6月11日(水) 函館は、いい天気。 旅先のホテルは、どうしても眠りが浅くなる。 それでも東急ハンズで買った1500円枕のおかげで、以前よりはるかに眠れ るようになった。 午前4時。くっきり目が覚めてしまった。眠くなるようにと、読書を試みるが、 大好きな戦国武将・黒田官兵衛について書かれた本を読んでしまったので、さら にくっきり目が覚めてしまった。 仕方がないので、『桃太郎電鉄12〜西日本編』の手直し作業。 ここ数日間ずっと、「激動の桃鉄史」を洗い直している。 この手のアイデア無しのお役所仕事のような作業が、実は苦手なので、イライ ラする。 それでも今年はロムの仕上がりが驚異的に速いので、書きやすい。 昔だと、すべての原稿をどんなイベントになるのか、仕上がりを想像して書か ないといけなかったからね。 午前9時。函館国際ホテル別館をチェック・アウトして、海鮮市場の「いかい か亭」へ。 もはや、函館に来たときは、「鮨金総本店」→「いかいか亭」というコースが、 わが家の観光コースのように、定番化している。 何度もいうけど、函館の「朝市」には、行ってはいけない。 良心的なお店もあるけど、偽物の人造イクラを買わされる。 ババアの「買って! 買って!」攻撃が凄まじい! 歌舞伎町の風俗関係のおっさんたちの呼び込みのほうが、紳士的と思えるほど、 洋服の袖を握って、放さない。 貧しそうな身なりに騙されてはいけない。 ババアたちはフェアレディZをひとりで運転して、市場に通勤して来ている。 「何か恨みでもあるのか?」と思われるかもしれないが、語り尽くせないほど、 恨みはある。何度騙されたことか。 そのころ「朝市」で買ったイクラなんて、人造も多かったから、机の上で、ぽん ぽん跳ねるんだからね。 観光客を騙せば、じわじわその被害は、自分に帰ってくることを、わかってい ない。どの業界でもおなじだ。 「朝市」より、函館山寄りの「海鮮市場」のほうが断然いい! 圧倒的にみなさん親切だし、品物もいい。何よりお土産品のパッケージがおし ゃれなので、お土産として送ると喜ばれる。 そんなわけで、「いかいか亭」。 ミニ海鮮丼 1800円。 ミニと評しているが、北海道で「ミニ」は、本州の「ふつう」サイズだ。 カニ、イクラ、甘エビ、サーモン、ウニ、ホタテ、イカが乗っかった丼。お吸 い物も付いているけど、これまたうまし。 こんなの東京で食べたら、間違いなく、5000円だ。 しかもどれも新鮮。![]()
昨日から、うちの娘が「毛蟹が食べたい!」と、ふとどきなことをいっている。 「いかいか亭」の浜ゆで毛ガニは、なんと2000円。 昨日の鮨金でも、5000円。 東京なら間違いなく、8000円〜1万円だ。 安い! 食べるよ、これは!
