4月27日(火) ここ数ヶ月、トヨタ自動車の経営術本ばかり読んでいる。 私が会社を経営していたときに、とかく批判されたやり方が、トヨタ流のやり方で は、すべていいこととして、書かれているのだ。 ・言い訳をする頭で、実行することを考えよ! ・きょうのことは、きょう片付けろ! ・「なぜ?」を5回繰り返せ! ・「仕事に行く」ではなく、「知恵を出しに行く」へ! ・「朝令暮改」でも、遅すぎる。 ・自分の都合で仕事をするな! ・成功したときこそ、反省せよ! ・代案なしに反対するな! ・ウソでもニコニコしろ! ・許される失敗を平気でしろ! ・無知はまだいい。無関心がいけない。 ・発想が貧しいから「貧乏くじだ」と思い込む。 ・「納得できない常識」を見つけよ! 私が上記のことを、寸分の狂いもなく、実行できたという自信はないけれど、社員 には「朝令暮改」と、ずいぶん言われたものだ。 でもプロ野球でいえば、バントを命じたのに、二度失敗して、ツーストライクにな ってしまったのだから、私はヒッティングのサインに切り替えたのに、「さくまサン は、バントって言ったじゃないですか!」と、食ってかかってくるような若者が多か った。 物事は、自分の思ったとおりには、進まないものだ。 相手の出方を見て、微調整が絶対に必要だと思う。 トヨタ自動車は、いまや世界一の企業として、そのやり方を学びに来る企業が後を 絶たない。 と同時に、「トヨタの常識は、世間の非常識」というくらい、人が思いつかないよ うなやり方をする。 でも、『週刊少年ジャンプ』のやり方も、トヨタ自動車と、そっくりだった。 『週刊少年ジャンプ』のやり方をほかでもやろうとすると、やたらと波風が立つのも おなじだった。 どうも、トヨタや、『週刊少年ジャンプ』のやり方というのは、仕事の嫌いな人に は、受け入れられないようだ。 いずれにしても、トヨタの経営術本を読んで、10年目にして、私のやり方は間違 っていなかったと「無罪」の判決を受けたようでうれしい。 今後、私と仕事する人が、戸惑わないように、以下の本を読んでくれると、助かる。 価値観がいっしょじゃない人との打ち合わせはつらいからねえ。 トヨタの本の名前を並べておく。 ・『「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術』(若松義人・成美文庫) ・『トヨタ流「改善力」の鍛え方』(若松義人・成美文庫) ・『トヨタ流「最強の社員」はこう育つ』(若松義人・成美文庫) 午前11時。雨もイヤだけど、この突風は何? ビニール傘が吹っ飛びそうで、怖い。 嫁と、銀座の「渡辺内科クリニック」へ。 本日の血圧、152−94。 あれ? 血圧高いぞ。 変だなあ。最近ストレスないはずなのに…。 あっ! 青森、弘前、盛岡シリーズの寒さだ。 「それは考えられますね…」と先生。 東京27度、青森7度の温度差は、血圧にいいわけがない。 ホカロンを貼りまくるべきだった。 午前11時30分。銀座のSun-mi高松ビル4Fの「香川」へ。 私は、すき焼きランチ、1050円。 嫁は、豆乳鍋。すき焼きは、讃岐牛をつかったおいしいすき焼きだ。 このお店では、このすき焼きを食べることが多い。 午後12時15分。並びの喫茶店「らぴす」サンで、コーヒーを飲んでから、帰宅。 『桃太郎電鉄G(仮)』の仕様書作り。 全然、『桃太郎電鉄12』ベースのゲーム内容ではなくなってきている。 もともとただの移植は好きではない。 午後2時。嫁と、六本木全日空ホテル前のあるビルへ。 蔵人総合研究所の赤根豊くん、遠山孝司くんと待ち合わせ。 ここである内密の仕事をひとつ。 といっても、私は赤根豊くんの横で、ふんふんとうなずくのみ。 午後4時。帰宅。 『桃太郎電鉄G(仮)』の仕様書作りの続き。 午後6時30分。嫁と、新宿の伊勢丹へ。 7Fで、読売広告の岩崎誠と待ち合わせ。 3人で、「分けとく山」へ。 「分けとく山」は、西麻布に本店があって、以前はよく西麻布のお店に行っていた。 でもあるときから、どうも接客が悪くなって、電話の受け答えもおかしくなって行っ たので、行かなくなってしまった。 でも、このお店の味と、あわびを青さ海苔で焼いたものの味が忘れられないので、 もう一度来てみたかったら、伊勢丹にお店を出した。 伊勢丹に出るなら、お店の調子も復活しているだろうと来てみた。
