10月23日(土)

 この日記をよく読んでいる人なら、私のばったり病を知らない人はいないとおもう。
 私が旅先や、街角で、知り合いにばったり出くわす奇癖だ。
 
 きょう、そのばったり病の歴史も、きょうここに極まれりというような出来事が起
きた。
 わが人生最大のばったり病だ。
 今回、ばったり出会った相手は、なんと! なんと! なんと〜〜〜!
 驚く準備はいいですかあ!
 絶対驚きますよー!
 何か賭けてもいいよ。
 そのばったり病の相手とは…。

「新潟県中越大地震」だったのである!!!!!
「新潟県中越大地震」だったのである!!!!!
「新潟県中越大地震」だったのである!!!!!
「新潟県中越大地震」だったのである!!!!!
「新潟県中越大地震」だったのである!!!!!

 あまりにもすごい話でしょ?  大地震直前のあたりの夕方から書き出す。  午後5時。順調に新潟県内での取材を終えた私と嫁は、長岡駅に着いた。

「みどりの窓口」で、5時44分のキップを買おうとしたら、満員。  これだと東京まで早く帰れていいのになあ!  例によって、日帰り取材旅行だ。  仕方なく、とき406号5時58分のキップを購入。  1時間近く時間が空いたので、駅弁、お茶などを買い込む。

 それでも時間があまって、新幹線待合室で、「ああ! 疲れた、疲れた」と、へた り込む。  午後5時50分。そろそろ新幹線が来るので、新幹線ホームへ。  新潟方面から、とき406号が減速して入線してきた。  先頭車両が、もうすぐ私たちのいる場所に着こうとしたその瞬間だった!  ドドーーーン!  下から、突き上げる轟音!  縦揺れだ!  ホームの照明が消えた!  ガガガガッ! ガガガガッ!  ガタガタ、ガタガタ!  ガシャーン! ドシーーーン!  ホームの天井から、ホコリと、ダクトのようなものが落ちてくる。  ほかにもいっぱい落ちてきたけど、覚えていない。

 これが1回目の震度6だ!  新幹線は、ホームにガリガリッとこすって停まったような、縦揺れのせいで、すん なり停まったのか、わからない。  正直、新幹線のことを気づかう場合じゃない!  まさにパニック映画のワンシーンだ。  とにかく、しゃがり込む。  いや。立っていられない!  ふう。おさまっ…、ああ、また揺れた!  こ、これはやばいっ!  止まった。  いまのうちに、外に出よう。  カンカンカンカン! カンカンカンカン! カンカンカンカン!  停止したエスカレーターを嫁と降りて行く。  一瞬、ここでエスカレーターがドリフターズのコントみたいにガッタン!と板状に なっちゃったら嫌だなあ!というギャグが脳裏をかすめるが、すぐ消えた。  ひたすら新幹線の長いエスカレーターを降りる。  いま降りているのが、上り用なのか、下り用なのかも考えているヒマはない。  嫁は着物姿で動きづらい。  私は、もちろん手足不自由のために、ぎくしゃく安物のロボットのように動く。  例によって、私が嫁をエスコートするのではなく、老人介護。  私のほうが、助けられている。  新幹線ホームは、3階。  2階の改札口まで降りる。  どうしよう? もっと外まで出たほうがいいか?  悩む間もなく、ドッシーーーン!  ガガガガッ! ガガガガッ!  ガタガタ、ガタガタ!  ぶーーーーーん! ぶーーーーん!  床が大きく、揺れる。  ガシャーン! ドシーーーン!  しゃがみ込みながら、よろよろと天井に案内板がないところに移動する。  換気口のフタが、上から落ちてきた。  長岡物産のガラスケースの中身がみんなひっくり返っていた。