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しかし、ガキの頃からおいしいものを食べ続けている娘は「やっぱり、毛蟹は 茹で立てのほうが、おいしいね!」と、ニ、三度死んでも死に足りないようなこ とをほざく。 「てめえ、父ちゃん! おまえをこんなやつに育てた覚えは……………………… …くっきりある!」 仕方ない。いつもいっしょにうまいものを食べさせちゃってるからなあ。 「いかいか亭」も、「海鮮市場」の改装にともない、場所も変わって、びっくり するほどきれいに広くなっていた。
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「前は、あっちの隅っこにありましたよね?」 「前は暗かったっしょ!」 「ははは。そういえば、暗かった!」 「明るくなって、きれいになるほうがいいっしょ!」 「そりゃそうだ!」
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「いかいか亭」で、最後は夕張メロンまで食べてしまって、はやくも牛飲馬食ツ アーは、エンジン全開だ! ちょっと、最高スピードになるのが、早すぎる。 うちの娘の「幸せ〜!」「幸せ〜!」が始まった。 おいしいものを食べていれば、幸せなんだから、楽なやつだ。 隣りの「海鮮市場」で、お土産品の新製品を試食しまくる。 またおいしい食べ物が増えているなあ。 キワモノ系も増えている。 塩バターキャラメル、塩ラーメン・キャラメル、ビール・キャラメル、昆布し ょうゆキャラメルなど、キャラメル系が大いに遊んでいる。
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あれこれ新製品を買って、東京に送る。 午前11時。函館駅から、スーパー北斗7号に乗車。 身体を疲れさせたくないので、グリーン車。 グリーン車は、横に一列2席、1席の3席タイプ。 ゆったりとした座席で気持ちいい。 スーパー北斗のグリーン車に乗るのは初めてだ。
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おお! うれしい。 なんとひとり用座席に、全部コンセントが付いているぞ! 座席の脇には、ボタン操作で、リクライニング・シートを起こしたり、倒した り出来る! 読書灯まで、手元でON・OFF! レッグレストといって、下か ら足を乗せる台も自動的に出てくる。 デザインは、ちょっと野暮ったいけど。 でも、ここまで豪華なグリーン車って初めてだ! 水を得た魚のように、VAIOでガシガシッお仕事! いくら仕事をしても、バッテリーはつねに100%充電中! うれしいなあ。 スーパー北斗にだけ、この機能はついているのかな? ふつうの北斗だと、なさそうだな。 気をつけて乗らないと。 おかげで、『桃太郎電鉄12〜西日本編』の「激動の桃鉄史」が完成したよ。 めでたし! めでたし! しまった! ひさびさに北海道の噴火湾の美しい景色を楽しむのを忘れてしま ったあ! ほんとに仕事が好きな男だな。
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午後2時18分。札幌駅に着く。 これからハドソンに行くと、思うでしょ? 行かないで、電車を乗り換える。 今回は取材が、メインなので、ニアミスしながら、札幌を越える。 越えないと、1週間で東京まで戻れなくなる。 新しくなった札幌駅の「イノダコーヒ」には、未練たらたらだけど、取材を優 先。
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午後2時30分。札幌駅から、ライラック11号に乗車。 「さくちゃん、あとどのくらい電車乗るの?」 「1時間半!」 「ええ〜、そんなに…」 「だから、おまえは飛行機で来いと言ったでしょ! 私についてくると、苦行が 伴うことを覚悟すること! その代わり、うまいものを食わす!」 「わっかてる!」 鉄道の区分でいうと、旭川までの路線は、いま札幌まで乗って来た函館本線の 延長線のようだ。 だったら、函館から、旭川までの直通列車が走ればいいのにと思うのだが、札 幌から乗ったこのライラックは、しばらくいま来た路線を戻って走って、左折し て北上する。 直線で北上できないので、直通列車を走らせることができないようだ。 