1月23日(木) 雪にならなくてよかったと思ったら、雨が冷たい! 雪混じりの冬の雨のことを、何か美しい言葉があったっけ?と思って調べた ら、「雨雪(あまゆき)」だって! あまり情趣のある言葉ではないなあ。 「氷雨(ひさめ)」がきれいだけど、演歌みたいだ。 午前11時30分。嫁と、赤坂ベルビー5Fの「旭屋書店」へ。 ストロウ・ドッグスのすとろう小泉と石川キンテツと待ち合わせ。 そういえば、今後すとろう小泉は、コイズミリュウジという表記になる。 先日、『桃太郎電鉄11』のどっこいズ(井沢どんすけ、すとろう小泉、石川キ ンテツ、込山勉)戦で負けたせいで改名するわけではないようだ。 どうせだったら、『桃太郎電鉄11』に負けたら、改名するといったペナルティ をつければよかった。 さまぁ〜ずとか、くりいむしちゅーのように縁起よくなったかも。 いずれにしても、ストロウ・ドッグスで、すとろう小泉がいて、石川キンテツ もいるというのが妙なもどかしさを感じていただけに、改名はいいことかも。 ストロウ・ドッグスのコイズミリュウジ。 ストロウ・ドッグスの石川キンテツ。 …ということになる。 午後12時。4人で、赤坂の「皆美(みなみ)」へ。 私、嫁、石川キンテツは、鰻まぶし。コイズミリュウジは、鯛めし。 石川キンテツは、「名古屋で食べたひつまぶしがおいしかったから、きょうは 鯛めしを…」と言い出すので、みんなで無理やり、鰻まぶしを勧める。 「名古屋のひつまぶしより、全然上品だぞ!」 「味も全然違う!」 「でも石川キンテツは下品な味が好きだから、上品な味は苦手かもしれない! そんなことを言いながら、食べる。 ひさしぶりの鰻まぶしは、おいしいなあ!けっきょくダイエットのために、残り2分を残した私の鰻まぶしを、石川キン テツが食べる。 石川キンテツがいちばん好きな食べ物は、牛丼と、ペプシコーラ。 食べ物は、人間性がほの隠れ見えて、楽しいね〜。 午後1時30分。自宅に戻り、ストロウ・ドッグスのコイズミリュウジと石川 キンテツがじゃんけん! 石川キンテツが勝ったので、『桃太郎電鉄11〜ブラックボンビー出現の巻!』 の『風雲!さくま城』をやってもらう。 昨日も日記に書いたけど、現在『風雲!さくま城2』の仕様書に悪戦苦闘して いるので、いろいろ試してみたいことがあって、テスト・プレイしてほしかった のだ。 「とにかく、勝ち進めばいいんですね?」と、石川キンテツ。 「勝ち進めればね!」と、私。 まあ、第1回戦は、赤鬼とまめ鬼との対決だ。 見ているこっちも気が楽。 さすがに、石川キンテツが最初の目的地・伊勢にあっというまに着いて、首位 に立つ。 赤鬼とまめ鬼は赤マスを怖がって、なかなか前に進まない。 2年目の決算も、石川キンテツが首位。 2回戦目の餓鬼が登場するあたりで、てこずるかなあ。 3回戦目の風神、雷神のペアには、おそらくずっと勝てないんだろうなあ!と か思いながら、こっちはメッセージのこまかい手直し部分を見つけながら、観戦 する。 午後2時30分。 「あっ! あっ! あっ! やば、やば、やば、やばやばやばやばっ!」 目的地の青森駅に、赤鬼に到着されて、貧乏神は石川キンテツの後ろに。 すでに首位のまま、3年目の9月になろうとしていた。 あと半年、6ターンしのげば、逃げ切りである。 しかし、神様は桃鉄下手くそ芸術家の石川キンテツに、芸術を描かせることを 決して忘れていなかった。 事をあせった石川キンテツが、どこが目的地だったか、一気に一番乗りして、 貧乏神をほかにつけようと、ぶっとびカードをつかって、不発。 ほかの2匹と、遠く離れたところで、めでたく貧乏神が、ブラックボンビーに 変身! 「ぎゃあああああああああっ!」 「あ〜〜〜、あ〜〜〜、まさか赤鬼、まめ鬼、相手にまけるのかあ?」 「ちょっとやばくなって来ました」 「やばくなって来たってことは、まだ助かる道があるみたいじゃないか?」 「いえ、あの、その、なんとか…」 「ブラックボンビーを赤マスで逃げる戦法は、間違っていないけど、冬場だと赤 マスのほうが、お金をたくさん取られるぞ!」 