 これは、ただの地震じゃないぞ!  あとで知ったのだが、これが2度目の震度6だった。  午後6時12分のやつだ。  これはとにかく駅の外に出ないといけない。  映画で、火山が爆発する前に、洞窟が逃げ出すシーンは、100回以上見ているが、 まさか自分がそれを実生活で演じるはめになるとはおもわなかった。  映画を見て「あんなに都合よく、主人公を避けるようにして、瓦礫が落ちて来るな んて絶対変だよ!」といつもツッコミを入れてたけど、いま私はものすごい戦火のな かを偶然という刀一本だけで、切り抜けている。  手すりをつたわり、階段を降りる。  この時点で、「死ぬかも?」とおもっても当然なんだけど、どうも私と嫁には、そ ういう神経が抜けているようだ。  不思議と、次にどうするか?しか考えていなかった。  気分は、ブルース・ウィリス?  外に出た。  とにかく上からガラスが落ちてくる前に駅から離れないと!  なんとか地下街の入り口や、バス乗り場まで、移動できた。  ここから、何度も、何度も、震度5、震4の余震が、3分おきぐらいに押し寄せる!  カア! カア! カア! カア! カア! カア!  カア! カア! カア! カア! カア! カア!  カア! カア! カア! カア! カア! カア!  駅が揺れるたびに、カラスが飛び立つ!  ここでも危なそうなので、嫁と、駅前の駐車場に移動する。  よろよろ。よろよろ…。  ドドドドド! ミシミシ! ズシーーーン!  キャーーーッ! キャーーーッ! キャーーーッ!  少しずつ駅前に集まってきた人たちが悲鳴を上げる。  これが6時20分の3回目の震度6だったとおもう。  揺れる! しゃがむ!  揺れる! しゃがむ!  揺れる! しゃがむ!  もうこれのくりかえし。  ひっきりなしの余震!