昔の都合で作った路線に縛られていて、もうひとつ便利になれない鉄道路線は たくさんある。 しかし、このライラックに乗るのは、10数年ぶりだなあ。 思ったより、沿線に住宅が増えているような気がする。 まるで住宅展示場のように、どの住宅も新しい。 北海道は、不景気という話はずっと聞かされているけど、札幌郊外は発展中な のかな。 だんだん北海道特有の広い景色になっていく。 おなじ車両に10人ほどの乗客がいるけど、私と嫁を除いて、全員、寝ている。 うちの娘も。 雄大な北海道の景色は、眺めていると、眠くなる。 変化が少ないからね。 でも私は美しい景色に、寝るのがもったいない。
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似た名前の駅を通り過ぎる。 砂川(すながわ)、滝川(たきかわ)、深川(ふかがわ)、旭川。 でも、川が多い印象は少ない。 ただ石狩川が出たり入ったりする。 ほとんど水量が無いんだけど、雪解けのときは氾濫するほどの量になるのだろ うか? 地図で見ると、江別あたりで出会った石狩川は、岩見沢(いわみざわ)くらい からずっと電車と並走するように旭川までついてくる。 それで「川」が付いた地名が多いのか。 突然、遠くに大きな町が見えてきた。 旭川(あさひかわ)だ。 人口36万人。北海道第2の都市だけに、遠くからでもその大きさがよくわか る。どんどん人家が減ってきていただけに、忽然と現れた映画『インディペンデ ンス・ディ』の24キロに及ぶ円盤みたいだ。 午後4時。旭川駅に着く。 うわあ! 寒いと思っていたけど、暑い、暑い。 早くも気温26度を突破したそうだ。 旭川って、札幌よりもはるかに北に位置していたよねえ。 地下道を通る。 向こうに見える富良野線が非常に気になる。 エスカレーター無しで、地下道の昇り降りはつらい。 うんしょ、うんしょ…。 ふうっ。 改札口が見えた。 ホッとする。 おや? 改札口の向こうに! 地元の下品そうなお兄さんたちが、こっちを見て、手を振っているぞ! 大酒飲みの赤ら顔の人たちだ。 どう見ても、私たち家族に向かって、手を振っている。
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はっはっは! 土居ちゃん(土居孝幸)に、柴尾英令くんですよ。 そして、ヤサカタクシーの宮本さんだ! へっへっへ。ヤサカタクシーの宮本さんの登場には驚いたでしょ!? 宮本さんは、今回の旅行のシークレット・キャラだ。 今回北海道で取材したい場所は、どこも電車の接続が悪くて、電車で行くとす ると、1日ひとつの物件駅しか取材できない。 いつものように、タクシー取材も考えたけど、北海道のこの長い距離を、話の 合わない運転手さんに当たったり、道の駅に停まってほしいのに停まってもらえ なかったら、仕事にならない。 しかも、私、土居ちゃん、柴尾英令くんのデブ・トリオで、タクシーに乗り続 けるのはつらいものがある。 そこで話に乗ってくれたのが、ヤサカタクシーの宮本さん。 休暇を取って、毎度おなじみのワン・ボックスカー(通称:マツタケ号)をレ ンタカーとして借りてくれたのだ。 ワンボックスカーなら、人数多く乗れるので、うちの娘と、土居ちゃんの参加 が決まった。 かくして、休暇中の刑事さんが、事件に巻き込まれるかのように、ヤサカタク シーの宮本さんは、私たちの取材旅行に参加してくれたというわけだ。 「おこしやす!」と、宮本さん。 「やめてくださいよ、その京都弁! 旭川が京都になってしまう!」 おまけに、土居ちゃん、柴尾英令くんがいて、旭川駅前から、ワンボックスカ ーに乗ると、まるで兵庫県の出石に、出石皿そばを食べに行くみたいだ。 土居ちゃん、柴尾英令くんは、きょうの午前中の飛行機で、旭川入り。 ヤサカタクシーの宮本さんは、関西空港から、午後に旭川入りだ。 朝が早いし、土居ちゃんのチケットを柴尾英令くんが持ったまま羽田に向かう というので、柴尾英令くんが飛行機に乗り遅れて、土居ちゃんが困るという、市 川猿之助の宙乗りと並ぶ得意芸を見せてくれるものと期待されたが、滞りなく旭 川まで来てしまったそうだ。 「さすがに遅刻すると、土居さんに迷惑がかかるので、遅れるわけには行きませ んよ!」。 その代わり、土居ちゃん、柴尾英令くんは、旭川に着いて、すぐ旭川ラーメン を食べ、ヤサカタクシーの宮本さんが旭川に着くと、またいっしょに旭川ラーメ ンを食べに行くという、彼らにとっては、小ネタを披露していたようだ。
