8月20日(火)

 午前11時。嫁と、表参道のベーカリーレストラン「DONQ」へ。
 パン中心のランチ・セットなのに、大きなスライスパン2種類で、5枚。野菜 がどっさり。  とてもじゃないけど、食べきれない。  いまどきちょっとサービスしすぎじゃない。  食後、表参道を少し歩く。  陽射しは強いけど、風が涼しい。  軽井沢か、札幌にいるみたいだ。  このぐらいの気候がしばらく続いてほしいものだ。  今年の夏は、50歳にはついらい夏だった。  午後1時。築地のハドソンへ。  きょうのテスト・プレイのメンバーは、多いよ!  土居ちゃん(土居孝幸)、柴尾英令くん、江口貴博(えぐち・たかひろ)くん、 柴尾英令くんの日記ではけっこうおなじみの中学校の先生・優さん、宮路一昭くん、 フリーライターのいちかわみほサン、ストロウ・ドッグスのすとろう小泉くんと 石川キンテツくん。  解説席は、私、嫁、ハドソン宣伝部の石崎仁英くん。
 総勢11人! サッカーだって、できるぞ!  きょうから、『桃鉄公式戦』のテスト・プレイだ!  第1回戦のメンバー。 ・江口貴博くん………B型。 ・優さん………………B型。 ・いちかわみほ………A型。 ・石川キンテツくん…A型。  期せずして、A型vsB型の対決となった。
 優勝候補は、もちろん江口貴博くんである。  何たって、ずっと『桃太郎電鉄』シリーズの取扱説明書と、攻略本は、江口貴 博くんが作って来た。  私よりも、何倍も『桃太郎電鉄』、『桃太郎伝説』シリーズについて、くわし い。圧勝だろう。  午後1時15分。試合開始!  最初の目的地は、高知!  初対面同士の人たちなので、みなさん、大名行列のように、中山道から、名古 屋に出て、静かな立ち上がり! 「あれ? 優勝候補の江口貴博くん! 目的地が高知なのに、なんで伊勢なんか にいるの?」 「赤マスを避けてたら、こんなところに来てしまいました!」 「江口さん、慎重すぎるなあ!」と、柴尾英令くん。 「江口貴博くんは、このメンバーなら、優勝して当然のはずだからね!」と私。  しかし、江口貴博くんは、手を滑らせて、12月の赤マスに突っ込んでしまい、 1億円近く取られてしまう! 「昨日、実は取扱説明書製作用のロムで、練習してきたんですけど、昨日も手を 滑らしちゃって赤マスに入っちゃったんですよね!」  その後も、優勝候補の江口貴博くんは、貧乏神がつきっ放し!  必死に赤マスを避ければ、貧乏神がつき、急行系カードで挽回しようとすれば、 行く手には赤マスが待っていて、前進できず。  まったく、勝利の女神に見放される。  この隙に、『桃太郎電鉄11(仮)』のテスト・プレイ最多出場の石川キンテ ツくんが、独走する。 『桃鉄公式戦』は、3年で終了。  2年目が終了した時点で、首位は石川キンテツくんで、総資産16億円。  2位は、いちかわみほサンで、7億円。  その差9億円は、ちょっと1年で逆転は難しい。  そうなると、ギャラリーはいっせいに、アンチ・石川キンテツののろしをあげ る!  石川キンテツくんが、黄色いカード駅で、デビルカードを引けば、いっせいに パチパチパチッ! 拍手が巻き起こる。  石川キンテツくんが,カード駅に停まると、柴尾英令くんが「デビル!」と叫 ぶ!  本当に、リトルデビルカードが出た! 「ええ〜〜〜!」と、悲鳴をあげる石川キンテツくん。  パチパチパチッ! 拍手が巻き起こる。
 石川キンテツくんが、スリの銀次を喰らう!  これはまた万雷の拍手かと思いきや「何だあ、半分かあ!」「全額うばう×× ××ならよかったのに〜!」と、残念がる。  ××××は、今年の変身キャラね。  12月。2位のいちかわみほサン、目的地の稚内に到着。  ここでぐっと、石川キンテツくんとの差が縮まる。  1月。目的地は稚内から、小樽に変わる。  稚内から小樽までは、わずか8マスだ!  いちかわみほサン、いちかわサン、稚内から特急カードだ!  ここで小樽に入れば、逆転だ!  しあし、7マス。  ひとマス足らない〜。 ・石川キンテツ、逃げ切り、優勝だあっ! 【第1試合】 1位・石川キンテツくん  16億5490万円 2位・いちかわみほサン  13億7150万円 3位・ゆうサン      10億1880万円 4位・江口貴博くん     4億5450万円  午後3時。第2試合。 ・土居ちゃん…………B型。 ・柴尾英令くん………B型。 ・宮路一昭くん………O型。 ・すとろう小泉くん…O型。  期せずして、今度は、O型vsB型の戦いになった。
