８月３０日（月）

　やっぱり人口のせいなのかなあ。
　日記の感想メールが、佐世保に関してゼロで、近江八幡のほうが来る。
　佐世保の「戸尾市場」の読みを誰か教えてくれい！


札幌市・すみっこ
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　はじめまして。26歳にして桃鉄にはまってしまった遅咲きの姥桜です。
　私が中学生の頃、兄が必死に桃鉄をやっていて、「面白いの?」と半信半疑でした
が、今では暇さえあればやってます。マップ上の名産や名物がすごくかわいくて凝っ
てますよね。

　最新の日記で近江八幡の「たねや」の話題が！！
　私はたねやの末広饅頭が大好物で、神奈川在住のときはよく買ってました。
　今は実家に戻ってしまいましたので、通販で買ってます。
　でも、バームクーヘンが美味しいとはしりませんでした。
　今度ぜひ買ってみますね。


●さくま「『たねや』ブランドではなく、『クラブハリエ』のバームクーヘンね！
　ふわふわしっとり、おいしいよー！」

　バームクーヘンといえば、私は北海道銘菓の「三方六」が大好きです。
　小さい頃から付属ののこぎりで切って食べるのが大好きでした。（今はあらかじめ
切れてます）


●さくま「私も大好きだよ！　『桃太郎電鉄１２』に登場した＜白樺クーヘン屋＞
は、三方六がモデルだ！
　あっ。しまった。『桃太郎電鉄１２』には登場してないや！　『桃太郎電鉄Ｇ
（仮）』で初登場だった。はっはっは！　笑ってごまかそう！　はっはっは！」

　さくまさんの日記を読んでいると、美味しそうな食べ物が沢山で、ついつい次の日
のメニューにしてしまいます。
　ダイエットも停滞更新中です。やばいです（笑）。


●さくま「絶対やばいとおもう！」

それではお体に気をつけてくださいね。


●さくま「身体に気をつけながら、甘いものを食べて行きます！」


交野市・せろりあん
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　はじめてメールさせていただきます。月刊OUTからのファンの者です。
　いつもはただただ日記を読ませて頂いて「ふは〜」とか「ほは〜」とかなったり、
さくまさんが行かれたお店を訪ねてみたりするだけなのですが・・・。

　ウチの母親の実家が近江八幡なんです！
　八幡堀のスグ近所なんです！
　親戚が住むのが安土なんです！
　安土城跡のスグ近所なんです！


●さくま「おや。先日、私と土居ちゃんが回った場所ばかり！」

　それで興奮してしまって、いてもたってもいられなくなりメール送らせて頂きまし
た。
　なんだか勝手に不思議な感じを味わっています。

　それだけでは何なのでウチの近所の屋台の餃子屋さんをご紹介しておきます。
　塩で食べるとってもおいしい餃子です。
　今年の春までは国道168号線沿いのスーパーの駐車場で営業されてたのですが、そ
こが閉店してしまったので、今はちょっと奥まった住宅街のコイン洗車場で営業され
てます。

「極楽や」
http://www1.kcn.ne.jp/~spiky/GokurakuyaFront

　もし機会があったら訪れてみてください。
　さくまさんのお口に合うと嬉しいな。


●さくま「塩で食べる餃子っていうのは、珍しいなあ！」



　午後１２時。渋谷の「ブックファースト」へ。
　嫁とは、別行動。
『ドカベン〜スーパースターズ編』（水島新司・秋田書店）が始まる前の『プロ野球
編』５０〜５２巻あたりがほしくて来たんだけど、５２巻だけない！
　５０巻、５１巻もあるのに、５２巻がない。
　間違いなく私とおなじ考えのやつがいるな！
　もどかしい！

　といいつつ、『どんな路線？なぜ生まれた？　日本鉄道地図』（インターナショナ
ル・ワークス編・幻冬舎）と、『全国鉄道おもしろ事典』（川島冷三・ＰＨＰ研究所）
を買って帰る。
　この手の本は、全部買う。
　お仕事だ。

　午後１２時３０分。東急百貨店本店Ｂ１の「アンテノール」で、ミックスサンドに
コーヒー。
　ここのサンドイッチ用のパンが私が知る限りでは、いちばんしっとりしている。
　午後１時３０分。帰宅。

　午後２時。インテリアデザイナーの齊藤敏彦さんが来る。
　明後日から始まる、原宿の家の玄関の打ち合わせ。
　二転三転したニッサン・シルビア移築問題は、けっきょく自宅玄関にガラスを張っ
て、ショーウインドウのように外から車が見えるようにすることで、落ち着いた。
　きょは最終的な詰めと、タイル選び。

　午後４時。喫茶店「らぴす」サンで、コーヒー。
　井沢どんすけが到着。
　きょうの井沢どんすけ、髪の毛がぺたっと縮れていて、お笑いのカンニングの「い
まからここで、うんこします！」の人に似ている。
　井沢どんすけ、アイスコーヒーを飲みながら、ずっと笑っている。
　いまだにハウステンボスのどっきりのインパクトが強かったようだ。

