9月2日(火)

 総裁選に向けて、自民党がすったもんだしている。
 野中広務なんか、小泉首相を「独裁者ですよ!」と言い切っているんだから、さっさ
と離党すればいいのに。
 最大派閥なんでしょ、橋本派って!
 それにしても、与党と野党があって、与党が派閥に分かれていがみ合うって、変だよ
なあ。政治理念がおなじだからおなじ党に結束するものなのに。

 政党政治をやめて、法案とか、案件によって、自由に投票すれば、個人の考え方もよ
くわかっていいのに。
 日本の場合、政党である意味がまったくない。

 午前7時。きょうから仕事を半分のペースにするといいながら、ついつい早めにやっ
ておいたほうが仕事を思い出して、『桃太郎電鉄U(仮)』の仕様書作り。
 きょうの京都は、蒸し暑そうだ。
 何か食べないといけないので、とりあえず外出することに。
 管理人の久野さんが「きょうは35度まで上がるいうてたよ〜! いってらっしゃ〜
い!」と見送ってくれる。

 午前11時。京都駅近くの「プラッツ近鉄」へ。
 本当に暑い。
 京都盆地が本気を出すと、風がピタッと止まって、蒸し風呂よりも暑い。
 すごい暑さだよ。
 あぢぢ…。
 絶対に、外を歩きたくない。
「アフタヌーンティー」で、ソーセージとネギのクリームソースパスタにコーヒーの
セット。

 食後、「プラッツ近鉄」内を、散歩。  京都最大の本屋さん「旭屋書店」を歩くだけで、じゅうぶんな運動になる。  まんまと、足首が痛くなる。  資料用の本も何冊か買う。  午後1時。京都駅地下街ポルタ「イノダコーヒ」へ。  さらに、伊勢丹B2で、「はつだ」の特選和牛弁当を買う。  外が暑いので、夜、外出しなくてすむようにだ。  きょう1日分の運動量も満たしたと思うし。  午後2時。京都の隠れ家に戻る。  きえ〜〜〜ッ!  せっかく、「プラッツ近鉄」→「地下街ポルタ」→「伊勢丹」と、くそ暑い外気に触 れずに歩き回ったのに、最後に乗ったタクシーのクーラーが全然効いていなくて、汗び っしょりになってしまったよ。  バスで帰れるところをタクシーにするのは、涼しいからなのに、暑いのは許せんよね え。全国のデブのみなさん。  しかも運転手のおじいちゃんは長袖の背広を着ているんだよ。  暑くないのかなあ?  こっちは、Tシャツ1枚で、汗びっしょりだぞ。 『筋肉番付』の障害物で、最後に失敗して、池の落ちたみたいで悔しい。  きょうは、読書とDVDの日に徹するするつもりだったので、まずは『十津川警部 「家族」』(西村京太郎・祥伝社)から。  ここ数年の西村京太郎さんは、内容がバラエティに富んでいて、打率も高い。  70歳過ぎて、このパワフルな作家活動は、プチ老人の私としては、将来が明るく見 える。  今回の作品も、十津川警部の部下が、辞表を出して、失踪するという先が読みたくな るイントロだ。上手いなあ。    引き続き、DVDで『めぐり逢い』。  1957年の作品。  ケイリー・グラントが出演した作品って、結果的に好きだなあ。 『シャレード』、『泥棒成金』、『フィラデルフィア物語』…。  昔の映画は、ムダがシーンがなくて、いいなあ。  最近、DVDを1枚買うと、もう1枚プレゼントのサービスがあるので、気軽に昔の 名作映画を買える。  作品を安売りしてしまうのは、どうかと思うけど、観る側にとっては、うれしいサー ビスだ。  しかし、この『めぐり逢い』を観たのは、映画博士・柴尾英令くんお勧めの映画 『めぐり逢えたら』を聞き間違えて、観たとは…、口が裂けたので…はっはっは。言っ てみる。  シアトルが舞台だと聞いていたのに、「エンパイアステートビルの102階で会いま しょう!」とかいっているし、前半のほとんどは、豪華客船の出来事だ。  見事な私の早合点なり。  午後6時。「はつだ」の特選和牛弁当で、食事。

 ベッドの上にちゃぶ台で食べているので、闘病生活を送っているみたいだ。  食後、今度はDVDで『怪獣総進撃』を観る。  1968年の作品。  怪獣ブームが、どん底の頃の作品なので、独特のチープ感が漂っている。  やっぱり社会風刺が入っていないと、怪獣映画は、ただのドッジボールになってしま うね。10大怪獣も陳腐に見える。  しかし、私はいつ原宿の家に戻ればいいのだろう。  明日はどうしようかなあ…。

 

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