5月3日(金) 頼む! 誰か、フジ『めざましテレビ』の軽部真一さんのコーナー名 「マルゼの花道」の意味を教えてくれ! 毎回、どういうコーナーなのか、説明せずに始まってしまうのだ。 おまけに軽部さんは「ここが、マルゼ・ポイント!」と叫ぶが、「マル ゼ」の意味を言わないから、どこがポイントなのか、わからないよ〜! インターネットで検索してみたけど、見つからない。 さて、私は午前中から、鎌倉に向かうはずなのに、自宅から動けない。 鎌倉長谷の家に放置していたVAIOに入っているメール720通が目 詰まりして、受け取れないのだ。 できることなら、東京で家庭内LANがつかえるうちに、整理してしま いたい。 でないと、鎌倉でPHSカードの遅いやつで、メール整理をしないとい けない。 しかし、ときどきエクセルで作成されたMAPが届くせいか、ピタッと 停まったまま、うんともすんとも言わなくなってしまう。 腹減った。飯を食べることを先にしよう。 午後12時30分。嫁と、麻布十番の「萬力(まんりき)屋らーめん」 に初挑戦! けっこう脂っぽいラーメンだが、麺が太くて、腰があり、美 味しい。 嫁は、見るからに真っ赤っかで、辛そうなラーメンを食べている。 あんなの食べたら、お尻が痛くなりそうだ。店の雰囲気が「紅虎餃子房(べにとらぎょうざぼう)」に似ていると思 ったら、系列店だった。 躍進してるなあ、「紅虎餃子房(べにとらぎょうざぼう)」は。 そのうちこのお店の社長さんは、『マネーの虎』とかに出て来ないかな。 午後1時。麻布十番の「ピラミデ」で、コーヒー。 このお店に流れる音楽は、いつもまるで私が好きなレコードをかけてい るような懐かしい選曲ばかりする。きょうもトム・ジョーンズの『デライ ラ』に、カウシルズに『雨に消えた初恋』が流れていた。 オールド・ポップス・マニアのけーむらクンは、麻布十番に寄ったおり には、ぜひこのお店へ。ウォーカーブラザーズなんか、アルバムごとまる まる流してくれます。有線放送なのかなあ。 午後2時。自宅に戻り、さらにメール・チェック。 遅々として、進まず。 それでも残り720通が、380通まで受け取れた。 でもこのままだと、1日このメール受け取り&削除で終始してしまうの で、嫁とでかけることに。 午後3時59分。新宿高島屋の東急ハンズで、TV用のターン・テーブ ルを買って、新宿新南口駅から、湘南ラインに乗り込む。 去年まで鎌倉に行くのに、品川駅で乗り換えて、横須賀線で鎌倉までだ ったので、新宿始発が増えたのは、格段に便利。 でも、きょうの湘南ラインは、大船どまり。まあこれ以上、贅沢を言っ てはいけない。 きょう電車のなかで読もうと思って、旅行用カートに入れておいた 『“全身漫画”家』を、昨日、柴尾英令くんが読んでいたではないか! 何か悔しいぞ! 悔しいけど、読む。 ふむふむ。『まじかる☆タルるートくん』が連載中のときは、私も『週 少年ジャンプ』で連載をしていた当事者だけに、ほうほう、へえへえ、あ のときは、あんな風だったのかと、合点がいく話もあって、楽しい。 何度か、「悪名高き読者アンケート」という言葉が登場するが、江川達 也さんも言っているように、実力の無い人間にとっては、「悪名高き読者 アンケート」であって、『週刊少年ジャンプ』ほど、人気を勝ち取れば、 何の要求でも通る編集部はなかった。 他社の編集部のように、人気が無くても、編集さんと毎週いっしょに釣 りに行っていれば、連載が終了しても、次の連載ができるといった情実が まったく無い素晴らしい編集部だった。 ただ本当に真剣勝負の毎日だっただけに、読者ページといえども、14 年間やり終えたときには、本当にHPが0になった。 また、人気第一! 人気第一!と叫んでいた『週刊少年ジャンプ』だけ ど、意外なほど、マニア向けの漫画家さんたちを輩出している。 諸星大二郎さんと、星野之宣さんを生んでいることだけでも、じゅうぶ ん実証できていると思う。 博物学の巨人・南方熊楠(みなかた・くまぐす)さんのことを描いた岸 大武郎さんの『てんぎゃん』などは、ほかの少年誌では、絶対掲載不可能 な作品だ。 あの広島の原爆投下を描いた『はだしのゲン』も、『週刊少年ジャンプ』 の連載作品だった。 午後5時10分。鎌倉駅着。 ぐおおおおおッ。4月27日からのゴールデン・ウィーク前半戦のとき も、すごい人出だったけど、きょうの鎌倉の混雑ぶりは、もっとすさまじ いなあ。 あふれてる。あふれてる。ホームからお客さんがこぼれそうだ。 駅員さんがハンド・マイクを片手に、乗客を誘導している。 トイレの前には長〜い、長〜い、長蛇の列。 江ノ電は、JRへの乗り換え口を閉鎖させて、混乱を防いでいる。タク シー乗り場の場所が、臨時歩道になって、タクシー乗り場は、一列駅から 遠ざかっているではないか。 ゴールデン・ウィークの鎌倉駅って、ここまですごかったのかあ。 来てみないと、わからんもんだねえ。 午後5時30分。江ノ電側の鎌倉駅に垂直に走る道の通り沿いにある和 食の「仲乃坂」に初挑戦。 ぶりかま定食に、かつおのお刺身定食。 うまい! いきなり、うまい! ご飯もうまい! もちろん、お刺身も、 煮魚も美味しい! これはいいお店を見つけた! 午前11時から開店し ているから、ここで朝ご飯を食べてからでも、都心の打ち合わせに間に合 うぞ。 鎌倉に豪邸を建設予定の?井沢どんすけ先生! このお店は美味しゅう ございまするぞ! どんどん! 太鼓判! 午後6時30分。鎌倉長谷の家に。2日ぶりの帰還。 さっそく、TBSテレビで、横浜ベイスターズ対巨人戦を見る。 はいっ。順調に負けております。 なにしろ、今シーズン、正確に1勝3敗のペースを続けているから、き ょうも負ける日です。 横浜ベイスターズ・ファンは森祗晶監督といっしょに、きょうも耐えま しょう。 巨人6点。横浜0点。 もうどうにもなりまへん。 でも明後日は、1勝3敗の、1勝の日だ。
●5月18日(土)午後7時開演 浜離宮朝日ホール(築地)全席指定6000円 「アマデウス・アンサンブル東京--モーツァルトを弾くよろこび、聴くたのしみ--」 コンサートマスター:朝枝信彦 ファゴット独奏 岡崎耕治 ※業界の方で鑑賞希望の方は、うちの嫁まで、5月8日(水)までにご連絡ください。 メールはこちら→sakumacb@za2.so-net.ne.jp |
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