6月19日(木) 午前11時。嫁と、銀座の「渡辺内科クリニック」へ。 うぎゃあ! 血圧156―102だ。 ひさびさの高血圧! 警告! 警告! ワーニングだ! やっぱり北海道1週間の旅の疲労は、身体に思い切り出ていたのかあ! 思ったより、楽な旅だと思ったんだけどなあ。 血圧が高いのは、本当は8連敗している横浜ベイスターズのせいのような気も するんだけど…。 きょうは嫁もノド風邪を引いているので、診察してもらう。 嫁も、弱っているようだ。 午前11時30分。銀座博品館の裏、西五番街のひとくち茶漬けのお店「八十 八楽(こめらく)」へ。 6月3日、大手町ビルB2に行ったお店の本店。 大手町ビル店同様、狭い。私は、じゃこわかめゆかり、松坂牛の佃煮、ロールキャベツ。 嫁は、たこのわさび合え、松坂牛の佃煮、照り焼きチキン。
これに、お茶漬けがつく。 このお店がいいのは、お茶漬け以外の料理もおいしいこと。 ロールキャベツも、照り焼きチキンも、いい味出している。 トッピングの松坂牛の佃煮が、いい味だ。 お茶漬けにしなくても、ご飯と松坂牛の佃煮だけでもおいしい。 このお店の登場回数は増えそうだ。 きょうは蒸し暑いねえ。 銀座は、まるで真夏のような天気だ。 そのくせ、台風のせいか、湿気が強い。
午後1時。喫茶店「らぴす」サンに寄ってから、帰宅。 血圧が高いので、寝ることにする。 午後2時。わずか1時間寝ただけなのに、8時間くらい寝たような気分。 やっぱり、疲れてるんだなあ…。 映画『カサブランカ』を観る。 第2次世界大戦。モロッコの首都カサブランカの町に、戦乱を避けて渡米しよ うとする人々であふれていた。ナイトクラブを経営するリック(ハンフリー・ボ ガード)の元へ、ナチの手を逃れてここまでやって来た抵抗運動の指導者が現れ る。だがその男の妻は、かつてパリでリックと恋に落ちたイルザ(イングリット・ バーグマン)だった。 もちろん、名作中の名作だけに、若い頃にも見ているんだけど、いま観ると、 感じ方がまったく違うね。 1942年の公開というと、第2次世界大戦の戦争中に、こういう映画を作る のかと驚く。 『カサブランカ』には、「昨日はどうしたの?」「そんな昔のことは覚えてない ね!」とか、「君の瞳に乾杯!」とか、映画ファンに名セリフとして、残ってい るフレーズが多い。ピアノの『時の過ぎ行くままに』のレフレインといい、この 映画が、メロドラマの金字塔と呼ばれる要素、満点だ。 出来すぎのシナリオを快く思わない映画評論家もいるだろうけど、映画評論家 には、典型的なシナリオは書けっこない。 あいかわらず、素晴らしい作品だと思ったけど、イングリット・バーグマンは、 ムシのいい女だな…と思ってしまったのは、私が年を取ったせいだろうな。 午後6時。嫁と、ひさびさに広尾橋の「マルガメ製麺所」へ。 すっかり、ミートピアサヌキのせいで、行かなくなってしまった讃岐うどんの お店だ。 生醤油うどんに、ふわふわさつま揚げ、厚焼き玉子。 ひさびさのマルガメの讃岐うどんは、ちょっとたれがしょっぱくなったような 気がする。麺もただ固いだけで、以前行ったときの弾力のある固さがなくなって しまったような気がする。 このお店の値段は、非常に高いのだから、相当おいしくないと、わざわざ来る 理由がなくなってしまう。 最初の頃に学んだ、讃岐うどんの味に、自分たち流の製法が加わってしまった んではないかな? もう一度、讃岐うどんの味を確かめたほうがいいと思う。 午後7時。帰宅。 いまさら、見ても仕方がないけど、テレビ神奈川にて「横浜VS阪神」戦。 もはや野球解説者にまで「気の毒だ」、「打つ手がありませんね!」とまで言 われる始末。 本当に、好材料がひとつもないことはたしか。 攻撃もちくはぐ、ちょっと好投する投手がいたかと思うと。次に出てくる投手 は、連打、エラー、連打の繰り返し。 明日からの神宮球場での「横浜VSヤクルト」は、どうしようかなあ…。 わざわざ、この「横浜VSヤクルト」のために、北海道旅行を先週にした甲斐 がまったくないなあ。 残るは、1軍の選手が全員で2軍戦に出て、イースタン・リ―グで優勝をめざ して、1軍は若手の来季への実戦練習しかないなあ…。
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