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午後4時30分。うちの娘が、「雪の美術館」なるものが見たいというので、 旭川駅から、車で15分ほどの「北海道伝統美術工芸村」へ。 ここには、ヒッチコック監督の『めまい』のクライマックス・シーンに登場す る教会のようなユーカラ織りの工芸館もあるのだが、時間が時間だけに、どちら かひとつしか行くことができない。
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「雪の美術館」というネーミングが美しいので、こっちにする。 受付でお金を払って、ガラス戸を開けると、ぴゅうと下から、冷たい空気が上 がって来た。えっ!? まさか、豪雪の体験ミュージアムとかいって、氷点下何 10度かの部屋に入るんじゃないだろうなあ。 私は脳内出血で倒れているので、寒い場所は禁物だよ。
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螺旋階段をずんずん降りていく。 豪雪の体験ミュージアムにしては、壁に美しい絵画が飾られ、メルヘン・ムー ドたっぷりのまま、階下へ。 広大な北海道で、地下に向かって進む建物というのも妙だなと思ったら、この 建物は、丘の斜面に建っているので、地下に向かっているわけではないそうだ。 な〜るほど。 おおっ! 部屋は一転。 大きなガラス越しに、氷の芸術が! 小さな体育館ひとつ分くらいの氷だ! こ、こ、これは、美しい! 幻想的! ブラボー! でも実は美しいと感じる前に、こういう氷のなかにガメラは閉じ込められてい たんだよなって、思ってしまっているんだけどね。
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大きな滝が凍った「氷瀑(ひょうばく)」と呼ぶんだ、こういうのを。 とにかく高さ6メートルの氷柱なのですよ。 その氷柱が、50メートル・プールぐらいの長さに渡って、連なっているのだ。 すごいですよ、これは。ふんとに。ふんとに! ふんふん。
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この氷室を通ると、今度は雪の結晶を拡大した写真が並ぶ「スノークリスタル・ ミュージアム」が! これまた「うわ〜〜〜!」と叫ぶくらい美しい。
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雪とか、氷というのは、カンタンに人間をファンタスティックな世界に招待し てくれるけど、この「雪の美術館」は、そういう感情を手玉に取るのが、上手い こと、上手いこと。 最後は、音楽堂が待ってるんですぜい! 意外性の連続だ。 客席数200席もあるような、本格的なコンサートホールが、いちばん下の階 にあるのですよ。 カフェテラスまである。 ドーム状の天井には、7人の画家が、延べ2年間かけて制作したという、その 大きさ28000号の油彩「北の空」が広がっている。 でかい! 美しい!
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ここまで地上から、18メートルの深さなり。 こんなすごいものが、教会風の建物のなかに潜んでいるなんて、想像もしない よ。驚いたねえ! 本来なら、『仮面ライダー』のショッカー基地なんだろうけど、ショッカーた ちが改心して、その莫大な活動資金をすべてメルヘンの世界につぎ込んでしまっ たような感じだ。 とくわからないたとえだけど。
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あらゆるところに雪の結晶モチーフが
カップルで来たら、うっとりしちゃうね〜! メルヘン・ムード満点だ。 土居ちゃん、柴尾英令くんと来たのが、悔やまれる。 デブセン・ムード満点だ。 おっと。最後にもうひとつ、アンコールでみんなを驚かすことが。 この「雪の美術館」と、「優佳良(ゆうから)織工芸館」、「国際染織美術館」 を擁する、「北海道伝統美術工芸村」は、東京ドーム8個分の広さなんだけど、 優佳良(ゆうから)織りを世に広めた木村さんという個人の持ち物なんだって。 な〜〜〜んだ、日本にも、マイケル・ジャクソンみたいな人がいるんじゃん! そういう問題かい!? 個人で東京ドーム8個分の敷地を持っているだけでも、驚きだ。
