5月17日(金)

 寒いね。きょうは。
午前8時。『桃太郎電鉄11(仮)』の仕様書の手直し。

 午前11時30分。嫁と、麻布十番の「浪花家(なにわや)総本店」へ。
 焼きそばに、鯛焼き1枚の黄金セット(これは私が勝手に命名した名前)。
 きょうは、このお店の名物おじいちゃんがいて、先週『うたばん』に出
演したときの話をしてくれた。
「おじちゃん、あの番組で、白あんの鯛焼きなんて、特別なもの作ったか
ら、問い合わせ多いでしょ?」
「多い! 多い! あれは材料が高いし、手間がかかるから、お店では出
せないんだよ!」
「食べたいっていうお客さん、いっぱい来たでしょ?」
「来た! 来た!」
「宇多田ヒカル、いつ来るのって?っていう問い合わせも多かったでしょ?」
「すごかった! すごかった!」
 脇から、若主人さんも「あの番組で、ゲームに負けたら、宇多田ヒカル
さんがここで、バイトするってこと言ってたじゃないすか? だからいつ
来るんですか?っていう電話、たくさん来ましたよ!」
「大変でしたね!」
「あの方(宇多田ヒカル)、ほんとは、自給200万円ぐらいの人なんで
しょ?」
「はっはっは。自給200万円ね。たしかに、そうかも」

 午後12時30分。「らぴす」さんにて、コーヒー・ブレイクののち、
帰宅。
 iアプリ・ゲーム用のクイズ問題を、もう一度チェックしなおす。
 以前作った問題も、地名自体が無くなってしまったものなどもあったの
で、クイズ問題を差し替えたりする。
 おかげで、また クイズ問題は、減ったり、増えたり。
 なんとか、351問まで来た。

 午後3時。三軒茶屋のキャロット・タワー13Fのインデックスさんへ。
 iアプリ・ゲームの打ち合わせ。
 先週から今週にかけて作った仕様書をベースに、このまま配信に向けて、
スタートを切ることになりそうだ。
 いよいよ、サイコロが画面上で、コロコロ回るようになりますぜッ!
 ちょっとだけ、SEも鳴るようになりますぜッ!
 写真画像も、入りそうですぜッ!
 早いねえ。携帯電話の進化は。

 午後4時30分。赤坂TBS会館の1F。キャラクター・グッズ屋さん
に行く。
 ここで、横浜ベイスターズのグッズが買えるようになったのですよ。
 ニッポン放送の代わりに、TBSが横浜ベイスターズを買ってくれたん
でね。
『渡る世間は鬼ばかり』のグッズと並んで、横浜ベイスターズ・グッズが
売られているのは、ちょっと不思議。
 まあ、もっか10連敗中のせいで、私の購買意欲も希薄になっているの で、新作のTシャツを2枚買うだけですんでしまった。もっと散財したか った…って言っても、ほとんどのグッズは持っているんで、買うものはも ともと無い。  雨が冷たい。異様に寒い。  ゴールデン・ウィークに、鎌倉で日焼けして、腕の皮がむけている私と、 今の季節が、おなじ日本と思えないよ。  午後5時。TBS会館地下の「TOPS」へ。  おおっ。「TOPS」の有名カレーに、サラダとヴィシソワーズがつい て、デザートに、コーヒーとTOPSのチョコレートケーキが、ひと切れ 付いてくるコース料理が、3000円となっ!  招いている。呼んでいる。この世の美味しいスポンジケーキ部門第2位 のTOPSのチョコレートケーキが付いてくるなんて! 1位は不二家の ショートケーキだよ。   TOPSのチョコレートケーキが、1カットでなく、スライスされたひ と切れならば、罪悪感を抱かずに食べられるというものじゃないですか。  20年ほど前から、10年ほど前まで、このTOPSのチョコレートケ ーキを食べて、何10キロ太ったか知れたものではない。  私は、ビーフカレー。嫁は、グリーンココナッツカレー。
 むむっ。この「TOPS」に最初に来たの、20歳のとき。ってことは、  30年はここで営業し続けているのか。すごいねえ。30年だよ。  おなじ場所で、30年続けられるなんて、尊敬してしまうよ。味の良さ が確立したからこそ、続いたんだろうけど、本当は、確立したものを維持 することのほうが、新しいものを作るよりも、何10倍も難しい。
 30年分の重みと、30年変わらぬ美味しさのチョコレートケーキを堪能。  午後7時。帰宅。  えっ? ゴン中山が、W杯の代表に選ばれたの?  やるなあ。トルシエ。  前回の岡ちゃんが、三浦和良を外したときの大ポカを演じなかったなあ。    きょうは、横浜ベイスターズ戦が無いので、映画でも見ることにする。  実はいま、『ハリー・ポッターと賢者の石』を見始めたところ。  ハーマイオイニーがかわいいとか、みんな言っていたけど、あの男の子 のことじゃなくて、女の子のほうのことだったんだね。  たしかに、かわいいや。  まだ途中だから、断定はできないけど、テンポの早い映画だねえ。早い くせに、細かいところの作りこみが、実に丁寧だ。  それにしても、子どもが真似したくなるシーンの連続は、お見事だ。  9番線と、10番線の間のプラットホームというのは、子どもだったら 絶対真似したくなるね。  杖も、振ってみたくなるし、ホウキにも乗ってみおたくなる。  帽子で、進路を決めてもらいたくなる。  空中サッカー。ちゃんと対決ものも入っている。  こういうシーンを何の抵抗感もなく、見ることができてしまうけど、何 もないところから、こういう魅力的な場面を作り出すのは、大変なことだ。  まあ、いまのところは、こんな感想程度。  さて。続きを観るか…と思ったら、じゃじゃ馬娘が「パパ〜!」と、や って来て、試験が近いから、藩閥政治と、自由民権運動について教えてく れというではないか!   そんな戦争のない地味なところを教えるのは、面倒じゃないか!と言い つつ、ホームページで、伊藤博文やら、大隈重信、山縣有朋など調べて行 くうちに、私のほうが夢中になってしまったじゃないか!
 

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