1月17日(木)

「桃太郎電鉄ジャパンカップ2002」に来てくれた、さくまにあのみな
さんから、続々メールが届いて、楽しいかぎり。
 さくまにあ同士でも、友だちの輪が広がっているようだねえ。
 読者ページばかりやっていた男としては、こういう風に反応があること
は、なによりうれしい。

『桃鉄研究所』を再開したくなった。

 それより、きょうもまた体調不良。
 京都のマンションにて、起床も、腰痛が出て、動けない。
 午前10時17分の京都駅から新快速に乗ってと、小旅行のメモまで昨
夜作ったにもかかわらず、身動きできない。
 寝ていても腰が痛い。
 外れそうな奥歯は、次第に頬が腫れるまでに痛くなって来た。

 小旅行を断念する。

 午前11時。お腹も空いて来たので、よろよろでかける。
 昨日までのポカポカ陽気と打って変わって、比叡おろしの冷たい風が吹
き出した。気温以上に体感が寒く感じる京都名物だ。

 何を食べるか決まらないまま町に出てしまって、その後もずっとどの
お店で食べたらいいか悩みっ放しの1日ってない? 
 きょうはまさにそんな日。
 一旦、マクドナルドに入ったのに、カウンターまで行かずに出てしまっ
た。重たい物は食べたくないし…と、否定形ばかり、強固になって行く。

 ドラッグストアで、薬類を買うも、軽い物ばかりなので、たいした荷物
にならず。これで荷物が重くなれば。妥協して、お店からいちばん近い所
で食べてしまえるのだが、身軽なので、まだ歩いてしまう。

 河原町を南下する。「自遊人」はふとどきにも「胡麻供養のため、15、
16日閉門」とあいかわらず、あのおっさん、ふざけた張り紙を出してい
るなあ。ん? きょうは17日だから、お店やっている時間なのに。また
開店時間を遅らせているな。
「ヤオイソ」という果物屋さんが、フルーツ弁当という不思議なメニュー を出している。果物にご飯、シュークリームのなかにまた果物という際物 (きわもの)だ。これはネタになる。取材せねばと、階段を登るも、昨年 暮れにて、閉店の張り紙が。  ついていない日は、こういうことが続く。 「ヤオイソ」は、四条大宮店がまだあるはずだから、そっちにいつか行っ てみよう。実は四条大宮店は、以前行ったことがある。フルーツパフェの 美味しいお店だった。  いまの麩屋町のマンションの前は、この四条大宮のマンションだった時 期があるのだ。  どうもこの文章おかしいなあ。本来なら「いまの麩屋町のマンションの 前は、この四条大宮のマンションに住んでいた」が正しいのだが、定住し ていたわけではないから書きづらい。「住んでいた」と書いてしまっても いいよな気もする。文章も低調なり。  高島屋の地下を物色。  フルーツサンドのお店があった。さっき「ヤオイソ」で、フルーツ弁当 を食べる気分になっていたので、このお店でもいいやと入る。  しかし、フルーツサンドとフルーツジュースしか置いていない。  コーヒーを置いていない。  フルーツサンドにコーヒーで食べたかったのに〜!  しかも出て来たフルーツサンドのひとかたまりが大きい。  とてもこんな大きさは、京唄子さんか、今井美樹さんか、鬼塚ちひろサ ンじゃないと、ひとくちで食べられないよ。  片手で、ひとかたまりを持つと、中身のフルーツがずれて、みるみる山 が崩れていく。まいったなあ。  こういう日は、新しいお店に挑戦しちゃいけないね。  ほかの日よりも評価が辛くなってしまう。  午後2時。マンションに戻り、帰り支度。  もう1日いようと思ったけど、京都の冬の寒さは身体によくないので、 帰ることにした。  午後3時9分。京都駅。のぞみ18号。  いやあ。我ながら、びっくりしちゃったよ。  新幹線のなかというのは、私にとっては、格好の仕事場で、もりもり、 ばりばり、機関車(新幹線じゃないのか?)のように仕事をしまくる場所 である。  ところが、きょうは疲労困憊で、睡魔のほうが勝り、熟睡。  だいたい電車のなかで寝ても、最長1時間以内だ。  ところが、きょうはなんと小田原駅を通過するまで熟睡してしまった。  京都。米原。名古屋。浜松。静岡。熱海。小田原である、新横浜の一歩 手前!  2時間近く寝てしまったのかあっ! 何たる不覚。  というより、それだけ疲れてたんだなあ。  午後5時26分。東京駅着。  やっぱり東京のほうが、あたたかいね。  午後6時。自宅に荷物を下ろして、その足で嫁と「樋口」へ。  京都から帰ってきて、わざわざ京風料理のお店に行くことないんだけど、 無性に食べたかった。たぶん京都の「忘吾(ぼあ)」が今回美味しくなっ ていたので、どこかで食べ比べたい気分になっていたのだろう。
 おお! 新年が明けて、「樋口」も美味しさが、一段とアップしてい たぞ。  う〜む。甲乙つけ難い美味しさだ。  午後9時。帰宅。  日記用の写真の整理が大変! 嫁がまとめるんだけど、今回ほとんど 旅行中、柴尾英令くんが撮ってくれていたので、実はどんな写真を撮ら れたのか見るのは、きょうが初めてなのだ。  さすが、取材記者出身らしいツボを押さえた写真だなあ。  桃鉄大会を2階から撮るところなんか、簡単そうで、素人なら忘れる 構図だ。  歯の痛みは、嫁に「顔の半分が膨れているわよ」というぐらい悪化し ている。  きょう行かなかったのは、休診日だから。  明日は、歯医者に行かないと。  自宅のお風呂って、何でこんなに疲労が取れるんだろうなあ…。
 

-(c)2002/SAKUMA-