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再び、旭川に向かう。 「さくまサン、今晩の食事の場所はもう決まってますか?」と、柴尾英令くん。 「いや、さすがの私も、25年前に、旭川に来たかどうかも覚えていないくらい なので、まったく知識がない!」 「一応、ガイドブックを本屋さんで買って来て、見てみたら、ラムしゃぶのお店 というのが、おいしそうに思ったんですけど…」 「柴尾英令くん、2日前に『映画の会』で、ジンギスカン食べてなかった?」 「はっはっは。食べましたよ。でもこれは、ラムのしゃぶしゃぶ!」 「どういう胃袋をしてるんだろう、このおっさんは!」 「ボク、まだラムのしゃぶしゃぶって、食べたことないんですよ!」 「えっ! それならそこにしよう! 私は、札幌ではジンギスカンよりも、ラム しゃぶに行くというくらいのラムしゃぶ好きなんだ!」 あっさり、夕ご飯、決定。 午後5時15分。旭川パレスホテルへ。 ちょっと、いまいち。 部屋にタバコの匂いが染み付いているので、禁煙の部屋に移してしまう。 おまけに、ドアを開けて、キーをすぐ左に差し込むと、部屋の電気がつく方式 はいいのだが、差し込んでおかないと電源まで全部切れてしまうので、ちょっと 外出している間に、携帯を充電しておくことができない。 かなり不便。 午後6時30分。家族3人、土居ちゃん、柴尾英令くん、宮本さんのちょっと した団体さん6人は、旭川の商店街を歩いて、2条8丁目の「べんけい」へ。
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旭川は、屯田兵の開拓の町と聞いていたけど、あまりその雰囲気が残っていな い。なんとなく、パルプで発展して、そのまま町が停滞してしまっている感が強 い。新規のホテル進出がないというところでも、それはわかる。 「べんけい」は、雑居ビルの5F。 北海しゃぶしゃぶセットが、わずか1200円。 見事なまでの北海道ならではの、低料金だ。 ラムしゃぶというのは、ふつうのしゃぶしゃぶとおなじように、透けるように 薄くスライスしたラム肉を、お湯のなかにくくらせる。 くぐらせたら、甘いポン酢につけて食す。 きゅるるるん!と、小さく縮んだラム肉の食感は、口のなかで、くすぐったく て、牛肉のしゃぶしゃぶよりも楽しい。
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胃袋の伝道師たちは、ただでさえ多いはずのラム肉を、ぺろりんちょ! ぺろ りんちょ!とたいらげていく。 4人前、お肉を追加したあげく、さらにもう1人前注文する。 ほかにも、いも餅とかも注文しているのですぞ。 くれぐれもいっておくが、この集団は、『大食い選手権』の出場者たちの強化 合宿ではない。
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「うまい! うまい! つるつるお肉が喉を通って行く!」 「こんなに薄いラム肉だと、いつまででも食べ続けられそうだよ!」 「いかん。どのくらい食べるのか、わからなくなってきた!」 「こんなにおいしい食べ物だとは知らなかった!」 「やばい。お腹が丸くなってきた!」 そして最後はいつもの柴尾英令くんのこの言葉だ。 「おお〜〜〜! こういう食べ物は好きだなあ!」 このセリフを、私たちは1年間に10数回は聞いている。 ちなみに、柴尾英令くんが、旭川の本屋さんで480円出して買った『旭川グ ルメ・マップ』は、パレスホテルのどの部屋にも標準装備されていて、サービス でもらえるようになっていたことを記しておきたい。 柴尾英令くんは、ホテルにチェックインして、部屋に荷物を置いたあと、机の 上に置かれた本を見て、がっくりしたそうである。 午後8時。家族3人と、宮本さんは、ホテルに戻る。 土居ちゃんと、柴尾英令くんは、お酒を飲みに、残る。
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きょうはさすがに仕事をせずに、早く寝よう。 明日からが取材の本番だ。
ホテルの窓から
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