9月1日(月) 嫁の、ぎっくり腰直前は、昨日よりもかなりよくなったようだ。 道を歩いている分には、平気になったものの、イスから立ち上がるときが、まだおそ るおそるの状態。 まあ、嫁はふだん、無茶をするほうなので、「もっとゆっくり生きろ!」というご神 託だろう。 私も脳内出血で倒れて以来、無理をしないことがどんなに楽かを知った。 若いときは、がむしゃらも必要だけど、いまはグライダーのように風まかせがちょう どいい。 午後12時。暑い! 笑っちゃうくらい外は暑い! むあ〜! 道から湯気が立っているようだ。 嫁と、家の裏の「うえだ」へ。 ふたりとも、冷やしおろしうどん。 京都の夏は、ここの冷やしにかぎる。天かすのシャキシャキ感と、大量の白胡麻と、ネギ。 シンプルだけど、涼味たっぷりでおいしい。 食後、三条通りの「イノダコーヒ」へ。 午後1時。京都の隠れ家に戻って、『桃太郎電鉄U(仮)』の仕様書作り。 仕様書を見直したら、けっこう小さなミスがあちこち見つかった。 当分、これが私の仕事だな。 午後2時30分。嫁が昨日、マッサージしてもらった人が上手かったので、出張をお 願いした。Sさんは、京都ホテルとか、このマンションの人も、何人かお客さんにいる そうだ。 家まで来てもらうのは、ありがたい。 嫁の腰も、昨日よりはるかによくなっているそうだ。 私の家庭では、嫁のほうが、大黒柱だから、嫁のリタイアのほうが重大になる。 午後3時30分。私もマッサージをお願いする。 このところ、東京の自宅のお風呂工事のトラブルで、住所不定、さすらいのゲーム作 家になってしまった私は、首がぱりんぱりんに張っている。 マッサージのうまい人なので、ひさびさにすっきり。 今後京都に来て、身体がつらくなったらこの人に、お願いしよう。
午後4時30分。ヤサカタクシーの宮本さんが迎えに来てくれて、きょこそ出町柳の パン屋さん「柳月堂」へ。 昨日の臨時休業は、ご主人が夏ばてでへばったからだそうだ。 「もう年だからね! はっはっは!」 うん。年を取ったら、無理をしないのが、いちばんだ。 午後5時。嫁は、そのまま京都駅へ。 私は、河原町三条をうろうろ。 そうなのよ。 私はきょうもまた原宿の自宅に戻れなかったのよ。 工事が長引いて、私の部屋の床を開けての工事が明日から始まることになってしまった。 選択肢は、3つ。 1)また鎌倉の家で、ひきこもりながら仕事。 2)原宿の自宅に戻るが、工事の騒音をBGMに、2階で仕事。 3)このまま京都の家で、おとなくし仕事。 そう思うと、このまま京都にいるほうが楽なので、私だけ残ることになった。 工事中の家にいても、私は何の役にも立たないからね。 河原町三条あたりで、汗が吹き出てきそうになると、エアコンの効いているお店に 入って涼むことを繰り返しているうちに、午後7時近くになった。 午後7時。急に、オムライスが食べたくなって、先斗町の「ルフ」へ。 ずいぶんひさしぶりだ。 カレーオムライス。
うん。変わらぬおいしさだ。 午後7時30分。「タリーズ」で、コーヒーを買って、京都の隠れ家へ。 せっかくのチャンスなので、仕事のペースを半分にして、京都でしばらく読書をしたり、 DVDを観たりしようと思う。 そういいながら、急に思い立って、九州とか、山陰に旅立っちゃうことを期待してる みなさん、ご心配なく、この暑さでは動きたくない。 曇っていたら、いそいそと出かけてしまうかもしれないけれど。 いずれにしても、私は今週も漂泊。 夢は、枯野をかけめぐっちょります。 どういう意味だかよくわからんが…。
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