1月6日(日)

 どうも変だ…。
 例年必ず年賀状を送ってくる人たちのハガキが届いていない。
 気のせいかとも思ったが、あの日本一几帳面な男と呼ばれる榎本48歳
が、いつものまわりくどいだじゃれ付きの年賀状を送って来ない。
 あの「送って来なくていいよ」と何度言っても、毎年、お中元、お歳暮
を一番先に送ってくる男が、今年にかぎって年賀状を書かないわけがない。

 ショッカー0野くんに至っては、昨年暮れ、年賀状に書く文面を電話で
相談して来たくらいなのだから、来ないわけがない。
 ほかにも、親戚の人や、かかさず10年以上来ていた人からの年賀状が
無い。
 たまに郵便局員が年賀状を川に捨てたみたいな事件が新聞を賑わすけど、
やられたかな?

 午前10時30分。嫁と、高円寺の整体さんへ。

 午後12時。高円寺の喜多方ラーメンの店「坂内(ばんない)」へ。
 ネギ焼き豚ラーメン。ちょっと辛い。
 でも喜多方ラーメンの太麺はやっぱり美味しいなあ。

 午後1時。地下鉄新高円寺駅から、中野坂上駅へ。中野坂上駅から、大
江戸線へ。麻布十番まで行こうと思ったけど、時間が無くなって来たので、
私だけ国立競技場前駅で降りる。嫁は麻布十番へ。

 午後2時。佐藤志靖さんの美容室『レ・ザンジュ』へ。
 どうも私は、整体さんと、美容室と、病院の3つのローテーションのた
めに、地方から帰って来ているようだ。まるで船が港に入って、新しい薪
と水を積んで、また出港するみたいだ。

 午後4時。たまたま見たTVで『輝け県―1グランプリ』という番組を
やっていた。47都道府県の出身タレントを一堂に介して、激論バトル。
『桃太郎電鉄』の作者としては、まさにその場にいて、解説を加えたかっ
たような番組。
 出身タレントを毎回変えれば、毎週でもできるんじゃないだろうか、こ
の番組。

 午後6時。自宅にて、食事。

 午後8時。NHK『利家とまつ』が、きょうからスタート。
 う〜ん。歴史好きの作りではないようだなあ。トレンディ・ドラマっぽい。
 
「数奇者(かぶきもの)」という言葉が何度も出てくるが、どうもこの言
葉は『花の慶次』(原哲夫・集英社)のイメージが強いだけに、違和感が
ある。おなじ前田家だけに、血統という解釈なのかな。
 思わず、途中で10分ほど寝てしまった。
 これが自然の評価だな。

 午後9時。テレビ朝日『長崎ぶらぶら節』。
 吉永小百合さん主演の映画だ。
 この手の映画は、方言を忠実に再現しようとする傾向に流れるきらいが
あるけど、まんまと方言がきつくて、何を言っているのかわからない。
 『桃太郎電鉄』でも、どこまで方言色を強くしたらいいのか悩むのだが、
こういう映画を見ていると、方言がきつすぎるのは、考えものだ。
 

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