5月1日(水) 午前8時。いかんなあ。また仕事始めちゃったよ〜。 『桃太郎電鉄〜地方編』のMAP作りから、各都市の物件に仕事が移行し たから、ますます楽しい時期に入っちゃったよ。 九州編に続く、地方編が、どの地方をフィーチュアしているかを日記に 書けないのが、もどかしいなあ。 午前10時。嫁からメール。海にいます? ありゃ、いつのまに。 私も浜辺に出る。いい天気だ。 幼稚園児たちが、波打ち際で遊んでいる。 ありゃ、ありゃ。やっぱり、海の中に腰を降ろしちゃってる子どもがい るよ。 海に来て、子どもたちに、海に入るなというほうが、酷だよな。 少し、日に焼けた。 嫁はまた、一段と黒くなった。 午前11時。急に曇って来たので、鎌倉長谷の家に戻る。 帰り支度。ぐへっ。旅行用カートでも、VAIO2台を入れると、重い なあ。 午後12時。江ノ電長谷駅から、江ノ島駅へ。 江ノ電から見える海の景色は、いつ見ても気持ちいいなあ。 やっぱり江ノ電は、和製ディズニーシーですなあ。 車窓から見える家が、黄色に、青に、白と、明るい。 おや。ごひいきの江ノ島「舟膳(ふなぜん)」が休業とな。ゴールデン・ ウィークの谷間で、ひと休みのようだ。 仕方なく、江ノ島海岸通の「ふな和」へ。 アジのたたき定食にしたのだが、トッピングで注文した、しらすの天ぷ らがうまかったあ。 江ノ電江ノ島駅から、小田急江ノ島駅へ向かう。 ここは以前、賃貸マンションを2年間借りていたことがあるので、なつ かしい。 でも新しいお店がいっぱい増えていて、ちょっとくやしい。10年ほど 前のあの頃、食べ物屋さんは、ほとんどなかった。 午後1時。小田急江ノ島駅から、辻堂の汐見台4丁目へ。 「BOULANGERIE TOURNSOL(ブランジェリー=パン屋さん・トゥルヌソル =ひまわり)」というパン屋さんに行く。実は、このお店は、私の親戚の 森勲さんのお嬢さん夫婦がオープンしたお店。 先日、朝枝信彦さんのコンサートのときに、ここのパンをいただいたの だが、本当に美味しくて、鎌倉に寄ったときは、一度寄ってみようと思っ ていた。でも考えてみたら、当たり前すぎることだけど、このお店のお嬢さんも、 当然ながら、私と親戚である。 だったら、事前に連絡してから行くべきだった。 突然来た初対面のお客さんから「実は、親戚なんですよ!」といわれて もねえ。お嬢さん、きょとんとしていた。 私も言ってしまったものの、何をどうしたら、いいのか、わからなくな ってしまった。ただ黙って、パンを買って帰るだけっていうのもねえ。 やっぱり、初めて会う人とは、お互いのことを知ってる人を介して、会 うべきですな。ははは。身勝手でした。 でも、親戚だからって、身びいきでいうんじゃなくて、ここのパンは本 当に美味しいよ。 あっ。名前覚えてくるの忘れちゃったよ。アーモンド・スライスに蜂蜜 がかかったパンが絶品なのよ。これがもう一度食べたくて、やってきたよ うなものなのだ。意外なところでは、ラスクが美味しい。ここまで美味し いラスクというのは、初めて食べたというぐらいの味。 午後1時26分。茅ヶ崎駅から湘南アクティに乗る。 本来、東海道本線なのだから、横浜―川崎―品川―東京駅へと進む路線 なのだが、この湘南アクティは、横浜の次が、一気に恵比寿という大胆な 路線。さらに恵比寿から、渋谷―新宿―池袋と進み、最終的に大宮のちょ っと手前まで行く。 最近JRがけっこう大胆なことを密かに始めている。 JR五反田駅の隣りに、何やら新駅を建設中のようだし、秋葉原デパー トを買収したり、2005年開業予定の「つくばエクスプレス」は、この 秋葉原と繋がるようだ。 車中、待ちきれずに「BOULANGERIE TOURNSOL」のショコラ・コロネを食 べてしまう。チョコ・コロネの口の広い部分に、アーモンドが大きめの粒 で、ふたをするかのようにトッピングされている。 グリコ・アーモンド・チョコで育った世代としては、「アーモンドふん だん」という言葉だけでも酔いしれてしまうほうだから、んまい、んまい、 んま〜い!