3月19日(火) 午前10時30分。西武新宿上井草駅前の「細見デンタルクリニック」 へ。 毎週すっかり、お稽古事のように通院している。 おかげで、車中で、けっこう本が読める。 昨日から読み始めた『絶景冬列車の旅』(櫻井寛・東京書籍)の続き、 『絶景春列車の旅』を読んで、『絶景夏列車の旅』まで来た。 この3月は、まったく遠出をしていないので、鉄道の本でも読んで、 気を紛らわそうと思ったのが、よけい旅心が募るばかりだ。 あれほど苦しめた歯の治療もきょうで完了したのだが、古い前歯が治療 した歯の色と合わないので、引き続き、治療してもらうことにした。 当分また、読書列車だ。 午後11時30分。嫁と、新宿伊勢丹デパート2Fの「アフタヌーンテ ィー」で待ち合わせて、食事。 食後、丸井の「IN THE ROOM」を散歩。インテリアのお店は、 けっこう歩くので、運動にいい。9階まで全部見てしまった。 午後1時。帰宅。 『絶景夏列車の旅』を読み終える。 こうなると『絶景秋列車の旅』が読みたくなるが、なぜ買っていなかっ たんだろう。血液A型の性格からして、全館揃っていないものなど買うわ けがないのに。 『秋』だけがない。 本屋さんで、単行本が、1巻、2巻、3巻、5巻、6巻、7巻と並んで いたら、まず間違いなく1〜3巻まで買って、4巻を買ってからでないと、 5巻以降が買えない。 午後2時。ハドソンの梶野竜太郎くん、石崎仁英くんが来る。 今月末の「桃太郎電鉄石像除幕式」中心の打ち合わせ。 本当に大規模なセレモニーになってしまっているようだ。 ほかにも、あれこれ、新しい宣伝方法を打ち合わせ。 「桃太郎電鉄ジャパンカップ 2002」がうまいこと発展して行ってく れると、うれしい。 午後6時。「ふくぽんのギョーカイ放浪記」のほうで、渋谷の「でび」 ラーメンに機会があれば行ってみてくださいと書いてあったので、嫁と行 ってみる。 ちょうどハドソンの梶野竜太郎くんたちとも、このラーメン屋さんの話 が出たので、いい機会であった。 場所は、渋谷道玄坂・百軒店(ひゃっけんだな)の入口という最高の立 地。味のほうは、トンコツがベースで、ちょうど博多の「一蘭(いちらん)」 のラーメンから、唐辛子を抜いたような感じ。 麺が固めで、胡麻の香りが強いので、私はけっこう好きな部類に入る味 だけど、もうひとつ個性が強くない。やけに優等生な味なのだ。「一蘭 (いちらん)」のように、好き嫌いがはっきり出るようなアクがほしい。 トッピングに、大根とか入っていて、「おっ!」と思わせるところは、 けっこうあるんだけど、惜しい。でもたしかに渋谷のラーメン激戦地を生 き抜いただけのことはあるレベルだ。 それだけに、あと1段階上に上がってほしい。 食後、「ブックファースト」で、『絶景秋列車の旅』(櫻井寛・東京書 籍)を買って帰る。これでひと安心。 しかし、先月から始めた「本棚に隙間を作るべく大いに読書をしようキ ャンペーン」は、けっきょく、1冊読んだら、その人のほかの著作物が欲 しくなって、本を買いに行ってしまうので、なかなか本棚に隙間ができな い。困ったもんだ。 「本は子どもを生む」という言い方は正しい。 『桃太郎電鉄11(仮)』の手直し作業。
-(c)2002/SAKUMA-