 この時点では、長岡の隣りの小千谷(おじや)市が、震源地という情報が入ってき ていないので、てっきり東京大震災が発生して、東京は壊滅状態になっているのでは? とおもっていた。  まさか、私たちが、震源地のすぐそばにいるなんておもわない。  駐車場まで出てきた駅員さんに「震源地はどこですか?」と聞く。 「震源地、どこですか?」  駅員さんから、逆に聞かれてしまった。  みんな動転している。  なにしろ、まったく情報が入ってこないのだ。  情報が入らず、ただひたすらいままで経験したことのない震度を味わっているのだ。  ウ〜〜〜〜〜〜! フォアン、フォアン、フォアン。  ウ〜〜〜〜〜〜! カンカンカン! カンカンカン!  救急車が来る。  消防車が来る。  最初に「震源地は、新潟!」という人がいた。 「新潟市内?」  すかさず、「新潟といっても、新潟市内とは限らないから!」と、いう人がいた。 流言飛語が飛び交わないようにしようとする人がいるのは心強い。  駐車場の石のところに座って、地震が収まるのを待つ。  右隣りの奥さんが、おろおろし始めた。  何でも、きょうは家族がバラバラに行動しているそうで、携帯が通じないので、狼 狽しているのだ。 「地震は、最初の1回目がいちばん大きいから、少しずつ小さくなっていくから大丈 夫ですよ!」  目の前でお酒に酔っちゃった人がいると、酔えなくなるのとおなじで、私はこの奥 さんのおかげで、ちょっと毅然とした人間を演じるはめになってしまった。  でもこの奥さん、昭和39年のオリンピックの年に発生した新潟大震災を経験した ので、怖くて仕方がないようなのだ。  あの地震は大きかったもんなあ…。  …って、あのとき知る由もなかったんだけど、昭和39年の新潟大震災も、震度6 だったんだって! うぎゃ!  この奥さん、ビルの6階で、ひさしぶりに同窓会を開いていたんだけど、すぐさま 中止にして、階段を伝わって、降りてきたそうなのだ。6階から! それはまた大変 だ。  とりあえず、私は毅然とした…ほとんどおろおろしてたけど、神経の安寧を保つた めに、血圧の薬を飲む。  私と嫁が、さほど「もう死ぬかも?」と絶望的にならなかったのは、食料と水が確 保できていたからだ。  新幹線のなかで食べようとおもっていた駅弁と、お茶がある。  さらに私は神宮球場の年間シートでつかうホカロンも持ってきている。  無性に喉が渇く。  お茶があって、よかった。  あいかわらず、ギリギリの線で踏みとどまるのは得意だ。  誰かが、「震源地は、小千谷だ!」と叫ぶ。  ほかの人も、たまたま届いた携帯メールで「小千谷だそうです!」と言い始めた。 ほとんど、この下じゃん!  今朝、こっちに取材に来るとき、上越新幹線のなかで、マップを見ながら、嫁と 「小千谷は、越後湯沢より、長岡のほうが圧倒的に近いんだね!」と話したばかりだ。  ドッシェーーーッ! 何でまたキングボンビーのサイコロ10個振りで、ぜんぶ出 目が6になってしまうような場所に、わざわざ東京から来てしまったんだろう。  すでに、長岡駅前の駐車場には、1000人以上の人たちが集まっていた。  駅員さんたちも、ここを避難場所に指定したそうだ。  ここがいちばん上に何もないからね。  新幹線が長岡と浦佐(うらさ)の間で脱線事故を起こしたニュースも入ってきた。 新幹線が脱線? ひょっとして、私たちが満員で乗ることができなかった午後6時4 4分の新幹線か? (あとで新潟行き新幹線と知った。私たちが乗りそびれた新幹線ではなかった)  それにしても、浦佐から長岡まで、新幹線から降りて線路上を5時間半かけて歩い たっていうのは、すごすぎ。  新幹線の線路は高架だから、歩くのも怖ければ、余震起きまくりの高架線路を歩く なんて、高所恐怖所の私には絶対無理だ。  無理やり、飛び降りて、病院に運んでもらったほうがいいと、おもってしまったか も。  気温が下がってきた。  寒い…。  誰かが、携帯メールは送れると言った。  こっちからの携帯は繋がらないけど、向こうからの電話は繋がるということをいう 人も増えてきた。  こういうときは、情報通の柴尾英令くんか、大ニュース好きで緊急特番をずっと見 ているはずの土居ちゃんに電話してもらうしかない。  土居ちゃんに電話するも、もちろん繋がらない。  柴尾英令くんには、メールで「電話してほしい」と送る。  来ない。  ダメか…。  メールが来た!  あちゃーーー! サザンオールスターズのベーシスト&ウクレレ伝道師・カズ坊 (関口和之)から、松茸ツアーの返事だよ。むーーーん!  長岡に来て、大地震を食らっていることを返信する。  柴尾英令くんから、電話が来た。  やはり、向こうからの電話は繋がるようだ。  いや、ずっと何度も何度も、電話していたそうだ。  しかも、柴尾英令くんは福岡にいて、いまから飛行機で羽田空港に戻るところらし い。  柴尾英令くんに、判断を仰ぐ。 「高速で、高崎まで戻って、東北新幹線で戻るか、タクシーで長野まで行けば、長野 新幹線に乗る。新潟に戻って、泊まる。どれがいいとおもう?」 「高崎でしょう!」 「やっぱり! 私とおなじだ!」  こういうパニック時の判断は、一分一秒を間違えると、大変なことになる。  この長岡駅前の駐車場にいる人たちは、地震が収まれば、各自自宅に帰ればいい。  でも私と嫁は、泊まるところもない。  