だからといって、いい年こいて、口のまわりと指先を、チョコ まみれにしてはいけまへん。 午後2時17分。新宿まで行く予定だったが、資料用の本が買いたくな って、恵比寿で下車。 5Fの本屋さんで、しこたま本を買う。 午後3時。帰宅。 帰るだけのつもりが、いろいろ寄り道してしまったものだから、疲れた。 VAIOを2台携帯の移動はきつい。 ベッドにひっくり返って、本を読もうとしたら、まるで「おいおい! 何日も家をあけて、どこ行ってたんだよ!」といわんばかりに、枕元の電 気スタンドの蛍光灯が切れた。鎌倉に行く日は、点灯していたのに。 『裏切りのサンダーバード』(西村京太郎・新潮社)を読み始める。 西村京太郎さんのこのところの快作ぶりは、一体どうしたことだろう。 ふつう作家というのは、ベテランになると、変化球投手になって、文章の 巧みさで読ませるものなのだが、今になって、デビュー当時の豪速球投手 に戻っているのだ。 すごいなあ。 地方遠征中の読売巨人軍の選手が全員、新幹線から消えてしまう『消え た巨人軍』を書いていた頃の、大胆不敵な豪腕に戻っているのだよ。 こういう作家さんもいるんだなあ。 私も、へばった、へばったと言わずに、がんばらねば。もちろん、言っ てるだけ。へへへっ。 午後6時。私ひとりで、新宿伊勢丹へ。 先日作ったメガネを受け取りに行く。 「ビック・カメラ」で、電気スタンドの蛍光灯を買う。 すごいね、ビック・カメラ! 夕方4時までに、ビック・カメラで商品を買うと、東京23区内なら、 その日の夜に商品を送ってくれるサービスを始めている! 流通革命だな あ! せっかちな私としては、「カメラのさくらや」から、寝返ってしま うに、じゅうぶんな動機だ。JR東日本だけでなく、世間もひそかに便利 になっている。 午後7時。帰宅。 伊勢丹で買って来た、なだ万のお弁当を食べながら、今初の連勝をめざ す(いまだに連勝がない)横浜ベイスターズをテレビ神奈川で、観戦。 しかし、横浜ベイスターズの前に立ちはだかるのは、昨年セ・リーグの 最多勝投手ヤクルトの藤井! 1対7。豊かに負けましたよ。エラーもたくさん、凡打もたくさん見せ ていただきました。ヒットは打たなかったけど、小池三塁手が先発出場し たからいいや。 小池選手を始め、内川、古木、七野(しちの)とった横浜ベイスターズ 生え抜きの選手が成長した頃が、第3次黄金時代だ。 午後8時。菅沼真理(通称:すがねまチャン)さんが来る。 今後、VAIOはウインドウズ2000のほうを使うことにしたので、 また家庭内LANを設定してもらう。 ついでに、プロアトラスもインストールしてもらって、古いほうのVA IOのゴミを取ってもらう。ゴミって何!? その間、私が手伝えることはひとつもないので、娘から高校生活を聞い たり、無事退院した『ポポロクロイス物語』の原作者・田森庸介さんの ホームページを読む。 すごいよ〜! 2ヶ月近くの闘病生活を「笑病日記」と題して、更新し ている。 この2ヶ月間のダイジェストではなくて、毎日、毎日、いつものように だ。手術当日の日も書いている。 「笑病日記」というからには、コミカルに描写している。 やっぱり、作家だねえ。点滴だけで、水も飲めない状態の生活を、おも しろおかしく書いちゃうもんなあ。 すがねまチャンのVAIOクリーンがことのほか、時間がかかっている ようなので、壮年は、『裏切りのサンダーバード』(西村京太郎・新潮社) を読みながら、さっさと就寝してしまうのであった。 すがねまチャン、ごめん!
●5月18日(土)午後7時開演 浜離宮朝日ホール(築地)全席指定6000円 「アマデウス・アンサンブル東京--モーツァルトを弾くよろこび、聴くたのしみ--」 コンサートマスター:朝枝信彦 ファゴット独奏 岡崎耕治 ※業界の方で鑑賞希望の方は、うちの嫁まで、5月8日(水)までにご連絡ください。 メールはこちら→sakumacb@za2.so-net.ne.jp |
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