9月4日(水)

 疲れが取れない。
 当たり前か。
 あわただしかったもんなあ。京都、大阪、高松。

 午前9時30分まで熟睡。

 午前11時30分。ひとりで、新宿高島屋へ。
 9月に入ったというのに、何でまだこんなに暑いの?
 高島屋ウォーキング。

 高島屋地下のイートイン「休閑花茶(きゅうかんはなちゃ)」へ。
 コーヒーカレーという珍なるメニュー名が目に入ったので、釘付けになる。
 こういう変なものは話の種に、食べておくべきでしょう。
 報道カメラマンである嫁がいないので、デジカメがなくて悔やまれる。

 ご飯が、コーヒーで炊いたもので、カイワレ、レタス、あ〜、名前が思い出せ
ない、中国野菜のチンゲンサイに似ていて、薄い黄色の野菜。それが乗っている。
 妙にヘルシー。
 味も悪くない。
 でもわざわざコーヒーライスにする必要はまったくなかったように思う。
 カレーのルーも特別凝った味でもない。
 デパ地下のイートイン(立ち食いの1ランク上)なら、この程度かなあ…と思
ったら、お店の目の大きなかわいい女の子が「お味のほうは、どうでしたあ?」
と言ってきた。
 おお! この子は、イートインに座ろうか、迷っていたときに、一生懸命コー
ヒーカレーを説明してくれた子だ。
 グングングングーーーン!
『欽ちゃんの仮装大賞』で、おまけで合格にするようなものだ。
「うん、美味しかったです!」

 きょうは、東急ハンズの4Fから、商品を一品、一品、眺めていく散歩。
「金銭授受用品」などと書いてあるから、どんなすごい物の売り場かと思ったら、
喫茶店などで、お釣りを乗せる鉄製の小さなお皿のことであった。

 工具売り場で、ねじ回しドリルを買うか、さんざん悩む。
 最近部屋は、ハンガーにかけた洋服などが、花が咲いたようにかかっていて、
これでまたドリルで、フックをたくさんつけたら、ますます部屋がゴチャゴチャ
してしまう。
 一応、やめておく。

 12Fの「HMV」で、『ダーク・エンジェルII』のボックス・セット・パー
ト2を買おうとしたら、9月2日の発売と覚えていた発売日が、9月20日の間
違いであった。

 午後2時。帰宅。
 部屋にたまっている漫画雑誌を読む。
『週刊モーニング』が、6月分から溜まっている。
 ゲーム制作が佳境に入ってくると、ほかの娯楽作品は読んでも、頭に入る量が
少なくなるので、ついつい積み上げていた。

 しかし、『島耕作』、『バカボンド』、『ジパング』は、日本を、いや、世界
を代表する素晴らしい作品だねえ。
 まったく似てない内容なのに、コマ回りのテンポは、似ている。
『バカボンド』の隔週連載は、賢明。
 もう週刊誌の時代じゃないと思う。
 すべての週刊誌は、隔週にして、内容の充実を図るべきだよ。

 午後5時。嫁と渋谷東急ハンズ前のテイク・オフ7へ。
 高松からこれを見るために、帰ってきた。
「アリtoキリギリス・コントライブ♯3」。  TVでひっぱりだこの彼らが、仕込みに時間がかかり、小屋の大きさから、満 員でも決して採算が取らないにもかかわらず、ライブをやりたいという気持ちは 見届けたい。  ハドソン宣伝部の梶野竜太郎くん、石崎仁英くんが揃って見に来ていた。  放送作家の福本岳史くん。  きょうは、堀井雄二くんは仕事の都合で来れなかったようだ。堀井雄二くんは、 けっこう皆勤賞に近いペースで、アリtoキリギリスのコント・ライブに足を運ん でいる。  アリキリ漫画でおなじみの群馬の女子大生・丸堀彩文さんは、きょうもしっか り2回目のライブも見るようだ。  今回のコントも石井正則くん得意の不条理コントから始まり、途中で、ショー ト・コントの連続、最後の長めのコントが、実はイントロのコントに繋がってい るという形式。  最後の長めのコントがよかった。  銀行強盗の石井正則くんが、アパートに逃げ込み、石塚義之くんともうひとり を人質にたてこもる設定。  真面目そうに見える石井正則くんだけに、ピンチの場面に身をおくと、リアリ ティが増して、おもしろくなる。  やっぱり刑事が出てくるような設定が、彼に合うのかなあ。  石塚義之(ヅカッチ)も、ますます人の良さが、演技に出てきて、よかった。 「ダイング・メッセージ」をずっと「ダイニング・メッセージ」と間違えたまま 言ってるのには、笑えた。  全体的に、前回よりも、出来はよかった。  でも、そろそろ私の希望としては、ふたりに深夜放送で、アリtoキリギリスの 冠のついたバラエティ番組を持ってほしいから、もっともっと切れ味がよくなっ てほしいと思っている。  ネプチューンくらいは、絶対に行けると思っているから、理想は高い。
 午後6時30分。私、嫁、福本岳史くんの3人で「上海ヌードル」へ。  毎日、さぬきうどんばかり食べていたので、反動で、「上海ヌードル」の濃い 味が食べたくなっている。  ひさびさに食べるヌードルが、美味しい。  シャーシューが、このお店のお勧め料理と呼べるほど、美味しかった。  午後9時。帰宅。  今夜も、決して勝つことのいない横浜ベイスターズを、スカイ・パーフェクT Vで見る。  いやあ…。毎日必死に愚痴を爆発させたいのをガマンしているけど、本当にも う限界だなあ。  過去何10回も最下位になっている。  今年よりも勝率が低い年だって、あった。  でも今年ぐらい、覇気がなく、チャンスを自ら潰す場面ばかり見せられると、 本当に体調が悪くなってくる。  きょうも中日相手に、せっかく途中で同点になり、延長11回。  ノーアウト満塁ですよ。  ここから何点入ったと思う?    0点ですよ! 0点!  ノーアウト満塁から、0点ですよ!  外野フライでも、さよならの場面。エラーでも、ゲッツー崩れでも、押し出し でも、さよなら勝ちだ。  それがなぜできぬ!    もうすぐ巨人が優勝するというのに、まださよなら勝ちが、今シーズン、一度 もないんだよ!  こういうムードのなかで、鈴木尚典、斎藤隆、佐伯、三浦大輔、種田の5人も FA権を獲得する。  横浜ベイスターズは、FAで他球団に移籍が、最も多いチームだ。  今年は、この5人から何人が、他球団や大リーグに行ってしまうんだろう。  逆にFA宣言で来たのは、過去、駒田選手ただひとりだ。  ロッテと合併するとか、巨人に球団ごと入れてもらうとか、考えたほうがいい んじゃないだろうか。 (左)清水 (遊)石井琢朗 (右)高橋 (中)松井 (一)清原 (三)江藤 (二)仁志 (捕)阿部 (投)――――  ありゃ。鈴木尚典選手でも打順がない。  最下位チームなわけだ。とほほ…。
 
さくまNEWS

●9月21日(土)午後7時開演 浜離宮朝日ホール(築地)全席指定6000円
アマデウス・アンサンブル東京--バッハを弾くよろこび、聴くたのしみ--」


※業界の方で鑑賞希望の方は、うちの嫁まで、9月10日(火)までにご連絡ください。
 メールはこちら→sakumacb@za2.so-net.ne.jp

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