１０月２２日（金）

　午前７時。耳だけで、『めざましテレビ』を聞いて、うとうとしていたら…。
「巨人に続き、横浜も、一場投手の獲得を断念…」と聞こえたような…。
　何っ！？
　ガバッ！と、目が覚めたが、何のことかわからない。
　インターネットでニュースを調べるけど、どこにも載っていない。

　あとでわかったけど、横浜ベイスターズも、一場投手にタクシー代を出したり、栄
養費として２０万円程度あげていたそうだ。
　やっぱりなあ。一場投手ほどの投手が、横浜ベイスターズに入るわけがないとおも
っていた。
　去年も横浜ベイスターズは、ドラフト１位候補の不祥事で獲得断念で、２年連続だ。
　まあ、そういう球団だ。

　午前１０時３０分。嫁と、高円寺の整体さんへ。
　ひさしぶりに、きょうは暖かくて、いい天気だ。

　整体のお兄ちゃんと台風の話。





　台風２３号の前の２２号のほうが、伊豆はひどかったという話で盛り上がる。
　うちは熱海に、お兄ちゃんは網代に温泉付きの家があるからだ。
　そんななか、小説家の高千穂遙さんが、昭和３４年の伊勢湾台風の経験者だという
話を聞く。
　もともとこの高円寺の整体さんは、高千穂遙さんに教えてもらった。
　整体のお兄ちゃんと、高千穂遙さんとなかよしなのだ。
　そうか。高千穂遙さんは名古屋出身だから、伊勢湾台風の直撃を喰らっていたのか
あ…。
　昭和３４年といえば、東京オリンピックが昭和３９年。
　私でも、７歳のときだ。
　あのときの「伊勢湾台風」という言葉の怖さは、阪神大震災に匹敵する。
　今回の台風２３号の被害で、死者７２名でも、多いとおもうけど、伊勢湾台風のと
きの死者の数は、５０９８人だからね。
　阪神大震災が、死者４４０２人。ほぼおなじ規模だ。

　午後１２時３０分。高円寺南口の「ザボン・ラーメン」へ。





　いつものザボン・ラーメンに、キャベツをトッピングしたら、いつもより、やたら
とおいしくなった。
　キャベツひとつでこんなに味が変わるか？とおもったら、いつものご主人ではない
人が、ラーメンを作っていた。
　人が変われば、味も変わるだろうけど、三段跳びぐらいのおいしさ。

　午後２時。喫茶店「らぴす」サンへピットイン後、帰宅。

　午後２時３０分。ＮＴＴの人が来る。
　我が家のブロードバンドを、光通信にしようとしたら、家に穴を開けないと無理と
いわれたそうだ。
　仕方ないので、ＡＤＳＬにする模様。

　携帯電話用ゲーム『桃太郎電鉄TOKYO』のメッセージを全面改稿する作業。
　メッセージを短くしたりするのは、頭をつかうのでたのしい。
　単純作業のほうが、私は苦手だ。

　午後５時。嫁と、天現寺の広尾病院へ。
　娘に頼まれた日用品を届けに行く。
　赤ちゃんは、娘のベッドの脇にいた。
　間近で見る。
　不思議な表情をするものだ。
　ＡＩＢＯだね、こりゃ。
　私は親戚の子でも、これだけ生まれたばかりの赤ちゃんを見たことはないので、新
鮮な感覚だ。

　娘は、あいかわず元気。
　本当に、珍しいほどの安産だったらしい。
　出産から４日目。
　何人か私の知り合いも、訪ねてきてくれたようだ。
「プティ・ポワン」の北岡奥様が、フォアグラのサンドイッチと、マカロンを持って、
お見舞いに来てくれたそうだ。
「プティ・ポワン」は、たしかに広尾病院のすぐ近くだ。

「すごいお見舞いだよねー」と、娘。
「すごいよなあ。帰りに、プティ・ポワンに寄って、お礼を言ってこないといけない
なあ…」
「あ〜〜〜、ずるい〜〜〜！」
「いや。お礼を言いにいくだけだよ！」
「そうとはおもえないよー！」





　午後６時。広尾の骨董品屋さんを覗いたりして、広尾の「プティ・ポワン」へ。　
そして、娘の指摘どおり、お礼だけではなく、おいしい料理を食べて行くことにして
しまうのであった。
　はっはっは！　ひどい親だ。まったく！
　おじいちゃん、おばあちゃんになった記念とか、わけのわからない言い訳をつけな
がら…。

　おいしいねー。
　京都の鷹峯（たかがみね）のとうがらしをつかった前菜が、まるでデザートのよう
だ。
　上旭牛をつかったお肉も豊かな味だ。
　パンは、食べすぎてはいけないぞ！

 
 
 



「プティ・ポワン」に行ったあと、体重計はいつも新記録を樹立してしまっていたの
だが、最近、パンを何度もお代わりしているせいだということを、学習した。
　学習はしたものの、おいしいパンをガマンするのは、至難の業。
　でも、「プティ・ポワン」に行く回数を減らさないといけないくらいなら、パンを
ガマンできる。
　きょうも無事、パンをガマンできた。

　午後８時３０分。帰宅。
　日本シリーズは、ほぼ中日勝利の場面あたり。

　今夜は、『桃太郎電鉄TOKYO』のメッセージ直し。