３月１１日（月）

　風邪、もしくは花粉症は、かなり復調。

　午前１０時。鈴木宗男のＴＶ中継に後ろ髪を引かれつつ、家を出る。

　午前１１時。西武新宿線上井草駅前の「細見デンタルクリニック」へ。
　本日、いよいよ３本の歯が入った。
　大工事を物語るかのように、料金２１万円！！！　消費税を加えると、
２２万円とちょっとであった。まさに国家的事業である。明治時代なら、
ダムのひとつも建った金額だ。

　午後１２時。原宿の「ペルティエ」で、嫁と待ち合わせて、ランチ。

　午後１時。嫁と白金台を散歩。
　ＳＯＮＹミュージック・エンタテインメントの裏に、豪邸街があると聞
いたので、森林浴のように豪邸を見物しようと思ったら、そんなになかっ
た。正しくは、なかったのではない。豪邸過ぎて、豪邸「街」にならない
のだ。
　何言ってるか、わからないでしょ？
　言葉のマジックなんだなあ。

　１軒の大きさが、大型マンション以上の大きさなので、一区画が１軒家
になっているのですよ。わかるかなあ？　この想像を絶する世界。
　要するに、広い地域に、豪邸が数件あっただけなのだ。
　だから、豪邸「街」にならなかったというオチなのである。
　神楽坂の豪邸街のほうが、風情があって、楽しい。

　午後２時。帰宅。
『桃太郎電鉄１１(仮)』の手直し作業。
　ようやくスピードが上がって来た。

　夕方、ＴＶで鈴木宗男関連のニュースを見る。
　何か変だなあ。
　もともと田中真紀子さんと、鈴木宗男、野上元外務次官の三つ巴の話だ
ったのに、いつのまにか、鈴木宗男の「威圧」「威嚇」問題に、話題がす
り替わっている。
　たしかに鈴木宗男は「疑惑の総合商社」かも知れないけれど、何か変だ。
　社民党の辻元清美議員のほうが、よっぽど「威圧」的で、「威嚇」的で、
「恫喝」的なのではないだろうか？
　それと、こういう疑惑をわざわざ、予算委員会でやるというのも、変な
気がする。本来、構造改革を推進するかどうかが発端だったのに、鈴木宗
男が、魔女狩りの対象になっているだけのような気がする。

　たとえ話の「たとえ」のほうに、話題が移って行ってしまってないか？
　外務省の「伏魔殿(ふくまでん)」ぶりのほうを、話題にすべきなのでは
ないか？
　野党は、変だ。与党は、もっと変だけど。

　午後７時。嫁と、麻布十番へのじゅうたん爆撃、再開！
　本日は、三の橋の居酒屋「あらき」。「き」は、七が３つ並ぶやつ。何
でこの文字、パソコンにないのかなあ。パソコン作る人に食い道楽がいな
いのかな。グルメにとって、七が３つやつは、ポピュラーなんだけどなあ。
　こんな文字ね。

「　　七
　　七　七　」

　店内は清潔で、けっこう広い。
　厨房の掃除が行き届いているのが、立派。

　居酒屋なんだけど、どの料理も美味しい。
　桜エビの天ぷら、焼き竹の子、温泉玉子とめかぶのとろろ。ホウレンソ
ウの胡麻和え。白えびの昆布〆、竹の子ご飯、焼きおにぎり。
　焼きおにぎりが美味しかったなあ。
　この焼きおにぎりを食べに来るだけでもいいくらい、美味しかった。
　味噌汁も美味しかった。いいお店は間違いなく美味しいの定説通り。

　このお店は、ローテーション入り確実だな。

　午後９時。帰宅。
『桃太郎電鉄１１(仮)』の仕様書手直し作業に、邁進だ！

　ＴＶでは、辻元清美、出まくり。
　完全にいい気になってますな、あの方…。