２月１２日（木）

　午前１０時３０分。嫁と、並びの喫茶店「らぴす」サンで、モーニングセット。
　午前１１時。嫁と、東京駅に向かう。
　きょうは暖かいねえ。
　このまま春がくればいいのに。
　でも来週から、花粉症の季節か。
　嫌だなあ。

　午前１１時３０分。「資生堂パーラー」で、読売広告の岩崎誠と待ち合わせ。
　ここ数週間の動きを情報交換。





　午後１２時３３分。広島行きのぞみ５３号に乗車。
　車中、もちろんＶＡＩＯを広げて、お仕事。

　本当は、きょうあたりから数日間、京都で仕事を休んで、静養しようと思っていた
んだけど、『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』の仕様書が書いても、書いても、終わらないので、
けっきょく京都で、みっちりお仕事することになってしまった。
　井沢どんすけ先生の「爆弾発言」のせいです。嘘。
　ネタにしているだけ。

　次回作の題名を『桃太郎電鉄井沢どんすけ』にしようかなあ！
　イザワボンビーというゲスト・ボンビーを登場させて、敵に回すと恐いが、味方に
するともっと恐いキャラってのは、どうだ。
　嫌だね、そんなの。
　しゃべり口調は「ＩＺＡＷＡ、よろしく！」
　パチモンくさい。

　午後２時５３分。京都駅で下車。
　２月の京都は、北海道よりも寒いことを覚悟してきたけど、暖かくてよかった。
　午後３時３０分。京都の隠れ家に到着。
　嫁は、東京から着物を着てきたので、そのまま京都の町へ散歩にでかける。
　私は、『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』の仕様書作り。

　さっそく、一昨日の桐生に行った話に、さくまにあからメールが届いた。
　どこにでもいますなあ、さくまにあのみなさん！


群馬県・藤生明
―――――――
　おぉ！群馬が出てて嬉しいです！

　さくまさん、こんにちは、群馬に住んでる藤生と申します。
　昨日の日記に群馬が出ててビックリです。
　群馬に住んでる私は嬉しいです。

　桐生は織物で有名ですから着物好きの奥様は喜んでもらえたでしょうか。

●さくま「参考館は織機だけで、着物がなかったので、もう一軒のほうに今度行きた
いといっていたので、また行くと思う！」

＞四国高松の「池上製麺所」の瑠美子ばあちゃんに通じるものがある。

　おぉ？！
　さくまさんが絶賛されていた瑠美子ばあちゃんに通じるんですか！
　今度、川野屋本店へ行ってみます。

●さくま「話好きだよ〜、あのおじいちゃん！」

　電車は悲しいですけど、群馬では１時間１本が当たり前、という感じになってま
す。

＞どうも群馬県の鉄道事情は、わかりづらい

　一人あたりの車所有が４７都道府県で１番多い県（だったと思う）の所以でしょう
か。

●さくま「だったら思い切って、鉄道を廃止しちゃってバス路線にしてもいいのにね！
　無理して走らせているような気がした！」

　午後３時３０分から桐生から日光へ行く、というのはちょっときついのでは…。　
でもこういうところがさくまさんなんでしょうね。

●さくま「その通り！　無理は承知！」

　赤城山に雲がかかっていると風がふき、かかってないと風がないです。

　桃鉄１２で西日本編で、今日、６７年目で全駅踏破しました。
　岩戸景気、全国版は１回しか出ませんでしたが、西日本編では６７年目までで３回
出ました。
　伊賀上野の「忍者のっとりくん」には笑いました。

　桃鉄のＴＶＣＭに関して、１５秒ぐらいじゃなくて、アリコみたいに１分間ぐらい
流す、というのはどうでしょうか。
　アリコはＣＭ長いので、私はインパクトが強いです。

●さくま「１分のＣＭなんか作ったら、１００万本売れても、赤字かもというくらい
ん莫大なお金が必要なんだよ〜！　保険会社って、どこも『桃鉄』の本社ビルみたい
に高いからね〜！」

　１年で１番寒い２月で、さくまさんはたいへんでしょうけど、無理せず頑張ってく
ださい、また群馬に来てください。

●さくま「また群馬に、行くよ〜！」






　午後６時。木屋町御池の和食料理屋さん「忘吾（ぼあ）」で嫁と待ち合わせ。
　このお店に通い出してから、ずいぶんになる。
「忘吾（ぼあ）」自体も３月２０日で、７年目になるそうだ。
　開店当初から、来ていたということになる。

　このお店の料理は、来るたびに、レベルが上がっているのが、感じ取れるのがいい。
決して、後退したり、停滞したりしない！
　プロ野球でいうと、７年目で中軸打者に成長した選手といった感じ。

　きょうも、先付けから、手の込んだ料理で、途中の鴨とネギを炭で焼くものは、ま
さに鴨がネギをしょってやってくるようなおいしさだ。

 
 
 



　最後に食べる白いご飯が、実においしい。

 
 



　一応、みっちり仕事をしに京都にやって来たけど、こういうおいしい料理を食べる
と、やっぱりストレスが身体から蒸発して行くのがわかるなあ！
　ひさびさに、のんびりした。

　帰りに本屋さんに寄る。
　ひ〜〜〜！
　やっぱり、京都の夜は寒い〜〜〜！
　工場見学で冷凍庫に入ったみたいに、寒いよ〜！

　あれまあ、三条河原町の「吉野家」には、ひとりしかお客さんが入っていなかった。
何だか淋しいねえ！
　病気する前はしょっちゅう真夜中になると、「吉野家」に行っていただけに、寂寥
感が漂ってしまうよ。

　午後８時。帰宅。
　のんびりしたいけど、やっぱり仕事！
　まだ２月の半ばだというのに、『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』の仕様書は、クライマック
スを迎えている。
『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』の掲示板を覗くと、銃撃戦のように、仕様書が飛び交ってい
る。この状況をお見せできないのが、残念。

　しばらく、京都。