1月28日(月)

 ひさびさに8時間ぶっ通しで寝ることができた。
 昨日の「桃太郎電鉄 ジャパンカップ2002」で疲れたせいだろう。
ああいうことで疲れる分には、いっこうに気にならない。

 沼田友くんからのメール。

 どんべえの関東と関西の食べ比べ。面白かったです。
 じつはぼくも去年の夏「インスタントラーメン研究レポート!」を
 作った男で、ちょっと詳しいんですよ。
 まず原料は、たくさんはいっている順にならべて書かなければなら
 ない法則があるんです。だから関東は野菜エキスが多かったり、関
 西はより味を複雑にするためにたくさんエキスなどが入っていて、
 具がたっぷり入っている関西のうどんを表現しているんですね。

 そして、なかみをあけずに簡単に関東風か関西風か見分ける方法!!
 成分表の右下に(S)や(N)と書いてありませんか?じつはそれが
 (S=サウス)(N=ノース)を表しているんですよ。

 関東と関西で味が違うのはどんべえだけではありません。
 たしか赤いきつねとみどりのたぬきもそうです。そばどんべぇも同
 じです。

 さらに!関東と関西の境界線はどこかご存じですか?
 なんと関ヶ原!やっぱり天下の分かれ目は関ヶ原なのでした。

 こんなもの投稿してどうしろというわけではありませんが、ぼくも
 好奇心の固まりなので・・・

 沼田友くんのほかにも、たくさんメールが来た。
 ああいうインスタント食品って、みんな研究するんだねえ!
 関が原というのは、作物も天下分け目の場所だったりする。関西がネギ
の緑色のところをつかい、関東がネギの白いところを多くつかう。このち
ょうど中間なのが関が原なのだそうだ。
 ほかにも植物の分布とか、ここで分かれていることが多いそうだ。
 なるべくして、古戦場になったわけだな。

 午前11時30分。嫁と麻布十番の「浪花家(なにわや)総本店」へ。
 焼きそばに、鯛焼き1枚の黄金メニューを食べる。
 ソースのかかったキャベツをしゃきしゃき食べると幸せ!
 鯛焼きも極上のあずきが熱くて美味しくて幸せ!

 食後、仙台坂下から必死に品川方面に散歩を試みるが、道路のほうが左
曲がりばかりで、どうしても桜田通りに戻ってしまう。いたずらに歩き疲
れただけ。

 午後1時30分。喫茶店「らぴす」さんで、コーヒー補給して、自宅へ。
 電車のなかや、人との雑談などで出たアイデアをまとめる作業。
 部屋の掃除というより、情報の整理ですな。
 美味しいお店の住所と電話番号を携帯電話に書き写す作業が、いちばん
時間がかかったりする。
 SONYの携帯電話は、メモ帳のところで、改行できないのが、つらい。
 読みやすくするために、私は改行をするのが大好きなので、イライラする。
 これが私の携帯のメモ帳だっ!

<漫画一覧表>
 こち亀…128巻
 バカボンド12巻
 ジパング… 4巻
 部長島耕…10巻

 漫画って、何巻まで買ったか、わからなくなるでしょ?
 ほかにも、江ノ電時刻表とか、思いついたアイデアを書き込んでいる。

 ところが先日の高松&博多遠征で驚いた。
 ハドソンの梶野竜太郎くんとみんなで仕事の話を熱心にしていたら、ず
っと梶野竜太郎くんはみんなの話をしながら、カチカチカチッと音を立て
てメールしているではないか。大事な話の途中に不謹慎な男だ!と思った
ら、これがなんと! 
 重要事項を自分のパソコンにメールしているのだそうだ。
 なるほど、それならメモ帳入らずではないか!
「横着するためなら、どんな努力も惜しまない!」という矛盾した名言を
吐いた、漫画家の鳥山明くん並みの横着度である。これはかなり悔しい!

 こういう生活のなかの横着アイデアがあったら、是非教えてほしいものだ。
 題して「さくま家の食卓」だ。

 NHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』の後編を見る。
 どうにも最後まで肌の合わないドラマだった。たまにこういうことがある。
 さすがにこの時代のテンポの遅さはかったるい。
 音楽が古めかしい。

 午後7時。家族3人で麻布十番の「かどわき」に初挑戦。
 お昼にこのあたりを散歩していたときに、このお店の玄関に「寒ブリの
しゃぶしゃぶ」の文字があった。
 お店の門構えも、美味しそうな雰囲気だったので、インターネットで調
べて予約をして来てみた。1日に二度も麻布十番に行く執念。我ながら恐
ろしい。

 しかし、二度まで来た甲斐があった!
 寒ぶりのしゃぶしゃぶは、絶品!
 白菜ではなく、レタスをつかうところが、寒ブリの脂とよく合う。
 これは見っけものだ!
 ほはにも、寒ブリを、かぶらで巻いて、納豆醤油で食べるのが美味しか ったし、最後の白子の雑炊も美味。 「樋口」とか「忘吾(ぼあ)」クラスの値段のお店だけど、じゅうぶん強 力なライバルになれるほど美味しい。  お店のご主人の人当たりの良さは財産だ。  おしゃべりが流暢過ぎず、無駄口も少ない。
 たぶん今後、何度も登場するようになるお店だろう。一度で高い評価を 与えすぎてはいけないので、正しい評価はまたいつか!  午後9時30分。帰宅。  情報整理は、まだまだ続く。  携帯メールの押し過ぎで親指が痛いでござるよ。  これで手書き用のメモ帳を持たずにすむ…までには、もう少し入力に時 間がかかりそうだ。
 

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