１１月０６日（水）

　午前６時。また、こんな時間に目が覚めてしまった。
　ちょっとだけ、『桃太郎電鉄１２（仮）〜地方編』の仕事を再開。

　午前８時。おお！　さすがに昨日、『おいしい桃鉄』（小学館）の本編が完成
したので、眠くなってきた。よーーーし、仮眠だ。
『おいしい桃鉄』（小学館）の執筆中は、仮眠したくても、神経が昂ぶっていて、
寝られなかったからなあ。

　午前１０時３０分。嫁と、高円寺の整体さんへ。

　午前１時。『おいしい桃鉄』（小学館）の原稿を高円寺の整体さんで、推敲し
ているうちに、「ひつまぶし」が食べたくなった。
　この１ヶ月間近く、毎日『おいしい桃鉄』（小学館）の執筆をしていて、書く
内容は全部、食べ物。これは拷問だったよ。
　１日じゅう、おいしい料理が頭にこびりついているんだもん。

　というわけで、わざわざ東高円寺から、丸の内線に乗って、赤坂見附まで。
「皆美（みなみ）」の鰻まぶしを食べに行く。





　やっぱりここの「ひつまぶし」が、東京ではいちばん美味しいなあ。
「ひつまぶし」は、名古屋の名物。「皆美（みなみ）」は、松江の料理屋さん。
松江はうなぎ料理も有名なのだ。…と、すっかり『おいしい桃鉄』（小学館）の
文章口調が抜けなくなっている。

　午後２時。帰宅。
　しばらくして、成沢大輔くんが来る。
『おいしい桃鉄』（小学館）の編集を担当してもらっている。
　きょうは、本編以外のコラムなどの打ち合わせ。
　私がふだん通っている美味しい物屋さんを、一挙に公開しようかと思っている。
　成沢大輔くんが、いま必死なのは、商品の写真集め。
『桃太郎電鉄』の食品物件を全部、私の文章と、写真で見せて、なおかつ、買い
に行ける、通販で取り寄せることができる本をめざしているので、てんてこ舞い
のようだ。
　何たって、日本じゅうが相手だからね。
　完成したら、画期的な本になりますぞ！
　まったくタイアップ無しの食い道楽本だからね。

　午後４時。成沢大輔くんと、喫茶店「らぴす」サンで、コーヒーブレイク。
　何のことはない。「らぴす」サンに行く前に、初代ニッサン・シルビアを、成
沢大輔くんに見せびらかしたいだけだ。
　
「は〜っはっは。わざわざ幌（カバー）をかけてあるから、相当さくまサン、舞
い上がっていると思いましたよ！」
「いやあ、もう！　毎朝、新聞を取りに玄関を出ると、シルビアがいるのを見て
は、ああ、かわいいなあ！と、幸せな気分に浸っているよ！」
「そう思う気持ちはわかりますよ！」
「いや〜、本当に舞い上がっているよ！」

　午後５時。成沢大輔くんが戻って、さっそく、『おいしい桃鉄』（小学館）の
コラムを執筆開始！　こっちの文章は、本編が早く完成したので、時間的にも、
気分的にも余裕がある。

　できれば、本編の文章をもう一度推敲しようと思っている。

　お昼の「ひつまぶし」が重かったせいか、いつまでたってもお腹が空かない。
　ちょううどいい機会だから、一食抜こう。

　午後７時。『おいしい桃鉄』（小学館）の本編を推敲し直す。

　あとは、ゆるゆると、『桃太郎電鉄１２（仮）〜地方編』の仕様書作り。