　午後５時。私、嫁、井沢どんすけンお３人で、新橋駅へ。
　新橋駅から、ゆりかもめに乗車。





　うーーーん。やっぱり、ゆりかもめは高所恐怖症には、つらいなあ！
　井沢どんすけに座席を代わってもらう。
「あっ。あっ。ボクも高所恐怖症なの思い出した！　えへえへえへっ！」
「そういえば、井沢どんすけも高い所ダメだった！」

　なるべく下を見ないように、「レインボーブリッジを建てた人は、えらいなあ！」
と、遠くを見やる。

 



　午後５時２２分。青海（あおみ）駅で下車。
　トヨタのメガウェブへ。
　２Ｆの「ピットカフェ」で、ハンバーグ丼。
　嫁と、井沢どんすけは、カレーライス。

 
 



　午後６時。読売広告の岩崎誠と、曽我ひとみサン似の柴尾英令くん、ハドソン宣伝
部の熊沢太吾くんが「「ピットカフェ」に到着。

　しばらくして、土居ちゃん（土居孝幸）も到着。

　午後６時３０分。「Zepp　Tokyo」へ。
　赤や、金色や、ピンクの髪の毛の若い女の子たちがたくさん並んでいる。
　顔にいっぱいペイントを塗りたくっている子もたくさんいる。

 



　そうなのだ。
　きょうは、これから、「サイコ・ル・シェイム」のライブを見るのだ。
　私たちは、この場に浮いているというよりも、若者たちのライブに現れた、前田忠
明さんや、梨元勝さんみたいなものだ。





　何で、またサイコ・ル・シェイムに？と、思うかもしれないが、彼らの今回の夏の
ツアーのタイトルが『真・桃太郎列伝〜遥かなる時を越えて〜』なのだ。
　きょうは、そのファイナル・ライブ。
「桃太郎繋がり」で、このライブに、招待された。

　じつは、私はけっこう彼らの音楽が好きでね。
　最初は『ドラゴンクエスト』っぽい衣装で、登場してきたでしょ。
　しかも、彼らのプロモーション・ビデオが、テレビ神奈川で放送されることが多い
ので、メロディがきれいなバンドだなあ！と思っていたのだ。
　私の場合、フジテレビ、日本テレビに次いで、テレビ神奈川を見ることの多い男だ
からね。横浜ベイスターズのせいでね。

　楽屋で、メンバーとご挨拶。

 



　出番直前なので、しゃべりこむわけにもいかない。
　でも、記念撮影は、ライブ後だと、化粧が落ちてしまうので、いましかないという
ことで、パチリ。





　特別待遇で、私たちは、２階席の関係者席に座られてもらう。
　１階は、係員以外、全員若い女の子が、立ちっぱなしで、びっしり。
　演奏が始まると、１曲１曲、ファンの子たちの手振りが決まっていて、曲に合わせ
て、一糸乱れぬ動きをする。
　まるで、バリ島のケチャダンスのように美しい。
　井沢どんすけにいわせると「『ドラクエ』のマドハンドみたいっすね！　これだけ
の数のマドハンド倒したら、経験値いっぱいたまるだろうなあ！　えへえへえへっ！」
　この男の頭のなかに、ばくだん岩を投げ込んでやりたい！

　途中に、コントが入る演出には、驚いた。
　ビジュアル系のバンドだとおもっていたので、全員のトークがうまいとか、ギャグ
がおもしろいうとうのは、想像していなかった。
　全員、姫路の出身？
　やっぱり、関西はお笑いが自然に染み付いているのかなあ…。
　あとでスタッフに聞いたんだけど、いつもはもっと多いそうだ。

　気に入った。
　キングボンビーの「気に入った」攻撃みたいに、サイコ・ル・シェイム、気に入っ
たなあ！
　ひさびさに、音楽プロデューサーだった頃の血潮が逆流したほど、興奮した。
　たまに悪ぶったポーズのときに、清潔感があるのは、いいねー。
　演奏も、ムダがなくて、コンパクト。
　歌もいい。

　２時間、まったく中だるみすることなく、一気に聴けるバンドなんて、そうそうい
ない。しかも私にとっては、知ってる曲の連発じゃなくて、初めて聴く曲のほうが、
圧倒的に多かったのに、ここまで引き込まれたのは、珍しい。

　午後９時３０分。楽屋へ行くが、メンバーが化粧を落とすのに時間がかかるので、
ヴォーカルのＤＡＩＳＨＩくんとだけ、挨拶。
　彼は、思い切り、『週刊少年ジャンプ』世代で、『桃太郎電鉄』も遊んでいるそう
なんだけど、きょうは全国ツアーのファイナル。
　ゆっくり休んでもらったほうがいいので、お暇することに。

　まあ、きょうこのライブを見に行ったメンバーが、私、嫁、土居ちゃん、岩崎誠、
柴尾英令くん、井沢どんすけ、ハドソン宣伝部の熊沢太吾くんとくれば、これはサイ
コ・ル・シェイムと何かあると、バレバレだよね？

　うん。確かに、企んでいる。
　その全貌は、少しずつ、少しずつ、明らかになっていく。
　お楽しみに。

　午後１０時。帰宅。
　いいライブを見た日って、脳が刺激されるせいか、あれこれ新しいアイデアが、パ
ンドラの箱を開いたときのように、浮かんでくる。
　きょうは、すごいぞ！