これから真夜中になれば、ホカロンぐらいではおっつかない。  駅前の駐車場を離れる。  だんだん外が寒くなってきた。  新潟県の夜だ。  寒いよ。  頻尿の志士としては、トイレに行きたくなってきた。  コンビニで、トイレを借りようとおもった。  駅ビルのなかのトイレに入って、ぺしゃんこは、ちょっと嫌だからね。  少し駅前の道をまっすぐ歩いていくと、駅構内への自家用車、タクシーの侵入は禁 止になったけど、ぽつん、ぽつん!と、空車の赤い文字を点灯させたタクシーがいる。  乗れるのかな?  小走りに走って、タクシーをつかまえる。 「運転手さん、高崎まで行ってもらえますか?」 「高崎!? 新潟県内の高速道路は、ぜんぶ封鎖されて乗れませんよ!」 「ひえええええっ! 困った。とりあえず、ここから離れたいので、乗せてください。 ついでに、トイレのある場所に行っていただければ助かるんですけど…」 「はい。わかりました!」  ああ! タクシーのなかが暖かいよ〜!  運転手さんは、駅近くの公園のトイレにつれて行ってくれた。  その間、「長野って、遠いですかね?」と聞く。 「長野! 5時間ぐらいかかりますよ!」 「うへ〜! 長野なら午後10時過ぎの新幹線があるから、3時間かかっても行けば 乗れるとおもったんだけど…」 「それ以前に、震源地の小千谷の方向ですから、無理ですよ!」  新潟から、東京に向かうには必ず、この小千谷というか、中越地方を抜けないとい けない。  運転手さんが、長岡の地方ラジオの地震情報を聞かせてくれる。  ん? ん? おや?  どうも小千谷で、震度6のときに、長岡も震度6で、三条あたりは、震度5で、新 潟市内は震度3か、4だと言っていたような。  ひらめいた! 「運転手さん、新潟市内に向かってください!」 「はい。わかりました!」  …と、言ったとたん、車がぼわん、ぼわんと、激しく揺れた。 「けっこう大きかったなあ、いまの!」  大きかったどころではない。  これは震度5だったようだ。  午後8時30分。タクシーで、長岡を脱出する。  えっ? あの長岡の駅前に、2時間以上もいたの?  あの2時間以上の間に、いったい震度4〜6を何回喰らったんだろう。  この運転手さんが大当たりだった。  国道8号線が大渋滞と見るや、裏道をぐるぐる、ぐるぐる回ってくれて、ひたすら 長岡を脱出することに一生懸命になってくれる。 「運転手さんの家のほうは、大丈夫なんですか?」 「見附(みつけ)市のほうで…」 「むちゃくちゃ、震源地じゃないですか!」 「はい。長岡にも親戚がいて…」 「ありゃあ! 家族とか、親戚に連絡取れました?」 「はい。取れました」 「家族が心配なのに、遠くに行くの頼んじゃって、すみませんね!」 「いえ。仕事ですから…」  途中で、コンビニに寄ってもらう。  パンがまったく売り切れだ。  ボルビックも、目の前で売り切れた。  でも、コンビニがやっているだけましだ。  あとで知ったんだけど、小千谷、長岡は、次々にガスの停止、断水、停電になって しまったらしい。  まだ私たちが長岡駅前にいたときは、お店に照明が点いていたよなあ。  この寒空に、停電はつらいし、怖いよ〜!  ミネラルウーター、お菓子類を買い込む。  万が一のため、万が一のため…といいながら、不二家のおしゃれ缶を買って、ペコ ちゃんの携帯ストラップをもらう行動は、こんな緊急時でも忘れない。  午後10時。新潟市内万代橋のたもとの「ホテルオークラ」へ。  かつて何度も新潟に来たときに宿泊したホテルだ。  運よく部屋が空いてた。  タクシーの運転手さんに、何度も「ありがとうございます!」「ありがとうござい ます!」「ありがとうございます!」とお礼を言ってから、ホテルにチェックインす る。  部屋に入って、テレビを見たら、びっくり。  私たちが逃げ出せたのって、奇跡的だったんじゃないの?  あんなり倒壊した家、多いの?  大渋滞していた国道8号線って、道路が陥没してじゃないの!  うひゃあ! ほんとにあの運転手さんじゃなかったら、渋滞に巻き込まれていた。  死者も刻一刻、増えている。  地震のショックで亡くなった老人が多い。  わかる気がする。  下から突き上げてくる地震は、衝撃的だったもん。  どんどん小千谷市民、長岡市民が小学校に避難し始めている。  えっ? 長岡市民の45%が、避難したの?  あのまま長岡市にいたら、私も嫁も、小学校の体育館で一夜を明かさないといけな かったのかも…。お水も無しで…。暖房もなく…。  ぞぞぞ〜〜〜!  ホテルの部屋に座っているだけで、ゆらゆら、ゆらゆら揺れているような気分。  ちょうど船に長い時間乗っていて、急に上陸したときみたいな気分。  小千谷、長岡は、その後も、震度4、震度5を何度も繰り返している。  30分に1回、震度4なんて、余震いままであった?  新幹線の脱線の映像には、たまげたよ。  やだよー! あんなとこ歩くのー!  そういえば、ようやくお腹が空いてきた。  地震のショックのせいで、帰りの新幹線で食べようとおもっていた駅弁を食べるの を忘れていた。  長岡駅で買った「鮭のすし弁当」を食べる。  富山県の「ますのすし」が、「鮭」になったものだ。  今回この駅弁は絶対買って食べたかった。  予想通り、うまい!  ピンチから生還しただけに、よけいおいしい!

