4月15日(火)

 天気予報は、晴れだったのに、雨。
 しかも寒いじゃないか。
 昨日あんなに暖かかったのに。

 午前11時。外に出る気がしないので、嫁と喫茶店「らぴす」サンで、モーニ
ング・セット。

 午前11時30分。雨で散歩が出来ないので、自宅に戻り、『桃太郎電鉄12(仮)
〜地方編』のテスト・プレイ。

 きょうは『全国編』。
 う〜〜〜! 今回のゲスト・ボンビーは失敗だったかなあ?
 いや、ほんとは失敗じゃないんだけどね。
 今回のゲストは、負けている人にとっては、そんなに怖くなくて、すぐ消えて
しまうのだ。その反対に勝っている人にとっては、極悪非道というか、情け無用
というか、見もふたも無い攻撃をしてくるのだよ。
 まいったなあ!
 どっこいズ(井沢どんすけ、すとろう小泉、石川キンテツ)たちに有利じゃな
いかあ…。
 あいつら平然とした顔で「このイベント、たいして痛くないですねえ!」と言
い切るからなあ。そのイベントのほとんどは、「おまえらが物件を全然持ってな
いから痛くないだけだよ!」だ。

 しかし、やっぱり新作で、いままで目的地にならなかった駅が、目的地になる
と、楽しいね! ははは。お客さんみたいなこと言ってるけどね。
 それと新しいカードを手に入れると、こういうつかい方もありだなとか、ここ
でつかうと便利だな!といった、机上で考えていたときとは、違う面に気づくの
でおもしろい。たまにそれが不都合になって、大慌ての末に、ボツということも
あるのだ。

 午後3時。iモード・ゲームの毎月エッセイを執筆。
 今月は、青森を取り上げてみた。
『桃太郎伝説』、『桃太郎電鉄』を作り始めてからの5年間ぐらいは、ずっと電
車で札幌まで通っていたので、途中下車の青森が楽しい息抜きになっていた。
 ひさしぶりに青森の観光物産館「アスパム」に行きたくなった。

 午後4時。原稿を書き上げたので、ちょっと近所を散歩。
 雨も上がった。

 午後5時。帰宅。
 えっ? 散歩している間に、浅草キッドの水道橋博士が家に立ち寄ったの? 
それは惜しいことをした。宅配BOXに銀座「曙」の手巻きなっとうを入れて行
ってくれたの。ははは。柴尾英令くんには悪いが、うちは納豆が大好きなのだ。
ありがとうございます!

 午後6時。嫁と、麻布十番の「はじめ」へ。
 あれ? さっき晴れたのに、また雨が降り出したぞ。
 けっこう激しくなって来た。

「はじめ」は、初めて行くお店だけど、以前、アリtoキリギリスの石井正則く
んがおいしいお店だと言っていたような気がする。
 そういえば石井正則くんと「マルガメ製麺所」に行きましょう!と言っておき
ながら、地方に行ったり、ミートピアサヌキに夢中になっていて、「マルガメ製
麺所」にすっかり行かなくなちゃったなあ。
 アリtoキリギリスのふたりとは今も連絡は取り合っているんだけど、どうも
私が地方にいるときに連絡が来てしまう。

「はじめ」は、居酒屋さん風の和食屋さん。
 いきなり、お通しに、納豆が出た。
 どうもこのお店の納豆を目当てに来るお客さんが多いらしい。
 柴尾英令くんといっしょに来れないじゃないか!

 うーーーん! でも柴尾英令くんに、このお店の料理、食べさせたいなあ。
 うに丼が、まさに北海道の蝦夷馬糞ウニだと思う。
 クリームのようなおいしさ!
 マグロ丼が、とろっとろっ!
 この2品は、次もこのお店に来たいと思わせるだけの逸品だ。

 焼きアスパラというのも、かつおぶしが乗っていて、格別の味。
 でも、最高においしかったのは、納豆のかき揚げだったんだなあ。
 おそらく今まで食べた納豆の天ぷらのなかでは、いちばんおいしい。
 わざわざ納豆の本場、水戸まで行って食べた納豆の天ぷらよりおいしい。
 ピーマンも入っていて、天つゆが甘くて、納豆の味をよくしている。

 悩むなあ…。  柴尾英令くんが喜びそうなお店なんだけどなあ。  午後7時。帰宅。  あいもかわらずスカパーで「横浜VS中日」を観戦。  きょうは熊本県に遠征中だ。  熊本に行きたくなる。  さっき、青森に行きたいといったばかりでしょうが。  コートがいらない季節になると、絶好の取材日和なので、どこでもいいから、 でかけたくて仕方がないのだ。  きょうも横浜ベイスターズは負けました。  4対3です。  最下位のチームだから、負けることが多いのはあたりまえです。  でも昨年と違って、6回に同点に追いつきました。  優勝したとき、先発投手だった川村投手が、今シーズン、初登板で先発して、 好投しました。  鈴木尚典選手の鮮やかなホームランを見ることができました。  昨年のように、追いつかず、誰もホームランを打たず、中継ぎ投手はストライ クがまったく入らずといったどうしようもないチームだったことを思えば、見せ 場がちゃんとあって、ひょっとしたらと思わせてくれるだけでも、ファンとして はじゅうぶんです。

 

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