７月１日（火）

　きょうから、タバコの値上げ。
　もう禁煙してから１０年になる。
　その前は、１日３箱吸うヘビースモーカーだった。

　禁煙車両の増加、会議室の喫煙禁止、タバコの増税値上げのくりかえしといった、魔
女狩りのような弾圧方法が嫌で、私の性格からして、全面禁煙になったら、意地でも喫
煙を続けてしまうだろうから、先に辞めた。
「辞めされるくらいなら、自分から先に辞める」。
　私の信条のひとつだ。

　午前１１時４５分。嫁と、銀座の「牛庵（ぎゅうあん）」へ。





　高品質の神戸牛をつかったハンバーグのおいしいお店ということで来てみた。
　まだハンバーグのおいしいお店を探し歩いている。
　いまのところのわが家のハンバーグ・ベストテンは、こんな感じかな。

１位・京都「はふう」のハンバーグ
２位・五反田「カサローエモ」のハンバーグ
３位・銀座「ケテル」のハンバーグ
４位・函館レイモンハウスのガーリック・ハンバーグ
５位・麻布十番の「ミスターハンバーグ」の夜ハンバーグ
６位・浅草「大宮」のハンバーグ
７位・高田馬場「ザ・ハンバーグ」
８位・京都「キッチン・ミヤタ」のハンバーグ
９位・京都「くいしんぼー山中」のやわらかハンバーグ
10位・代々木八幡の「せきぐち亭」の家庭的なハンバーグ

「つばめグリル」のジャーマン・ハンバーグも捨てがたい。
「ザ・ハンバーグ」は、ときどき無性に食べたくなる。
　本当は、隠れ１位に、「プティ・ポワン」の北岡さんの熱海の別荘で食べさせてもら
ったハンバーグというのがあるけど、それは卑怯なので、ランキングに入れない。
　私がランキングを選ぶ場合は、味が５０点、接客が３０点、お店のきれいさが２０点
で、満点の配点なので、世に言う食通と呼ばれる人たちの「味さえ良ければ、汚くても
いいお店！」という判定とは、ちょっと違う。
　なので、あまり私のランキングに目くじらを立てないように。
　味の好みは、あくまでも参考に留めるべきで、最後に決めるのは自分の味覚だ。
　そんなわけで、「牛庵」のハンバーグ。
　和風ハンバーグ定食９８０円からも、いかにもランチの値段だ。

 



　そのわりには、ハンバーグの味がしっかりしていて、私の好きなカリカリに焼き上げ
るタイプのお肉で、「ランチ・ハンバーグの最高峰」という称号を上げてもいいかも。
ずっしり重いお肉は、豪快。
　ただサラダと、味噌汁がちょっと、学食レベルなのが残念。
　民芸風の家具の部屋で食べる雰囲気は、それなりにいい。

　午後１２時。「茜屋珈琲店」で、コーヒー。
　隣りの席のお客さんが「こんなおいしいコーヒーは、初めて…」とつぶやいていたけ
ど、わかるなあ。
　
　午後１時。ありゃ。もう降り始めちゃったか。
　天気予報どおり、雨が降ってきた。
　あわてて、濡れながら、築地のハドソンへ。
　なるべく傘を差したくない。

　きょうは、プロモーション会議。
　メンバーは、ハドソンの大里専務、梶野竜太郎くん、藤原伸介くん。
　読売広告の岩崎誠、小池玲子さん。
　私、嫁、土居ちゃん（土居孝幸）、柴尾英令くん。

 



　いよいよ年末のテレビＣＭなども、話題に上る。
　そういえば、昔の桃太郎シリーズって、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンがＣＭ
をやっていたって知ってる？
　いずれもまだまったく人気がなかった頃に、出演してもらっている。
　おまけに、いっしょにあの貧乏神のモデルである榎本４９歳が、出演していたのだ。
榎本３２歳の頃だったかな。

「できれば、いまが旬なタレントを起用してくださいよ！」とお願いする。
　いくら将来、有名になるようなタレントでも、いま有名じゃないと、意味がないから
ね。

　午後４時。私、嫁、土居ちゃん、岩崎誠、柴尾英令くんの５人で、松竹スクエアビル
の「カフェ・セレ」っで、コーヒー・ブレイク。
「カフェ・ラテのコーヒー・カップの取っ手って、どんな感じのですか？」と聞いたら、
お店の人が微笑みながら、「カップは以前のと、変えました！」というではないか。
　おお、えらいぞ！
　このお店の料理、コーヒーともにおいしいのだが、あのコーヒー・カップだけはいた
だけなかった。持つところが小さくて、指だけで持つには重く、指を通して持つと、中
指が、カップの腹に当たり、熱い！
　あのカップの熱さのせいで、実はこのところ、このお店を敬遠していたのだ。　お客
さんの意見を取り入れるお店は、大好き！

　午後５時３０分。雨なので、どきにも行く気がしなくて、帰宅。

　午後６時。たまには、即席めんでも食べるかと、「じゃがマヨ焼きそば」。
　焼きそばに味がついていて、備え付けのマヨネーズをかけて、食べるというんだけど、
ちょっと薄味。つい、おたふくソースをかけてしまった。
　焼きそばは、やっぱり、ソースのおいしさで食べたい。

　スカイ・パーフェクＴＶで「横浜ＶＳヤクルト」戦を観戦。
　３回が終了して、横浜ベイスターズのホームランは３本、得点差も、ひさびさに
５ー０と、大量リード！

　でも、ここから負けるって、誰が思う？
　見てよ、このスコアボード！

　ヤクルト　０００　４７０　　11
　横　　浜　１１３　０００　　５

　おまけに、６回で、降雨コールド負けだよ！
　野球漫画だって、こんな都合のいい展開のストーリーにはしないぞ！
　ああ、もう！　さすがに、あきれかえっちまったよ！

　１イニングに、７点取られるようなチームなら、１イニング１００万円で、横浜ベイ
スターズの投手をやれる券を一般発売したほうがいいと思わない？
　毎試合９００万円の純利益だぞ。
　おまけに、１打席１０万円で、打者も募集すれば、２７０万円の利益。
　あげくの果てに、勝っちゃったりして！
　元・プロ野球投手でも登板したら、本当に勝つかもしれないぞ！
　少なくとも、きょうの横浜ベイスターズの投手より、昨日のモルツ球団の投手のほう
が、コントロールがよかった。

　横浜ベイスターズの選手は、もう秋季キャンプに突入したほうがいいよ。
　それか、２軍の湘南シーレックスが、現在２位で、首位まで１．５ゲーム差なんだか
ら、１軍みんなで、２軍に行って、優勝しようよ！
　いまの横浜ベイスターズに必要なのは、勝つ喜びだよ。

　あまりの横浜ベイスターズのふがいなさに、さすがにきょうは仕事をする気になれな
くなってしまった。

　つらい。
　つらすぎる…。
　つらいにも、ほどがある…。