 みんなの注目は、変則技の土居ちゃんが何をするか?  優勝候補は、『桃太郎電鉄』ナンバーワン・プレイヤーの呼び声高い柴尾英令 くん。  かつて芸能人桃鉄大会で、優勝したのがきっかけで、桃太郎チーム入りした宮 路一昭くんであるが、最近はすっかり勝てなくなっている。  最初の目的地は、長崎に決まった! 「遠いなあ!」「長崎は入りづらいからなあ!」と、みんなが叫ぶ。  のっけから、土居ちゃんが航路をつかって先頭を走るが、何を思ったか、突然 東京に戻ってくる。 「どうした、土居ちゃん?」 「うーーん。カードがほしいかな?」 「それだけの理由で、東京まで戻ってくるかよ!」  柴尾英令くんが、目的地の長崎に入る。 「うるさいよ〜! 柴尾英令くん、首位に立つと! しかも、九州の目的地に入 ると勝ち誇るよ!」 「はっはっは! こうなる運命でしょう!」  1年目。当然ながら、1位は、柴尾英令くん。  2位は、なぜか、土居ちゃん。 「え? オレか? 何もしてないのにな!」 「自分でいうなよ!」  2年目。突如、柴尾英令くんが、スリの銀次を喰らう!  し、し、しかも! このスリの銀次は持ち金全部奪うキャラだあっ!。 「ぎゃああああああっ!」  柴尾英令くんの悲鳴がこだまする。  その後、目的地が、鎌倉、湯布院、青森と、遠いところにばかりなるので、勝 利の女神があっちにいったり、こっちにいったり! <2年目総資産> 1位・柴尾英令くん     6億0220万円 2位・すとろう小泉くん   5億6330万円 3位・宮路一昭くん     4億3890万円 4位・土居ちゃん      4億1260万円  なぜか、スリの銀次に持ち金全部奪われたのに、1位をキープする、柴尾英令 くん! 「土居ちゃん、最下位か?」 「いいカードが手に入らなくて!」  土居ちゃんのいいカードというのは、急行系のカードではなく、豪速球カード であり、冬眠カードであり、ぶっとばしカードである。    首位から最下位まで、2億円以内で、誰が優勝候補かまったくわからなくなっ て来た。  10月。ゲスト怪獣が出現した!  壮絶な戦いの始まりだ。  房総半島の黄色マスだらけで、すとろう小泉くんvs宮路一昭くんの壮絶なる 戦いが繰り広げられたが、ゲスト怪獣がらみの話題なので、くわしく書くことが できない。  すでに、この日記で、「ゲスト怪獣は、こんな攻撃をする!」と、予想を書い てきている人までいるくらいだ! 話題になるのに、余りあるキャラだが、今は いえない!  もう試合展開が、ぐちゃぐちゃになって来て、本当に誰が1位になるのか、エ ンディング・ムービーで確かめるしかなくなった。  このエンディング・ムービーも、過去最高にいい出来で、私にとっては、悲願 達成の素晴らしい演出なんだけど、ああ! まだ書けまへん!  とにかく、大接戦の試合に決着がついた! 【第2試合】 1位・すとろう小泉くん   4億9190万円↓ 2位・土居ちゃん      3億8050万円↓ 3位・柴尾英令くん     3億6530万円↓ 4位・宮路一昭くん     1億1510万円↓    なんと、3年目、全員が前年比を下降させて、終了。  1位のすとろう小泉くんが、5億円未満の総資産で、優勝というパッとしない 結果になってしまった。  さっきの第1試合が終わりかけたときに、柴尾英令くんから提案が出た。 「どうせなら、第3試合は、3位、4位同士の最下位決定戦にしましょうよ!」 「それはいいねえ!」  しかし、まさかその最下位決定戦に、柴尾英令くんが出場することになろうと は、誰が想像しただろうか。  これだから勝負は、おもしろい。  午後4時30分。第3試合開始!  最下位決定戦だ! ・柴尾英令くん………B型。 ・優さん………………B型。 ・宮路一昭くん………O型。 ・江口貴博くん………B型。
