2月20日(水) 鈴木宗男の答弁は、抑揚が無くて、一本調子だなあ。 言い訳も、相変わらず見苦しいが、それ以上にひどいのが、鈴木宗男を 追及する側の野党。 憶測、噂で攻めちゃダメだよ。国会は週刊誌じゃないんだから。 「ムネオハウス」の看板も提示せずに、「現地の人たちはムネオハウスと 呼んでいる」だけでは、説得力が無い。 余談だが、鈴木宗男、雪印。ハドソン。 共通のキーワードは、北海道である。 他意はない。 あったとしても、「他意はない」と答える。これが鈴木宗男。 ちょっと真似てみた。 午前11時。嫁と、近所の「スターバックス・コーヒー」へ。正しくは 「アフタヌーンティー&スターバックス・コーヒー」。 「アフタヌーンティー」のほうで、エッグサンドに、新製品の包み焼きハ ンバーグ。新製品が熱くて持てない。でも「スターバックス・コーヒー」 も「アフタヌーンティー」も、冷たいパン類ばかりだから、暖かい商品は 歓迎かも。 いずれにしても、躍進している企業は、新製品の開発に余念がない。 午後12時。佐藤志靖さんの美容室『レ・ザンジュ』へ。 「さくまサン! その後、ラーメン・ゲーム、どうなりました?」 「あれか。ダメだねえ。もう5〜6年ぐらい、あれこれいじってるんだけ ど、もうちょっとのところで、決定打が出ない!」 「そのゲームは、どうやると成績よくなるんですか? 店舗の内装ですか? 味ですか? 人材ですか?」 「そこなのよ。人材とか、味って、数値に出ないじゃない…」 「そうですよねえ!」 などということを言って、シャンプー台で髪を洗っていると、電撃的な ひらめきが、ピカッ! バリバリバリッ! ラーメン・ゲームの突破口が浮かぶ。 これはいいぞ! これなら人材も、味も、数値にできる! 完成は大幅に遅れるようなアイデアだけど、確実にいままでの欠点を解 消できるぞ! ふっふっふ。この電撃が走る瞬間が、クリエイターにとっ て、最高のご褒美なんだよなあ。 1日経ったら、まったく覚めてしまったなんてことも多いんだけどね。 午後2時30分。原宿まで、散歩しながら、ぶつぶつ、ラーメン・ゲー ムのことを考える。出たアイデアは、携帯電話の送信メールで、自分のパ ソコンに送る。 この方式を一度つかってみたかった。よしよし。 午後3時30分。帰宅。 さっそく、ラーメン・ゲームのシノプシスを変更する。 いいシステムが浮かんだけど、こいつは面倒だ。 『桃太郎電鉄』並みに複雑だ。 骨格は見事にスマートになったので、いい傾向なんだけどなあ。 午後4時。テンユウの杉沢義文さんと、漫画原作者の石関秀行が来る。 去年の暮れから進めている、ある出版企画の打ち合わせ。本の出版は、何よりも好きなので、決まってほしいけど、いま出版業界 は、何を出版しても、まったく売れない業界なので、なかなか企画が通り づらい。 でも、出版企画を考えるのは、三度の飯よりも大好きなので、いろいろ プランニング! 午後7時。家族3人+石関秀行で、西麻布の「たぬき」へ。 さわらの西京焼き。 午後8時30分。帰宅。 漫画原作者の石関秀行と話をしたので、漫画の原作を書きたくなったり、 ラーメン・ゲームの仕様書を進めたくなったり、心は千々に迷いけり。 今週末から、また京都にひとり合宿に行くので、そこで集中的に取り組 む仕事をそろそろ決めねば!
-(c)2002/SAKUMA-