12月27日(土) 午前8時。昨日から、ある人にメールの返事を書こうと何度も、何度も下書きをし てみるんだけど、どうにもまとまらない。 自分の頭のなかが、まだ整理されていないことがよくわかる。 困ったもんだ。 午前11時30分。嫁と、新宿高島屋14Fの「天厨(てんつう)菜館」へ。 お 店の人は、サービスで見晴らしのいい窓際の席に案内してくれようとするんだけど、 困る。 「高い所は苦手なので、入り口近くの席でいいですか?」といって席を替えてもらう。 このお店からの眺望は、本当に見事! 私以外の人にとっては…。 フカヒレそばセットを注文。 ここの料理は、私が高所でも食べに来るくらい、おいしい。 ちょっとぐらいおいしい程度だと、私は来ないからね。へっへっへ。 海鮮焼きそばもおいしいよ、このお店。食後、あれこれ買い物。 DVD、土鍋、お弁当。 地下のUCCで、コーヒー。 ここのコーヒーは、目の前でドリップしてくれるのでおいしい。 午後2時。帰宅。 買ってきたばかりのDVD『パイレーツ・オブ・カリビアン』を鑑賞。 おもしろい。おもしろいんだけど、熱狂的に絶賛できないのは何なんだろう。 端正すぎるのかなあ。 海賊を扱っているのに、妙に生徒会長っぽい優等生ムードが漂っているような気が する。『シザー・ハンズ』の怪俳・ジョニー・デップまで出ているんだよ。 なのに違和感がないっていうのがねえ。 泉谷しげるサンが暴れずに帰ってしまったテレビ番組のようで、物足りない。 言っておくけど、この映画おもしろいんだよ! 見ても損がないとお勧めできるんだよ。 でも、何かが足りない。 CGの使い方が、上手すぎるいかなあ? あまりにも、さりげない。 うーーん。誰かほかの人の意見がほしい。 午後4時30分。引き続き、DVDレコーダーで録画しておいた『「週刊フジテレ ビ批評」特大号〜伝えておきたいテレビの事!「ザ・ヒットパレード」と すぎやま こういち』を見る。 いやあ、この番組は、すごいや! 若い人にはわからないと思うけど、伝説の人たちが次々に登場して、私のような スギヤマニアには興奮の連続だ。 昔、アイドル歌手で、『ルイジアナ・ママ』のヒットを持つ、飯田久彦さん。 というより、業界の隅っこに私が入ったときには、ピンク・レディーの生みの親。 その後も、SMAPを手がけ、あの大ヒット演歌『孫』をテイチク・エンタテイン メントの社長さんとして生んだ、とんでもない人だ。 その人が、「すぎやまこういちサンの印象は?」と聞かれると、間髪入れず「怖 かった!」というんだから、笑っちゃうよ。 でも、飯田さんの「怖かった!」に対する先生の言葉には感動したなあ。 思わず、抜書きしちゃったよ。 「ボクがスタッフ全員に言っていた言葉は、『厳しく威張らず!』。仕事上のことで は、絶対厳しくやる。だけど、威張っちゃいけない! 一番悪いパターンとして言っていたのは、仕事のなかではちっとも厳しくなくて、 甘くて、それぐらい出来ればいいんじゃないの?って言って、『ねえ、○○○○ちゃ ん!』って、タレントに言って、今晩どこかに飲みに行こうよ!というのがいちばん いけない。 仕事上ではビシッとやって、個人的にはタレントさんのおかげでに、われわれはご 飯を食べているという感謝の気持ちでもって、タレントさんに接する、これがスロー ガンだった!」 私の仕事に対する厳しさなんて、すぎやまこういち先生に比べたら、月とすっぽん より遠いレベルなんだけど、昔からどうも仕事に厳しくない人たちに苦しめられ続け でね。 仕事が出来ない人にかぎって、仕事をちょっとだけするのだ。 このちょっとが、その仕事の致命傷になることが多い。 仕事ができる人ほど、人に仕事をまかせて、要所、要所を締めるものだ。 この番組は、DVD−Rに焼き付けて、永久保存版にして、仕事の好きな人たちだ けに見せてあげよっと。 個人的な音楽ファンとしては、名前だけは40年以上聞いていたけど、顔をまった く知ることがなかった、作詞家の漣健児(さざなみ・けんじ)さんを見ることが出来 たのは、感動ものだ。 当時、私も愛読していた『ミュージック・ライフ』の編集長だったとは知らなかっ た。 