 4人中、3人がB型というすさまじい構成になった。  波に乗ると、手がつけられなくなるB型だが、崩れると、どこまでも転がる石 のようになるB型だけに、このメンバーのきょうの運のなさは、なかなかパワフ ル。  いきなり、目的地は、稚内。  さすが最下位決定戦にふさわしい、最初の目的地だ。  みんな、航路をのったり、のったり、進んでいく。  誰も物件を買うこともできず、急行カードで吹っ飛ばすでもなく、まったく静 かなスタート。 <1年目総資産> 1位・柴尾英令くん     5億2160万円 2位・宮路一昭くん     4億2930万円 3位・江口貴博くん     1億9240万円 4位・優さん        1億4600万円  2年目。江口貴博くん、本日初めての目的地到着!  優勝候補だった江口貴博くんは、第1試合で、一度も目的地に入れない惨敗ぶ りだったのだ。   <2年目総資産> 1位・宮路一昭くん     5億3680万円 2位・江口貴博くん     5億2890万円 3位・柴尾英令くん     5億2870万円 4位・優さん        2億3010万円  おお! かつて「桃鉄師範代」とまで呼ばれた宮路一昭くん、復活か!?  本日のB型の悲劇は相当なものようだ。  2位から4位まで、全員、B型。  B型が不調ということは、試合展開も低調。  実に地味な展開。  あと1年だというのに、1位〜3位までの差が、1000万円以内である。  接戦といえば、接戦。  凡戦といえば、凡戦。  しかも最下位の優さんは、千載一遇カードをつかうのをずっと忘れていたため の最下位! 本来なら、1位のはずなのに〜!  観客席は、みんな優さんにアドバイスをしたかったが、これも貴重なテスト・ プレイのデータ。  言ってはいけない約束になっている。  どんなカードを使い忘れるかというデータまで取るのだ。  さすが、最下位決定戦!  劇的な結末を迎えず、3年目を終える。  きょうはどういうわけか、キングボンビーに変身しない。  まあ、『桃鉄公式戦』は、わずか3年の戦いだから、出ないといえば、出な い。あくまでも確率だ。 【第3試合】 1位・柴尾英令くん    12億6910万円 2位・江口貴博くん     7億9300万円 3位・宮路一昭くん     7億6550万円 4位・優さん        7億6280万円  接戦を抜け出た、柴尾英令くんが、勝利!  2位から、4位まで、ほとんど差がないという波乱のない結果となってしまっ た。さすが、本日出目が悪くて、最下位決定戦に出場することになってしまった みなさんである。  ここまで来ると、本日の1位を決めたくなってくる。 「やりますか?」 「やりましょうよ!」  私も調子に乗って「やるか!」というんじゃなかった。  この試合のスコアをワープロに打ち込んで、試合中、数値が適切でない計算式 に修正をかけて、札幌に送信し、各プレイヤーの癖も把握しないといけない。  次回作のアイデアも考えないといけない。  手直しを送信するや、札幌から、チャットのように、返信が届いてしまう。  ひ〜〜〜っ!  私は聖徳太子じゃないぞ!  一度にいくつものことを同時にできないよ〜〜〜!  午後6時。けっきょく優勝決定戦を開催することになって、なんと10人で、 銀座三原橋の「中華三原」へ行く。  たんめんが、ムチャクチャ美味しいお店だ。  早く食べて、早く、決定戦をやろうという思惑だ。  たんめんの美味しさについて語っているひまはない。
 午後7時。築地のハドソンに戻って、優勝決定戦、開始!  出場者は…。 ・土居ちゃん ・いちかわみほサン。 ・すとろう小泉くん。 ・石川キンテツくん。
