてサンマーメンを食べたのは28年前の関内でです。  お店は映画館の地下だったと思います。  子供ながらにとても気にいったのですが、他の食堂(ラーメン屋)では見る事が無 く、関内へ映画を観に連れて行ってもらい、そこの食堂でサンマーメンを食べるのが 楽しみとなっていました。  子供の頃なので行動範囲も狭いのでなんとも言えませんが、メジャーなメニューで は無かったのではないでしょうか。  またその時は神奈川県オリジナルラーメンとは知りませんでした。  その後大学に進み、地方の仲間と会話の中でサンマーメンの話題になり、神奈川オ リジナルである事を知りました。  この時平塚、藤沢、南足柄の人間はその存在を知らなかったので、神奈川というよ りも川崎・横浜・横須賀でしか知られていなかったかもしれません。  数年前に「かながわサンマーメン」ののぼりを目にするようになりましたが、 流行のラーメン屋では目にする事はほとんどありません。  オーソドックスな醤油味なので、今のとんこつ醤油が主流のラーメン屋では メニューに入れられないのでしょうか。  私の住んでいる横須賀では、定食屋でラーメンもやっている店、昔ながらの食堂で のぼりを見ます。  JR横須賀駅から国道16号に出ると「北京食堂(横須賀市東逸見1−2)」とい う店があり、この近辺では有名です。  ちなみに私が今まで見た一番横浜から離れたサンマーメンは静岡県伊東市の「伊豆 っ子らーめん」です。  このお店も常にお客さんが入っているお店です。  長文になってしまいましたが、さくまさんのお役にでも立てれば幸いです。  寒い日が続いておりますがお体に気をつけて頑張ってください。  失礼します。

●さくま「少なくとも、サンマーメンを好きだった人がいて、よかった! どうも関 内近辺特有の食べ物だった気がするなあ! 奇珍のは、おいしいよ! JR根岸線山 手駅徒歩10分、本牧通りだ!」

藤沢市 I.H ――――――――  さくま様  一日遅れましたが、サンマーメンが話題にのぼっていたのでメールいたします。  私、3年ほど前に都内から藤沢市に移り、今の住まいは最寄り駅が江ノ電江ノ島駅に なります。(さくまさんもかつて住んでいらしたあたりでしょうか…)

●さくま「私は海岸通りのシーサイド片瀬マンションとか言ったとおもう!」

 横浜とは離れていますが、このあたりではサンマーメンがかなり定着しているよう ですよ。

●さくま「それは当時気づかなかった」

 藤沢市内の老舗ラーメン店「古久家(こくや)」でも定番メニューになっているし、 我が家の近所・すばな通りの中華屋さん「萬珍楼」や腰越の「ネムラ」でもおなじみ の人気メニューです。  決して豪華な料理ではなく、あくまでも「庶民の味」なのでしょうが、野菜たっぷ りで満足感があるので私もよく注文します。  横浜の中華街ではあまり出していないということは、本場の中華料理のメニューで はない…ということでしょうか。サンマーメンのルーツや分布図、私も知りたかった ので、新たな情報がわかることを楽しみにしております。それではご報告まで。

●さくま「私も知りたい。おっと、『桃太郎電鉄』シリーズのほぼすべての取扱説明 書を製作してくれている江口貴博くんからもメールが来たぞ!」

東京都・江口貴博 ――――――――――  さくまさんこんにちは。  日記にありましたサンマーメンですが、僕が子供の頃、逗子に住んでいたのですが そのへんの小さなラーメン屋あたりでは普通に見かけるメニューでした。  金沢八景の高校に通っていた頃も学校帰りに寄る、そのへんのラーメン屋とか定食 屋にはあったと思います。

●さくま「急にサンマーメンの範囲が広がってきたぞ」

 小学生の頃は、「サンマーメンには秋刀魚が入ってるんだぜ〜」なんていうギャグ を友達と言っていた覚えがありますので、少なくとも自分の周囲では、みんなが知っ ているメニューだったと思います。

●さくま「絶対子どもがいいそうなギャグだ!」

 何かの雑誌で、サンマーメンが横浜が発祥の地で、東京にはあまりないと知ったの は比較的最近のことでした。

●さくま「横浜が発祥地なのは、わかったんだけど、その先のルーツ話が浮かび上 がってこない。引き続き、サンマーメン情報を寄せてください」  午前10時。『報道ステーション』をお風呂で見ながら、のんびり。  エモリカをたっぷり。  冬の感想肌で、足がかゆいよー。  ああ! かきむしりたい。  ふうっ。井沢どんすけのテスト・プレイは、非常に体力を消耗するので、きょうは、 『デスノート』(大場つぐみ+小畑健・集英社)の5巻を読んで、寝よう。

奈良市・エフ ――――――――  今日、ジャパンブックスに行って来たんですが、デスノートの5巻売ってましたよ。 店員がダンボールから店頭に並べていたので、多分今日が発売日なんだと思います。 『ワンピース』の新刊と一緒に並べられていた所を見ると、相当人気があるみたいで すね。  勿論買って帰りました。

●さくま「エフくんのメールのおかげで、きょう『デスノート』の5巻を買うことが できたよ、ありがとう! ヨツバグループの展開は、わかりづらい…」  そんなわけで、『桃太郎電鉄TOKYO』配信まで、あと3日!

 
さくまNEWS


●『桃太郎電鉄USA』は、絶賛発売中! NEW!

●井沢どんすけ渾身の一冊!公式ガイドブック『ハドソン公式『桃太郎電鉄USA ミリオネアガイド』(集英社)も、絶賛発売中! NEW!

●ハドソンHPに『桃太郎電鉄USA』のページができました! NEW!

携帯着メロ、はじめました!     ※QRコードできました→
インデックスさんの携帯向け着信メロディ配信サイト「えらべるJ-POP」で
さくまあきらがお勧めする「お父さんのためのJ-POP」を配信しています。

【i-mode】iメニュー>メニューリスト>着信メロディ/カラオケ>
J-POP/インディーズ>えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP
【EZ】トップメニュー>音・画像をゲット>着信メロディ>総合>
えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP
【Vodafone】ボーダフォンライブ!>メニューリスト>着信メロディ>
J-POP・洋楽>J-POP・インディーズ>えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP

●東京谷中・妙泉寺にて、「貧乏が去る(猿)像」公開中!

●四国高松の鬼無駅ホームにて、土居孝幸オリジナル原画による『桃太郎電鉄』の宣伝
看板公開中!



-(c)2005/SAKUMA-