すぎやまこういち先生と仕事をしていた人たちは、黒澤明監督の仕事に携わってい た黒澤組のように、いまも大物の人たちだらけだ。 残念ながら、才能は、密集して咲く。 野原にぽつんとは咲かない。 午後6時。嫁が、忘年会にでかけたので、高島屋で買ってきた崎陽軒の「おべんと う冬」を食べる。シウマイが2個しか入っていないので、6個入りシウマイも食べる。 食後、なんとなくやっぱりTBS『あの人は今!夢の紅白歌合戦』を見てしまう。 もちろんなつかしいんだけど、それ以上に、何人も脳内出血で倒れた人がいるので、 ついつい同病相哀れんじゃうねえ。 哀れむというより、がんばってほしい気のほうが強いけどね。 つくづく私の脳内出血は、両手をつかう職業でもなく、テレビに出続けないといけ ない職業でもない幸運を再確認する。 ゲーム作家としても、これがアクション・ゲームの作家だったら、こうしていまも 仕事をしていられなかったのだから、不幸は多いけど、幸せも多い男だと思う。 年の瀬は、2時間、3時間番組が多くて、ちょっと見るつもりで見て、気づけば夜 中になってしまうことが多い。睡眠不足はいかんな。
●『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』は、絶賛発売中! ●井沢どんすけ渾身の一冊!公式ガイドブック『大金持ちになるための桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!』(集英社)も、絶賛発売中! ●少年隊・錦織一清くんとの対談は、12月26日発売の『週刊ザ・プレイステー ション2』(ソフトバンク)に掲載されます。 ●よゐこ有野晋哉くんとのCS対談番組が、来年1月24日(土)の深夜3時もしくは 4時から、フジテレビの地上波でダイジェストで放送されるそうです。 ●『桃太郎電鉄負けない戦術』(宝島社)、1月5日発売! ●テツandトモの『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』のテレビCM放映中 !のはず…。 ●都内JR駅に『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』の大きな駅貼りポスター 登場! 「見た!」の通報よろしく! ●〜桃鉄15周年記念特別番組〜 「桃の陣!」ー西日本オニ退治道中記ー 毎日放送・毎週月曜深夜午前1時35分〜50分。 高視聴率放映中! 主演:陣内智則 共演:バッファロー吾郎ほか毎週アイドル出演! <放映開始時間> ・12月29日・お休み。 ・ 1月5日・26:05〜。 ・ 1月12日・26:05〜。 ●〜桃鉄15周年記念特別番組〜 「桃の陣!」ー西日本オニ退治道中記ー GAORAでも見ることができるぞ! #1 ★12/30(火)14:00〜14:15 #2 ★12/30(火)14:15〜14:30 #3 ★12/31(水)14:00〜14:15 #4 ★12/31(水)14:15〜14:30 #5 ★1/1(木)14:00〜14:15、1/9(金)14:45〜15:00 #6 ★1/1(木)14:15〜14:30、1/10(土)9:30〜9:45 #7 ★1/2(金)14:00〜14:15、1/16(金)14:45〜15:00 #8 ★1/2(金)14:15〜14:30、1/17(土)9:30〜9:45 #9 ★1/23(金)14:45〜15:00 #10★1/24(土)9:30〜9:45 #11★1/30(金)14:45〜15:00 #12★1/31(土)9:30〜9:45 ●東京谷中・妙泉寺にて、「貧乏神が去る像」公開中! お寺だけでしか買えない「貧乏神が去る像」をぜひ! ●「貧乏が去る(猿)像・カラー版」はコナミスタイルでも購入できます! ●四国高松の鬼無駅ホームにて、土居孝幸オリジナル原画による『桃太郎電鉄』の宣伝 看板公開中! ●2月札幌雪まつりに、キングボンビー雪像登場決定! |
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