「ええ。毎回1億8000万円ちょっと取られています!」 そんなわけで、石川キンテツは、赤鬼とまめ鬼に負けた…。 1位の赤鬼が、プラス15億円ちょっとで、石川キンテツは、マイナス640 0万円だったそうだ。 「あれ? 石川キンテツ、最後っ屁パネルやって、外したのに、何でマイナスで 終了なの?」 「ブラックボンビーのせいで、デビルと、リトルデビルがついていたもんで!」 「なるほどね!」 「しかしさあ! 赤鬼とまめ鬼のペアに負け人いないと思ってさあ、次の餓鬼と 馬鬼のペアの戦い方をどうしようかシミュレーションしようと思って、おまえを 呼んだのに、その前で負けちゃうと、テスト・プレイになんないよ!」 「すみません!」 「下手にもほどがあるなあ!」 「すみません!」 かくて、このテスト・プレイのせいで、次回作の第1回戦の相手は、赤鬼と、 まめ鬼のペアから始めるのではなく、まめ鬼3匹と戦うところからスタートする ことになった。ちゃんちゃん! けっきょくは役に立ってしまうテスト・プレイヤーだった。 コイズミリュウジが石川キンテツの雪辱戦とばかりに、赤鬼、まめ鬼のペアと 戦う。さすがに、順当に勝ち進み、なんとか3年間首位のままゴール。 ことなきをえた。 午後3時。土居ちゃん(土居孝幸)、柴尾英令くん、到着。 午後3時30分。ハドソンの大里幸夫専務が、到着。 大里さんとは、先日私がこの日記で書いた「ジャパンカップ2003」の運営 方法に対する抗議についての話し合い。
結果、大里さんが全面的に非を認めてくれて、今後はお客さん本位のイベント 作りをいっしょにやってくれるということで、話がまとまった。 先日の日記で、私が運営方法に対して不満を持ったといったら、何人かの人も メールで、大会に対する不満を送って来てくれた。 そのメール内容も、大里専務に伝えました。 基本的には、昨年4〜5ヶ所で開催したイベントを一挙に、16ヶ所だったっ け?に、増やしたことがいちばんまずかったと思う。 最近のとにかくミニゲームを増やせばいいというゲーム作りとおなじだったと 思う。どうしたって、細かい配慮をお客さんに出来なくなる。 堤防のあちこちに、こまかい穴が出てきて、ぴゅうぴゅうと水が飛び出ている 状態なので、まずはちゃんと補強をして、できる範囲内で、一生懸命「ジャパン カップ」をやり直そうということになった。 次回から、私もアイデア会議に出席して、こまかいこともいっしょに決めて行 くつもりなので、期待してください。 全国大会で優勝するのが目的なだけではなく、上手い人も下手な人も楽しく遊 べて、テ―マパークに遊びに行くような「ジャパンカップ2004」にしたい。 午後5時30分。全員で、「風雲!さくま城2」の打ち合わせ。 昨日、私が構想していたことを、みんなに伝える。 「ありゃ、それはまた大胆なことを!」と、柴尾英令くんがあきれる。 「無理そう?」 「できるけど、けっこう大変です。札幌の開発スタッフが泣きます。でもそっち のほうが格段におもしろいから、やりましょう!」 だいたい、戦でいうと、私が作戦を立てたら、設計図を書くのは、土居ちゃん。 実行に移すのは、柴尾英令くんの役目で、実際に戦うのは札幌の開発チームであ る。 午後7時。私、嫁、土居ちゃん、柴尾英令くん、ストロウ・ドッグスのコイズ ミリュウジと石川キンテツの6人で、「鶏味座(とりみくら)」へ。 あれこれ与太話をしたかと思うと、仕事の話。 仕事の話をしたかと思うと、石川キンテツがやっぱりいちばん『桃鉄』が下手 だという話に。 「やっやっやっや…! 今度は絶対勝つ自信がありますから!」 「石川キンテツ! もうそのセリフは聞き飽きた!」 午後9時。帰宅。 さっそく、『風雲!さくま城2』の仕様書を手直し開始。 手直しというより、新作に近い書き直しだ、これは。
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