8月28日(土) 午前9時30分。鍵屋さんが来て、京都のマンションの鍵の付け替え。 自動車のキーのようなスマートな鍵になった。 しかも、鍵を差し込むのに、上下の区別がないので、差し込みやすい。 世の中は、いつのまにか便利に進化している。 こっちは、いつのまにか何かと退化している。はっはっは! 午前11時。京都ホテルで、土居ちゃん(土居孝幸)、カズ坊(関口和之)と待ち 合わせ。 土居ちゃんが来ないので、携帯に電話するけど、出ない。 どうせまた携帯をカバンか、ポケットの奥に入れていて気づかないのだろう。 …と思っていると、堂々と土居ちゃんがやってくる。 私はまだ携帯を鳴らし続けているんだけどなあ…。 「えっ? 電話くれてたの? ハハハ!」 「いまもだよ!」 「あっ。そうなの? ハハハ!」 午前11時30分。伏見の「月の蔵人(くらびと)」へ。 伏見といえば、酒造業で有名な町だ。 お酒を一滴も飲めない私でも、黄桜酒造、キンシ正宗、月桂冠、宝酒造といった企 業の名前は知っている。 「月の蔵人(くらびと)」は、明治の酒蔵を改造した料理屋さんだ。 体育館のように巨大な店内なんだけど、お客さんでいっぱい。私は、彩り御膳を注文。 イクラ丼、豆腐ぶっかけ丼、おばんざい、かき揚げ天ぷら、豆乳茶碗蒸し、汁物、 お漬物がついて、1280円。 豆腐ぶっかけ丼が、まるで七番打者が逆転ホームランを打ったような意外なおいし さ。ふわふわ、あつあつのお豆腐に、特製の醤油だれをかけて、食べて行くと、なか からご飯が出てくる。 この豆腐ぶっかけ丼だけを食べさせてくれるお店があったら、行きたいくらいうま かった。
<私がもう一度行くためのメモ> 「月の蔵人」 住所:京都市伏見区上油掛町185−1 電話:075(623)4630 営業時間:11:00〜23:00(ラストオーダー22:30) 定休日:なし
食後、「月桂冠大倉記念館」を覗いてみたり、伏見界隈を散策。 台風の前の風か、けっこう風が強いので、暑くても、歩きやすい。
私、土居ちゃん、カズ坊(関口和之)の3人は、『桃太郎伝説』、『桃太郎電鉄』 のオリジナル・メンバーなわけだけど、3人の絆は、京都にあるといっても過言では ない。 不思議と、よくいっしょに京都を旅する。 しかも、あんまりしゃべらず、歩いて、食べるだけ。 きょうもそうだ。 なんとなく、明日放送のNHK『新選組!』の寺田屋騒動の宿・寺田屋まで歩く。 さすが新撰組ブームで、観光客が多い。 寺田屋は、なかを見学できるし、現在も泊まることができる。 表札に「寺田屋 坂本龍馬」と書くまでになっていた。 もちろん、ここは過去何度も訪れているので、見学せず。
午後1時。高台寺の「鍵膳良房(かぎぜんよしふさ)」へ。 日本一葛きりがおいしいお店だ。
祇園の本店は、いつも行列ができるくらい超満員なのだが、こっちの支店は、いつ も空いている。別に味が落ちるわけではないし、こっちのほうが、広々としているの で、私たちはいつもこっちを利用している。 なぜ、こっちのお店が混まないのかがわからない。 あまりこっちのお店を紹介したくないのだが…。
<私がもう一度行くためのメモ> 「鍵膳良房 高台寺店」 住所:京都市東山区下河原通高台寺表門前上る 電話:075(525)0011 営業時間:9:00〜18:00(土・日・祝19:00) 定休日:毎週水曜日 (祝祭日の場合は翌日)
午後2時。石塀小路を歩いて、ねねの小径を通って、「イノダコーヒ産寧坂店」へ。 イノダコーヒの渋く重たいコーヒーを飲むと、京都に来た気がするなあ。
「さくまサン、きょうどこに帰るの? 熱海? 東京?」と土居ちゃん。 「うーーーん。まだ決まってないんだ…」 「最近、物事決めるの面倒になっていない?」 「うん。仕事が一段落しているから、優柔不断の時期に入っている!」 このあと、カズ坊(関口和之)に「柳月堂」のくるみパンを食べてもらおうと、出 町柳まで行って、お店の前まで来て、土曜日が定休日であることを思い出した。とい うより、きょうが土曜日であることを忘れていた。 ハウステンボスから、こっち、曜日の間隔がズレている。 わざわざちょうど、パンの焼き上がり時間まで合わせてきたのが、悔しい。 午後3時。土居ちゃん、カズ坊(関口和之)を、京都駅まで送る。 カズ坊(関口和之)は、名古屋へ。 土居ちゃんは、そのまま帰京。
私と嫁は、プラッツ近鉄へ。 旭屋書店で、大量に本を買い込む。 午後5時30分。京都市役所脇のグリル「アローン」へ。 ここの名物は、おそらく日本で一番大きいであろうオムライス。 バレーボールのボールよりは、小さいだろうけど、フリスビーくらいの大きさはあ る。しかも分厚い。 直径20センチあって、ご飯はお米2合分らしい。
とてもじゃないが、ひとりでは食べきれないので、嫁とふたりで食べる。 それでも、食べきれない。 でも、甘いあんかけのようなタレがかかっていて、おいしいのだ。 このタレは、自家製のりんご風味ソースとかいうものらしい。
<私がもう一度行くためのメモ> グリル「アローン」 住所:京都市中京区寺町通御池上る モーリスビル1F 電話:075(221)3923 営業時間:8:00〜20:00 定休日:木曜日
午後7時。京都の隠れ家に戻る。 きょうは、あちこち歩きすぎたので、ちょっと仮眠。
村上開新堂のオレンジ・ゼリー 午後8時。『桃太郎電鉄15(仮)』の仕様書作りをぽつり、ぽつりと。 まだ新作イベントの下書きをして、様子を見ている段階だ。
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