９月６日（土）

　あ〜〜〜、まだ昨日のハンバーグの世界に酔っている。
　ああ！　夢のようだよ…。
　あのハンバーグをメニューに出してくれるお店ないかなあ？
　１人前５０００円でも、常連になっちゃうよ〜！

　午前８時。朝から、えっちら、おっちら、『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』の仕様書の手直し。
　昨日に続き、『桃太郎電鉄１２』でチューニングを変更した部分と、メッセージを
『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』に変更する作業。
　賽の河原で、積んではくずしのような作業。

　午前１１時３０分。原宿に「ベーカリーカフェ６３２」という、やたらと評判のいい
お店がある。
　一度か、二度行ったことがあるんだけど、どうもピンとこない。

　きょうも、嫁と行ってみた。
　嫁は、桜エビと長ネギのペペロンチーノ。
　私は、ベーグルのプレート・ランチ。

 
 



　まずくはないけど、取り立てて絶賛するほどの味ではない。
　誰か、このお店のいいところを教えてくれないかな？
　たとえば、おいしいと評判のラーメン屋さんがあったとしても、ぎとぎとに濃いこっ
てりラーメンなら、私は苦手なので、納得ができる。

　このお店も、クロワッサンがめちゃくちゃうまいとか言われたら、私はクロワッサン
があまり好きではないので、納得できる。
　誰か教えてくれいっ！
　このお店の魅力を教えてくれ！

　午後２時。帰宅。
　まだ暑いね。
　原宿から歩いて帰っただけで、汗びっしょり。

　いくつかの業務用掲示板に書き込み。
　最近、掲示板が多いので、ひと回りするのも大変。
『小池一夫塾ゲーム科』の専用掲示板も作った。
　１ヶ月に一度しかない講義を補足するためだ。

　ようやく『桃鉄研究所』を執筆開始。
　６月にもらったメールは、ハリケーンボンビー、大阪のおばちゃんも伏せている段階
だったので、今回は最新メールから遡って行く形式で、書き始めている。『桃鉄研究所』
が、実は仕様書を作るより、時間が食う。

　午後３時３０分。嫁と、渋谷の東急ハンズの前の「ＴＡＫＥ　ＯＦＦ　７」へ。　
きょうは、ここで『アリtoキリギリスのコント♯６』がある。





　実は今回、お風呂工事のせいで、このライブに来ることができないと思っていた。
で、つい観覧希望の返事も出し忘れいたのだ。
　ところが石井正則くんから、わざわざお昼にメールが来た。
　行くしかないでしょう。

　どうして、業界の第一線で活躍する人っていうのは、まめなんだろうねえ。
　勝手に「ああ、来れないんだろうなあ！」と恐れずに、連絡を取ってくる。
　教えられることばかりだ。

　午後４時。開演。
　今回は、石井正則くんが「かなりボーイッシュな」女装という意表を突いたスタート。
前に私が気にしていた若手を多く混ぜることなく、ずっと、ふたりだけのコントで進ん
でいくので、安心してみていられた。
　とくに、後半のラジオ番組風の『今夜も取り調べナイト』という、警察の取り調べ室
コントが笑えた。
　石井正則くんがサングラスをかけたＤＪ風の取調官で、音楽まで流しながら、容疑者
石塚義之くんを問い詰めていく。もちろん問い詰めにはなっていないんだけど。

　こういうおもしろい設定を、毎回わざとくりかえし演じるといいんだけどねえ。
　アリtoキリギリスのコントは、おもしろいんだけど、毎回新しいネタをやってしまう
ので、クチコミしにくい。
　ドリフだって、「もしも…」のコントや、雷様のコントとか、定番ものがある。
　マンネリではなく、定番を作ったら、アリtoキリギリスでゴールデンタイムのテレビ
番組も夢じゃないと思うんだけど。
　石井正則くんの性格からして、新しいことに挑戦したいんだろうけど、お客さんは、
定番を欲している。

　あいかわらず、石塚義之くんが、少しずつ少しずつ上手くなっている。
　彼は成長する速度が遅いけど、決して後退することはない。
　このコンビは、「アリtoキリギリス」ではなく「ウサギtoカメ」みたいだ。
　ウサギの石井正則くんは、途中で寝ないけどね。

　午後５時。楽屋にご挨拶。
「あっ。さくまサンじゃないですかあ！　来てくれたんだあ！　ありがとうございます！」
　人なつこい石塚義之くんが、私の来訪を喜んでくれる。

 



　石井正則くんには「メールありがとう！」。
　お風呂工事の話をちょっと。

　放送作家の福本岳史くんにも、ご挨拶。
　さくまにあの丸堀彩文さん（元・群馬の女子大生）にもご挨拶。
「最近、変わったことはないの？」
「足をひねったくらいですね！」と、あいかわらずおもしろいお返事。





　午後５時３０分。嫁と渋谷の「九州」で食事。
　鉄鍋餃子、長崎皿うどん、からしレンコン、さつま揚げ、ちくわ、長茄子焼きなど…。





　ここの鉄鍋餃子は本当においしい。
　表面が、ぱりぱりというより、クッキーのようなさくさく感。

　午後７時。帰宅。
「この番組は、阪神タイガースの優勝に貢献する横浜ベイスターズ・グループの提供で
お送りしています…」とは言わないけれど、テレビ神奈川で「横浜ＶＳ阪神」戦を観戦。

　順調に２−０で負けている。
　もはや横浜ベイスターズ・ファンである自分を証明するために、見ているようなもの
だ。

　あっ。うっかり寝ていた。
　あれ？　３−２。
　逆転したんだ？

　うーん。複雑。横浜ベイスターズには勝ってほしいけど、阪神タイガースのマジック
も減ってくれないと、神宮球場で、阪神タイガースの優勝の瞬間を見ることができなく
なってしまう。
　きょうはマジック対象チーム・広島が巨人に勝利。
　困るなあ。

　けっきょく、７−４で勝利。
　中継ぎ陣が好投すれば、横浜ベイスターズもちゃんと強いじゃないの。
　来年は、そこそこやってくれそうな予感。