7月10日(木) 京都にいても、『めざましテレビ』、『とくダネ』と続けて見ていると、京都にいる 気がしない。 午前10時。『痛快!エブリディ』の桂南光さんのだみ声を聞くと、ああ! 関西な んだなあ!と、思える。 昔は、もっと関西特有のテレビ番組が多くて、東京のテレビよりもおもしろい番組が たくさんあった。 東京の番組は、この関西の番組を真似ただけの番組も多かった。 だからこそ、関西の番組が栄えていてくれないと、日本のバラエティ番組のレベルが 低下してしまう。 午前11時。ヤサカタクシーの宮本さんが迎えに来てくれる。 きょうは、宮本さんと御園橋の「中華サカイ」へ、冷やし中華を食べに行く約束をし ていた。 開店時間より早く着いてしまったので、宮本さんの自宅へ。 初めて奥さんに、ご挨拶。 かわいい奥さんだ。 北海道で宮本さんにお世話になったお礼をいう。 また取材旅行への同行を快諾していただいく。 これでまた、宮本さんと北海道に行けるぞ! 午前11時30分。「中華サカイ」へ。 最近お気に入りの冷麺を食べる。![]()
韓国風の冷麺を想像してはいけない。 「冷やしごまラーメン」だと思うと、おいしい。 しかも、京都市内からけっこう遠いので、私が推薦するお店だから、勢い込んで行っ て、夢のような冷麺を期待すると、ちょっとがっくりするかも。 家の近所にあったら、毎週通ってしまうような味だ。 でも、おいしい。 店内がクーラーで寒いので、ワンタンをスープ代わりに、注文。 中華料理屋さんのチャーハンについてくるスープって、おいしいよね。 午後12時30分。京都ホテルの隣りの喫茶店「ALZA(あるざ)」へ。
俵屋も祭り支度
午後1時30分。私だけ、マンションに戻って、仕事。 『桃太郎電鉄12〜西日本編〜』の手直し作業。 まだまだちょびちょび、やることが残っている。 マッチ棒を積み重ねて、お城を作るような面倒なゲームだよ。 「ここまで緻密なゲームにしろ! お客さまのかゆいところに手が届くようなきめ細か いゲームにしろ! 弱者が決して、最後の最後まで希望を捨てないようなゲームにしろ!」 と、アドバイスしてくれる井沢どんすけには、感謝しないといけない。 でも、大雑把で、ちゃらんぽらんで、根性無しで、35歳にもなってお母さんに洋服 を選んでもらっていると噂の井沢どんすけに言われるのは、どうも腑に落ちない。 午後2時。『桃太郎電鉄U(仮)』の追加イベント作り。 午後3時。『桃太郎電鉄12〜西日本編〜』の『西日本編』のテスト・プレイ。 京都まで来て、家にこもってテスト・プレイをするのも、なんだかもったいない気が するけど、これが私の仕事なのだから、当然だ。 ゲームを作る人にとって、最高の幸せは、早い段階から、テスト・プレイができるこ とだ。テスト・プレイの時間をそこそこ取れれば、どんなゲームでもかなりおもしろく することができる。 「うんうん!」、「そうそう!」、「そうだよ! そうだよ!」というゲーム・クリエ イターの99%の賛同の声が聞こえてくるようだ。 午後5時。テスト・プレイ中、ちょっと、本当はうんとだけど、ゲーム製作のテンシ ョンが、がくーーーん!と下がるような事態が発生! やりきれない気分になる。 気持ちを切り替えれば、いいのだろうけど、またか!と思うと、うんざりする。 午後6時。ストレスを解消するには、おいしいものを食べるのが、いちばん! ピチ ピチに生きている太い鮎に、その場で串を刺して、塩焼きにしてくれるお店があるとい う。 そのお店は、トウモロコシの天ぷらもおいしいらしい。 そのお店は、最後にシーフードカレーが出るらしい。 そのお店は、ご主人が恵比寿様のようにおいしそうな顔をしているらしい。 ここまで来て、あっ、あのお店だとわかった人は、ちょっとうちの日記の読みすぎ。 特に名を秘す、割烹料理の「M」だ。 きょうは時間が早いので、まだほかにお客さんが来ていないので、ふくよかなご主人 と、食事談義。 ほかにお客さんがいたときには、話せないような会話が出来て楽しい。 「M」のお父さんが、お店がお休みの日になると、よく行くうなぎ屋さんって、魅力的 だと思わない? まんまと、そのお店の名刺をいただいた。
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よせばいいのに、嫁が「今年は、京都のいろんなお店のカレーうどんを食べ歩いてい るんですよ」なんていうものだから、ご主人の目がキラリと光ってしまった。 「作りまひょか?」
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たまらんよ。濃い味のおいしいスープだよ。麺に氷見うどんつかっちゃうんだもん、 ずるいよ!
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ほかにも、きょうは胡麻と、トウモロコシと、ご飯を混ぜた、おいしい食べ物もいた だいた。まだ名前のないご飯だ。 あれだけ、おいしいものを作っているご主人は、まだ新しいご飯を考案しようとして いる。 見習わないと。 午後9時。帰宅。 VAIOがインターネットに繋がらない。 うーーーん。掲示板に書き込もうとして、文章を書いて、「投稿する」を押すと、 まったく反応しない。 PHSで、なかなか繋がらないで苦しんだ頃を思い出すようなストレスだ。 もはや、メモリーカードがあたりまえの時代に、急に呪文でセーブのゲームを無理や りやらされているような気分だ。 もはや、インターネット依存症になってしまっている現在、VAIOの不調…、たぶ んVAIO自体には問題はなくて、ほかが原因なんだろうけど、とにかくいまの私には エースの負傷欠場を告げられたプロ野球チームの監督ぐらい、つらい。 鳥取で買ってきた梨ゼリーを食べる。 うまい! もう何個か買ってくればよかった。
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