岩崎誠と、きょうの甲子園での「横浜VS阪神」戦が雨で流れたことを喜ぶ。 「横浜VS阪神」戦があったら、伊勢丹までご飯を食べに来ているはずがない。 お互い、テレビにかじりつきっぱなしである。
「オレは、このままずっと秋まで、毎日雨が降って、野球が中止になってくれたほう がいいよ!」と、私。 「またまた、後ろ向きな!」 「だって、現在の横浜ベイスターズの3位は、上出来すぎるもん! 今シーズンは、 これでもう終わりでいいよ!」 「でも、横浜ベイスターズはいま、防御率1位じゃないですかあ!」 「そ、そ、そうなんだよ〜!」 「でもこの間、巨人戦で、三浦大輔を山下監督が引っ張りすぎたと思いませんか? 楽勝の試合を落としたと思うなあ! さくまサンだったら、交代させてたでしょ?」 「そりゃあ、もちろん! だから、私を監督にすれば、もっと勝ち星が!(よくいる バカ)!」
午後8時。帰宅。 『桃太郎電鉄G(仮)』の仕様書作りの続き。 おっ。まだ東北シリーズの日記に反響が引き続ききて、うれしい。 弘前市・OKくんのメールは、おもしろかったけど、文章が長すぎるので、ちょっ と掲載できなかった。いろいろ弘前のお店を紹介してくれてありがとう!
青森市・etsuken ―――――――― お久しぶりです!さくまサン! 青森市のetsukenです! 実は弘前出身です! 地元の桜をお褒め頂いて、嬉しく思い、ついついメールを出させて頂きました。 現在、弘前駅前は整備中で、バスターミナル等も新しくなり、地下駐輪場なども出 来ました。 駅の改築もその一環です。 「味の札幌」は青森にいくつかあるますが、さくまサンが訪れたところが本店のよう です。 同じ通りをアスパム側へ行くと、アラスカ会館の横に分館があります。 今度は是非、弘前の「緑屋」のラーメンを試して頂きたいです。 正統派津軽の手打ちの醤油ラーメンが美味しいお店です! 弘前市大字豊田1-1-2 0172-27-0411 近くに「緑亭」という姉妹店もあります。 弘前市大字城東5丁目13−1 0172-26-2028 ●さくま「青森は、醤油ラーメンが、ご当地ラーメンってことになっているみたいね! とにかく弘前は、もう一度行くので、津軽情報をぜひ教えてほしい! できれば 十三湖まで行ってみようと思っている」
●携帯着メロ、はじめました! インデックスさんの携帯向け着信メロディ配信サイト「えらべるJ-POP」で さくまあきらがお勧めする「お父さんのためのJ-POP」を配信しています。 【i-mode】iメニュー>メニューリスト>着信メロディ/カラオケ> J-POP/インディーズ>えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP 【EZ】トップメニュー>音・画像をゲット>着信メロディ>総合> えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP 【Vodafone】ボーダフォンライブ!>メニューリスト>着信メロディ> J-POP・洋楽>J-POP・インディーズ>えらべるJ-POP>お父さんのためのJ-POP ●『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』は、絶賛発売中! ●井沢どんすけ渾身の一冊!公式ガイドブック『大金持ちになるための桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!』(集英社)も、絶賛発売中! ●『桃太郎電鉄負けない戦術』(宝島社)、絶賛発売中! ●東京谷中・妙泉寺にて、「貧乏神が去る像」公開中! お寺だけでしか買えない「貧乏神が去る像」をぜひ! ●「貧乏が去る(猿)像・カラー版」はコナミスタイルでも購入できます! ●四国高松の鬼無駅ホームにて、土居孝幸オリジナル原画による『桃太郎電鉄』の宣伝 看板公開中! |
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