 ストロウ・ドッグスのすとろう小泉くんと石川キンテツくんは、今回『桃太郎 電鉄11(仮)』のテスト・プレイをいちばん多くやっているだけあって、ふた りとも決勝戦に出場である。  しかし、この両者決勝進出が、ふたりの仲の悪さを満天下に知らしめてしまう のであった。ほっほっほ。  最初の目的地は、出雲!  いちかわみほサンが、目的地に入る。 「わ、わ、う、うれしい!」  波に乗る、いちかわみほサン、次の目的地にも一番乗り〜〜〜! 「わ、わ、う、うれしい! こんなに調子がいいの初めてです!」  <1年目総資産> 1位・いちかわみほサン   9億6050万円 2位・すとろう小泉くん   2億6070万円 3位・石川キンテツくん   2億1200万円 4位・土居ちゃん        −800万円  土居ちゃんの最下位は、あいかわらずお家芸のヘマが出た!  ぐるぐる回転できる地形のところで、特急カードで、貧乏神をなすりつけに行 ったと思ったら、左回りするところを、うっかり右回り。  再びまた自分に貧乏神をつけてしまうというお粗末さ。  本日初めての総資産マイナス男となる。 「いいカードが手に入らないなあ!」  2年目。本日最大の見せ場がやってきた。  2年目10月。石川キンテツくんについていた貧乏神が、キングボンビーに変 身したのだ! 「キ〜〜〜〜〜ング・ボンビ〜〜〜!」  しかも、石川キンテツくんの1マス先には、すとろう小泉くんが!  場所は、琵琶湖。  もちろん、逃げる、すとろう小泉くん!  しかし、すとろう小泉くんには、急行系のカードがまったくない。  一方、石川キンテツくんには、オレンジカードが!  もはや、すとろう小泉くんには、打つ手がない!  サイコロ1個で逃げる、すとろう小泉くん。  石川キンテツくんのオレンジカードが転がる! サイコロ2個だ!  えっ? えっ?  オレンジカードの出目は、2! 「うわあああああ!」  石川キンテツくんが悲鳴を上げる! 「ひゅうううっ!」  すとろう小泉くんが、細い息を吐く。  すとろう小泉くんは、赤マスだらけの日本海に逃げ込む。  石川キンテツくんは、すとろう小泉くんを追いかける。  石川キンテツくん、赤マスだらけの日本海に停まって、マイナス! さらにキ ングボンビーのサイコロ10個振りを喰らって、10億円以上奪われる。 「あ、石川キンテツくん、やっぱりつらい?」と、私。 「3年目で、10億円は、きついっすよ!」 「実はキングボンビーの『桃鉄公式戦』の計算式は、ちょっと強すぎるかな?と いうのは、話題になっていたんだよ。やっぱりね!」 「やっぱりって?」 「うん。今度、もうちょっとキングボンビーは弱くしてあげるから」 「今は?」 「もちろん、変わるわけないじゃないか! 今から数式の変更を札幌に送信する んだよ! 金曜日到着のロムで直るかぎりぎりだな!」 「ひえ〜〜〜! そ、そんなあ!」 「石川キンテツくん、これはテスト・ロムで、本来みんなはここにテスト・プレ イに来ているんだから!」  どうも、完成品とどこも違わないレベルに達しているので、誰もテスト・ロム だとういうことを忘れているのである。  この石川キンテツくんと、すとろう小泉くんの死闘は、場所が日本海だけに、 「日本海決戦」と呼ばれた。  しかし、この日本海決戦は、まだ壮絶な戦いが残っていた。  サイコロ1個で、石川キンテツくんのオレンジカードで対抗していたすとろう 小泉くんが、なんとか5マス差をつけて、日本海を北上する。  すとろう小泉くんも、石川キンテツくんも、赤マスに停まりまくりだ。  もう満身創痍、まさに血で血を洗う争いだ。  しかし、石川キンテツくんは、なおもオレンジカードを放り投げる!  出目は、4!  すとろう小泉くんまで、1マス足らない。  しかも無情にも、石川キンテツくんのオレンジカードがここで切れた。  ついにすとろう小泉くんは、逃げ切ったのである。