 デザートは、これも長岡駅の売店で買った「炊(かし)き餅」。  前回、長岡駅で買っておいしかった、大福を伸ばしたような食べ物だ。  ご飯を食べて、お風呂に入って、ホッ!としたものの、ずっと身体がゆらゆら揺れ ているような気分で、寝付けない。  妙に心臓が、ドキドキ、ドキドキする。  眠りかけては、震度1くらいを感じて、目が覚めてしまう。  NHKの発表では、小千谷、震度4だ。  えっ? 明日の上越新幹線の復旧は絶望的?  あっ。明日全面運休が決まってしまった。  私たちは、どうやって、東京に帰ればいいの?  信越線も、磐越西線も、飯山線も、みんなみんな不通なんでしょ?  万事休す。  まるでキングボンビーと戦っているみたいだ。  ふわ〜〜〜、眠い。  生欠伸(なまあくび)ばかり出る。  ああ! 1時間ほど寝て、目が覚めてしまった。

 午前4時。万代橋越しに、日の出が見えるよ。  夜が明けてしまった。  さくまにあのみんなからも、地震の話題が届いていたけど、まさか私が震源地にい たとは知らないから、奇妙。  ちょっとだけ紹介しておく。

東京都・とっちとけいし ―――――――――――  先ほどから新潟で地震が続いているようです。  新幹線が脱線したという情報もあり、けが人が出ていないかと気がかりです。  東京にもかなり揺れが来ているので、さくまさんもお気をつけてください!  それでは、失礼します。

●さくま「そりゃ、東京にいるとおもって心配してくれるよな!」

新潟県・くにはら ――――――――  さくまさん、お仕事ご苦労様です。  新潟・中越地方を中心に大きな地震でした。  今、本人は香川の高松に居ますが、自宅は下越の新発田よりも北の方でしたので、 揺れはひどかったものの無事のようです。  ただ、小千谷・長岡は以前の勤務地で、知り合いや仲間も多く、連絡が取れない状 況が続いています。  電話も携帯も、こんな時は駄目ですね。  唯一、ボーダフォン同士は通話出来ました。ユーザー数が少ない事も、逆に利点と なっているみたいです。  NHKのニュースに釘付けです。  新幹線の脱線も、駅の手前で速度が落ちていて幸運な面もありましたね。  高速で走る鉄道も地震の対策が十分にされていると良いのですが、高速走行中では すぐに止まりませんし、特に2階建ては重心が高いでしょうから心配になりますね。  本当は、鬼無駅へ出掛けた楽しい話をメールするつもりでしたが…また落ち着いて からにします。  関東、太平洋側も、いつ大きな地震があるか判りませんので、どうか準備などだけ でもされて、お気をつけくださいませ。それでは!

●さくま「新潟の人が、高松に行っていて、東京の人間ガわざわざ震源地に行っちゃ うんだから、人の運命なんてわからんもんだねー!」

加茂市・丸倉よしの ―――――――――  こんにちは、さくまさん。丸倉よしのです。  少し落ち着いたのでメールしました。  新潟中越地震ですが、もう何もいえない状態です。  幸いにも私や家族、家も無事です。  が、余震もまだまだ続いていますし、市内では自主避難されている方がいたり、ガ ス漏れしている家があったりと、まだまだ予断を許さない状況です。  昨晩はひたすら避難道具の準備をし、着の身着のまま、靴を枕元において寝ました。  地震発生時、夕暮れだったので周りの状況は全く解らなかったのですが、夜が明け るにつれてテレビを見て今さらながらに驚愕しています。  新幹線「とき」の脱線の映像には本当に驚かされました。  余震も続いています。  まだ終わったわけでないので警戒はしていますが、体が休まらないです。  それと気になっているのですが、22日以降日記が更新されないのが心配です。  ありえないとは思うのですが、さくまさんももしかして、こちらの方に来ているとい う事は無いですよね?

●さくま「丸倉よしのサン! 大正解〜〜〜! ありえないことをするのが、私の仕 事だ! はっはっは!」

 つまらない詮索をしてすみません。  もしそうでしたら、寒い時期ですので体だけには気をつけてください。

●さくま「というわけで、きょうは新潟県中越地震の部分だけ、書きました。昼間の 取材を部分を書いても、みんなきょうの日記の印象が強すぎて、ちゃんと読んでもら えないとおもうので、きょうの取材部分は、月曜日か、火曜日に掲載します」

 
さくまNEWS


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