 この間、意気揚揚と、目的地に入り、ひとり感激する、いちかわみほサン。 「家でやっても、ここまで調子のいいのは、初めてです!」 <2年目総資産> 1位・いちかわみほサン   9億9960万円 2位・すとろう小泉くん   2億7300万円 3位・土居ちゃん     ―1億0260万円 4位・石川キンテツくん  ―8億8370万円  キングボンビーを喰らった石川キンテツくんの最下位転落はわかるが、土居ち ゃんのマイナス1億円はいったい何をしているのだ。  1年目より、マイナスが増えているではないか?  漁夫の利はど〜した?  なぜ土居ちゃんのマイナスが増えたかは、私にはわからない。  数値の変更を札幌に送る作業に必死で、試合展開をちらちらとしか見ることが できない。  ここで事件が起きたようだ。  3年目9月。もはや優勝確実のいちかわみほサンが、次の目的地が高知なの に、紀伊半島の鳥羽から、ぶっとびカードをつかったというのだ!  そ、そ、そんな無茶な!  そうでしょ、そうでしょ!  ぶっとびカードで飛んだ、いちかわみほサンは、サイパンに飛んだのであっ た。 「チャンスだ!」 「いちかわサンに、貧乏神が行って、変身すれば、俺らにもチャンスだ!」 「早く、目的地の高知に入ろう!」    ここまでの会話に間違いはない。  土居ちゃんも、すとろう小泉くんも、石川キンテツくんも、四国にいて、高知 は目の前だ。  ここで何を思ったか、土居ちゃんが冬眠カードをつかう!  何の意味があるんだ!  この一手で、みんなの高知に入るのが遅れた。  遅れたどころか、グッスリンに勝利して、眠りから覚めたのに、誰も高知に入 れない。  しかも、いちかわみほサンは、サイパンで眠ったまま。  グッスリンも2回登場したが、2回とも負けたために、冬の赤マスを喰らわず にすんだ。  午後8時30分。優勝決定戦、終了。 【優勝決定戦】 1位・いちかわみほサン  21億5940万円 2位・石川キンテツくん   5億5190万円 3位・すとろう小泉くん   2億2150万円 4位・土居ちゃん        8320万円  土居ちゃ〜〜〜ん! 『桃太郎電鉄』メイン・スタッフとしての意地はないのか!  おっと。土居ちゃんに「意地」なんて言葉をつかった私が悪うございました。  まあ、長い死闘も、女性プレイヤーのいちかわみほサンが優勝ということで、 美しい結果に終わった。 「う、うれしい! ほんとに、今回の『桃太郎電鉄11(仮)』おもしろいです!  12月までこのゲームができないのが淋しいです!」と、いちかわみほサン。 「このゲーム、おもしろいや!」 「いやあ、おもしろかった、おもしろかった!」  みなさん、涙流すほど笑ってくださるのはいいんですけどね。  私さくまあきらは、家に帰ってから、きょうの4試合の実況中継を文章で書か ないといけないんですぞ! テスト・プレイの大詰めで、手直しの箇所を札幌に たくさん送信しないといけないのに。とほほ。  昔からフリー・ライターをやっていたので、こういう試合結果をおもしろおか しく書くのは、ゲームを作るより得意だけどね。  別に実況放送を書かかなくてもいいんけどさ。  ついついフリーライターの血が騒ぐ。  とにかく、みなさん、おつかれさま。  4試合のおかげで、キングボンビーの計算式も変更することができたし、こか まいイベントの手直しも発見することができました。  午後9時。自宅に戻る。  今夜はずっと、日記を書く。ひ〜〜〜っ!    もうすでに時計の針は、午前0時を回った。  ひ〜〜〜っ!
 
さくまNEWS

●9月21日(土)午後7時開演 浜離宮朝日ホール(築地)全席指定6000円
アマデウス・アンサンブル東京--バッハを弾くよろこび、聴くたのしみ--」


※業界の方で鑑賞希望の方は、うちの嫁まで、8月31日(土)までにご連絡ください。
 メールはこちら→sakumacb@za2.so-net.ne.jp

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